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更新日:2014年3月24日

知事定例記者会見(2014年3月24日(月曜日))

【発表項目】

1 平成26年度広報計画の策定
2 ひょうごツーリズム戦略(平成26~28年度)の策定
3 21世紀兵庫長期ビジョンの点検・評価にかかる新たな指標
4 津波防災インフラ整備5箇年計画(暫定版2.)の策定
5 人権に関する県民意識調査の結果概要
6 兵庫県立美術館 阪神・淡路大震災20年展 夢見るフランス絵画-印象派からエコール・ド・パリへ-
 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(外部サイトへリンク)(約35分)
・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「平成26年度広報計画の策定」です。

 基本方針ですが、1番目は、何を伝えるかということで、重点的、計画的な広報を推進します。来年の1月17日は、阪神・淡路大震災から20年になりますので、この経験と教訓の発信ということと、それから、大きな地域イベントとしては、「~出会い・感動~夢但馬2014」と「淡路花博2015花みどりフェア」等を行いますので、これらについてもPRをしていきます。また、月毎のテーマを設け発信していきたいと考えています。

 2番目は、どうやって伝えるかということです。印刷、電波・映像、インターネット等の広報媒体の特性を活かした県政情報の発信に努めます。

 そして、3番目は、よりよく伝えるためにということで、効果的な広報活動を展開したいと考えています。広報紙や広報番組への県民参加はもちろんですが、専門人材やはばタンの一層の活用を図りたいと考えています。また、民間企業との連携にも取り組みます。

 具体的な取り組みですが、震災の経験と教訓の発信、魅力あるイベント情報の発信、大河ドラマ「軍師官兵衛」等も関連します。また、ふるさとの魅力を発信します。

 月別の重点広報事項ですが、4月は予算を中心とした26年度の県政です。5月は産業活力あふれる兵庫づくり、6月は防災・減災、7月は子育てや青少年の育成、8月はふるさとづくり、9月は観光や国際交流、10月は農林水産業、11月はスポーツや芸術、12月は健康で安心な生活の実現、1月は震災20年特集、2月は環境の保全、3月はビジョンのフォローアップです。

 印刷媒体等は特に大きな変化ありませんが、インターネットをさらに活用していきたいと考えています。

 民間企業との連携ということですが、「取材されました証」を作って、事務所や店舗等に掲示してもらうようなことも考えたいと思います。それから、はばタンの活用をさらに図ります。また、職員の広報マインドの醸成についても進めていきたいと思います。

 

 2番目は「ひょうごツーリズム戦略(平成26~28年度)の策定」です。

 平成22年度に策定したひょうごツーリズム戦略の推進を図ってきたわけですが、平成25年度が最終年度ですので、平成26年度から3カ年のツーリズム戦略を新たに定めようとするものです。

 兵庫県観光ツーリズム推進本部のもとに、関係機関と連携しながら方策を推進していきます。また、ひょうごツーリズム戦略推進委員会(仮称)を設置し、助言を受けていきたいと考えています。

 次に推進方策です。「五つ星ひょうご」を本県ツーリズムの目指す将来像として、五つの国の資源が活用されていくような対応を推進していきます。そのために、5つの戦略と10の行動プログラムを設けています。1番目は、兵庫ならではのツーリズムづくりということで、みんなをひきつけるツーリズム、オンリーワンの資源を活用したテーマツーリズムを推進します。2番目は、“おもてなし”基盤づくりということで、“おもてなし”人材づくりや“おもてなし”環境づくり、あるいは、ツーリズム関連産業の活性化をします。3番目は、日本の縮図・ひょうごの魅力を伝える取り組みとして、ネットワークを生かした新たな来訪者とリピーターづくりを行います。4番目は、国際ツーリズムの推進で、プロモーションが重要だと考えています。5番目は、ブランド力向上に向けた地域ツーリズムです。

 数値目標としては、県内の観光入込客数1億5000万人を目指そうと考えています。そして、県内宿泊客数を1500万人、国際ツーリズム人口を100万人と、このような数値目標を掲げてツーリズム施策の推進を図ります。

 次に、兵庫県のツーリズムの推移と現状ですが、リピーター率がかなり高く、87.9%がリピーターです。再来訪の意向を示した来訪者も88.6%です。満足度も結構高い状況になっています。魅力度も、他の地域と比べても遜色のない状況ですので、国際観光の面でもこれからさらに期待できるのではないかと考えられます。そのような意味で、非常に重要なのはこれからの推進策ではないかと考えています。

