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更新日:2006年6月13日

知事定例記者会見(2006年6月13日)

1 政策協議事項
(1)「平成19年度国の予算編成等に対する提案」

2 報告事項
(1)のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会」開催100日前イベントの実施
(2)兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンターの開設
(3)「新ひょうごの森づくり」及び「災害に強い森づくり」の推進
(4)平成16年台風第23号災害等の復旧・復興状況
(5)フェニックス共済(兵庫県住宅再建共済制度)の加入促進
(6)県民局長会における調査・研究テーマ等
(7)中播磨南北交流促進のシンボルとなる「銀の馬車道」プロジェクトの推進

3 資料配付
(1)「県民交流広場ハンドブック」の発行
(2)「西播磨ふるさとステーション」の開設
(3)平成18年度第1回「田舎暮らしセミナー」の実施結果

知事会見内容

それでは、本日開催した政策会議の概要から説明させていただきます。
政策協議事項としては、「平成19年度国の予算編成等に対する提案」についてです。県としての提案事項をまとめました。お手元の資料をご覧ください。項目としては、下線部分が今年度拡充したり、新規に加えたりしている部分です。今回とりまとめを終えまして、冊子の印刷が出来上がれば、早速に具体的な要望活動として各省庁を回らせていただきます。そして、6月の終わりか7月の初めには、国会議員の方々に対する説明会もさせていただく考えです。項目全体としては、140項目あるわけですが、新規項目が17項目、拡充項目が45項目、削除項目が12項目あり、前回と比較して、全体では5項目増えたということになります。
主なものとしては、資料をご覧いただければお分かりいただけると思いますので、具体的な内容については私からの説明は省略させていただきます。質問がございましたら、後ほど承ります。
報告事項の1番目は、『「のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会」開催100日前イベントの実施』についてです。6月25日を中心に実施をいたします。まず、街頭イベントとして、「はばタン」が大集合するという行事を行います。成功祈念式典として、11時15分から、大丸北側道路を歩行者天国にしていただいて実施をすることにしています。雨が降ったら困るのですけれども、国体には両陛下が御臨席されることになろうかと思いますが、両陛下が御臨席されれば雨が降らないというのが今までの実績であり、私も晴れ男ですから、100日前イベントも梅雨の合間を縫えるのではないかと思っています。仮に雨が降った場合は、三宮センター街で簡単な出発式を行います。約40体の「はばタン」が勢揃いして、はばタンレディやトランポビクスの指導のもと、参加者全員が「はばタン」ダンスを踊り、盛り上げてくれることになっています。また、代表選手にも参加いただくことになっています。
それから、国体資料展を6月22日から「さんちか夢広場」及び「さんちか通路」で開催します。50年前の昭和31年に開催した第11回国体の模様や、今回の「のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会」の準備状況をパネル展示することとしています。
また、7月9日はデュオこうべ広場で、街頭イベント・パート2として、障害者スポーツにふれようということで、ステージイベントを中心に、盛り上げを図ることとしています。その他、各市町においても100日前イベントを、それぞれ会場地を中心に開催されますので、取材方よろしくお願いいたします。
報告事項の2番目は、「兵庫県立西播磨総合リハビリテーションセンターの開設」についてです。この7月1日からオープンすることとなりました。開設記念式典を6月25日に実施します。記念コンサートやギャラリー紹介を、地元の芸術家の方に行っていただいて、式典を実施することにしています。「癒し・交流・チャレンジ・再生」という4つのコンセプトで整備を図ってきたわけですが、病院は、病床数100床ということであり、リハビリテーションを中心としたものになっています。それから、研修交流センターには、交流サロン等があります。ふれあいスポーツ交流館には、温水プールやトレーニング室があり、また平屋建の落ち着いた感じの施設になっています。