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更新日:2008年9月3日

知事定例記者会見(2008年9月3日(水))

【発表項目】
1 「大学洋上セミナーひょうご2008」参加学生の行方不明について
2 親水施設を有する表六甲河川における警報システムの整備
3 ディーゼル自動車等の運行規制のあり方
4 権限移譲の候補となる道路の路線・区間等
5 近畿ブロック知事会としての関西国際空港利用促進の取組
6 「日本縦断!!ものづくり広場~ようこそ技能五輪メダリスト~」の開催
7 兵庫県障害者就労支援事業ビルメンテナンス技術習得訓練に係る受講生の募集
8 「シャガール展 色彩の詩人」の開催
9 北京パラリンピック競技大会 日本代表選手(兵庫県関係)一覧

知事会見内容

 項目の1番目は「『大学洋上セミナー2008』参加学生の行方不明」についてです。

 不幸な事件が起きてしまいました。ベトナム及び香港両政府の航空機による捜索を行っていただきましたが、昨日の日没をもって中止されました。それまでの間で手掛かり等はありませんでした。「ふじ丸」自身も引き返し捜索を行いましたが、行方不明者の所在等手掛かりになるようなものは見つけられませんでした。どういう状況のもとで、どのようなことが起こって、このような行方不明という状況になってしまったのか、広州及び香港への寄港を中止し、9月6日(土)に戻りますので、関係者の話等その後の調査等を待たざるを得ないのではないかと思います。

 参加している学生諸君も非常にショックを受けていると思いますし、何よりも行方不明になっている女子学生のご家族は非常にご心配をされていると思います。大学洋上セミナーの実行委員会の会長は私ですので、私からも、ご心配をおかけしていること、そして、そのようなことが起こってしまったことに心からお詫びを申し上げたいと思います。

 また、参加した学生諸君に対する心のケアについても万全を期していく必要があると思います。その他、いろいろなことが考えられますが、まずはそのような状況にあるということをご報告するとともに、このようなことが起こってしまったことについてお詫びを申し上げたいと思います。

 

 2番目は「親水施設を有する表六甲河川における警報システムの整備」についてです。

 親水施設を有する表六甲河川のうち都賀川など10水系12河川において、以前から申し述べてきていましたが、物理的な警報システムを整備することについて、概要がまとまりましたのでご報告いたします。

 警報システムについては、別紙の資料をご覧ください。気象台か大雨・洪水注意報等が発表されますと、ラジオが放送中でも制御信号を出していただき、そのラジオ電波を受けて回転灯が自動的に動き出す仕組みになっています。具体的にどのような形で回転灯に信号を伝えるのかがこのシステムの一番のポイントだったわけですが、ラジオの放送を使って制御するということが可能だということですので、これを活用して警報システムを動かそうというものです。警報システムの整備対象河川は親水施設を有する表六甲河川のうち10水系12河川ですが、都賀川の13箇所を含め新規設置は76箇所、新湊川については既設の装置があり、この改良箇所が8箇所、計84箇所を行うことになります。

 平成20年度は都賀川13箇所での整備を完了させるとともに、来年度の増水期までに全河川を整備したいと思います。警報システムの整備に際しては、設置箇所等について地元や神戸市とも調整をします。

 表六甲河川以外の河川についてですが、親水施設を有する急流河川等17水系51河川についても現在点検を実施しており、この点検結果を踏まえ、必要ならば警報システムを順次整備していきます。

 

 3番目は「ディーゼル自動車等の運行規制のあり方」についてです。

 平成15年8月に策定した兵庫県自動車NOx・PM総量削減計画の目標年度である平成22年度の大気環境の将来予測をもとに、自動車NOx・PM総量削減計画に基づく大気環境基準の早期達成とその維持のため、平成15年10月に「環境の保全と創造に関する条例」を改正し、車両総重量8トン以上の自動車で自動車NOx・PM法の排出基準に適合しない車両については、平成16年10月から阪神東南部地域での運行を規制してきたところです。

 この条例改正時の附則により、平成20年度を目途に自動車の運行状況や大気汚染の状況等を勘案し、規制内容について検討を加え必要な措置を講ずることとなっているため、平成19年11月30日に「ディーゼル自動車等運行規制のあり方」について環境審議会に諮問したところです。環境審議会の審議結果として、条例規制を継続することにより法対策地域内において環境基準は達成されるが、廃止した場合には一部の地点で環境基準を超過するとの予測がありますので、平成22年度までの現行の条例規制を継続する必要があるという答申がなされました。

 この答申を踏まえ、県としては、ディーゼル自動車等運行規制を当面継続します。あわせて、カメラ検査等の体制を維持し、補助・融資制度を継続します。条例の存廃については、平成22年度が計画の目標年度となっていますが、その時点において国道43号を始めとする環境の状況等を考慮したうえで、再度検討することとします。

 また、参考等を添付していますので、ご参照ください。

 

 4番目は「権限移譲の候補となる道路の路線・区間等」についてです。

 現在、地方分権改革推進委員会からの報告に基づき、国土交通省が直轄国道と直轄河川について、地方への移譲を検討しています。先日、地方分権改革推進委員会へ国土交通省が検討している箇所についての提示がありましたので、資料としてお配りしています。

 県内の河川については、今回提示はありませんでした。国道については、同一都道府県内に起終点がある区間、バイパスの現道区間、その一部が都道府県等管理となっているものということで、175号、176号、2号、29号が提案されています。

 現在、全体枠組みについて、全国知事会と国土交通省で検討を進めているわけですが、その全体枠組みを踏まえた上で、財源措置がきちんとされるということであれば、当然県として積極的な対応をするべきだと思います。ただ財源措置が十分に行われないとなると一種のつけ回しになってしまいますので、この点については慎重に考える必要があると思います。

