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すぎる白」と評される透き通るような白い肌が最大の特徴。花器としては花の美しさを引き立て、茶器ならば模様のくぼみに茶渋が付いて立体感が出る。使うほどに味わい深くなる焼き物だ。江戸中期、出石の城下町の外れで良質の陶石が発見されたのが始まり。当初は染め付けや絵付けによる色物が主流だったが、明治時代に入ってから、今に通じる純白の磁器に切り替わった。現在、製陶所は4軒。伝統を継承しながら、つや消しの釉ゆうやく薬でぬくもりのある質感を出したり、アクセントに色を入れてモダンな空間に合う器を手掛けたりと、それぞれが創意工夫に励んでいる。問但馬國出石観光協会40796(52)480660796(52)4815神秘的なまでに白い肌に刻まれた精緻な模様。独特の気品が漂う。「白白の空間豊岡市出石焼6