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1903- 1988撮影:荒尾純(神戸市立小磯記念美術館蔵)明治大正昭和プロフィール36(1903)年6(1 9 1 7)年15(1 9 2 6)年3(1 9 2 8)年7(1 9 3 2)年11(1 9 3 6)年13(1 9 3 8)年20(1 9 4 5)年25(1950)年48(1973)年49(1974)年神戸市神戸(現神戸市中央区)で生まれる県立第二神戸中学校(現兵庫高校)に入学東京美術学校(現東京藝術大学)西洋画科在学中、小磯家の養子となる。同年、帝国美術院第7回美術展覧会で「T嬢の像」が特選となる神戸からフランスに渡り、約2年間、欧州に遊学する神戸市内の画廊で初の個展を開く仲間と共に、純粋芸術の確立を目指して新制作派協会(現新制作協会)を結成従軍画家として召集され、上海に渡る。2年後にも再び従軍を経験神戸空襲でアトリエを失う。4年後、武庫郡住吉村(現神戸市東灘区)に自宅とアトリエを新築する兵庫県文化賞を受賞。同年、東京藝術大学油画科の講師となり、3年後に教授に昇進勲三等旭日中綬章を受ける。58年には文化勲章を受章迎賓館赤坂離宮の壁画「絵画」と「音楽」を1年掛かりで完成させる?昭和12(1937)年4月5日弟・岸上恭平に宛てた手紙よりい絵を描こう。そればかり考へてゐる。小磯良平?画家63(1988)年85歳で逝去[右]「T嬢の像」1926年油彩・布116.8センチ×91.0センチ県立美術館蔵遠縁の女性を描いたもので、23歳の時に発表した実質的な画壇デビュー作。[左]「斉唱」1941年油彩・布100.3センチ×80.8センチ県立美術館蔵群像を描いた代表作。モデルが着ているのは、松蔭高等女学校の制服といわれる。28