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更新日:2008年4月21日

知事定例記者会見(2008年4月21日(月))

【発表項目】
政策会議議題
1 報告事項
(1)阪神南広域防災拠点の竣工式の実施
(2)日伯交流年・ブラジル移住100周年記念事業の実施
2 資料配付
(1)平成20年度地域経営プログラムの概要
(2)地場産業“元気発信”事業の推進
(3)西播磨フロンティア祭2008の開催
(4)「丹波竜フェスティバル2008」の開催
(5)「菜の花エコプロジェクトひょうごフォーラムin淡路~菜の花のエネルギーが地球を救う!~」の開催

知事会見内容

知事:

 今日は政策会議がありましたので、そこでの報告事項と資料配付の内容を説明してからご質問等にお答えしたいと思います。

 

 まず報告事項の1番目は「阪神南広域防災拠点の竣工記念式典の開催」についてです。式典を4月27日に行うわけですが、今津浜公園を活用して広域防災拠点としての機能を整備しました。新築した施設は救援物資保管場所です。全体としては約61,000平方メートルの面積を整備しており、災害時には応急活動要員宿営場、車両待機スペース、荷揚場・車両待機スペース、ヘリ臨時着陸場として活用します。平常時には港湾緑地である運動場、今津浜公園の公園・運動場、荷揚場として活用します。また、300平方メートルの備蓄倉庫を整備しました。この備蓄倉庫には食料としてα化米18,000食分、毛布11,880枚、ブルーシート1,200枚、災害救助用ボート2隻、人命救助システム7セット、パレット400個、フォークリフト1台、衛星携帯電話1台、トランシーバー6台を備えています。阪神南広域防災拠点の特徴としては、海上からの救援物資の集積・配送機能に1番適していると考えられますし、広いので空路からの救援物資の集積・配送にも使えます。阪神南広域防災拠点の竣工をもって、広域防災拠点については全県で整備が完了したということになります。西播磨の広域防災拠点は中播磨・西播磨地域を、但馬は但馬全域を、三木は神戸・阪神北・北播磨・東播磨地域を、淡路は淡路地域をそれぞれカバーしており、丹波は県民局の中に丹波分の物資を備蓄しています。阪神南広域防災拠点の概要は以上です。

 

 2番目は「日伯交流年・ブラジル移住100周年記念事業の実施」についてです。まず、日伯交流年兵庫県実行委員会が実施する記念事業についてですが、4月28日に旧神戸移住センター保存・再整備着工宣言を行います。旧神戸移住センターの保存・再整備の内容については既にご説明しておりますが、単なる移住博物館にするだけではなく、現在日本で働いておられる日系ブラジル人の皆様の交流拠点として活用を図っていきたいと考えています。神戸市と兵庫県との共同で整備を進めてまいります。それから「友情の灯」の採火ですが、友情の灯は旧神戸移住センターで採火します。この灯はサントス港に送られまして、ブラジルでの移住100周年記念式典において披露されます。100年前に最初の移住船「笠戸丸」が神戸港を出港したのが17時55分でありますので、17時55分に「友情の灯」の送り出し式を行うことにしています。次に日伯交流年・ブラジル移住100周年記念式典ですが、14時から公館で皇太子殿下、木村外務副大臣、ムーズィ在名古屋ブラジル総領事、ブラジル慶祝団の皆様などと一緒に行います。ブラジルからお訪ねいただきますブラジル慶祝団の団長にも来賓としてご挨拶を頂戴する予定にしています。引き続いて、日伯交流年・ブラジル移住100周年記念レセプション・ボサノバコンサートを実施します。場所はホテルオークラ神戸「平安の間」になります。

それから前日の27日になりますが、日伯交流年・ブラジル移住100周年記念講演会をJICA兵庫の講堂で開催します。講師は「メタルカラーの時代」の著者でノンフィクション作家の山根一眞さんです。ブラジルの事情にもお詳しいとの事なので、面白いお話をしていただけるのではないかと思います。また、4月30日から5月11日まで、公館1階ロビーで「笠戸丸から100年-ブラジル移民の歴史写真展」を行います。なお、関連事業については一覧表にしていますので、あわせてご参照ください。その一覧表の一番下に「兵庫県立美術館+オスカー・ニーマイヤー美術館交流展(仮称)」とありますが、オスカー・ニーマイヤー美術館において6月24日から10月5日まで「兵庫のコレクション展」を兵庫県下の美術館4館の協力を得て開催しますので、その答礼の交流展を11月1日から開催します。

それからブラジルへの訪問団についてですが、6月の日伯交流年・ブラジル移住100周年記念友好訪問団を中心に、8月から秋頃に関係の皆様方にそれぞれ訪問していただきますので、総勢300人を超すことになるのではないかと期待しています。その他関係団体が実施する主な記念事業として、旧神戸移住センターなどでブラジルアートと写真展、ブラジル映画の上映会等がNPO法人関西ブラジル人コミュニティー等により実施されます。またメリケンパークでは、4月27日に特設会場でブラジルと日本の音楽やサンバなどのパフォーマンスが実施される予定です。

 

 資料配布の1番目は「平成20年度地域経営プログラムの概要」についてです。各県民局が地域ビジョンの実現に向けて、プラグラムを策定してその具体化を図っていこうとするものです。各県民局のプログラムの概要は添付資料のとおりですが、それぞれ平成20年度の重点的取り組みを整理しておりますので、ご参照ください。

 

 2番目は「地場産業”元気発信”事業の推進」についてです。北播磨の観光資源や地場産業を紹介するガイドブック「ハートにぐっと北播磨」を作成しました。北播磨というのは意外と地味ですので、このような冊子でもっと情報が提供されることで北播磨の良さを理解していただき、さらに多くの人に訪ねていただくことができるのではないかと期待しています。また4月23日には、姫路菓子博会場内ふれあいステージで播州織ファッションショーが開催される予定です。

 

 3番目は「西播磨フロンティア祭2008の開催」についてです。従来から続けています「出る杭大会」や大規模バザールなどを含めて、播磨科学公園都市の芝生広場で実施します。県境を跨いで岡山県側の地域の方々にも来ていただきます。

 

 4番目は「丹波竜フェスティバル2008の開催」についてです。昨日、人と自然の博物館本館の横に恐竜化石のクリーニング作業を行うラボができたところですが、すでにオープンしています丹波市山南町のコミュニティーセンターを活用して「丹波竜フェスティバル2008」を開催します。発掘の指揮監督をしました三枝さんによる発掘調査状況報告、岩槻館長による基調講演、中瀬副館長をコーディネーターとしたパネルディスカッションが行われます。恐竜は絶滅してしまった生物でありますが、生物多様性という観点から環境大臣会合地元関連事業として位置づけています。

 

 最後は「菜の花エコプロジェクトひょうごフォーラムinあわじ」についてです。当日は「なたね油」初出荷式をご覧いただいた後、フォーラムが開催されます。このようなバイオエネルギー活用の取り組みがさらに広がっていくことを期待しています。

私からは以上です。

質疑応答

A記者:

 姫路菓子博が始まって、入場者数が数日間好調に推移しているとお伺いしていますが、知事はこの滑り出しをどのように見られているのかお聞かせください。また、昨日、橋下大阪府知事と意見交換もされたようですが、お隣の知事としてどのような印象をお持ちになられたかお聞かせください。

 

知事:

 非常に順調な滑り出しを見せているのではないかと思います。ただ、昨日はパビリオンごとの待機時間が60分~180分という状況がみられていましたので、これを何とか工夫できないかというのが反省点です。しかし、このようなうれしい反省点を強いられているということで大変喜んでいます。昨日の状況をみると、車で来ないでというキャンペーンが徹底されているのではないかと思います。市内の交通が麻痺するのではないかと心配していましたが、そうでもありませんでしたので、今後も菓子博には交通機関を利用していただくようにキャンペーンを続けたいと思います。何よりも18日の開会式に天気が良くなってくれて、曇りから晴れの天候の中でオープンできたことが一つの好調のサインになっていると思って感謝しています。これからもどうぞよろしくお願いします。

