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尼崎市を中心に金融・医療機関などの清掃業を行う㈱栄水化学。「汚れをきれいにするだけでなく、空間を快適な環境にすることが私たちの志し事ごと」と捉えるサービスが評判を呼び、地域で厚い信頼を集めています。「サービスを実践するのは、人。だからわが社の商品は人であり、お客さまから必要とされる人になることが大事」と社長の松本久晃さん。お掃除におもてなしの心を込めた同社のサービスは、今や多くのクライアントから高い評価を受ける「品質」となっています。その品質を支えるのは、経営理念の一つ「人財づくり」で培われる「思いやりの心」。教えるのではなく、考えてもらうことに重きを置く松本さんは、「どうしたらいいですか」と社員から相談を受けると、「どうしたらいいと思う?」と問い掛けるそうです。「まず自分はどうしたいのかを考える癖を付ければ、現場でもお客さまのことを考えて行動できます」。そうやって考えて生まれたさまざまな提案を生かそうと始めた「アクションプラン」は、ポスターに目標をまとめ、実践できれば付箋を貼る取り組み。社員が主体的に顧客の声に耳を傾け成果を出す経営の仕組みなどが認められ、平成24(2012)年度上期には「ひょうご優良経営賞」を受賞しました。*約120人の従業員のうち9割が現場で活躍するパートスタッフである同社で、社員間のコミュニケーションツールとして一役買っているのが「社内報」の存在。実務的なお知らせと併せて日々の一こま写真やエピソードなど、紙面からは家族のぬくもりが感じられ、「毎月楽しみにしている」という声も多いとか。個々での業務が多いからこそ重視した情報や報告の共有は、社内に大きな和と一体感をもたらしています。心地よい環境をつくることで、人の心もすっきりきれいに。そんなお掃除の持つ力で「掃除そのもののイメージを変えていきたい」と松本さんは願います。お掃除一筋50年。今後はおそうじ塾の開催や家事支援も本格的に始動予定とのこと。どんな業務にも共通する「快適な空間で人を幸せに」という思いは、今後も変わらず広がり続けることでしょう。兵庫の未来を創る県内のキラッと輝く企業を紹介します。シナリオは社長。演じ方は社員自身が考えます。㈱栄水化学尼崎市築地2-6‐254 06(6401)5915おもてなし、思いやり空間も心もお掃除できれいに㈱栄水化学26