 次に、先ほどの5つの戦略、10の行動プログラムですが、特に戦略4の国際ツーリズムについては積極的に打って出たいと考えています。また、外国人目線に立った多言語対応の整備が必要だと言われていますし、Wi-Fi環境の整備が非常に急がれているということもありますので、これらについてはできるだけエリアで対応できるように取り組みたいと考えています。関空ではWi-Fiは使えますが、関空で登録した番号は、兵庫では使えません。例えば、神戸市内、城崎、湯村、有馬等に行ったら、それぞれの地域で一回登録すれば済むというようなWi-Fi環境の整備をできるだけ早くしていきたいと考えています。通信事業者やソフトウェア会社も積極的に取り組もうという意向を示されていますので、それを活用していきたいと思っています。

 それから、五国の個性あふれる地域ツーリズムについては、それぞれの地域の持っている魅力を発信していこうとするものです。

 

 3番目は「21世紀兵庫長期ビジョンの点検・評価にかかる新たな指標」です。

 全県ビジョン指標ですが、兵庫のゆたかさ指標は主観指標で、アンケート調査をし、そのアンケート結果を集計し、それを合計して点数化したものです。2番目の全県ビジョンフォローアップ指標は客観指標ですが、平成29年度までの目標年次に対してどの程度実現をしているかを示す指標です。

 地域ビジョン指標は、地域ならではの項目で構成しています。

 次に、どういうふうに使うかということですが、県ビジョンとしては12の将来像を掲げています。そして、推進方策では前期5カ年の行動目標を掲げています。これらをフォローアップするために、これらの指標を検討してきたわけです。

 2頁をご覧いただきますと、「ゆたかさ点数」の算出とありますが、5段階で評価をして、その総合点としています。現時点で総合点を算出しましたら、69.7点となっています。例えば、「未来を拓く産業の力を高める」は4.56となっていることや、「世界との交流を兵庫の未来へ結ぶ」では4.83と、少し低いと思われるような数字が出ています。これは聞き方が悪く、例えば、あなたの地域に未来を拓く産業が立地していますかと聞くと、住宅街に住んでいる人では、立地していませんという回答になります。また、あなたの地域に外国の方が住まわれていますかと聞くと、住んでいませんという回答になってしまい、聞き方の問題もちょっとあり、全部が満足できるわけではありませんが、一つの大きな方向づけにはなるだろうということです。

 例えば、3頁の左側ですが、「あなたは、全体として、今の生活に満足していますか。」という質問に対して、属性ごとに随分違う結果が出てきています。また、「頼りになる知り合いが近所にいるか」という質問に対しても、「いる」「いない」というような状況で随分回答が違います。それから、「お住まいの地域にこれからも住み続けたいですか」という質問に対して、住み続けたいという回答は、地域のことに関心がある人では65%、まあある人では40%ですし、「地域に誇りや愛着を感じるか」でも、感じる人では84%、まあ感じる人では半分ぐらいと、随分その関心度合いによって異なるということが言えると思います。

 それから、3頁の右側の地域の多様な「ゆたかさ」についてということで、県民意識調査の結果から抽出してきた地域ごとの特性を整理していますが、あっていないようであっているというような評価ではないかと思います。神戸は意外と特色が出ていますが、例えば、中播磨は、「ゆとりのある暮らしと、自慢したい地域の「宝」がある中播磨」と、きっと大河ドラマ「黒田官兵衛」が始まっていますのでこういう回答が多かったのかもしれません。大きな意味での傾向がとらえられているのではないかと思っています。

 指標によるフォローアップについては、推進方策の進捗状況を測ろうということが中心ですので、そのような意味で、県の取り組み成果を示す指標として、例えば「人と人とのつながりで自立と安心を育む」という将来像については、婚姻率の上昇や、家族で話をする時間の増加という目標を掲げていますが、それに対して、出会い・結婚支援事業による成婚数や、ひょうご仕事と生活の調和推進企業宣言登録企業数を、全体の中の例示指標として拾っています。県政推進プログラムもありますので、それらの実施状況等も参考にしていきたいと考えています。行動目標ごとにこのような平成29年の目標を掲げて対応しています。最後に地域ビジョンとして各県民局ごとのフォローアップ指標、地域独自指標等を整理していますのでご参照ください。

 

 4番目は「津波防災インフラ整備5箇年計画(暫定版Ⅱ)の策定」です。

 本県独自の津波シミュレーション結果を踏まえて、昨年2月に策定した暫定版を改定し、5箇年計画の暫定版Ⅱを策定しました。なぜ暫定版Ⅱかというと、沈下対策について、平成26年内に専門家の意見を聞いた上で対策を検討することにしていますので、これを盛り込確定版とする予定です。

