ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事定例記者会見(平成18年) > 知事定例記者会見(2006年8月10日)

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2006年8月10日

知事定例記者会見(2006年8月10日)

記者会見の主な概要
  • のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会 大会旗・炬火リレーの実施について
  • 石綿(アスベスト)健康管理支援事業の対応拡大について
  • 兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)の推進について

知事会見内容

日時:平成18年8月10日(月)
15:00-15:35
場所:記者会見室(2号館4階)

 

知事:
今日の政策会議の議題からご説明して、質疑等あればお願いします。
報告事項の1つ目は「のじぎく兵庫国体・のじぎく兵庫大会 大会旗・炬火リレーの実施」についてです。
既に、国体局から概要等説明したと思いますが、政策会議で正式に説明がありましたのでご紹介します。いわば聖火リレーですが、10県民局の地域の特性を生かした聖火の採火をし、これをリレーで運ぶということです。リレーは土日、祝日を中心に実施しますが、最終的には9月30日の開会式に10地域の炬火を全部持ち寄り、一つの火にして、その一つの火から集火をして聖火を灯すということにしています。のじぎく兵庫大会は、国体の閉会日に火を分けて、それを保存してのじぎく兵庫大会の開会式で聖火をバトンタッチして点火することにしています。非常に特色があるのは炬火の採火方法ですが、神戸では、希望の灯りから、阪神南は今度甲子園球場で8月20日に決勝戦が予定されていますが、決勝戦が始まる前に野球のボール状の太陽光集光器具で火を点ける。阪神北は宝塚音楽学校の生徒の歌声を高電圧に転換して火を点ける。これは実験したそうで、火が点くということが確認されています。大中遺跡はジャンボ舞いぎりで採火します。日本のへそ公園の北播磨では反射望遠鏡で集光して採火する。中播磨、姫路城はパラボラ状の凹面鏡で太陽光を集光して採火する。西播磨はスプリング8の放射光から採火する。ビームラインからビームを取り出して、芯に発火させてという方式をとります。これも実験済みで大丈夫です。但馬はコウノトリ状のソーラーパネルによる発電と舞ぎりを併用して採火する。丹波は丹波焼きの登り窯の火、淡路は明石海峡大橋の主柱の一番上にプラザ(塔頂)がありますが、そこで太陽光を集めて火を点けるということで、この10の地域で採火した火をリレーで会場に持ち寄って1つの火にするということです。リレーの方法ですが、1km位を基本にしていますが、リレー隊としては12名を基本原則にしています。走者は約4,300名、308区間を走ります。障害者の方々も219名参加して頂くことにしています。リレーの基本形は資料2枚目のとおりです。開会式の時どうするかというと、50年前の国体関係者10名と平成7年1月17日、阪神・淡路大震災の日に生まれた児童14名がこのリレーでつないできた10本のトーチを持って入場して、第2走者のアスリート5名に引き継ぎ、その5名のアスリートから兵庫の未来を担う若いアスリート2名が炬火台に着火するということになります。のじぎく兵庫大会では、障害者選手と兵庫県を代表するアスリートが場内をリレーして共生社会の実現を表現して、炬火台に点火するということを計画しています。人選は公表できる時期に公表します。今、説明した具体の内容については資料をつけていますのでご承知ください。例えば、トーチとホルダーについても工業高校の協力を得て開発をしていますのでご紹介しています。私は、9月18日たつの市(旧新宮町)をメンバーとして走ろうと思っています。たつの市のトーチランナーの一人になろうと思っています。
報告事項の2つ目は「石綿(アスベスト)健康管理支援事業の対応拡大-県外居住者を対象化・助成対象範囲の拡大-」についてです。
県内居住歴のある県外居住者に対して健康管理支援事業を適用しようということです。ご承知のようにそのまま県内に住んでいる方に対しては、既に健康診断、健康管理手帳の交付、精密検査費用等の助成という一連の流れが実施されていますが、県内の工場等で働いていて、現在の住所が県外の方については、住んでいる県にアスベスト対応を期待するのは難しいのではないかということもあり、現実にアスベスト被害が原因で発症する可能性がある方、現実にアスベスト被害を受けたのが兵庫県だという方を、健康管理支援事業の対象にしていこうとするものです。8月11日から受付を開始することにしています。内容としては、県内居住者、県外居住者について労災病院がアスベストの指定病院になっていますので、労災病院で検査を実施して、健康手帳をもらうことになった場合に、医療費の自己負担相当額を最初から償還払いします。健康手帳を交付して、フォローアップの仕組みの中に入った後は、精密検査、半年に1回のフォローアップ受診費用について県として助成しようという体制を県内の方々にとっていますが、これと同じ対応を県外の居住者に対しても行おうとするものです。
報告事項の3つ目は「兵庫県住宅再建共済制度(フェニックス共済)の推進」についてです。
全体では7月31日現在で4.9%にとどまっていますが、持ち家では6.4%になりました。市町別では非常に高い、例えば15%を超えているところが市川、相生、たつの、佐用、10%を超えているところもかなり出てきていますが、地域でばらつきがありますので、今後更に理解を深めていこうとするものです。それから、新しい申込み方法の受付を9月から開始します。1つはクレジットカード番号による申し込みができるようにするということです。もう1つは、複数年一括払いにすると年数に応じて負担金の割引を行うことにします。対象期間は3年分一括払いしたら1,000円、5年分一括払いしたら2,000円、10年分一括払いしたら5,000円割り引くということにしています。この2つを新しく開始しますので、このような入りやすい仕掛けも活用していただいて理解を得るようにしていきたいと思います。今までは、申込みに口座振り替え番号と印鑑が必要でした。臨時の申込み受付所をつくってみても、口座番号は覚えているはずがないし、印鑑を持ち歩いている方も少なかった。ところがクレジットでの引き落としになりますと、ほとんどの方はクレジットカードをその場でお持ちのはずですので、臨時の申込所、受付所を三ノ宮駅、尼崎駅、姫路駅につくるのも可能になりますし、イベント会場に臨時の受付所をつくるということも可能になりますので、そのような意味でもアクセスしやすくなるという効果があるのではないかと期待しています。ご協力をよろしくお願いします。
また、フェニックス共済のステッカーをお配りしていますが、加入されている方は玄関口に貼っていただくとか帽子や壁に貼っていただくなどシンボルサインとしてご活用ください。
資料配付の1つ目は「こどものモノづくり体験スクールの開催」についてです。
阪神南県民局がエーリックビル1階多目的ホールでマイコンカーのキット組立と試走、燃料電池の製作、電気自動車の組立、ロボットの実演、「尼崎市ものづくり達人」や「ひょうごの匠」などの作品を紹介させていただきますのでご紹介します。
資料配付の2つ目は「『国体おもてなし』における播州織の活用」についてです。
お手元にお配りしていますが播州織のおもてなし袋、例えば何にでも使えますが、体育館に行ったときに自分の靴を入れるとか、プログラムなどの資料を入れて使うとか、いろいろな形で使えるので多用途に利用して頂きたいということで播州織でつくりました。播州織ではばタンを織り込んでいますので、見つけていただきたいと思います。加古川の河川敷の激甚災害対策特別緊急事業区間にのじぎく兵庫国体という文字を播州織で1字7m×4mで作り、現在設置しています。小東千鶴さんにつくって頂いたものですが、国道175号からもよく見えます。国体PRのシンボルサインになっています。
資料配付の3つ目は「山陰海岸紹介ガイドブックの作成」についてです。
山陰海岸のガイドブックを作成しました。山陰海岸は非常に地質学的にはいろいろな地質があって非常に貴重な資源だといわれています。
私からの説明は以上です。

