ブックタイトルgokoku2013aki

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枝もたわわに実っただいだい色の果実に小さな手が伸びる。近郊農業が盛んな神戸市西区を代表する特産品、友清の柿は、南向きの斜面で夏の日差しを浴びてじっくりと熟成させた甘味が特徴。兵庫県認証食品にも認定されている。今年で40周年を迎える柿園は10月12日から11月24日まで開園。もぎたての富有柿や松本早稲を味わえる。問友清柿園078(991)0577(開園期間中のみ)問JA兵庫六甲櫨谷支店078(991)1055078(991)10543友清柿園神戸市山の斜面、幾重にも連なる約千枚の田が柔らかな曲線を描き出す。水田が青空を映す田植えのころ、青々とした稲が風にそよぐ盛夏、穂が黄金色に染まる初秋と四季折々に美しい景色は日本の棚田百選の一つに数えられる。稲刈りを終えた今、あぜ草の緑に縁どられた薄茶色の地面には稲株が残り、ふらりと訪れたトンボが静かに羽根を休めていた。問佐用町商工観光課0790(82)06700790(82)0131郷愁の秋五感で楽しむ五五感国空は澄み渡り風爽やかな季節。色付く木々やあかね色の夕焼けが遠い昔へと誘う。秋の優しさに包まれて、心豊かに過ごそう。乙大木谷の棚田佐用町おつおおきだに