 そういう意味で、これから全国知事会と国土交通省との全体枠組みの議論、そしてそれからになると思いますが、具体の協議に臨みたいと思います。

 

 5番目は「近畿ブロック知事会としての関西国際空港利用促進の取組」についてです。

 既に海外への発着については、関空を基本的に利用するということを3年ほど前から申し合わせているわけですが、さらに府県民の方も含め、関空利用の呼び掛けをしていこうということになりました。

 ただ、兵庫県からですと、海外はともかく、国内線の利用は路線によってはなかなか難しい面もあるかもしれませんが、利用促進に取り組むものです

 6番目は「『日本縦断!!ものづくり広場~ようこそ技能五輪メダリスト~』の開催」についてです。

 全国技能グランプリ・兵庫の6カ月前イベントとして開催させていただきます。9月19日に県公館の大会議室で技能五輪国際大会のメダリストを紹介するとともに、若い匠たちによるトークや全国技能グランプリ・兵庫の紹介をします。300名ほどの高校生・専門学生等を主体に集まっていただいて、若い希望の力を発揮してくれることを期待しています。

 

 7番目は「兵庫県障害者就労支援事業ビルメンテナンス技術習得訓練に係る受講生の募集」についてです。

 兵庫県の障害者就労支援事業の一環として、ビルメンテナンス技術習得訓練に係る受講生を募集しています。ビルメンテナンス協会の協力を得て、ビルメンテナンス技術習得訓練の初級・中級・上級コースを行います。1月には、別途会員企業での職場実習を行うことにしています。

 

 8番目は「『シャガール展 色彩の詩人』の開催」についてです。

 9月6日から10月15日までの36日間、シャガール展を開催します。シャガールは、パリ・オペラ座の天井画も描いています。色彩豊かな20世紀最大の巨匠の一人です。関連事業として、記念コンサートや記念講演会、学芸員による解説会、ミュージアム・ボランティアによる解説会、おやこ解説会、こどものイベント、映画上映会など多彩な催しも行いますので、ご覧いただきたいと思います。

 

 9番目は「北京パラリンピック競技大会 日本代表選手(兵庫県関係)一覧」についてです。

 9月6日から北京パラリンピックが行われますが、兵庫県関係者の一覧表を付けさせていただきました。残念なことに、朝野選手がノミネートされて参加されることになっていましたが急逝されました。ご冥福をお祈りしたいと思います。先日、北京パラリンピックの兵庫県関係の参加選手が来庁された際に、朝野選手の分も併せて活躍をしてきていただきたいと激励をしました。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 大学洋上セミナーの行方不明についてです。知事が第1報に触れられてから、何か指示を出されたことがあるかということと、9月6日の午前中に船が帰って来る予定ということですが、戻ってきた後に、事件なのか事故なのかを含めて、県として検証、調査に関わっていくのか、また、どういう対策をとっていくのかイメージをお聞かせください。

 

知事:

 調査を徹底していく必要があるという意味で、船内調査を含めて海上調査等できるだけ捜索活動を徹底して欲しいと言いました。併せて、学生達がショックを受けているようですので、ショックに対して平静な対応ができるような心配りができるように指示しています。調査や捜索を行っても限りがあることではありますが、徹底を図ったうえで対応しようと言ってきました。

 調査委員会をつくるかどうかはともかくとして、なぜこのような状況になってしまったのかをきちんとフォローしておく必要があると思っています。船の集団生活において生じた事件なのか事故か分かりませんが、現実に行方不明者が生じましたので、経過をきちんとフォローしておく必要があると思っています。併せて、ショックを引きずる可能性がありますので、心のケアなど参加大学とも連携をしながら体制を整えたいと思っています。

 大学洋上セミナーは今回で最後の開催にしていましたが、今後いろいろなクルージングも行われていきますので、その際に留意をしなければならないことが出てくるかもしれません。第5管区海上保安本部でも船内調査、実地調査を含めて、寄港後に調査されることになりますので調査結果を踏まえながら、十分フォローしていきたいと思っています。

 

記者:

 今後、行方不明者のご家族にどのようなケア、働きかけをされるのでしょうか。

 

知事:

 今の段階は、具体的には経過報告をさせていただいています。どこまで判明するか分かりませんが、船が戻ってから対応等について、状況も踏まえて検討をすべきだと思っています。主催者としては、このようなことが起きてしまったことに対して、また、ご家族にはご心配をおかけしていることに対して、改めてお詫びを申し上げたいと思います。

 

記者:

 福田総理が辞任されて、総選挙の可能性もあると思われます。今後の見方と今回の福田総理の辞任について率直な感想をお聞かせください。

 

知事:

 率直な感想を言いますと、このような時期におやめになるということでびっくりしました。昨年来、参議院で与党が少数といわれるねじれ国会のもとで、内外のいろいろな問題を抱えながら奮戦されてきたと思います。それがなかなか自分の思い通りに動いていかないという点も今回の辞任に繋がったのではないかと思っています。

 私自身は、福田内閣が地方分権を一つの大きな重点政策にあげられて、分権委員会でも報告が出て、これから具体的な、例えば地方支分部局の見直し等の作業がされている最中でしたので、大変残念に思います。併せて、緊急経済対策や消費者庁などを手がけられて、今後の重要な国政を左右する施策もあります。新たな具体化は後任の方がされると思いますが、できるだけ早く国政の安定が図られることを願っています。

 ご本人としては、自分なりの努力の下に、自分が引くことによって新しいリーダーの下で推進を図った方が望ましいと判断をされたから辞任になったんだろうと推察しています。

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