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私たちの心のよりどころとなるふるさと兵庫が、いつまでも活気あふれる社会であるために─。地域再生大作戦をはじめとする多彩な取り組みを各地で展開しています。交流と魅力発信でふるさとをもっと元気に地域を活性化し自立を促進する地域再生大作戦を各地で展開多自然地域の集落は、地域の人々の生活の場であるとともに、その美しい自然環境が都市住民の安らぎの場となっています。しかし、これらの地域の多くが、人口減少や高齢化により元気を失っています。県では、それぞれの地域の状況に応じて再生・活性化を総合的に支援する地域再生大作戦を平成20(2008)年度から展開。本年度は空き家の活用支援や大学生と連携した地域づくりなどを進め、地域力の向上を図ります。また、都市部で多自然地域の特産品を販売するアンテナショップを運営。これまで進めてきた地域と都市の交流をベースに、各地域の自立に向けた取り組みを支援していきます。他にはない資源を生かし学生と一緒に地域を活性化千ヶ峰の麓に位置し、棚田の里として知られる岩いさりがみ座神地区。平成22(2010)年に地域再生大作戦のモデル地区に選ばれ、兵庫県立大学の学生と連携して活性化に取り組んできました。その一例が、地域の魅力である棚田や清流、特産のソバなどを活用した1泊2日の子ども向け自然学校。参加者はそば打ちやアマゴつかみなどの田舎体験を楽しみます。「17年前から棚田オーナー制度を導入し頑張っているのですが、どうしてもマンネリ化します。学生さんの意見は新鮮で、自然学校も自分たちにはない発想でした」と区長の安田利雄さん。地区の発案による壁画アートは学生のリーダーシップの下、地元の児童・生徒との共同作業で完成しました。今年は、これまでの取り組みのステップアップを支援する地域再生大作戦の新制度を活用。学生との絆を深めながら、活気あるふるさとづくりをさらに進めていきます。多可町岩座神地区県政トピックスアマゴつかみには棚田オーナーの子どもたちも合流。色鮮やかな壁画アートは岩座神の未来を描いたもの。多可町岩座神地区16