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更新日:2008年8月21日

空中散歩も楽しめる!さわやかな風香る交流の里・丹波 ~丹波市青垣町~

 県中部の東寄りに位置し、青垣(あおがき)、氷上(ひかみ)、市島(いちじま)、春日(かすが)、柏原(かいばら)、山南(さんなん)の六つの町からなる丹波市。山々が連なり自然に囲まれた神社仏閣や一年を通じて味わえる山の幸が豊富な地域です。その豊かな自然を生かしたレジャースポットが多いのも丹波の魅力の一つ! この季節、キャンプ場やスポーツ・レクリエーション施設は神戸や大阪など県内外から訪れる人たちでにぎわっています。

 今回は地元の素材を生かし、都市の人との交流で元気なまちづくりを進める東芦田地域の取り組みや全国的にも有名なスカイスポーツの地でのパラグライダー体験など、さわやかな風香る青垣町をご紹介します。

自然を楽しむレジャースポット満載! ~青垣町~

青垣町で見られるパラグライダー体験コースの光景

 丹波市の一番北部にある青垣町は、北近畿豊岡自動車道の青垣インターチェンジからすぐというエリア。その優れた交通アクセスから、阪神間だけでなく県の北部や大阪、京都などからも多くの人が訪れる観光地です。


 中国杭州で修行した僧・遠谿(えんけい)が後醍醐天皇より号を得て開山した高源寺は、秋には数百本の天目かえでが鮮やかに色づき、丹波紅葉三山(円通寺・石龕寺<せきがんじ>)の一つとしても有名です。また、町のシンボルとなる岩屋山と高源寺を結ぶ標高約600mの地にある「丹波少年自然の家」では、澄みきった空気の中で宿泊生活・野外活動などを体験することができるほか、淡水魚や山野草などの展示が行われている「青垣いきものふれあいの里」には、1時間・2時間・半日といった自然観察ハイキングコースも設けられており、丹波の自然と気軽に触れ合うことができます。


☆丹波市青垣町へのアクセス

○お車でお越しの場合

舞鶴若狭自動車道路「春日I.C.」→北近畿豊岡自動車道路「青垣I.C.」下車

西脇方面からは国道427号をご利用ください。

神戸・大阪から約1時間。

○電車でお越しの場合

JR福知山線「柏原駅」から神姫バス「佐治・大名草行き」で約40分

ハスの花で彩られた里は“交流”が元気の源 ~東芦田地域~

「地域の200軒を元気づけたい」と長井さん

 自然豊かな青垣町の中に、美しいハスの花が咲き誇る場所があります。町の東に位置する東芦田地域の「江古花園(えごはなえん)」です。周囲を山に囲まれ、芦田川沿いに広がる南北4kmの細長い集落では、少子高齢化に伴う集落の維持という課題に対し、地域の資源を生かした村おこし「地域志源プロジェクト」を企画。平成2年に拠点となる施設「ごりんかん」を建設しました。米や野菜、豆腐づくりなどさまざまな体験活動が行われているごりんかんは、その後、都市の人との交流拠点として発展し、現在では炭焼きづくりや果樹園のオーナー制度など、九つのグループが生まれ、住民の皆さんによって運営されています。


 その一つ、「江古花園」の活動は平成15年に始まりました。失われつつある季節感や農村の風景、貴重な環境を残そうと、国の登録有形文化財にも指定されたかやぶき民家の蘆田家住宅をシンボルに、湿田を生かしたハスの栽培に取り組み、今では約1,800平方メートルの土地に約1,500本のハスが、大輪の花を咲かせています。「江古花園は特別な仕切りがあるわけではありませんので、いつ誰が来て、見てもらってもいいようにみんなで手入れをしています」と話すのは代表の長井克己さん。8月のハス祭りや秋の「農村あかり展」、春の「節分草祭り」など季節に応じたイベントを企画し、阪神間や県外からも訪れる人々との交流を楽しんでいます。