一度、現地に行っていただければお分かりになるかと思いますが、例えば木材や煉瓦を多用して、太陽光発電や屋上緑化など環境に配慮した建物になっており、非常にユニークなリハビリテーションセンターとして完成したのではないかと思っています。それから、患者の利用空間が全て1階に配置されており、ユニバーサルデザインにも配慮していますし、和やかさを出すため、陶芸版を貼っていただいたり、展示ホールなども活用することができます。外は、園芸療法などができる施設や、屋外リハ施設も用意しています。もちろん、OT(作業療法士)、PT(理学療法士)など、但馬長寿の郷と同様に、市町単独では確保しにくい専門家を、このセンターが確保して、市町に派遣をする本拠地にもなります。JR相生駅からバスが1時間に2,3本運行されますので、利便性にも配慮しています。鳥瞰図を見ていただいてお分かりのように、壮大なリハビリテーションセンターとしてオープンすることになりましたので、是非活躍して欲しいと願っています。
報告事項の3番目は、『「新ひょうごの森づくり」及び「災害に強い森づくり」の推進』についてです。「新ひょうごの森づくり」は、全体計画としては平成23年度までのもので、例えば森林管理100%作戦では、間伐を公的に87,500ha実施することを計画的に決めています。平成17年度までの実績は、少し目標を下回っていますが、これは大雪の影響で作業道が遮断されたためなどの理由により作業が遅れたわけでありますけれども、十分進めていけると思っています。
それから、里山林の再生については、全体7,400haを行うこととしていますが、これは前の前の合併である、昭和の大合併以前の旧町村に少なくとも1箇所は里山林を整備するということで、300くらいを整備しようと取り組んでいるプロジェクトですが、これが大体目標を超え、順調に整備が進んでいます。もう一つ、CSRを財源として、里山ふれあい森づくりとして、ミニ里山公園を1,000haほど整備することにしています。
森林ボランティア育成1万人作戦については、昨年全国育樹祭を開催し、森づくりに対する関心が高まっているということもあり、平成23年度末までに10,000人の森林ボランティアを育成するという目標に対し、平成17年度末までに既に約7,000人育成されているといった状況です。森林ボランティアのグループはいろいろありますが、昨年秋に連絡協議会が設立され、横のつながりができ、交流や情報交換が図られるようになりました。
今後は、資料の3ページにありますように、順次取り組みを進めていくことになります。
それから、今年度から始めている「災害に強い森づくり」についてですが、森林管理100%作戦の間伐対象森林のうち、山地災害防止機能を高める必要のある11,700haについて、実施をするものです。整備内容としては、間伐とあわせて、土留工や防災枝打ちを行います。また、里山防災林の整備については、集落背後にあって山地災害防止機能等を高める必要のある約2,000haを、先程申しました里山公園や里山林の再生とは別に、緊急的に実施するものです。針葉樹林と広葉樹林の混交林整備については、対象となる森林は46年生以上の高齢人工林であり、モデル的に少なくとも各県民局1箇所以上の35箇所、1,000haをとりあえず実施しようとするものです。それから、野生動物の育成林整備については、1,000haを見込んでおりますが、35箇所ほど実施いたします。野生動物がなぜ里に出てくるかといえば、奥地にえさがないからであって、えさがない理由は、山の管理が十分になされておらず、下草が生えず、昆虫が住まなくなる。昆虫が住まないからえさがない。えさがないから里に出てくるという循環になっているわけです。それを阻止しようということで進めています。6月3日に実施した「さわやかトークin但馬」で、朝来市の皆さんと話をしましたが、高砂から来られているご婦人は、野生動物育成林のためにボランティア活動をグループでやっているということを紹介されていました。
それから、5カ年の間、計画的に事業を実施することが望ましいということもあり、現時点で見込める各県民局の事業計画を策定しました。これについては、資料の5ページに記載しています。各県民局で具体的に5年間でこの事業量を実施していくということになります。単年度予算ではありますが、計画的な執行をこれで保障して、緊急対策としての災害に強い森づくりの推進を図ろうとしたところです。18年度の事業計画については、資料のとおりですのでご参照ください。
