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~ものづくりの舞台を訪ねて~㈱アシックススポーツ工学研究所(神戸市西区)地道な材料開発と実用試験でアスリートの力にズやウエアを提供しており、メダリストの誕生を神戸から後押ししている。きた知見と信頼から、ロンドンオリンピックに出場する多くの選手にもシューがら作り上げる理想の靴はトップアスリートたちを支えてきた。積み重ねてまた、同研究所では個別の要望に応じた製品作りも。選手とやり取りしな限に引き出す構造に作り上げていく。入れながら実用試験を繰り返し、体への負担の軽減やパフォーマンスを最大的な動きをしたりすることもある。同研究所で研究・開発される材料を取りて、短い距離を一日に何度も往復したり、フェイントやドリブルなどの実践条件をそろえるため、被験者は毎回同じ社員たち。検証する競技や種目によっの完成につながります」と機能研究部の礒部真志さん。商品の開発段階では、ごとに計測する。「細かい動作の分析と材料開発の地道な積み重ねが、新機能トラックの下に埋め込まれた特殊なプレートで走行時にかかる力を足の部位録された数値で、靴のねじれ方、曲がり具合などの微細な動きを検証。同時に、ターに立体的に写し出された。印を線でつなぎ、より鮮明になった画像と記クの周囲に設置されたカメラの前を走り抜けると、印のみがパソコンのモニを履いた社員が走る。陸上競技用シューズの実用試験のひとこまだ。トラッ体育館の一角から外へと続くトラックを、表面に複数の印を取り付けた靴開発とその実用試験でスポーツ用品の新しい機能を生み出している。トやプール、温度や湿度を自由に調整できる人工気象室等を備え、材料の研究・学研究所を建設。敷地内には床面積約1平方キロの体育館をはじめテニスコー㈱アシックスは平成2(1990)年、緑豊かな西神工業団地にスポーツ工アシックススポーツミュージアム(神戸市中央区)㈱アシックス神戸本社に隣接。アスリートの運動能力を体感したり、実際に競技で使われるウエアやシューズを手に取って見たりできる。また、同社の歴史をビデオシアターや歴代の商品展示によって紹介。イチロー選手のスパイクをはじめ、有名選手が使用した靴も展示している。●神戸市中央区港島中町7-1-14 078(303)1329 6 078(303)6165http://www.asics.co.jp/corp/museum/●開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)●休館日:日曜、月曜、祝休日、盆、年末年始●入館料:無料※10人以上の団体の場合は電話で要予約アシックス関連スポット20