 長井さんが考える“おもてなし”とは、「ありのままの姿を体感してもらうこと」。特に東芦田では「『土』の暮らしや季節を感じてもらうこと」と言います。さらに、「『どうぞ来てください』と言うだけでは都会の方も分からないので、例えば『モモの収穫がありますよ』といった私たちの具体的な作業を分かりやすく伝えることが大事」と交流づくりのポイントも教えてくださいました。活動やイベントが増えると地元の方々は疲れてしまうのではという私の不安も、「子ども会や地元の人の理解もあり、一緒にやることが楽しくて」という長井さんの笑顔で解消されました。取材中も立ち寄られた方々とあいさつを交わしたり、地元の話題で盛り上がったりと、会話は尽きません。

 気負わず、たくさんの人が交わることで生まれるアイデアを大切にしたいという東芦田の活動は、平成19年度、農林水産省が担う「立ち上がる農村漁村」事例に選ばれ、新たな活動の広がりが期待されています。シンボルマークになっている“力こぶ”のマークが頼もしい地域一丸となったまちづくり。あたたかい人々の会話とほっとする日本の原風景が、訪れる人を包み込んでくれる気がしました。


☆東芦田まちづくり協議会

*体験活動につきましては下記までお問い合わせください

代表 長井克己

電話:0795-87-0103

http://higashiashida.com/index.htm(外部サイトへリンク)

丹波の風を感じて空から楽しむ青垣町 ~パラグライダー~

思わず笑顔も引きつる?! 上空から望む青垣町

 さて、盆地特有の風向きに恵まれた青垣町は西日本一といわれるスカイスポーツのメッカで、色鮮やかに舞うパラグライダーやハンググライダーをよく見かけることができます。なだらかな丘を利用した市立青垣パラグライダー練習場での体験コースや高度差約500mの岩屋山をフライト基地に飛ぶタンデムフライト(2人乗り)など、初心者でもすぐに楽しむことができるコースが用意されています。


 早速挑戦しようと向かったのは、まず自分1人で飛んでみる体験コース。練習場でグライダーを広げて持ち、丘から駆け下りると、後方の機体に風が入ってその瞬間、ふわりと体が宙に浮く・・・という仕組み。初めて近くで見て驚いたのは、思ったよりシンプルなグライダーの構造です。こんな細い綱で私の体が浮かぶのか・・・そんな不安を胸に、インストラクターの加藤文博さん、加藤豪さんに一つずつ教えていただきながら、丘を駆け下りると・・・ふわりと一瞬体が浮かびました! 「そのまま飛んでいきたい」と、つい空中で足をけってしまいましたが、それはNG。直立のまま静かに身を任せることがポイントなんだそうです。2,3回やってみるとなんとなくコツがつかめたような気がして次こそは! と意気込みますが、そこは風が命のパラグライダー。インストラクターの判断のもと、絶好の風向きになるまで飛ぶことはできません。空のスポーツには、自然の立場にたって、ゆっくり構える心も必要なのかもしれませんね。


 飛ぶ感触をつかんだ次は、岩屋山から約10分間、空の旅を楽しむタンデムフライトに挑戦です。しかし、夕方から天候が悪化し、しばらく頂上で待機することになりました。岩屋山からは壮大な丹波の山並みが一望できますが、自分がその上空を飛ぶかと思うと、やはり不安が募ります。

 待つこと約2時間。「風向きが悪いので、今日はもうあきらめましょう」とおっしゃるインストラクターの只野正一郎さんの言葉を待っていたかのように、その瞬間! 風向きが変わりました! 「行くよ!走って!」という言葉と同時に、心の準備もできていないまま急斜面を駆け下りる私。10メートルほど走ったところで体が宙に浮き、あっという間に大空の中に飛び出しました。


 山々の濃い緑と田畑の鮮やかな黄緑のグラデーション、その中にミニチュアの町が星の形のように浮かび上がって見える青垣町。一緒に飛んでいただいた只野さんがグライダーの操作をしてくださる中、私はふわりふわりと空中散歩を楽しむことができました。心躍る鮮やかな空の旅はやみつきになりそうな予感がします。

 このように簡単にパラグライダーを体験できるのも、高い技術をもち、安全な飛行を続けるインストラクターの方々がそのおもしろさを伝えてくださるからこそなんですよね。丹波、そして兵庫自慢のスポーツだと思いました。皆さんもぜひ丹波の風を感じる空の旅をお楽しみください!