報告事項の4番目は、「平成16年台風第23号災害等の復旧・復興状況」についてです。これについては四半期ごとに皆さんにご報告させていただいているところですが、全体としては、工事発注率が95%で、工事完了率が86%になっていますが、農林関係の工事発注率が93%になっています。これはご承知のように、風倒木の処理について、3ランクに分けて、人里から一番遠く離れた所についてはCランクで、3年目にとりかかるということにしていましたので、その分が残っているということです。県土整備関係については、工事発注率が99%と、あと1%残っていますが、これは円山川の支川の大浜川につきまして、ほ場整備と一体整備を行うということでまだ残っているという状況です。これも順次調整して進めていくことにしています。あと、改良復旧については、特に激特事業のボリュームが大きいこともあり、全体事業費のうちの工事発注率は15%、助成・関連事業は72%で、緊急砂防等については100%の発注率となっています。
農業の関係については、資料の3ページに記載していますが、地域農業再生プランをつくり、農業の再生、そして営農計画と復旧とを一体的に進めていく必要があるということで、取り組んできているわけでありますが、既に104地区で142プランを策定して、現実に共同利用施設の整備などに取り組んだり、あるいは営農継続用機械を導入したりして対応しています。一番大きな被害を受けたといわれている豊岡市但東町の奧赤地区でも、今年は一部田植えが行われたと聞いています。
資料の4ページはため池の状況を記載しています。大きな難しい事業については、市町から県が受託をして整備をするということで取り組んでいます。それから、河川改修等と一体的に行うほ場整備についても、順次進みつつあります。
資料の6ページに記載している風倒木の処理状況については、Cランクにつきましても、既に処理を151箇所終え、現在、56箇所着手していますので、今後進んでいこうかと思います。できれば、18年度で全て処理を終えたいといった計画であります。林地については、資料の7ページをご参照ください。
あと、主なところについては、写真付きで紹介していますのでご参照ください。例えば資料の14ページでは、オオサンショウウオが棲息できる川づくりということで、隙間をつくったり、魚道を整備したり、保護池をつくったりしながら対応しています。あるいは、ホタル等の生物にやさしい川づくりということで取り組んだりしています。また、コウノトリと人との共生空間整備も行っています。それから、加古川につきましては、シンボルサインを国体にあわせて飾ろうではないかという試みがあります。千種川では、風倒木を活用した花の堤防づくりが行われていますし、国体アクセス沿道花壇などについてもプランターなどに風倒木の活用がなされているところです。以下、主な重点地区・重点路線等の状況も整理していますのでご参照ください。
報告事項の5番目は、「フェニックス共済(兵庫県住宅再建共済制度)の加入促進」についてです。対象母数をどう考えるかということもあるのですが、6月9日現在で81,053戸の加入であり、4.6%の加入率であります。ただ、持家一戸建てについては、7.2%の加入率です。したがって、一戸建てのみならず、マンションのような共同住宅についてもできるだけ入っていただけるよう努力をしていく必要があるのではないか、このように考えています。
報告事項の6番目は、「県民局長会における調査・研究テーマ等」についてです。企画調整部会では合併後の市町と県民局との関係、県民生活部会では環境学習・教育の今後の展開方策、地域振興部会では「田舎暮らし」の仕組みをどうつくっていけばよいか、県土整備部会では、社会基盤整備へのアセット・マネジメントの導入ということで、資産をどう管理運用していけばよいか、維持管理のあり方をどうしていけばよいか、このようなことを研究していくことになっています。
報告事項の7番目は、『中播磨南北交流促進のシンボルとなる「銀の馬車道」プロジェクトの推進』についてです。基本構想がまとまりましたので、今後これを基本に据えながら、プロジェクトを推進していくわけでありますが、具体の進め方としては、資料の2ページに記載しているように、ステップ1、ステップ2、ステップ3と段階をおっていくわけでありますけれども、これを受けた事業計画をつくっていく必要があります。具体のプログラムをどう進めていくかということについて詰めていくことにします。
資料配布の1番目は、『「県民交流広場ハンドブック」の発行』についてです。このたび作成しましたので、資料をご参照ください。
資料配布の2番目は、『「西播磨ふるさとステーション」の開設』についてです。宍粟材を使ったテーブル・椅子を設置しているほか、観光・国体情報コーナーも設けていますのでご活用ください。
資料配布の3番目の『平成18年度第1回「田舎暮らしセミナー」の実施結果については、資料をご参照ください。
私からの説明は以上です。

