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更新日:2018年6月6日

(東播磨地域)プールと飲料水の衛生

遊泳用プールは、施設設備と水質に基準等が定められています。飲料水には、水道水と井戸水があり、安全・安心な水には、基準が定められいます。

遊泳用プールの衛生について

遊泳用プールのうち、常設の貯水槽を設け、公衆の遊泳に供するものを対象(学校等の水泳プールは対象外)として、「遊泳用プール指導要綱」により、施設及び維持管理について基準等が定められています。

維持管理基準

  • 管理責任者及び衛生管理者の設置
  • プール設備及び付帯設備の維持管理、プール本体・ろ過設備の維持管理や、更衣室・便所等の清掃、害虫駆除等
  • プール水の管理塩素注入等で消毒を行い、水質検査を行う等

項目

基準値

頻度

遊離残留塩素濃度*

0.4mg/L以上(1.0mg/L以下が望ましい)

毎日午前中1回以上及び午後2回以上(1回は利用者ピーク時が望ましい)

水素イオン濃度

PH5.8から8.6以下

毎月1回以上

濁度

2度以下

過マンガン酸カリウム消費量

12mg/L以下

大腸菌

検出されないこと

一般細菌

200CFU/mL以下

総トリハロメタン

0.2mg/L以下が望ましい

毎年1回以上(通年営業又は夏期営業のプールは6月~9月の間、それ以外の時期に営業するプールは、水温が高めの時期)

レジオネラ属菌
(エアロゾルを発生する装置を設けた、水温が比較的高めの設備)

検出されないこと

年1回以上

  • 利用の管理監視員による監視、感染症にかかっている人の遊泳制限等
  • その他プール日誌の作成、緊急時の対応等

*塩素消毒に代えて二酸化塩素により消毒を行う場合:二酸化塩素0.1mg/L以上0.4mg/L以下(亜塩素酸1.2mg/L以下)

相談窓口

加古川健康福祉事務所 食品薬務衛生課
TEL079-422-0005・0184
FAX079-422-7589

飲料水の衛生について

飲料水の衛生のうち、水道の安全確保についてについては、お住まいの各市町水道局又は担当課にお問い合わせください。

各市町ホームページリンク先 

井戸水の衛生について

あなたが、飲用に使っている井戸水は安全でしょうか?O157・クリプトスポリジウムなどの病原微生物や、有害重金属、その他テトラクロロエチレン等有害化学物質による地下水汚染が全国的に問題となっています。

  • 安全のため、飲用など口に入る可能性のある水には水道水の利用をお勧めします。水道水は、水道法水質基準の51項目について定期的に検査をし、安全確認した水が、供給されています。
  • 井戸水の水質は変動しますので、一度の検査だけで、ずっと飲めるかどうかの判断は出来ません。自己責任で、最低1年に1回は定期的に水質検査を行いましょう。
  • 井戸水を飲用に使う場合、一度は下表1の「1 一般細菌」から「26 フェノール類」までの26項目について水質検査を受けておきましょう。
  • 井戸水等を飲用に使う場合は、十分沸騰させてから飲むようにしましょう。
(健康福祉事務所で水質検査を受けられる方へ)
健康福祉事務所では、井戸水検査として、下表1の「1 一般細菌」から「26 フェノール類」までの項目について検査を行っています。(*塩素酸の検査は行っていません。)
受付日、検査料金、水質検査の詳細については、「(東播磨地域)衛生検査業務」のページをご覧ください。

