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更新日:2006年7月3日

知事定例記者会見(2006年7月3日)

(1)(株)神戸製鋼所加古川製鉄所の報告書の評価及び今後の対応等
(2)「青少年を守り育てる県民スクラム運動」を重点実施
(3)平成18年度夏の交通事故防止運動の実施及び啓発ポスター等の作成
(4)県情報システムの評価・分析結果の公開
(5)兵庫陶芸美術館の催し

知事会見内容

日時:平成18年7月3日(月)、15:00~15:20
場所:記者会見室(2号館4階)
 
知事:
本日は、政策会議の日ではありませんので、いくつか資料を用意しました。
資料の1番目は、「(株)神戸製鋼所加古川製鉄所の報告書の評価及び今後の対応等」についてですが、本日午前中に、神戸製鋼所の犬伏社長に対し、厳重注意および指示をいたしました。これについては、旧聞に属すると思いますので、説明は省略させていただきます。
資料の2番目は、『「青少年を守り育てる県民スクラム運動」を重点実施』についてです。7月を強調月間として展開いたします。
資料の3番目は、「平成18年度夏の交通事故防止運動の実施及び啓発ポスター等の作成」についてです。7月15日から24日までの10日間、運動を実施します。運動の重点としては「こどもと高齢者の交通安全」、それから、夏休みにもかかってくるということで、「無謀・暴走運転の追放」などを掲げています。また、今年の啓発ポスターについてですが、毎年誰になるのか注目を集めていますけれども、今回は野口みずきさんにお願いをしています。野口さんが子ども達に語りかけているポスターであり、野口さんらしい雰囲気が出ているのではないかと思います。昨年は、阪神タイガースの藤本選手と能見選手でした。星野仙一さんにモデルになってもらったこともありました。
資料の4番目は、「県情報システムの評価・分析結果の公開」についてです。お配りしている「資料2」をご覧ください。県が活用している情報システムとして、9つの主なシステムを列挙しています。例えば、兵庫情報ハイウェイについては、今、光ファイバーを活用しているわけですが、光ファイバーが良いのか、それともより新しいシステムが良いのか、通信技術の動向を見極めていこうとしています。県庁WANについては、セキュリティの強化として、ICカードの活用をさらに強化していく必要があるということ、災害対策として、システムを二重化する必要があるということが指摘されています。文書管理システムについては、県庁WANの職員認証基盤、つまり誰が使用しているかというところを分かるように変えていく必要があります。電子申請システムについては、元々、対象手続きの拡大や、利用率の向上が課題であり、また市町との共同利用ということにも留意をしていく必要があります。災害対応総合情報ネットワークシステムのうち、河川・砂防・港湾については、一体的なシステムとして再構築ができていますが、他のシステムとの連携を図る必要があります。兵庫衛星通信ネットワークについては、回線の高速化といった機能の強化、電子入札システムについては、入札対象の拡大など、入札参加資格審査システムについては、汎用性が課題です。物品電子調達システムについては、操作性の向上、つまり、もっと使い勝手を良くする必要があるといった指摘を受けています。今後さらに、具体的にシステムを評価していただいて、移行を図っていきたい、このように考えています。
資料の5番目は、「兵庫陶芸美術館の催し」についてです。開館記念特別展として、「陶芸の現在、そして未来へ」ということで、若手5人の作品展を開催しています。これが陶芸かと思うような作品が並んでいますので、是非一度ご覧ください。陶芸というよりも、どちらかというと彫刻ですね。素材が焼き物、しかしアピール点は彫刻というふうに理解したほうが分かりやすいのではないかと思います。それから、丹波焼登り窯体験ワークショップの開催や、7月から10月にかけて、著名作家の招へい事業を実施することにしていますので、ご紹介します。
私からは以上です。

質疑応答

A記者:
昨日の選挙結果ついて伺います。まず、滋賀県知事選ですが、自民党・民主党相乗りの現職が新人候補に破れるという波乱がありました。東大阪市長選では共産党の市長が返り咲きました。この2つの結果についてコメントをお願いします。
 
