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更新日:2008年8月11日

知事定例記者会見(2008年8月11日(月))

【発表項目】
1 政策会議議題
(1)新行財政構造改革推進方策(第二次案)の取りまとめ 
(2)平成20年度防災力強化県民運動の推進
(3)JR姫路駅付近連続立体交差事業における姫新線・播但線の高架切替
(4)コウノトリと共生する地域づくり講座の実施  
2 その他の資料
(1)親水施設を有する河川の緊急総点検の結果と緊急対策

知事会見内容

知事:

 政策会議議題の1番目は「新行財政構造改革推進方策(第二次案)の取りまとめ」についてです。先ほど、行財政構造改革調査特別委員会におきまして、私から挨拶を兼ねて概要を説明しました。同じような内容になりますので、お配りしている特別委員会での挨拶要旨をご覧いただきたいと思います。骨子を述べますと、県民局については第一次案では5県民局1県民センターで提案していましたが、現地解決型の総合行政機関としての県民局の機能を大事にすべきだという強い意見があり、10県民局体制は残すが、組織はできるだけ簡素化しようということになりました。特に、土木や福祉などの圏域事務所については各県民局に1つにするという方向で統廃合をしますので、従前のように県土整備部長や地域振興部長がいて、土木事務所や農林事務所の調整をするという必要性がなくなります。各事務所長は出先の当該分野の長として責任を持つという体制になります。なお、その事務所自身は県民局に所属しますので、県民局自身の意思決定は県民局長のもとで政策会議を置き、そこで調整することとさせていただきました。それから、地域事務所については、原則として圏域事務所に統合することにしています。それから、病院については、平成28年度には当期純損益の黒字化を目指すという大きな目標を立て運営にあたりますが、尼崎病院と塚口病院の統合については、小児医療、周産期医療等の充実を図るものとして整備を進めます。具体の統合にあたっての機能や施設、設備のあり方、跡地利用の基本方向等については外部委員会を設置して、来年の中頃までに方向性を出そうとしています。それから、公社等の外郭団体について、企画部会案では示していなかった県の関連公社について、すべて基本的な考え方や基本方向を明らかにすることとしました。また、外部有識者等で構成する第三者委員会を設置し、公社等に対する指導・監督を強化することとしています。それから、先行取得用地等について、本来、長期的な利活用を十分考えないといけないですが、今の時点では直ちに利用が見込めないということですので、適切な管理をしていくという意味で、環境林として県が計画的に取得し、管理しようとするものです。それから、行財政構造改革への取り組みのフォローアップについて、地方財政健全化法が健全化計画の策定や実施について議会の議決等を義務付けていますが、これに準じた枠組みを作り上げることによって取り組みの着実な推進と適切なフォローアップを図ることとしています。ただ、行財政構造改革推進方策の基本的な考え方というのは、県の現在の基本的な計画の議決等に関する条例の対象になりうることが考えられ、この間の調整を図る必要がありますので、それらに留意しながら地方財政健全化法の枠組みに準じた枠組みを内容とする条例を制定してフォローアップをするようにしたいと考えています。今後のスケジュールですが、委員会でのご議論を踏まえた上で、第一次と第二次案をドッキングし、新行財政構造改革推進方策として策定したいと考えています。時期は9月を目途に作業を行います。その作業を実施した後、条例化あるいはこの方策自体の議会への提出を検討することになります。

 

 2番目は「平成20年度防災力強化県民運動の推進」についてです。平成19年度は運動についての県民の理解の促進ということでしたが、平成20年度は、ご存じのように四川の大地震や岩手・宮城の地震等が起こっています。また、県政モニターの調査によると必ずしも自助、共助という実践が伴っていないものの、一方では、意欲のある人が相当いるという状況でもありますので、実践活動に結びつけられる取り組みを進めていきたいと考えています。資料の2ページにありますように、推進すべき実践活動の目標を明確化し、地域における運動主体それぞれに対して徹底を図り、県民運動として防災力の強化を推進します。資料の3ページ以降に平成20年度重点目標と最重点目標を掲げています。震災から年月が経過し、家庭・個人の防災への備えが風化しているのではないかとよく言われていますが、この点については、再度呼びかけていくようにします。また、企業についても、災害への備えのための対策を講じていただきます。また、地域の連携のための実戦的な防災訓練を実施します。そのような意味で、平成20年度の事業として、県民会議としての実践の呼びかけ、県民局単位の推進、県民運動大会の開催、ひょうご安全の日推進事業の活用、防災活動に係る優良団体の顕彰、1.17防災未来賞(ぼうさい甲子園)の実施、ポスターコンクールの実施、マスコットキャラクター「はばタン」の活用、広報資料の活用などにより支援させていただきます。いずれにしても、具体の実戦的な訓練が十分に行われていないと、いざという時に動かないということがありますので、このような訓練を含め県民の防災力を強化しようとするものです。

 

 3番目は「JR姫路駅付近連続立体交差事業における姫新線・播但線の高架切替」についてです。平成20年12月22日(月)に高架へ切り替えることとして準備しています。JR姫新線は12月21日(日)の最終電車が終わった後、翌日の始発電車までに工事を完了します。播但線は既存の線路と新線路が重複する部分が出てきますので、約29時間半かかってしまいます。したがって21日は代替バス等で対応することになりますが、これは工事の作業工程上やむを得ないことですので、是非ご理解いただきたいと思います。あわせて、JR姫路駅の自由通路の整備や中央コンコースの整備等も行うことになります。

 

 4番目は「コウノトリと共生する地域づくり講座の実施」についてです。資料にありますように6回の講座を開催し、4回以上出席の方には修了証を発行することにしています。コウノトリを中心とする調査研究機能の充実、あるいは将来的には大学院機能を持つような研究体制を整備する、そのための一つの始まりとご理解いただきたいと思います。

 

 その他の資料は「親水施設を有する河川の緊急総点検の結果と緊急対策」についてです。連続して散策できる9河川、住吉川、石屋川、都賀川、宇治川、新湊川、石井川、芦屋川、夙川、宮川と、スポット的に親水施設のある6河川、高羽川、観音寺川、生田川、苧川、妙法寺川水系天井川、東川でありますが、その結果は資料をご覧ください。合わせて188箇所の進入路があるのですが、68箇所に注意喚起看板がありませんでしたので、早急に注意喚起看板を整備します。これは緊急措置でして、物理的に事前警報が鳴るようなシステム、しかも気象台の警報予報とドッキングしたような警報システムにより、たとえ空振りになったとしても事前警報として対応する方が望ましいということではないかと思います。早急に手法等を検討し、この整備にも順次かかるということで今検討しているところです。添付しています資料がその緊急に整備しようとしている暫定簡易看板の内容です。場所によっては横がいいのか縦がいいのかというのがあるかとも思いますが、早急に進入路の入口に設置し、注意喚起をしたいと考えています。また、例えば都賀川のケースでも、都賀川のパンフレットには集中豪雨などがあると水位が急上昇し、増水などの危険な状況になるという注意は内容にもありましたが、自分が体験していないと実感がわかないということもありますので、さらに地域の方々や学校などの協力を得て周知徹底を図っていきたいと思います。

私からは以上です。

質疑応答

記者:

 週末に明石海峡の船舶衝突事故を受けて、船がどういう状態になっているかについて調査が入ったと思います。知事が報告を受けられている範囲で、どのような状況だったかということと今後の見通し等お聞かせください。

 

知事:

 まだ、詳細な報告はありません。保険会社の調査報告では船体がデコボコになっていたという報告がありましたが、今回の調査で聞いている限りでは船体にはあまり大きな損傷がない状況だったようです。ROLSという穴を空けて油を抜く機械は、船体がデコボコになっていると密着できなくて、油の抜き取り等の作業ができないおそれがあったようですが、ROLSは使用可能ではないかということまで情報を得ています。今回の調査結果の速報は10日後ぐらいになると思います。その後、技術検討委員会に正式な調査報告が約30日後に提出されて、今後の取扱いを検討する予定です。昨日と今日の未明で調査が終わって、明日の予備日は不要になりました。今まで受けている報告では、船体がデコボコでROLSの作業ができない訳ではなさそうだということ。ただ、現時点より詳細な報告の速報は10日ほどかかり、その後正式に提出されるまで分析期間が掛かますので、分析期間を受けて、技術検討委員会で検討して、今後の取扱いを決めることになります。

 

記者:

 JR姫新線と播但線の高架切替に関して、姫路のまちづくりがどのようになるのかということに関して、知事のコメントをいただけないでしょうか。

 

知事;

 姫路駅高架事業の鉄道としてはようやく終盤を迎えましたが、例えば、駅ビルの問題や駅前広場、区画整理事業の整備に伴って南北道路をどのように繋いでいくかなど、まちづくりの骨格事業が進行中です。それらの進行を急ぐことによって、早く姫路の中心市街地の骨格整備を終えて、中心市街地を中心に姫路のまちづくりが進んでいくように願っています。まだ、これで終わったわけではなく、まちづくりという観点では課題が進行中だと思っています。

 

記者:

 河川の緊急総点検についてお話しがありましたが、68カ所で看板がなかったので、これから看板を設置していくというお話でした。それだけ、これまで注意喚起が十分でなかったということが明らかになったということだと思いますが、どのように受け止めていらっしゃいますか。

 

知事:

 注意喚起は従来からしてきていました。また、もともと表六甲河川の危険性について神戸の市民は相当理解されて、共通認識になっていたはずです。私が都賀川を守ろう会の人達と数年前に都賀川を一緒に歩いたときも、六甲山に黒い雲が出てくれば、夕立の危険があるので川から離れるように指導していますというお話をお聞きしています。市民の理解も協力もいただきながら進めていかざるを得ないと思っています。今回の大きな事件が起きて、改めて調査・点検をしてみたところ、進入路があるのに注意喚起看板が整備されていないところが68カ所ありましたので、急遽整備を進めていこうということにしました。こうした点では、問題点が明らかになったということでしょうが、河川の管理として不十分だったということが明らかになったかというと、これはいろいろな議論や見方があるのではないかと思います。私は、注意喚起看板が設置されていないという事実があったことは、認めさせていただきたいと思います。

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