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彼の志は後世に受け継がれています。てもらおうと小学生向けの教室を開催。して功績をたたえ、化学に興味を持っでは生涯をまとめたパネルを常設展示さんは話します。市内の郷土学習施設かったためです」とガイドの荒木節夫火事や戦争でわずかな史料しか残らなれながらその名を知る人が少ないのは、「幸民は〝日本の近代化学の祖?と呼ばを最初に使ったのも彼だそうです。が国で初めて試作。「化学」という言葉にもマッチや銀板写真機、電信機をわらぬ探究心を燃やします。ビールの他その基礎となる物理学と化学に並々な学を学んだ幸民は、医学を修める傍ら、幼いころから学業に秀で、江戸で蘭学者の川本幸民もその一人です。本で初めてビールの醸造に成功した蘭支えた多くの人物を輩出しました。日幕末から明治にかけて日本の近代化をかつて城下町として栄えた三田は、生誕地を訪ねる。近代化学の祖の幕末に活躍した[三田市]歴ま史ち人歩をき訪ねる歴史ぶら探り訪親子で巡りました!奥秀雄さん((左)、奥智雄さんん(神戸市)●1▼▼JR三田駅前の三田市総合案内所でガイドの荒木さんと合流し、幸民の出生地へ向かいます。幸民の経歴を教わりながら歩くこと25分。出生地には彼の偉業を紹介する案内板がありました。生誕200年に当たる平成22(2010)年には「幸民まつり」を開催して功績をたたえたそうです。●2●1三田市総合案内所●▼徒歩25分●2川本幸民出生地●▼徒歩15分●3英蘭塾跡●▼徒歩25分●4心月院●▼徒歩20分●5三田城跡●▼●6川本幸民顕彰碑●▼徒歩5分●7旧九鬼家住宅資料館●4三田小学校●5●6●7●3今回のコースはこちら!白洲次郎のルーツと川本幸民を訪ねて※左記はコース例(所要時間や希望等は要相談)福知山線正覚寺●2武庫川▲N●1さんださんだ141さんだほんまち今回の歴史人川本幸民文化7(1810)年~明治4(1871)年文化7(1810)年、三田藩医の三男として生まれる。19歳の時、三田藩主、九鬼隆国の支援を受けて江戸に留学し、当時最先端だった蘭学や医学、物理学、化学などを学ぶ。24歳で藩医になり、天保6(1835)年、江戸で開院。一方で蘭学の研究を続け、嘉永4(1851)年に「気海観瀾広義」を翻訳して出版する。46歳から蕃書調所で蘭学を指導。51歳の時に初めて化学という言葉を用いた「化学新書」を完成させる。明治元(1868)年、三田に帰郷し、英蘭塾を開いて後進の指導に当たる。享年61。日本学士院蔵神戸電鉄三田線英蘭塾跡へは、城下町の雰囲気が残る屋敷町を通ります。町家の原形をとどめた黒しっくい漆喰塗屋造りの家屋が残っており、古い建物が好きな息子は興味深く見ていました。[開催日]日曜、祝休日[予約]不要[料金]300円※5人以上の団体で、上記以外の日程の場合は電話かファクスで1週間前までに予約問三田市総合案内所079(563)0039 079(563)0083※三田へは、神戸・三宮から車で約1時間12