更新日:2010年1月15日
野口聡一宇宙飛行士からの震災15周年に際してのメッセージ
このたび長期宇宙滞在中の野口聡一宇宙飛行士より、阪神・淡路大震災15周年に際しての兵庫県あてメッセージが届きましたので、県民のみなさまに披露させていただきます。
兵庫県のみなさん、こんにちは。JAXA宇宙飛行士の野口聡一です。
私は今、地球周回軌道上の国際宇宙ステーションで昨年暮れから今年夏にかけて長期宇宙滞在に挑戦しています。国際宇宙ステーションは世界15カ国が協力して進めている国際共同プロジェクトで、さまざまな国から集まった宇宙飛行士が宇宙空間で大規模な宇宙実験設備を運用しています。日本の実験テーマも数多く実施されており、皆様の将来に役に立つ成果を挙げるべく、がんばっています。
私は幼少期を兵庫県で過ごしましたが、先日、兵庫県の上空を通過する機会があり神戸周辺の撮影に成功しましたので写真を送らせていただきます。また今回のミッションでは兵庫県からの公式飛行記念品として「はばタン」人形をお預かりしていますので、その写真も併せて披露させていただきたいと思います。
早いもので、阪神・淡路大震災から15年となります。被災者の皆様の苦しみはなかなか癒えるものではないと承知しておりますが、宇宙から見た兵庫県は美しく、海へ山へと発展をみせる姿は躍動感を感じさせました。犠牲者の方々のご冥福をあらためてお祈りするとともに、復興、そして新たな進歩に向け力強く進み続ける今の兵庫県の皆様に宇宙からエールを送りたいと思います。
平成22年1月 国際宇宙ステーションより
野口聡一

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