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南あわじ市姫路市豊岡市淡路人形但馬ちりめん白鷺城の別名を持つ、漆しっくい喰塗りの優美な現在の城は慶長14(1609)年、池田輝政によって築かれた。国宝4城のうちの一つで、平成5(1993)年にはユネスコの世界文化遺産に登録された。21年6月から約6年がかりの大規模な保存修理に入った。昨春には大天守が素屋根に覆われ、外観が見えなくなったが、素屋根内に見学フロアとエレベーターを設けた「天空の白鷺」がオープン。修復作業を間近に見学できる。問天空の白鷺運営事務所4079(287)2013(平日の9時から17時まで)6079(287)2014約200年前の文化年間に京都の丹後地方から技法が伝わったといわれ、着物の生地として名高い。白の絹糸で織り上げた後に染色するのが基本で、横糸の撚より(ねじり)具合によってさまざまな模様を描き出す。最近は絹の保温性や通気性を生かして腹巻きやサポーターが登場するなど、新たな展開も見せている。問但馬絹織物協同組合40796(56)032660796(56)0328国の重要無形民俗文化財に指定されている淡路人形浄瑠璃。500年の伝統を継承する淡路人形座が、淡路人形浄瑠璃館で上演している。舞台映えする人形の白い顔は、貝殻から作られる胡ごふん粉によるもので、塗っては磨く作業を繰り返して適度な光沢に仕上げられる。淡路人形座は今年、渦潮観潮船乗り場近くに建設中の新劇場に移転する。問淡路人形座40799(52)026060799(52)3072姫路城8