 昨日、橋下大阪府知事に菓子博を訪ねていただきました。全国の知事の中でご本人が見えたのは、お隣ということもあって橋下知事が最初でした。非常に話題を提供していただいたのではないかと思います。気さくに大阪のコーナーでご挨拶をされるとともに、「日本縦断!お菓子めぐり館」の前であわおこしを配られました。私は隣でゴーフルやカステラを配っていましたが、握手を求められるのは橋下知事だけでしたので、若さと行動力のある人は違うということを実感しました。積極的な姿勢が観客にも伝わったことが一つの熱気になったと思います。また、東国原宮崎県知事の等身大のパネルが宮崎県のコーナーの前に飾ってあるので、橋下知事に大阪府もパネルを飾ってはどうかと言ったところ、橋下知事は、東国原知事の場合はみなさん横に並んで写真を撮られていますが、私の場合は蹴り飛ばされるだけなので避けておきますと言われていました。そのような、話題をつくっていただいたことで菓子博を応援していただけたのではないかと思います。今後は全国の他の知事のみなさんにも是非お越しくださいという呼びかけをしていきたいと思っています。併せて、大きな催しでなくても関西の特色を生かした観光や物産のPRや情報発信について、できる限り広域的なスタンスで協力していきましょうと話し合いました。

 

B記者:

 2点お聞きします。1点目は本日、姫路菓子博の経済効果が132億円とある研究所から発表がありました。過去の菓子博と比べても最大級という数字ですが、これに関して率直なご感想をお聞かせください。2点目は淀川水系のダムについて、大阪府、京都府、滋賀県の3府県知事が今まで協議されていますが、兵庫県も丹生ダムで費用負担が発生していると思います。今後3府県知事の会合に兵庫県知事として参加するご予定があるかということと、淀川水系ダム全般の必要性についてお考えをお聞かせください。

 

知事:

 まず、菓子博の経済効果が130億円程度ということですが、推計の詳細を承知していませんのでコメントしにくいのですが、私の感じではもっと効果が大きいのではないかと思います。波及効果を入れると大きな規模になるのではないかと期待しています。県としても実績を評価する意味でそのような試みはしてみたいと思います。例えば、みゆき通り商店街などもいつもの2~3倍の売り上げがあったようです。また、特にお菓子に関連するお土産物が売れていることでしょうから、これらもどのように評価するのかということもあると思います。私もお客さんに売店に行ってお土産を買おうとしても品切れで買えなかったと言われました。お土産を買って良かったという土産話をしていただく契機が必要ですので、更にお土産がお手元に届くような対応も検討していく必要があると感じています。

 淀川水系ダムについて、基本的には兵庫県と関連しているダムの開発は、余野川ダムと丹生ダムの2つです。残りの3つは兵庫県が費用負担することになっていないダムですので、3府県知事で取扱等十分協議していただきたいと思っています。余野川ダムについては、河道の掘削が経済的に有利だということから、当面実施しないとされています。これについては了承したいと思っています。丹生ダムについて、今の段階では最適案を今後総合的に評価して確定していくための調査検討を行うことになっています。その状況を踏まえて兵庫県として対応を決めていきたいと考えています。余野川ダムについては、計画中止という記事もありましたが、正式に中止と聞いていません。当面実施しないという方針は承知していますし、やむを得ないことだと思っています。

 

C記者:

 今週25日にJR福知山線事故から3年になりますが、知事が改めて感じられていることをお聞かせください。また、現場をどうするかということがあると思いますが、県として何か検討されているのか、知事としてどうしていけばいいかお考えをお聞かせください。

 

知事:

 事故から3年目を迎えようとしていますが、JRも福知山線の事故以来、安全確保、安全運行について会社全体のあり方も含めて再検討されてきたところです。列車の安全安心運行についても一定の方向付けをされつつあります。危機管理のあり方や災害医療のシステム等についてもいろいろな問題提起、課題を与えてくれました。これらを踏まえて、今後の危機管理に万全を期する動きでシステム化を進めてきています。被災者の皆さまやご遺族の方からすると、3年目の日を迎えるにあたって、悔しい思いや残念な思いと併せて更にJRでの徹底的な安全管理に対する期待が強いと思いますので、誠実な対応を期待しています。私も当日は式典に参加させていただきます。併せて、式典前には献花をさせていただきたいと考えています。

 跡地の問題については、県はJRから正式にお話をうかがっていません。JRも遺族のみなさんとの話し合いなどがある程度の進展を見ないと、跡地をどうしていくかという検討の段階にはならないと考えられているのではないかと推測しています。大きな事故が起きた現場ですので、事故の現場ということと鎮魂というような特別な地域だという意味での慰霊の念と、今後の安全安心の象徴としての役割を果たせるような方向での保存や利用の計画が進められていくのではないかと期待しています。しかしまだ、そのような段階に至っていないのではないかと想像しています。

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