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兵庫県広報専門員米田裕美練り製品日々の食卓やおせち料理に欠かせない日本の伝統食品「かまぼこ・ちくわ」。20年前に比べて生産量が半減する中で、練り製品を若い世代にも身近に感じてほしいと、今年4月、カネテツデリカフーズ㈱の手作り体験施設「てっちゃん工房」が誕生しました。人の定員いっぱいの工40房で、まずは、かまぼこ作りからスタートです。用意され回一番参加者を悩ませたのがこの工程。「もういっぺんやり直すわ~3度目の正直!」と悲鳴たのは、タラ100%のすり身、かまに近いおばちゃんの声も。そのぼこ板、そして「付け包丁」と呼一方、コツをつかんだ得意満面ばれる刃先が丸い練り物専用の子どももいて、終始笑いが絶の包丁。このすり身にこだわりあえませんでした。その他、野菜り!「魚の味をしっかり感じてほたっぷりのてんぷら作りも体験しいので、調味料を抑えた工房し、瞬く間に1時間半が過ぎまオリジナルの配合です」と広報した。担当の高浦良子さん。体験でも最後は、お待ちかねの試食タ材料と思いは本物です。慣れなイム。蒸して焼くかまぼこはふっい包丁遣いでかまぼこの丸みくらもちもち。じっくり焼き上げたを出すのは一苦労でしたが、不ちくわは香ばしさが魅力。食感格好でも自分のかまぼこはなんの違いはあっても、出来たてのだかかわいく思えます。おいしさが格別なのは共通で続いてちくわに挑戦。芯の棒す。「生まれてから一番おいしにすり身をペタペタ付けていくいかまぼこやわ」。子どもたちにと思いきや、さにあらず!型をとびきりの笑顔が広がりました。使って薄いシート状にしたすり身を、包丁ではがしながら棒に巻き付けていきます。…と、文字にするといとも簡単そうですが、今体験を通して伝えたかった"日本の食文化"と"手作りの味わい"。皆さんの心に届いたに違いありません。カネテツデリカフーズ㈱「てっちゃん工房」予約・問い合わせ4078(857)3453http://www.kanetetsu.com/kobo/県の魅力や県政をPRする兵庫県広報専門員。「わかりやすく、親しみやすく」をテーマに民間から登用されました。こぼれ話・ウラ話はアメブロで公開中「ひょうごワイワイplus+」取材を終えて「これは特別な火箸」と、明珍さんが見せてくだたまはがねさったのは、玉鋼(写真右)で作られた火箸。その音色はこの世のものとは思えないほど美しく、一度聞いたら忘れられません。技を守り、伝承する52代目宗理さんと、すてきな笑顔で家族を支える奥様。そして父の道に続く長男と三男に、刀匠として伝統をつなぐ次男。4本の火箸が互いに触れ合ってきれいな音を響かせるように、明珍家の皆さんも5人で温かい和音を奏でています。明珍本舗姫路市伊伝居上之町1124079(222)5751兵庫県広報専門員吉田泰子い生き方は、まさに“粋”。「このまっています。ながらも挑戦への情熱を忘れなんたちの火箸づくりが、既に始そうやって、貴重な伝統を守りす明珍さんの後ろでは、息子さ製品の開発にも力を入れます。音は私にしか出せない」。そう話27