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更新日:2008年4月14日

知事定例記者会見(2008年4月14日(月))

【発表項目】
1 清涼飲料水(爽健美茶)に係る異物混入事例
2 阪神タイガース・金本知憲選手への兵庫県スポーツ優秀選手特別賞の贈呈
3 尼崎スポーツの森における北京オリンピックの事前合宿
4 古民家再生促進支援事業の実施
5 姫路菓子博の開幕(内覧会及びプレスセッション詳細)
6 平成20年度全国治水大会(兵庫大会)の開催

知事会見内容

知事:

 皆さん、こんにちは。今日はお伝えする大きなニュースがあまりないのかな、と思って用意をしました。用意した資料に基づいて、一応私からご説明申し上げますので、ご質疑いただければと思います。

 

 まず項目の1番目は「清涼飲料水に係る異物混入事例」についてです。4月6日に事案が発生しまして、除草剤の成分でありますグリホサート系の化合物が検出されたわけですが、製造所に4月8日に立ち入り検査を致しまして、衛生管理上のトラブルの発生や工場内でのグリホサート系薬剤の混入が疑われるような状況は認められなかったということはご承知のとおりです。それから、購入先におきましても、店頭からの撤去分も含めた在庫品でのキャップの異常等は認められなかったということです。我々としては現在、引き続き調査をしておりますが、消費者の皆様に対しては特に2ページ目にありますように、県ホームページによる県民への注意喚起として「キャップがゆるい状態や異味異臭を感じた場合は、絶対に飲まないで、最寄りの保健所にご連絡ください。」という注意喚起を徹底し続けています。それから、教育委員会を通じた児童生徒等への注意喚起ということで、「購入した食品について開封されているなどの異常が認められた場合や異味異臭を感じた場合は、摂取せず、保護者等に伝えること。」という趣旨の内容を子ども達に十分伝えるようにしているところです。いずれにしましても、中国産冷凍餃子や今回の事例を背景としまして、食品の流通・販売段階での安全対策に対する県民の期待がさらに高まっているという状況ですので、今後とも量販店等における商品管理の現状などの調査も踏まえながら、適切な対応が取れるよう努力してまいります。

 

 2番目は「阪神タイガース金本知憲選手への兵庫県スポーツ優秀選手特別賞の贈呈」についてです。金本選手がようやく2000本安打を達成してくれたわけですが、あと3本で400本塁打を達成されます。したがって、400本塁打を達成された場合には、金本選手に兵庫県スポーツ優秀選手特別賞を贈呈したいと考えています。実を言いますと金本選手には、1年半前の平成18年11月15日に1,000試合連続全イニング出場達成で兵庫県スポーツ優秀選手特別賞を差し上げているわけですが、今回も400本のホームラン、2,000本安打という偉業ですので、達成された場合にはダブりますけれども兵庫県スポーツ優秀選手特別賞を贈呈したいと考えております。一種の予約として発表させていただきます。

 

 3番目はこれもスポーツに関連することですけれども「尼崎スポーツの森における北京オリンピックの事前合宿」についてです。これはプールが中心になっているわけですが、北京オリンピックの事前合宿について申し入れを受けています。1つはチュニジア代表の競泳チーム、もう1つはスペイン代表の競泳チームです。期間がほぼダブっていますが、コースや時間を調整することによって対応可能ということで、両国の選手団を受け入れさせていただきます。まだ三木総合防災公園の陸上競技場やサッカーコート、また淡路佐野運動公園にもサッカーコートや陸上選手などの事前合宿にも使える施設がありますので、この両施設についても利用可能性についてPRを進めていきたいと考えているところです。

 

 4番目は「古民家再生促進支援事業の実施」についてです。50年以上経過しているような古民家につきまして専門家を派遣してアドバイスをした後、特に再生を推奨すべき古民家については古民家の再生を提案させていただこうとしております。派遣する専門家というのは「ひょうご住まいサポートセンター」へ登録された建築士・ヘリテージマネージャーなどの古民家再生の専門家、或いは大工の棟梁など伝統的木造建築や古民家再生に関する技術・経験を有する人たちです。これらの取組を通じて、貴重な文化遺産を保全してまいりたいと考えています。参考資料にありますように、平成19年度古民家再生促進支援事業により派遣した専門家による古民家再生提案は8件あります。色々なケースが掲載されていますのでご参照いただきたいと存じます。

 

 続きまして「姫路菓子博の開催(内覧会及びプレスセッション詳細)」についてです。とうとう姫路菓子博が今週にはオープンしますが、その前日4月17日に内覧会を実施させていただきます。10時から15時までの間ですが、報道関係の皆さん、旅行代理店、協賛企業関係者、実行委員会の皆さんや地元関係者などをご招待しております。また同日18時30分から前夜祭を行う予定ですのでよろしくご承知おきください。それから18日の8時30分から9時30分まで、開会式を実施します。場所は菓子博会場内ふれあいステージですので、一番奥の会場になります。開会式ではオープニング演奏を姫路市消防音楽隊、開会宣言を兵庫県洋菓子協会会長がなさいまして、主催者として私と姫路市長が挨拶致します。続いて式辞を兵庫県菓子工業組合理事長、来賓祝辞を農林水産大臣と全国菓子工業組合理事長、オープニングセレモニーを広報宣伝局長の松浦亜弥さんなどにしていただいて、ゲートオープンという運びになります。また、9時30分のメインゲートオープンにあわせまして、大塩獅子舞が来場者を迎えて、その様子をふれあいステージと相互中継致します。また、全国のお菓子が展示されている「日本縦断!お菓子めぐり館」前のオープンステージ付近では金竹獅子舞が舞の披露を行うことになっています。

 

次に「平成20年度全国治水大会(兵庫大会)の開催」についてです。6月5日に神戸国際会館こくさいホールで開催を予定しておりますので、よろしくお願いします。

私からは以上です。

質疑応答

A記者:

 先日、大阪府が財政再建の試案を出されましたが、兵庫県も同じように行革の取組をされている中で、大阪の試案を見られてのご所感と兵庫県との比較について何か思われることがありましたらお聞かせください。

 

知事:

 大阪府の場合は試案で、これから詰める点が残っているということですので、兵庫県でいえば企画部会案の前段階の試案が出されたようなものと思っています。ただ、単年度で相当大規模な縮減をしていこうという基本方針の元での試案になっていますので、関係者との協議がこれから行われると思いますが大変厳しいのではないかと思います。これをどのような形でやり遂げられるか見守らせていただきたいと思います。特に公の施設について、相当突っ込んだ見直し方向が出されています。現時点の評価を踏まえてのことだと思いますが、公の施設を整備された時点では必要性があるから整備されたので、十分利用者や府民の納得を得られる努力が前提とされていると思います。公の施設の大胆な見直しについて、どのような取扱に準じて行っていけばよいのか、大阪府の状況等も十分踏まえながら本県としても取り組む必要があるのではないかと思います。また、存続させるとしても大阪府と兵庫県は何が違うのかという説明責任をきちんと果たしていく必要があると感じています。その他、人件費などについては10%程度削減など一定目標だけ定められて内容が定まってない点もありますので、内容をどのように固められていくか今後注目させていただきたいと思います。収支ギャップの規模からすると、大阪府と兵庫県は同じような状況にあります。兵庫県は平成20年度の収支不足が1,200億円に達していますので、大阪府での行革の推移について本県としても参照させていただけるものは本県の事情や状況に合致すれば取り組んでいかなければならないことになるかもしれません。一方で本県の事情で取り組まない、取り組むべきでない、実情からしてそこまですべきでないとするものもあると思います。それらについては、十分な説明責任を果たしていけるようにしたいと考えています。

 

B記者:

 後期高齢者医療制度について、制度が始まってから全国的に保険証が届かないとか説明不足なのではないかというような混乱が出でいます。このような現状についてのご感想をお聞かせください。また、市町や国の問題になると思いますが、県として何か対策を取りうる手だてがあるかどうかということと、取るつもりがあるのかお考えをお聞かせください。

 

知事:

 後期高齢者医療制度は、75歳以上の方々の医療制度を国民健康保険制度から切り離して、基本的に市町村の枠を超えた県単位の医療制度として発足させることによって医療に係る相互扶助の仕掛けを発揮させようということが狙いで作られたものです。制度自体については一つの考え方だと思っています。ただ、負担のあり方について十分な理解を得るような試みがなされたかどうかというところに、今のような課題が生じていると思います。特に、国民健康保険の制度下において世帯主が保険料を負担して被扶養者は全く保険料を負担していませんでした。我々はこの点について世帯主が負担することを提案していましたが、それは制度化されませんでした。被扶養者が保険料を自己負担することになったことは、今まで何も負担していなかった人達が負担をすることになりますので、負担感が大きいと感じられると思います。そのために被用者保険の被扶養者は6ヶ月間は徴収を免除され、その後も6ヶ月間は負担を1割にするような特別な措置が講じられていますが、これらが理解しにくい点として残っているのではないかと思います。

 保険証送付の事務が若干混乱したことの原因はよくわかりませんが、直ちに申し出に基づいて対応をすべきですし、対応されていると考えています。

県として特別な対応があるかについて、負担の仕掛けの問題については、国で議論をしていただく必要があります。私どもとしては世帯主が保険料を負担することが望ましいと提案をしていますが、制度改正の必要性がある部分についてはさらに国に提案していきたいと思っています。

保険証が届いていないというような事務的な処理の課題については、今のところ人手が足りないなど県に対して応援の要請を受けていません。兵庫県内でそこまでの混乱が生じていないと思いますので、市町で事務的な対応をしていただけると考えています。必要なことがあれば十分相談した上で、支援をする必要があればしていくという基本スタンスをとっています。

 

C記者:

道路特定財源の一般財源化に対して、福田首相の意向が与党として進められる方向になって、野党との協議も始まるであろうということですが、知事は一般財源化の方針に対して賛成か反対かということとその理由をお聞かせください。また、一般財源化がされた場合に一般財源になった部分をどのように使っていくのか、予算編成、予算執行上の変化をどのように想定されているかお聞かせください。

 

知事:

 以前から言っていますように、自動車ユーザーがなぜ特別な負担をしているのかというと、それは自分たちの利用に結びついている用途に充てられるからやむを得ないと考えられているからだと思います。現行制度をそのままの形で一般財源化されることについては、いかがなものかと考えています。しかし、道路の整備の必要性とその財源調達のあり方も踏まえながら、一方で税負担水準をどの程度にすべきかの議論をした上で、例えば整備計画の賄う部分については特別に対応をするがそれ以外は他の用途に使うことも検討の結果としてはあり得ると思います。私が言っているのは現行制度を単純にそのまま続けながら一般財源化していくのは自動車ユーザーにのみ特別な負担をさせてしまうことになるということです。これは自動車ユーザーに特別な負担を求めさせている税の根拠からしていかがかと思っています。

 それとガソリンの税負担水準はヨーロッパは非常に高く、アメリカは低いです。日本はヨーロッパに比べて非常に低い水準だといわれていますが、負担している税目を見てみるとヨーロッパは消費税の負担が大きいです。もともと消費税は一般財源です。消費税の負担部分の議論と燃料課税や自動車課税のような自動車の基本の負担部分と分けて議論するべきなのかどうかの点についても十分な検討が必要だと思います。

 

D記者:

 金本選手について、今回のことを受けて特別賞を贈るにあたって、もう一言いただけないでしょうか。

 

知事:

 2年前に特別賞をお贈りした時、金本選手自身、2,000本安打は昨シーズン中に、ホームラン400本は今シーズンにとおっしゃられていたと記憶しています。いずれにしても金本アニキの非常に大きな偉業が今シーズン中に達成されることになると信じています。私自身もエールを送りたいと思いますし、県民の皆さんも金本選手の大活躍に大きな賞賛を送っていただけるでしょうから、この特別賞を是非受け取っていただきたいと思っています。2年前のことも考えたらお受けいただけると思います。兵庫県民みんなで喜び合いたいと願っています。

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