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見たい!知りたい!のぞいてみ隊!かつて森林組合だった古い建物を再生。兵庫県広報専門員清水奈緒美(西宮市)日本一の酒どころ灘五郷で、昭和24(1949)年から酒樽を作り続ける㈱田中製樽工業所。機械化が進む中、今も職人の手で製造するのは、西宮市ではこちらだけ。受け継がれる技と親方の熱意に触れながら、樽作り体験に挑戦しました。作業場の至る所に積まれ隙間ができてしまいました。「これた和樽。まるで杉木立とこれを入れ替えて!」と素早くの中にいるような香りが漂い指示を出す田中さん。さすが熟ます。鏡開き用の酒樽作りな練者の勘です。隙間なく見事にど、冬は樽屋さんの繁忙期です。収まった胴がバラバラにならな「材料らしきものは、木片と数いよう、次は青竹で締めていきまメートルの青竹…だけ?」そう、樽の材す。コーン、コーン。木づちが竹料は、木と竹のみ。接着剤も一皮をたたく音が響きます。底板を切使用しません。杉は、その特はめた後、実際に水をためて最有の芳香に抜群の通気性を備終チェック。杉は本来、65度のえ、酒やみそなどの醸造品を入湯に触れると最も香り立つそうれるには最適です。ですが、水を入れた瞬間にもい「樽は、作るとは言わず"たたい香りが広がりました。「水漏れく"もの」と教えてくださるのは、は、なし!」樽の完成です。田中啓一さん。親子3代続く同同工業所では、使ううちに漏工業所の親方です。材料の吉れが生じた場合なども、頼めば野杉を見せていただくと、断面は修理していただけるとのこと。昔赤い芯の部分と白い周りの部から日本酒文化や日本人の食分がくっきり。酒樽用には白い卓を支えてきた和樽。「長く使う部分の芯寄り側を使います。ことのできるこの樽で、自分でおまずは樽の胴作りから。板は漬物を漬けてみたい」。伝統の少しずつ幅が異なり、どれを選ぶ技と親方の熱意に触れ、この日、かがポイント。とりあえず木片を新たな夢が生まれました。選んで輪にしていくと…やっぱり。炊き合わせにおから、煮びたし。誰にも優しい一品ばかり。取材を終えて「おなかがほっとしました」「やさしい時間でした」。来客ノートにつづられているのはここでの楽しいひとときばかり。その一つ一つに高橋さんは返事を書きます。将来の夢は?との問い掛けに「野菜を渡す役になれたらいいですね。憧れのおばあちゃんたちのように」と優しい表情で答えてくれました。そのお人柄で、またほっこり。何度も訪ねたくなる理由をもう一つ見つけた気がしました。和樽の良さを伝える樽作り体験。椅子や太鼓などアレンジ樽も開発。※樽作り体験は土曜、日曜限定(応相談)。まずは、同工業所へ連絡してください㈱田中製樽工業所460798(34)0032県の魅力や県政をPRする兵庫県広報専門員。「わかりやすく、親しみやすく」をテーマに民間から登用されました。こぼれ話・ウラ話はアメブロで公開中「ひょうごワイワイplus+」27兵庫県広報専門員米田裕美女性起業家支援事業独創性や市場性、地域活性化などの視点で優れたビジネスプランを有する県内の女性起業家の事業の立ち上げを支援する制度。「楽や」は25年度の採択事業。【問い合わせ】県新産業情報課4 078(362)4157