質疑応答

A記者:
関西サミットの誘致についてですが、大阪府と京都府が引き合いというか、反発が強まっているという印象が拭えません。兵庫県では、外相会談の開催などで兵庫の良さを生かせないかということで、県としても取り組んでいるようですが、いわゆる一本化の実現性はいかがでしょうか。
 
知事:
関西サミットは基本的には京都、大阪、神戸でやろうということで始めていますので、その枠組みは崩しませんが、今は、知恵を出し合う、中身を競争し合う。そして競争し合うことによって良さをアピールしていくという段階だと思います。あまり早く妥協してしまうといい案が出てこないのでだめです。ですから今はもっと競い合えばいいのではないでしょうか。ただ、最後はそれぞれの良さを生かした、例えば、一本化案等にまとめていってもらわないと困ります。そのために私はわざわざ関西サミットの一員に入って仲介役を買って出ようとしていると認識しています。
 
A記者:
かなりいろいろあるようですね。
 
知事:
例えば、どちらがどうかという意見もでてくるでしょう。それはそれで今の段階は自分のところがいいんだということで競い合ってアイデアを出し合うことが大事なのではないでしょうか。そういう意味で我々も負けてはいられません。大阪府と京都府の争いを傍観していると、我々の案そのものが磨かれなくなりますので、そういう意味で大阪府と京都府の競い合いに我々も負けないような具体的な詰めをしていきたいと思います。
 
B記者:
阪急と阪神の経営統合についてですが、村上氏が逮捕されて経営統合が加速していますが、県としてこの合併に期待すること、心配することはありますか。
 
知事:
鉄道の運営経営を一緒にしたからといって、路線が一緒になるわけではありませんし、利用エリアについても違いますので、ある意味でJRを挟んで山手と浜手をベースとする電鉄会社ができて、事情によってはそれに相応しいダイヤ編成も行われるということで、良きライバルになり得るのではないかと思います。もう1つは、デパートについては個性が違いますので、例えば阪神百貨店は食料品売場などが強みですし、阪急百貨店は高級イメージです。そういった特性を生かしながら、経営統合によるメリットを発揮しうる面が多いのではないでしょうか。総じていうと、阪急と阪神が培ってきた良さというものを消さないで、生かしながら共通利益を求めていくというバックグランドが発揮されていくということを期待したいです。
 
B記者:
心配する面はありますか。
 
知事:
心配する面は、梅田にいろんなプロジェクトが集中しすぎて、例えば三宮の阪急の再建プランはまだ動いていないわけですが、いわば震災後、少し置いて行かれている部分がさらに置いていかれるようでは困ります。せっかく統合されますので、そのようなお願いはきちっとしていきたいと思います。
 
C記者:
オリックスバファローズの神戸での試合が今後減るのではないかということが、地元自治体や経済界などで心配されていますが、県としてはいかがですか。
 
知事:
オリックスが大阪ドームを買ったので、オリックスが主催する試合の中心が大阪に移るというのを押し戻そうとしてもなかなか難しいのではないかと思っています。だから地域フランチャイズを持っている阪神タイガースのご意向もよく確認しながらやっていかないといけませんが、例えば、阪神タイガースがロードに出ているときにできるだけ他の球団の試合をスカイマークスタジアムで展開していただくような運動や働きかけを相談していければと思っています。先日、星野さんに会ったときに、「どんな対応がありますか」と聞いたところ「まず、阪神タイガースの試合を増やしたらどうですか」とアドバイスしてくれましたので、阪神タイガースに働きかけながら試合誘致を進めていって、これは矢田市長とも話をして、県と市がタイアップしながら他の球団に働きかけていこうと考えて準備に取りかかっているところです。一昨日の土曜日にオリックスの宮内会長にお会いしたときに、「オリックスは大阪ドーム中心になってもらっては困る」と話をしたところ、「オリックスは神戸から逃げ出すようなことはしません」とおっしゃっていましたので、オリックスの試合数をある程度確保してもらうように相談できればと思っています。いずれにしても試合数を増やしてもらって、神戸の野球ファンが楽しめる環境を確保していきたいと思っています。県市一体で頑張りますので応援して下さい。

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