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概要

gokoku2012haru

夜の山上に出現する光と建築が織り成すアート。その美しさに浮世を忘れる。六甲枝垂れピンクのときめき_神戸市灘区いかぶさり、中から見上げると豊かな枝葉を広げた大樹に抱かれているかのよう。日没後、その内側に1千万色以上もの色彩表現ができるLED照明が当てられ、昼間とは違った表情を見せてくれる。通常は温かな1色の光だが、年4回の光の演出イベントでは、季節に応じて意匠が変わる。4月21日から5月20日にかけては「六甲山を彩る山桜」がテーマ。約10分のうちに色を次々に変化させ、枝垂れ桜の花が咲き始め、満開となり、はかなく散って葉桜になるまでを映し出す。幻想的な光景に人々は言葉を忘れ、アートな空間に身を委ねる。建築家の三分一博志さんの設計で、氷室を利用した夏場の天然クーラーをはじめ、自然の力を感じさせる工夫が随所に施されているのも大きな特徴。眼下に見晴らす市街地や大阪湾の眺望はもちろん、施設そのものも楽しむことができ、昨年には県の人間サイズのまちづくり賞(まちなみ建築部門)を受賞した。問六甲ガーデンテラス4078(894)22816078(891)11713