井戸水についての相談、問い合わせ先

水質検査項目

【表1】必ず一度は検査しておきたい水質検査項目

No

検査項目及び基準値

項目の説明

1

一般細菌100/mL以下

一般細菌数は、通常地下水では変動は少ないが、汚染されると明らかに増加する。これが著しく増加した場合は、病原微生物に汚染されている可能性がある。

2

大腸菌検出されないこと

多くの場合、人を含む動物の腸管内に生息している。従って大腸菌が検出された場合は、消化器系感染症の原因となる細菌が含まれている可能性がある。

3

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素10mg/L以下

タンパク質等の窒素化合物が酸化されてできる無機物質。窒素肥料や汚水の混入により測定値が高くなる。

4

塩化物イオン200mg/L以下

汚水や海水の混入により測定値が高くなる。250mg/Lを超えると塩味を感じるといわれている。

5

有機物(全有機炭素(TOC)の量)3mg/L以下

水中の有機物質濃度を、有機性炭素に注目して分析する方法で、この数値が大きくなれば、有機物が多く、水質が汚濁していることを意味する。

6

pH値5.8以上8.6以下

水の最も基本的な性質を示す。0から14の値で示され、pH7が中性、7より小さくなるほど酸性が強く、7より大きくなるほどアルカリ性が強い。8以上で塩素消毒の効果が低下し、酸性が強いと配管等の腐食、コンクリート劣化に影響する。

7

味 異常でないこと

地質や海水、工場排水、化学薬品等の混入及び藻類等の繁殖などの影響を受ける。

8

臭気 異常でないこと

汚水の混入、プランクトンの繁殖、地質などの影響を受ける。

9

色度 5度以下

水が着色する原因としては、フミン質(動植物が微生物分解されてできた有機物)、鉄、マンガンなどの影響が考えられる。鉄が原因の場合は、濁りも同時に現れる。

10

濁度 2度以下

水の濁りの程度を示す。下痢症の原因となるクリプトスポリジウム(原虫)対策として、水道では、ろ過後の濁度を0.1度以下で管理することになっている。

11

亜硝酸態窒素0.04mg/L以下 きわめて低い濃度でも健康への影響があるとされ、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素とは別に基準が決められている。

12

カドミウム0.003mg/L以下

鉱業(非鉄金属)廃水、非鉄金属製造工場の廃水から混入することがある。イタイイタイ病の原因物質として知られる。兵庫県下の水質実態から、検査の必要性が高い項目。

13

鉛0.01mg/L以下

水道水では、主に給水管に鉛管を使用している場合に検出されることがある。発ガン性の可能性、高濃度の継続摂取による体内蓄積の影響から基準値が定められている。兵庫県下の水質実態から、検査の必要性が高い項目。

14

ヒ素0.01mg/L以下

地質の影響を受ける。汚染井戸水の摂取による、皮膚の異常、末梢神経症、末梢循環不全等の慢性中毒症が報告されている。平成15年3月には茨城県で飲用井戸の汚染事例があった。兵庫県においても、水質実態から検査の必要性が高い項目である。

15

フッ素0.8mg/L以下

地質の影響を受け、高濃度に含まれると斑状歯となることが知られている。兵庫県下の水質実態から、検査の必要性が高い項目。

16

水銀0.0005mg/L以下

水銀使用工場の廃水から混入することがある。水俣病の原因物質として知られる。

17

六価クロム0.05mg/L以下

鉱山廃水やセメント工場、メッキ工場廃水、皮革廃水から混入することがある。発ガン性及び遺伝毒性の影響から、基準値が定められている。

18

シアン0.01mg/L以下

メッキ工場、鉄鋼処理工場廃水から混入することがある。

19

亜鉛1.0mg/L以下

鉱業(非鉄金属)廃水、非鉄金属製造工場、金属製品製造工場廃水からの混入の他に、亜鉛メッキ鋼管が使用されていると検出されることがある。高濃度に含まれていると、水の白濁の原因となる。

20

鉄0.3mg/L以下

高濃度に含まれると、金気臭や着色(赤水)の原因となる。

21

銅1.0mg/L以下

鉱業(非鉄金属)廃水、非鉄金属製造工場、金属製品製造工場廃水からの混入の他、給水装置等に使われる銅管から溶出することがある。高濃度に含まれると、着色(青)の原因となる。

22

マンガン0.05mg/L以下

地質の影響を受け、鉱山(硫黄・硫化鉄)廃水から混入することがある。着色(黒)の原因となることがある。

23

硬度(カルシウム・マグネシウム等)300mg/L以下

地質の影響を受ける。約100mg/Lを境に、これより低い水は軟水、高い水は硬水と呼ばれる。日常生活に影響するところが大きく、硬度が高いと、石けんの泡立ちが悪い。

24

蒸発残留物500mg/L以下

水を蒸発させたときに残る残留物のこと。主な成分は塩類および有機物。残留物が多いと、苦み渋みを付け、適度に(30から200mg/L)含まれるとまろやかさを出すとされる。

25

陰イオン界面活性剤0.2mg/L以下

生活排水等の混入による。泡立ちの原因となる。

26

フェノール類0.005mg/L以下

芳香族と呼ばれる有機化合物の一種で、微量含まれても異臭味の原因となる。平成14年3月滋賀県信楽町で、同年6月には兵庫県篠山市で、工場廃水からの混入による水道水の異臭味事故があった。兵庫県下の水質実態から、検査の必要性が高い項目。

その他の項目

*テトラクロロエチレン0.01mg/L以下

化学合成原料、溶剤、金属の脱脂剤、塗料、ドライクリーニング等に使用される揮発性有機塩素化合物で地下水汚染物質として知られている。肝臓障害や発ガン性も指摘されている。兵庫県下の水質実態から、検査の必要性が高い項目。

*シス-1,2ジクロロエチレン及びトランス-1,2ジクロロエチレン0.04mg/L以下

*トリクロロエチレン0.01mg/L以下

「その他の項目*」については、健康福祉事務所では検査が出来ませんので、他の検査機関で検査を受けて下さい。
いただくか、上記の【井戸水についての相談、問い合わせ先】でお問い合せ下さい。

【表2】表1の検査で異常がなかった場合でも、下記の項目は、井戸を使っている間は、定期的に検査を受けておきましょう。

No

検査項目および基準値

項目の説明

1

一般細菌100/mL以下

下水、堆肥、土壌などに生育している細菌類が多く、一般的には無害な雑菌ですが、ときには病原菌が混在することもあります。

 

清浄な水には少なく、汚濁された水ほど多い傾向があるので、汚染状況や飲料水の安全性を判定する上で有効な指標の一つです。

2

大腸菌 検出されないこと

主に、人や哺乳動物の糞便に由来します。

し尿汚染の指標であり、陽性の場合消化器系病原菌による汚染の可能性があります。

3

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素10mg/L以下

 

広く自然界に存在していますが、基準を超える場合は、その原因(汚水等の流入)を追求し汚染対策をとる必要があります。

無機肥料の使用、腐敗した動植物、生活排水、工場排水等に含まれる窒素化合物が、水や土壌中で化学的・微生物学的に酸化及び還元を受け生成されます。

4

塩化物イオン200mg/L以下

自然水は、少量の塩素イオンを含んでいますが、突然増加した場合は下水、し尿、工場排水等の混入による汚染の可能性が大です。

海岸に近い井戸では海水の影響で高くなることがあります。

5

有機物(全有機炭素(TOC)の量)3mg/L以下

水中の有機物質濃度を、有機性炭素に注目して分析する方法で、この数値が大きくなれば、有機物が多く、水質が汚濁していることを意味します。

6

PH値5.8以上8.6以下

井戸水は土壌中の生物作用により生じた二酸化炭素のため酸性側であることが多い。

PH値が7の時は中性、これより数値が高い場合はアルカリ性、低い場合は酸性です。

大幅なPH値の変動は下水や工場排水等の汚染を疑わせる指標となります。

7,8

味・臭気 異常でないこと

汚水の混入や藻類の発生、地質等の影響によって異常が起こります。

工場排水等の混入など人為的な原因による臭気の異常は、その汚染源の排除により正常となりますが、自然発生による臭気は環境影響により生じるものが多く、その除去は容易ではありません。

味が感じられることは、下水、汚水、工場廃水等の混入、水道管の内面塗装、生物や細菌の繁殖などによる場合が多い。特に海岸地帯においては、海水の混入によって塩味を感じることがあります。

9,10

色度 5度以下

水の色、濁りの程度を示し、汚染状態の目安になります。

濁度 2度以下

濁りは降雨の状況等によっても大幅な変動を示します。

11

亜硝酸態窒素

0.04mg/L以下

きわめて低い濃度でも健康への影響があるとされ、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素とは別に基準が決められている。

 

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お問い合わせ

部署名:東播磨県民局 加古川健康福祉事務所

電話:079-421-9292

FAX:079-422-7589

Eメール:kakogawakf@pref.hyogo.lg.jp