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~ものづくりの舞台を訪ねて~㈱御座候本社工場(姫路市)小豆の粒を生かした創業当時から変わらぬ味朴な味は、時代を超えて家庭定番のおやつとして親しまれている。てが店頭での手焼き。お客さんの目の前で焼き上げられたぬくぬくの素全店舗合わせて、多い日には20万個以上を売り上げるという商品は全の販売店へと運ばれる。を壊さないために殺菌はせず、常温のまま北海道から広島まで全国各地力でゆっくりと落下させて1階へ。25度に冷却した後は粒や小豆の風味させたあんを、人の手によって慎重に釜から出し、管を通して自然の重ん。ゆでた小豆が含む水分を利用して練ることで豆本来のうま味を凝縮いように細部にまで気を配っています」と話すのは工場長の田中生也さ「御座候のこだわりは小豆本来の味が感じられる粒あん。粒がつぶれならかくふっくらと仕上げるために、要所では人間の目でゆで具合を確認する。て砂糖を各釜へ運ぶ作業も機械の力を借りるが、皮が破れないよう、かつ軟均一に通しながらゆでるのが特徴だ。釜は全自動、ゆで上がる時間に合わせわらずシンプル。北海道十勝産の小豆を選別し、少量ずつ、ゆっくりと熱をに砂糖や水あめ、塩を加えて練るという製あんの流れは、創業当時から変ムに巨大な釜がずらりと並ぶ。小豆を生豆からゆで、ゆで汁を全て捨てた後あんが作られるのは2階のフロア。床面総ステンレス張りのクリーンルーながら作業工程を見学することができる。場では、製造現場がガラス張りになっており、ガイドによる解説を聞きて製造・販売している㈱御座候。姫路市のJR山陽本線沿いに立つ本社工回転焼きや今川焼きとも呼ばれる和菓子「御ござ座そう候ろう」を60年以上にわたっあずきミュージアム(姫路市)本社工場に隣接した照葉樹の森の中に立ち、身近な小豆の歴史や世界各国の小豆、栽培のプロセスなど小豆にまつわる知識を学べる。施設内では小豆やあんを使ったお菓子作り体験教室を実施。小豆づくしの料理や甘味が堪能できるレストランも完備している。●姫路市阿保甲611-14 079(282)2380 6 079(282)2399http://www.gozasoro.co.jp/amuseum/●開館時間:10時~17時(入館は16時まで)●休館日:火曜、年末年始、設備点検等の臨時休館●入館料:一般(高校生以上)1,200円、小中学生600円※工場見学(10時30分?、11時?)は工場ショップで当日受け付け。10人以上は、受付係[4 079(282)2311]で要予約御座候関連スポット16