 

質疑応答

A記者:
2点伺います。まず、石綿(アスベスト)健康管理支援事業の対応拡大についてですが、なぜこの時期に始めるのですか。もう1つは、長野県知事選で現職の田中知事が敗れて、新人の元国会議員の方が当選されましたが、知事はどのように受け止めていますか。
 
知事:
アスベストの件は、6月末までの特別遺族弔慰金の制度ができましたが、それらの申請が全国で一番多かったのが兵庫県でした。それから本県に居住していた方にアスベストばく露の可能性が高い状況がこのような例からも指摘されていますので、(県内居住歴のある)県外の方に対して手を差し伸べる必要性があると判断して、年度途中ではありますが制度の拡大を行うことにしたということです。往々にして行政が制度化しようとすると年度が新しくなってからということが多いのですが、できるだけ早く取り組めるのであれば取り組んだ方がいいということで制度拡充をしました。県内居住者を対象とした仕掛けがありますので、その仕掛けの運用状況を見て、十分に県外の方にも対応できるという判断ができたということも関連しています。
長野県知事選につきましては、田中知事が脱ダム宣言など、ある意味で公共事業の持っている1つの問題点というのを指摘されて、行財政改革のテコにされてこられたということに対して当初は県民の間で理解があったと思いますが、県政を推進するという意味で、議会と常に対話がなく、また、市町ともなかなか協力して進めていくという状況を作り得なかったということが県民の目から見て今回のような結果になる行動を起こさせたのではないかと思っています。
 
A記者:
アスベストの件ですが、県外の方の対象はどれくらいになりますか。
 
知事:
推計ですが、多くて100名と見ています。
 
B記者:
先日、文部科学省のプールの緊急調査に対して不備があったという報告がありながら、県教委はそれを国に報告しなかった事案がありました。今後の対策などはありますか。
 
知事:
報告すればよかったものを報告の手違いがあったと思っています。制度として取り組まないといけないとか体制が問題だったという事ではないと思います。報告すればよかったのを何らかの手違いで報告しなかったのを再報告したということだったと思います。
 
B記者:
昨日の会見では勘違いして調査に対して報告すべきところを間違いで報告しなかったということではなく、あまりにも数が多かったとか改善するという答えを得たので報告しなかったということがありました。推測になりますが、よくない数字を隠すような体質があったのでは。
 
