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~ものづくりの舞台を訪ねて~関西電力㈱大河内発電所(神河町)水流の力を利用し暮らしに安全なエネルギーにり出していく。れたこの地から、二酸化炭素を一切出さないクリーンなエネルギーを送「町の方の理解と協力に支えられています」と山本さん。自然環境に恵ま同町の観光案内所も兼ねたPR館は地元の人たちで運営されるなど、ているという。に足を運び、目での点検に加えて音や臭い、稼働時の振動にも注意を払っ重雄さんは話す。わずかな異常にもすぐに対応できるように頻繁に現場られないという思いがありました」と同発電所PR館の館長を務める山本に故障が発生すると電力不足に発展する可能性があり、何としても止め量を保つ。「特に今年の夏は電力供給体制が厳しいことから、この発電所回転させ、落とした水を上部ダムへくみ上げて翌日の発電に使用する水せてその日の発電量を決定。需要の少ない夜間の電力を使って水車を逆力供給が高まる昼間に行われ、使用状況や他の発電所の稼働状況に合わ車を高速で回し、最大128万キロワットの電力を生み出している。発電は電から落とされた水が毎秒95トン、入口弁から流れ出て重量約100トンの水回転軸が現れた。会話が困難なほどのごう音を響かせながら、太田ダムいくと、水流を回転エネルギーに変える心臓部「水車ランナ」に直結するから4号機までの発電電動機の上部が横一列に並ぶ。さらに下へ降りて700メートル進んだ所にある入り口は5層構造施設の最上階に通じ、1号機発電所は地表から280メートル下がった山の中に位置。薄暗いトンネルをことから、他の発電所の発電量の不足分を補う重要な役割を担っている。河内発電所。気象の影響を受けにくく発電する電気の量を調節しやすい設置し、高低差約400メートルを利用して純揚水式の発電を行う関西電力㈱大山々が連なる神河町に太田ダム(上部ダム)と長谷ダム(下部ダム)をエル・ビレッジおおかわち(神河町)大河内発電所のPR館として揚水発電の仕組みを伝える展示スペースのほか、季節の花を観賞できるガーデンハウスや木製のおもちゃで遊べるミニハウスなど緑のぬくもりを身近に感じられる施設。季節に応じた自然を楽しむイベントも毎月開催されている。●神河町長谷字新田34-14 0790(35)0888 6 0790(35)0890http://www.kepco.co.jp/pr/okawachi/●開館時間:10時~17時30分●休館日:月曜(祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)●入館料:無料※発電所の見学は団体の場合、電話で要予約大河内発電所関連スポット20