知事:
選挙の1週間前に大津市で行われた國松知事の個人演説会の応援に行ってきました。國松知事らしく環境問題を訴えられていましたし、新幹線についても必要性を強く主張しておられましたので、私も新幹線の駅がいらないとは思いませんでした。約20年前になりますが、新幹線の掛川駅は市民運動から生まれたという例があり、掛川のまちは新しいステージに上がれたのではないかという話をしました。國松知事は琵琶湖の環境問題についても積極的に取り組んで来られましたし、何も國松知事の施策は大型公共事業を中心に推進を図られているわけではありません。企業誘致でも米原を中心に非常に大きな成果を上げられて、1人あたりの県民所得は全国第4位です。こういう実績にもかかわらず、ワンイシューの選挙になってしまったのではないでしょうか。つまり、「もったいない」という言葉で象徴される新幹線新駅問題だけで最終的に選挙結果が左右されるということになってしまったのではないかと思います。知事をワンイシューだけで選ぶのかという思いがしますが、去年の衆議院議員選挙はワンイシューだったので、国政でもそうだったので県政でもそういうことがあろうかと思った次第です。いずれにしても県民の皆さんに説明してどのように理解を求めていくかということの大切さを感じました。東大阪市の件は状況がわかりませんので、どうしてかはっきり知りませんが、両方に共通しているのは、根拠があるかどうかわかりませんが、漠然とした不安感といいますか、漠然とした地域格差が広がっているのではないか、そういうものが背景にあったのではないかという気がしないわけではありません。だからこそ、今度の歳入・歳出一体改革で地方交付税の取り扱いとキャップがはめられなくて適切な対応をするということが決められたのはそのような対策の1つになるのではないかと期待しています。
 
A記者:
新しい滋賀県知事についてはどうですか。
 
知事:
私は全く知りませんが、琵琶湖は我々の水瓶(みずがめ)です。我々は水瓶(みずがめ)として琵琶湖対策に出資もしていますし、お世話にもなっています。そういう立場で環境保全を中心に新しい知事さんと琵琶湖の環境保全と環境対策等を話し合っていきたいと思います。
 
B記者:
先ほどの選挙結果に関連してですが、相乗りの批判ついてはいかがでしょうか。
 
知事:
相乗り批判なのでしょうか。相乗りが気になるのは、政党側であって、県民側ではないのではないでしょうか。相乗りを1つの原因にされるのは、担いでいる方がよく言われる話で、相乗りだから争点が不明確なのかというと今回の場合は、先ほどワンイシューで判断されてしまったのではないでしょうかと言いましたように、争点はかなり明確でした。そういう意味で相乗りという問題は、逆にもたれ合って圧倒的多数で勝利を確信し過ぎて、具体的な運動につながっていなかったのではないでしょうか。そちらの方が批判されるべきなのではないかと思います。そういう意味ではあまりにも多くの支持団体が國松現知事に集中したことに伴う、一種のもたれ合い現象みたいなものが起こってしまったのではないでしょうか。それが県民・有権者に対して十分に國松さんの業績ややろうとしていることが伝わって行かなかったということにつながったのではないかという気がします。相乗りだから悪いというわけではないのではないでしょうか。
 
B記者:
政党の相乗りについてですが、民主党の小沢代表は県知事や政令市の首長選挙の際に自民・公明との相乗りをやめるという方針を公表されていますが、知事自身は、次の選挙まで3年ありますが、次に出馬される際にはどうされますか。
 
知事:
私自身の政策実現のために、議会においては基本的に是々非々で臨まれているのだと思いますが、どちらかというと、井戸の政策を押し立てながら、県民福祉の向上を図っていこうというのが、今の県議会の構図だと思っています。そういう意味からすると、相乗りだからというのではなく、先程も申しましたように、どのような施策を実現していくのが望ましいかということで決められていくべきではないでしょうか。特に地方政治はそういうものではないでしょうか。政党政治の枠組み、限界を超えて、推進を図らなくてはならないのが地方政治ではないか、このように思っています。次に出馬するかどうかについては、まだ3年も先の話ですので、コメントは差し控えさせていただきます。
 
B記者:
播磨町長選挙の結果についてですが、現職が破れ、県内初の女性町長が誕生しました。初めての女性町長ということと、最近、県内で現職が破れるケースが続いていることについて伺います。
 
知事:
播磨町の場合は、現職の佐伯さんは、1期目の選挙のあと、2期目、3期目と無投票当選でしたので、そういう意味からすると、今回は新人と同じような立場で臨まれてもおかしくなかったのでしょうが、やっぱり現職は「批判」の対象になりやすく、新人は「期待」の対象になりやすいといった現象が起こってしまったのではないでしょうか。いかに住民ニーズを把握しながら、的確に行政を進めていく必要性を、私自身も改めて感じたところです。
播磨町は、新しい住民の方が多いところでもありますので、当選された清水さんは、女性の感覚を持って、新住民および昔からの住民それぞれのニーズも把握しつつ、適切な手腕を発揮されることを期待しています。
何故、現職が敗れる現象が続いているかという点については、それぞれに事情がある話でしょうから、一律に規定するのは難しい話だと思いますが、以前は「俺について来い」ということで済んでいたものが、いろんな施策について住民に対し説明して、十分に理解を得ることが必要になってきているのではと思います。そのことが基本でなくてはならないと、改めて示されたのではないかという気がします。

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