知事:
兵庫県教育委員会はそういう体質があるのでしょうか。
ちょっと違うと思います。元々何が問題なのかという意味の問題性が認識された調査だったのか、あるいは調査を受けた方がそういう問題意識をもっていたのかどうか。そのあたりの誤解がこういう事を生んだのではないでしょうか。例えば、学校のプールは流水性ではないので、重い蓋でなかなか持ち上げることができないようなものの構造が本当に悪いというのかどうか。単に構造上ネジで止めてないので悪いという分類にしてしまうことまで含めてきちっとした調査をすべきだったのではないでしょうか。いずれにしても安全性についての問題認識が調査を依頼した文部科学省側と受け止めた教育委員会の担当者側とのズレが生んだ問題ではないかと思います。そういう意味では安全性に対する認識を共有化できるような対応をすべきだったのではないかと思っています。ネジは付けることができないけれども留めることができるのですぐに改修ができるから報告しなくてもよいと思い込むのはいかがかと思います。安全性の認識に対してズレが生じていたのではないでしょうか。これは物事を隠そうということ以外の問題なので、いろんな調査について、調査の趣旨や制度というものについては、教育委員会だけでなく我々自身も注意をしていかないといけないと思っています。
 
C記者:
自民党の総裁選についてですが、先日、谷垣財務大臣が地方共有税の創設といった知事会の提言に沿ったような発案をされています。そのあたりを含めた政策論争が今後活発になっていくと思いますがいかがでしょうか。
 
知事:
谷垣大臣がおっしゃった地方共有税というのは、一種の選択納税制度です。住民税を東京都に払わないで兵庫県に一部払うことができるというものです。これは以前から提案されています。私から見ると、地方と東京都の財政格差というものを財務大臣が認識されるほどの差になってしまっているという事実を考えた場合に、税源のあるところと乏しいところの財政調整の仕組みである地方交付税等の仕組み、これはいろんな改善を要する、あるいはこのままでいいという議論はありますが、そういう財政調整の仕組みそのものが不可欠で、今後の国のあり方を考える上でも基盤を成すという主張をされたと私は理解しています。きっと本格的な政策が掲げられることになれば地方分権の推進についても各候補者は一定の方針を明確に出されるだろうと期待しています。
 
C記者:
知事会、あるいは地方6団体において、総裁選に名乗りを上げた候補者に対して、政策を明らかにせよといった申し入れはされますか。
 
知事:
先日の知事会議において、候補者になられたらきちっと質問状をお送りしますし、候補者になろうとしている方については地方分権についての理解を求める働きかけをしていくということを申し合わせたところです。これは主として政権公約評価特別委員会で具体的な内容を議論したうえでそういう活動を進めていこうとしています。どの候補も今の一極集中、東京中心で非常に強い中央支配に対しては小泉総理も「官から民へ」「中央から地方へ」とおっしゃっていたとおり基本的にはその路線に沿われるのではないかと思っています。ただ、具体的な手段を、谷垣大臣も1つそういう例を挙げられましたけれども具体的にそこまでの論争になっていませんので、具体の地方分権についての、あるいは国のあり方についての考え方をぜひ早くお示しいただければと期待しているところです。
 
A記者:
神戸空港がまもなく開港から半年を迎えますが、最近、搭乗率が落ちてきています。来年の関空二期の供用開始を視野に入れて今後の活性化に向けて、県として支援などのバックアップはありますか。また、搭乗率が落ちてきている原因はどのようにお考えですか。
 
知事:
朝と晩の便はともかく、昼の時間帯の間隔が空いています。そういう意味で若干利用しにくいタイムスケジュールになっているのではないでしょうか。これは羽田枠との関係もあるのですが、その辺の改善ができればということが1つと、6月頃は利用客がいつも少なくなる時期なのでその影響が出ているのではないでしょうか。私は夏休みや秋にかけて十分に盛り返していけると見ています。神戸空港自身の理解を求める従来からのキャンペーンは続けていきますが、さらに追加的なキャンペーンを今の段階でしないといけないということではないと思っています。
 
A記者:
昨日の武庫川流域委員会で河川整備計画の中で、やはりダムは見送った方がいいという案が示されて、そういう方向性が確定したようです。次の30日の委員会でどうなるか分かりませんが、知事が提言を受けられて、委員会が示した結論と、その後、知事はじめ県が判断するダム建設についての結果は違ってくる可能性はありますか。
 
知事:
最終結論を得ているわけではありませんので。最終結論をまとめている段階で私はコメントしない方がいいのではないでしょうか。「違う」と言うと「違うような検討をさせたのか」とお叱りをいただくことになるでしょうし、「違いません」と言うとそれだけで河川管理者としての責任を全うできるかどうかという判断をしないで結論を受け止めてしまうということになりますので、いずれにしても私は今の時点ではコメントをしない方がいいと思います。

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署名:企画県民部知事室広報課
電話:078-362-3020
FAX:078-362-3903
Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp