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更新日:2009年7月15日

「ひょうご☆キラリ旅」特別企画 やっぱりひょうご“阪神北”へ行こう! ~阪神北エリア~

 梅雨も終わりに近づき、太陽の季節到来!海水浴や花火など夏の風物詩はすべてお任せの兵庫で、この7月から新しい観光キャンペーン「やっぱり、ひょうごキャンペーン」がスタートしました。キャンペーン期間中だけの特別企画や、県立施設の入場料が半額になるお得な企画も満載で、より充実した兵庫の夏を提案します。ということで「ひょうご☆キラリ旅」では9月までの3カ月、キャンペーンのとっておき情報をご紹介します。

 まず先陣を切ったのは「阪神北エリア」。県立人と自然の博物館の一風変わった企画展を皮切りに、文化の風と武庫川のせせらぎをお届けします。

【やっぱりひょうご】県立施設半額!~県立人と自然の博物館~

「タコが好きやからタコ書いてるねん」

 県立人と自然の博物館、通称“ひとはく”は、「人と自然の共生」をテーマに、恐竜化石や熱帯の植物、まちづくりなど幅広い分野の研究や展示が魅力です。そして、現在開催されている企画展のキーワードは“ぎっちょん君”。これは一体なんだと思われますか?正解はキリギリス。「初夏の鳴く虫と巡回展『ぎっちょん君参上!』」と題された企画展では、キリギリスを中心に“初夏の鳴く虫”をクローズアップしています。しかし、鳴く虫といえば秋というイメージがあるのですが・・。「実は6月頃から鳴いているんですよ。現代人の耳にチューニングが合いにくいのですが、聞こえるようになるときっと風景が変わるはず」と同館の川東丈純主査。展示では、生きた鳴く虫たちはもちろん、あまりの巨大さに目を見張る(目を覆いたくなる?)世界のキリギリスの標本、江戸時代に鳴く虫を入れて売られた屋形船形の虫かごやそれ以前に使用された虫つぼ(!)、小説の題材にするほど鳴く虫を愛した作家・小泉八雲の作品紹介など、古今東西、鳴く虫にまつわる展示が盛りだくさんです。

 

 また、ほぼ毎週末行われるイベントには、工作あり、講談あり、参加して楽しめる仕掛けがいっぱい。今回は、鳴く虫を体験できる謎のハウス「ぎっちょん君ハウス」の壁紙を描こう!というイベントで、子どもたちが床いっぱいの大きな紙に、大胆な構図と色使いで生き生きと虫や恐竜などを描きました。さらにイベントなどに参加してポイントをためると、ぎっちょん君グッズなどすてきなプレゼントがもらえるうれしい特典も。

 この夏は、“ひとはく”に足を運んで、秋を先取りした風流の世界を体験してみてはいかがでしょうか。 


☆「ぎっちょん君参上!」7月のイベント

○プログラム:講談「ノコギリ名人 ぎっちょん君誕生!」

○日時:7月26日(日)14:00~15:00

○場所:3Fアースシアター

○出演:河南堂珍元斎


8月にも怪談や鳴く虫観察会、竹細工で鳴く虫づくりなどイベントが目白押し


☆県立人と自然の博物館

○交通:(電車)神戸電鉄「フラワータウン駅」下車すぐ、(車)中国自動車道「神戸三田IC」より5分、(バス)神姫バス「フラワーセンター前」下車すぐ

○開館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)

○休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始12月28日~1月2日、臨時休館1月12日~2月5日

「人と自然の博物館」HP http://hitohaku.jp/index.html(外部サイトへリンク)

【やっぱりひょうご】特別企画 生誕80周年!手塚治虫を堪能しよう~手塚治虫記念館

観光大使は誰?ヒントは写真の中に

 「やっぱり、ひょうごキャンペーン」のガイドブックで私の心をつかんだのが、世界に誇る漫画界の巨匠・手塚治虫の世界に触れることができる宝塚市立手塚治虫記念館。手塚治虫といえば、『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』など金字塔作品を挙げればきりがありません。しかし、実は小さい頃に見たテレビアニメしか知らない初心者の私。生誕80周年を迎えて、ますます私たちの心をとらえて離さない手塚作品の魅力を探りに出かけてきました。

 

 阪急宝塚駅から花のみちを10分ほど歩くと、大きな火の鳥のモニュメントがお出迎え。正面玄関までの小道にも工夫が凝らされていて、ワクワクする気持ちに拍車がかかります。そして、ひとたび記念館に足を踏み入れると、そこはすっかり手塚ワールド。キャラクターが競演する床や天井の迫力はもちろん、展示の仕方にもある秘密が。例えば、手塚の歴史をたどる常設展示室。写真や原稿などゆかりの品がカプセル状のケースに展示されているのですが、「これはマンガ『火の鳥』に登場する生命維持装置なんですよ」と館員の松本由美子さん。ほかにも館内に設置されているオブジェなど作品をもとにしたものが多くあるそうで、ファン心がくすぐられること必至です。

 また、5歳から24歳までを宝塚で過ごした手塚治虫にとって宝塚は「心のふるさと」。“治虫”というペンネームの由来や、生涯を通して貫いた「自然への愛と生命の尊さ」というテーマ、演劇を思わせるマンガ手法など、当時の宝塚が彼の作品に与えた影響の大きさを感じることができます。


 展示を見ていくにつれ作品を読んでみたい気持ちがどんどん強くなっていきましたが、生涯において描かれたのは約700作品!そこで、松本さんにおススメを聞いてみると『雨ふり小僧』という短編作品の名前が挙がりました。「田舎を舞台にした傘のお化けと少年の何げない物語ですが、読み終えるとジーンとくるんです。手塚作品は、“生や死”といった普段あまり顧みることがない普遍的なテーマに気づかせてくれます」。松本さんの熱のこもった話を聞いていると、もう今すぐにでも作品が読んでみたい!そんな願望をかなえてくれるのがこの記念館の素晴らしいところ。マンガ作品がそろったライブラリーでは『雨ふり小僧』を、アニメ検索機では子供のころ見たテレビアニメ「ふしぎなメルモ」をしっかり堪能させて頂きました!私のほかにも5、6人が読書中。「一日に何度も再入場できるので、お昼を食べたり散策したりしながら一日中楽しめますよ」と松本さんが耳寄り情報を教えてくれました。ファンにはもちろん、初心者や家族連れ、海外の方もそれぞれ楽しめる手塚治虫記念館。今度は時間をしっかり確保して、どっぷり楽しみたいと思います。


 さて、手塚治虫記念館は今年4月で開館15周年。それを記念して、“ある手塚作品の主人公”が宝塚市に転入、さらに市の観光大使に任命されました。そのキャラクターは“宝塚×手塚治虫”で生まれた宝塚ならではの作品の主人公なのですが、皆さんおわかりでしょうか?現在「やっぱり、ひょうごキャンペーン」の特別企画として、その特別住民票を限定クリアファイルとともに発売中。ぜひ、記念館で観光大使が誰なのかお確かめください。

 また、生誕80周年記念企画展「1947 手塚治虫のストーリーマンガ」を開催中です。平成20年3月から始まった生誕80周年記念企画展「手塚治虫の5つの刻(とき)」のいよいよ最後の5回目。人生のターニングポイントでどんな作品が生まれ、それがマンガ界にどのような影響を与えてきたか、じっくりご覧いただければと思います。


☆宝塚市立手塚治虫記念館

○ 交通:JR・阪急「宝塚」駅 徒歩8分、阪急「宝塚南口」駅 徒歩5分

○ 開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)

○ 休館日:水曜日(ただし、祝日と春・夏休み中は開館)、12月29日~12月末日、2月21日~2月末日

○ お問い合わせ:TEL 0797-81-2970

HP http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/(外部サイトへリンク)

阪神北おすすめスポット 母なる武庫川を感じるエコハイク

冒険心をくすぐられる廃線ハイク

 梅雨の晴れ間が広がる日曜日、自然を満喫する「武庫川エコハイク」に参加しました。今回は、武庫川渓谷を途中桜の園を回って武田尾温泉まで歩く8.5キロのコース。集合場所の西宮名塩駅にはすでにたくさんのハイカーたちが集まっていて、その数、総勢66人!靴のひもをしっかり結びなおしていざ出発です。

 

 このコースの特徴は、何と言っても旧国鉄福知山線の廃線跡をたどっていくこと。ところどころに残された線路の古い枕木、さびたフェンス。少年たちが線路を歩いていく冒険映画「スタンドバイミー」のテーマソングを思わず口ずさみたくなります。そして右手に広がる武庫川渓谷の景観は、圧倒的な雄大さです。まずは、河原にごろごろしている巨大な岩石。なぜ、たくさんの岩が武庫川にはあるのか。伝承によると、その昔、猪名川と武庫川の女神たちの恋をめぐる争いの中で、猪名川の女神が武庫川に石を投げつけたからだそうです。そしてよく見ると、岩の割れ目から赤くて可愛い花が!「あれはサツキなんです。洪水がある環境でも生き延びることが出来る希少な岩上植物です」と今日のガイドを務める「エコグループ・武庫川」代表の伊藤益義さん。武庫川やその周辺には貴重な動植物が多く生息する半面、流域に60万人もの人口を抱える都市河川であるが故に水質汚染や漂流ごみの問題もあるそうですが「ありのままの自然を見て、森・川・海のつながりを考えるきっかけにして欲しい」と伊藤さんは言います。「エコグループ・武庫川」は、もともと兵庫県生活創造ライフプランナー養成講座を修了した環境関係のグループとして発足。武庫川をもっと知ってもらいたいという思いから、3年前に武庫川とその支流のガイド付きハイキングをスタートしました。文献を調べたり古老に聞き取りをしたり、ガイドの充実にも力を抜きません。「こんな風にガイドしてもらうとより楽しめるし、安心ですね」と参加者の評判も上々です。


 さて、懐中電灯を頼りに真っ暗なトンネルを2つ抜け、トラス構造の鉄橋を越えるといよいよ桜の園として知られる里山公園「亦楽山荘(えきらくさんそう)」が見えてきます。ここは、山桜や里桜など日本の桜の保護育成に生涯をささげた笹部新太郎氏によって約30種、5千本の桜が植えられた演習林。現在は伊藤さんが事務局長を務めるボランティアグループ「櫻守(さくらもり)の会」によって整備活動が続けられています。春は桜、初夏は新緑、秋は紅葉と、四季を通じて自然の移ろいを感じられるのが何よりも魅力。青々したモミジのベールが日光をやわらかくさえぎり、心地いい風を運び、山道のしんどさを忘れさせてくれます。そんな中、あちらこちらで花咲く参加者同士の鳥の鳴き声談議や植物談議。「これはクサギ。葉っぱが臭いから“臭木”と書くのよ。でも新芽は食べられるの」と私に教えてくださった女性も。この日一日で、ネムノキ、ツメレンゲ、オカトラノオ、ヤブカンゾウなど多くの植物を知ることが出来ました。


 途中の道標に書かれていた“いいなあ 緑があって 人がいて”。参加前は体力勝負の取材になるかな?と覚悟していましたが、気づけばすっかり皆さんのお仲間としてハイキングを楽しんでいる自分が。「結局、武庫川も自然も好きなんですね」と伊藤さん。「毎月の開催やルート選びなど大変なことも多い。でもやっぱり楽しいからやめられません」と満面の笑みで活動への思いを教えてくれました。来年は源流めぐりをしたいなぁと、新しい計画も構想中です。

 阪神地域の母なる川・武庫川の知られざる魅力を感じるには歩くのが一番!皆さんもぜひご参加ください。


☆第29回武庫川エコハイク・武庫川縦断ハイク「仁川から河口まで」

○日時: 8月8日(土)9:30 集合 /16:00頃 解散

○集合場所: 阪急今津線仁川駅東側ロータリー

○コース:阪急仁川駅 →弁天池→小仁川→仁川(百間樋)→武庫川合流点→甲武橋→旧枝川跡→武庫大橋

→潮止堰→河口→阪神武庫川団地前駅  (約14Km・健脚向き)

○持ち物:弁当・飲み物・雨具

○お問い合わせ: エコグループ・武庫川 TEL:090-3844-0330


*参加料・予約は不要です。当日集合場所にお越しください。

エコグループ・武庫川HP http://homepage3.nifty.com/ecomukogawa/(外部サイトへリンク)

阪神北これが旬! ティラノサウルス類の歯、丹波に現る!

ティラノサウルス類の前顎歯

 阪神北地域の旬な話題は県立人と自然の博物館から。6月20日、自宅でくつろぐ私の目に飛び込んできた“丹波でティラノサウルス類の歯発見!”のニュース。「丹波竜」化石発見から定期的に恐竜化石の取材を重ねてきた私にとって、心躍る瞬間でした。

 

 この歯は、今年1月から3月にかけて丹波市山南町の篠山層群で実施された「丹波竜」の第3時発掘調査で産出した化石の中から出てきたもので、これまでに日本国内で発見されたティラノサウルス類の前顎歯(ぜんがくし)としては最大のものと見込まれています。しかし注目される理由は大きさだけではありません。実は、恐竜の進化の過程を解明する一つの鍵になる可能性があるのです。というのも、ティラノサウルスが体長13メートルまで巨大化した年代はいまだに謎に包まれていて、今の定説では約1億年前。しかし最近、中国で約1億年よりも少し古い地層から化石が発見され、そして今回の篠山層群下部層は1億4千万年~1億2千万年前の地層。相次ぐ発見で巨大化した時期がさかのぼる可能性も出てきました。「今後はまず慎重に地層の年代測定を進めていきます。ひょっとしたらアジアで大型化したかも、という期待が膨らみますね」と同館の平松紳一生涯学習課長。これからの動きに目が離せません!

 

 そして、そのティラノサウルス類の歯が7月18日(土)から博物館に登場します。本物を目にして、兵庫の地で生息していた恐竜たちの世界を想像してみるのも楽しいですね。


お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課
電話:078-362-3016
FAX:078-362-3903
Eメール:kaigaikouhou@pref.hyogo.lg.jp