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ぷっくりやわらか室津のカキ丼材料(2人分)カキ(むき身)…16粒温かいご飯…適量カイワレ大根…少々A作り方酒…大さじ3しょうゆ…大さじ3みりん…大さじ2砂糖…大さじ1強1…カキはボウルの中で流水でそっと洗い、水気を拭く。2…フッ素樹脂加工のフライパンを弱火で温め、カキを並べて中火にし、身が少し白くなったら手早く裏返す。3…あらかじめ合わせておいたAを加え強火にする。4…1~2分煮て、カキが膨らんだらバットなどに手早く取り出す。5…残った煮汁を少し沸かしてから火を止め、4のカキにかける。6…器に温かいご飯を半分ほどよそって2粒ほど載せ、上からご飯をかぶせて残りのカキを載せ、煮汁をかける。7…短く切ったカイワレ大根を散らす。ます」と生産者の津田朝洋さん。移った煮汁が絡むご飯も格別です。置くことで身がさらに引き締まりので食べ応えがあり、カキのうま味が再び海に戻します。「海中に2、3週間残り、食感もぷりぷりのまま。大粒な業で一つ一つ丁寧に取り除いてから、ふっくら仕上げたカキは、磯の風味がいているホヤやフジツボなどを手作ん取り出すのがコツ。あまり煮詰めずカキ(たつの市)では、収穫前に一度水揚げし、殻に付ンでさっと焼き、煮汁と絡めていったのど中でご成ろ長か。ら海収風穫がが冷始またりさまをす増。す室津10月ことができます。今回の丼はフライパ洋、中華と、さまざまな料理で味わう室津港に軒を連ねる直売所の中には焼きガキの試食ができる店も。殻付き、むき身のほか、つくだ煮などの加工品も並ぶ。津田朝洋さんが生産するカキは津田正水産で購入できる(電話、ファクスでの通信販売も可能)。また、道の駅「みつ」でも室津のカキを販売。買ったカキは無料の炭火焼きコーナーで焼きたてを味わえる。か平だ成につ10(1998)るされた稚貝は、5カ月ほは、焼きガキはもちろんのこと、和、年のこと。5月にいつやつやと輝く乳白色の大ぶりの身室津でカキの養殖が始まったのは4割ほどを占めています。かんでいます。す。最近は殻付きの需要が高まり、な入り江には養殖いかだが数多く浮ン中、港にはカキの直売所が並びままれているため波も穏やかで、静か収穫は4月中旬まで続き、シーズ市御津町の室津は、三方を山々に囲し、味もいい。海に感謝ですね」育てる天然の揺り籠。中でもたつのな海で育つから大きくなるのが早いが流れ込む播磨灘は、良質のカキをかりますが、室津のカキは栄養豊富千種川と揖保川から豊かな栄養分「一般にカキの養殖は2、3年か磯の風味が広がる丼ぷりぷりの大粒をご飯の上にじま今幸号んのの播磨灘が慈しみ育んだ問津田正水産079(322)8100 079(322)8111問道の駅「みつ」079(322)8500 079(322)8501ひと言メッセージカキはくれぐれも火を入れ過ぎないようにしましょう。煮汁が残ったらブリの照り焼きのたれなどに使って2度楽しむのもいいですね。白井操しらいみさお…料理研究家。20年にわたりNHK「きょうの料理」の講師を務め、レシピから伝わる心豊かな暮らしのエッセンスや親しみやすい語り口は、広い世代に共感を得ている。ひょうご「食」担当参与として、県下の食材の掘り起こし、特産品の紹介にも力を入れている。「五穀豊穣兵庫のうまいもん巡り」など著書多数。23