☆パラグライダー体験に関するお問い合わせ

丹波市観光協会青垣支部

電話:0795-87-2222

*火曜日定休(祝日の場合は翌日がお休みです)


青垣町キラリ☆情報! ~今、シカ肉があつい!~

鍋料理でいただくシカ肉

 今回は丹波市観光協会青垣支部の足立さんから、とっておきの一品を教えていただきました。丹波市といえば「丹波竜」の里としても親しまれていますが、その丹波竜と並ぶ名物にしようと地元の方が取り組んでいるのが、シカ肉の食用化です。

 近年、丹波市では市内に増え続けるニホンジカが人々の住む集落にまで下りてきて、貴重な黒豆や米、アズキなどの農作物を食べ荒らす被害が増えています。また、新芽や木の皮も食べてしまうため、山林の環境が破壊され里山の景観も失われつつあります。高齢化が進む地域ではその対応に苦慮していたところ、同町にある県立森林動物研究センターと市立ゆり山スカイパーク「わらびの里青垣」の鴻谷佳彦さんとの協働で、シカ肉の食用化が検討されました。


 シカ肉には、高タンパクで鉄分が多く低カロリー、さらにアレルギーになりにくい、優れた滋養強壮効果があるなどの特徴があります。特に盆地の厳しい気候で育った丹波ジカの柔らかく、くせがないといううまみを生かし、鴻谷さんは120種類以上のレシピを考案されました。薄くスライスしたもも肉でネギを巻き、だし汁にさっと通して食べる鍋料理「シカくぅ鍋」のほか、サラダやみそ漬け、スペアリブなど、やわらかくあっさりした味のシカ肉は、舌でとろけ、いくらでも食べられるおいしさです。「貴重な農作物を荒らすシカは許せませんが、逆にイノシシのぼたん鍋に匹敵する地元の特産品にしたいですね」と鴻谷さん。家庭でも作れるレシピを地元紙などでも紹介し、シカ肉の普及に熱い思いを寄せています。

 丹波の豊かな食材とともに味わう絶品のシカ肉は、地元で販売されているお弁当などでも味わうことができます。秋の行楽に、ぜひご賞味ください!(横山)


☆丹波市立ゆり山スカイパーク「わらびの里青垣」

住所:兵庫県丹波市青垣町口塩久447-1

電話:0795-87-2244

指定管理者:株式会社葉山 代表取締役 鴻谷佳彦

http://hayama.main.jp/(外部サイトへリンク)

*会席料理や鍋料理など郷土料理を楽しみ、宿泊できる施設です。

*シカ肉の料理は事前にご予約ください。

 

☆丹波竜の里弁当

シカ肉のそぼろで丹波竜を表現したご飯やシカ肉を使った料理、丹波松茸の淡雪焼、丹波栗焼、丹波黒豆煮など、季節に応じた地元の食材が満載のお弁当を9月1日から販売します。

*1個1,500円、お申し込みは10個以上から承ります。1週間前までにご連絡をお願いします。

*ご予約は丹波市旅館料理飲食組合長 足立武司(電話:0795-72-2663 グリーンホテル松風)までお問い合わせください。

 

☆恐竜村の氷の川(ひのかわ)弁当 

丹波産の食材にこだわり、シカ肉を使った料理や季節に応じた地元の食材を生かしたお弁当も販売中です。

*ご予算に応じてご用意します。お申し込みは10個以上から。3日前までにご連絡をお願いします。

*ご予約は企業組合氷上つたの会(電話:0795-82-4839)までお問い合わせください。

 

お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課
電話:078-362-3016
FAX:078-362-3903
Eメール:kaigaikouhou@pref.hyogo.lg.jp