 重点整備地区は、従来の4カ所に加えて、3地区を追加します。洲本の炬口地区、尼崎地区、西宮の鳴尾地区です。

 修正事項は、県独自の津波浸水シミュレーション等の反映です。津波越流延長が16km増えました。国のシミュレーションでは、30m未満の河川が配慮されていませんでしたが、その分を反映したためです。越流対策・引波対策の延長は3.6km減りました。越流延長との差は、新たな水門整備による越流延長の縮小等に拠るものです。水門を河口部に持ってくることによって、越流する堤防の区間が短くなるためです。防潮堤等の老朽化対策の延長は、15.7km増えています。平成24年度までの点検結果を反映させたためです。事業費は増額しています。全体計画は520億円で50億円増加、5カ年分では300億円で50億円増加しています。確定版では、その上に沈下対策が入ってきます。

 

 5番目は「人権に関する県民意識調査の結果概要」です。

 有効回答率は1,210人で回答率が40%でした。

 調査結果のポイントについて説明します。人権を身近に感じる人はやや減少しましたが、ほぼ横ばいです。日本は人権尊重社会であると肯定する人は1割以上増えています。県民の人権意識が高まっているという項目は、ほぼ横ばいです。インターネットによる人権侵害が一番関心を持たれており、次が障害のある人、高齢者、働く人の権利、子ども、女性の順です。5年前は高齢者、障害のある人が上位でした。インターネットが上位になって、高齢者が1割以上減ったところに特色があると思います。障害のある方については、ほぼ横ばいです。

 自分の人権が侵害された経験のある人は2割5分ですが、ほぼ横ばいです。人権侵害の経験の中身は、うわさや悪口、職場での嫌がらせが4割を占め、職場での嫌がらせが少し増えている状況です。誰に相談したかは、やはり家族でした。何もできなかったのが、3割以上あります。

 インターネットによる人権侵害は、ほぼ横ばいでしたが、悪口や差別的な表現の掲載が顕著でした。子どもの人権については、心理的虐待や子育て放棄が顕著でいじめ問題については、少し増えてきています。

 新規に調査したのは拉致の問題です。57%の人が、家族と一緒に生活するという権利が奪われていることへの憤りを示しています。同和問題では、結婚差別や差別的言動等が相変わらず一部に見られるという傾向があります。

 小学校の人権教育に対する期待がかなりあることがわかりました。テレビ、ラジオの活用や広報紙の効果に疑問を投げかけておられる方が若干増えています。一方で、疑似体験会が期待されています。

 

 6番目は「兵庫県立美術館 阪神・淡路大震災20年展 夢見るフランス絵画-印象派からエコール・ド・パリへ-」です。

 収集家によるフランス近代絵画のコレクションから名品71点を紹介する展覧会が4月12日から始まります。ユトリロ、モディリアーニ、ローランサン、シャガール、藤田嗣治など、その時代時代の大家の作品が展示されます。是非、ご覧ください。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 昨日、投開票のあった大阪市長選の結果が大阪都構想にどう影響するとお考えですか。

 

知事:

 選挙の結果は分かっていましたので、当然の結果が出たということですが、今回の選挙で無効票が約6万5千票あるのをどう評価するのか問われる可能性があると思います。投票率が23%台ということで、それなりに橋下さんに対する信頼はあったといえると思います。しかし、それで大阪都構想の推進に繋がるのかというと、もともと二元代表制ですし、大阪市長選挙で問うような事柄なのかと問われてきました。議会の賛同を得ずには推進できませんし、大阪都構想が円滑に進んでいくことにはならないと思います。やはり、議会の理解を得るために適切な努力をされる必要があると思います。「この印籠が」ということにはならないと思います。

 

記者:

 都構想の推進に適切な手続きが必要というのはどういうことでしょうか。

 

知事:

 議会の議決が必要ですし、都構想の協議会の了解が得られないと議会にも諮れませんから、そういう一つ一つの手続きを確実に踏んでいく努力が必要になると思います。

 

記者:

 住民投票のタイミングはどんなタイミングがよいのでしょうか。

 

知事:

 住民投票にかけるためには、大阪都構想が大阪府議会と大阪市議会での了解が必要です。住民投票ももちろん重要ですが、その前の段階の対応が必要だと思います。

 

記者:

 本日の議会で金澤副知事の同意人事案が可決されましたが、知事が適任と考えられた理由をお聞かせください。

 

知事:

 金澤さんは、兵庫県の総務部長もやりましたし、兵庫県の行政についても、非常によく知ってくれていますから、新しい県政づくりの補佐役として、十分に応えてくれるだろうと思い、再任してもらいました。吉本さんも再任しましたので、2人の組み合わせが、私の補佐役としては望ましいと思い、再任させてもらいました。

 

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お問い合わせ

部署名:企画県民部 広報戦略課

電話:078-362-3020

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp