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西宮市の巻♪ぷりぷりの食感を残すため、エビはすりつぶさずにそのままタネに入れるのが女性部流。目指せ☆食育マイスター兵庫県広報専門員米田裕美「せの青い、魚の仲間、イワシ・アジ」。"せ"の札目掛けて一斉に手が伸びます。子どもたちが真剣かつ楽しそうに遊ぶのは"食育カルタ"。市の食育推進計画が策定された昨年に続き、2度目の開催となる「にしのみや食育フェスタ」での一幕です。食育を推進する各団体による展示やクイズ、市内産農産物などの販売コーナーが設けられ、多くの親子連れでにぎわいました。とりわけ盛況だったのが体験教室。まずはパン作り教室へ。家庭用パン焼き機が普及し、より身近になった手作りパンですが「だからこそ"本物の手作り"の機会は少ない。手から伝わる味わい深さや温かさを感じてほしい」と講師の兵庫栄養調理製菓専門学校准教授の飯田耕太郎さん。また国産材料にこだわることで、食の安全・安心を考える契機にしてもらうことも狙いの一つです。子どもたちは「模様が難しい!」と苦戦しつつも、かわいらしい出来栄えに満面の笑みを浮かべていました。続いて和菓子教室。日本の四季と和菓子のつながりを感じさせるねりきり「練切」の若竹・福梅がこの日の献立です。普段、目にすることのない和菓子用の道具を使うことから、最後に黒文字を使って食べることまで全てが貴重な体験。伝統の食文化に触れるのも食育で大切な要素です。「親も勉強になるので、できるだけ今後も参加したい」との声があちこちから聞かれ、家族にとっても有意義な時間だったことを実感しました。「体験を通して食を見直すきっかけづくりにしてほしい」とフェスタ開催の目的を語る西宮市の健康増進グループ課長、長井紀代さん。その思いは、笑顔とともにきっと多くの皆さんに届いたことでしょう。※「にしのみや食育フェスタ」についての問い合わせは、西宮市健康増進グループ40798(26)3154へ。魚のおいしい食べ方は、漁師の家が一番よく知っている「笑顔・元気・はつらつ」という言葉がぴったりな室津漁業協同組合女性部の皆さん。県の魅力や県政をPRします。「わかりやすく、親しみやすく」をテーマに民間から登用されました。兵庫県広報専門員検索ひょうごワイワイplus+→http://ameblo.jp/hyogo-pr-officer/27兵庫県広報専門員吉田泰子取材を終えて室津漁港で、ひときわ輝いていた室津漁業協同組合女性部の皆さんの笑顔。「魚のおいしい食べ方、さばき方だったらいつでもどこでも教えてあげるわよ」と話すお母さんたちは、自分たちの出すものが「室津産」であることを何よりも誇りに思っています。県内外から多くの人が買いに来るえびかつは、午後には売り切れることも。お弁当はぜひ予約をしてお買い求めください!えびかつの販売場所●魚魚市(たつの市)4079(324)0231毎週土曜10時~14時オープン