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化石集合!2011ジオパークを彩る化石4月8日(日)まで篠山層群の恐竜化石のほか、山陰海岸ジオパークに関連した化石を展示。同時に地質遺産が多く存在する自然公園“ジオパーク”の見どころや活動を紹介。観覧料?一般200円、大学生150円、高校生100円、中学生以下無料三田市弥生が丘64079(559)20016079(559)2007http://hitohaku.jp/【特別展】荒木高子展―心の深淵に迫る―2月26日(日)まで聖書を題材に焼き物という素材を通じて、人間の存在に関する根源的なテーマに迫った作家、荒木高子の回顧展。観覧料?一般600円、大学生500円、高校生300円、中学生以下無料篠山市今田町上立杭44079(597)39616079(597)3967http://www.mcart.jp/兵庫陶芸美術館同館が実施した発掘調査と出土品整理の研究成果を一堂に公開。観覧料?一般200円、大学生150円、高校生100円、中学生以下無料播磨町大中1-1-14079(437)55896079(437)5599http://www.hyogokoukohaku.jp/【企画展】ひょうごの遺跡vo ? 4―調査研究速報―1月28日(土)?4月8日(日)県立考古博物館「今昔對照江戸百景」大正8(1919)年刊より所江戸百景は、安政年間に浮世絵師の歌川広重が手掛けた風景版画で、江戸市中と郊外の名所が多数描かれています。「東海道五十三次」に並ぶ広重名所絵の傑作といわれ、大胆な遠近法の使用は西洋美術にも影響を与えました。この絵は、江戸城の濠ほりの近辺を描いたもので、手前に見られる門松や羽子板、たこ揚げの様子から、お正月の風景であることが分かります。宙に浮かぶ羽やたこからは、江戸ののどかなお正月の様子が伝わってきます。大正8(1919)年発刊の「今昔對照江戸百景」には、名所江戸百景で描かれた場所の風景の移り変わりが記されています。大正期の写真(下)からは、濠が埋められ、同じ場所とは思えないほど近代化を遂げたまちの姿を見ることができます。さらに90年余りを経た現在、まちの風景はすっかり様変わりしました。広重の描いた風景版画からは、自然と共生したまちの様子や人々の生活ぶりがうかがえます。そこには、私たちが新しい都市環境を創出していくに当たっての大切なヒントも秘められているのです。(自然・環境マネジメント研究部研究員上田萌子)名県立人と自然の博物館名所江戸百景山下町日比谷外さくら田33