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多自然居住地域にIターン・Uターンし、スローライフを送る人たちを紹介します。?田舎へ引っ越そうと思った理由は。結婚後、神戸市内に住んでいましたが、長女が生まれたのを機に、自然の中で伸び伸びと子どもを育てたい、と田舎での暮らしを意識し始めました。2人目、3人目が生まれてもその思いは変わらず、長女の小学校入学までには移住しようと決意。自宅を仕事場としており、住む場所を選ばないことも決断の後押しになりました。平成24(2012)年3月から南あわじ市阿あ万ま地区で新たな生活をスタートさせています。?移住するに当たり、物件探しで苦労したと聞きました。夫婦ともに田舎暮らしの経験がなく、いきなり購入する勇気は持てなかったので、賃貸住宅を探していました。でも、希望する古民家のほとんどが売買物件の上、仕事で扱う商品を保管するための倉庫付きを求めていたこともあり、情報を集めるのに苦労しました。そこで、以前から農業体験などのイベントでお世話になっていたNPO法人「あわじFANクラブ」に相談したところ、運よく築50年の古民家を借りられることに。探し始めて半年後のことでした。移住を決めたころから、古い日本家屋を自分たちで修理して住もうと考えていたので、家が決まった時は妻と大盛り上がり。引っ越しの3カ月前から週末を利用して掃除に通い、インターネットや本で情報を得ながら壁や床などをリフォームしていきました。?子育てに関して不安はなかったですか。「なんとかなるだろう」と大きく構えていたので、特に心配はありませんでした。一通りの医療施設がそろう洲本市へは車で20分ほどですし、近所には田舎暮らしと子育ての先輩が大勢います。実際に、温かく迎えてくださり、子どもも自然にこちらのインターネットで通信販売事業を手掛ける中村正臣さんは、豊かな自然に引かれて南あわじ市に移住。仕事場からは、畑を元気に走り回る子どもの姿が見え、「仕事にも張り合いが出る」と話します。南あわじ市豊かな自然に囲まれて自宅で効率よく働く―SOHO型―初めて栽培し、収穫したタマネギ。「甘くておいしいよ!」※※スモールオフィスホームオフィスの略で、パソコンやインターネットを使って個人や中小企業がビジネスを展開する自宅や小規模の事業所のこと美和さん、由妃子ちゃん(小学2年生)、晋作くん(5歳)、桜次朗くん(3歳)20