ブックタイトルgokoku2013haru

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多自然居住地域にIターン・Uターンし、スローライフを送る人たちを紹介します。?田舎暮らしを考えたきっかけ、こちらに住むようになった経緯は。幸晴さん農業とは縁遠い都市部で働いていたころ、「定年後は自然に囲まれて暮らしたい」と田舎での暮らしを考えるようになりました。それからは週末、ドライブを兼ねて県内の別荘や古民家を見て回るように。ただ、ほかの趣味もありましたし、それまでの生活スタイルを大事にしたかったので、次第に、自宅のある明石で暮らしながら、週末だけ田舎で過ごすスタイルがいいと思い始めました。それからは、滞在しながらコテージの庭で農作業ができる滞在型市民農園を巡り、現職中から「ブルーメンやまと」に入居しました。今年で9年目になります。自宅から約1時間と距離が近いのも選んだ理由の一つです。退職した今では、平日に訪れることも多いです。?実際に暮らしてみてどうでしたか。千鶴さん都会と田舎の二つの生活が楽しめて面白いです。都会とは違ってゆったりとした時間が流れ、好きなガーデニングに没頭できます。幸晴さん地域の雰囲気がとてもいいですね。地元の方も親切で、皆さん声を掛けてくれます。近所の小学校の運動会は地域ぐるみのイベントで、毎年参加しています。子どもの成長を地域全体で見守る環境は素晴らしいと思います。?入居後、すぐに野菜を育て始めたそうですが、作り方はどなたに教わったのですか。幸晴さん地元の方や田舎暮らしの先輩に教わりました。種や苗などはほとんどが頂き物です。4年前からは知り合いの畑でタマネギやナスなどを育てています。一番の自信作は落花生で、収穫時期にはみんなが手伝ってくれます。今では恒例行事になりました。豊かな自然と昔ながらの風習が残る多可町八千代区。増田夫妻は、明石市に生活拠点を置きながら週末を多可町で過ごし、農作業やガーデニングなどを楽しんでいます。「酒のつまみに」と幸晴さんが4年前に落花生の栽培をスタート。昨年は米袋にいっぱい収穫できたそう。多可町八千代区生活拠点は都会に置き週末は田舎で農作業―週末滞在型―20