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更新日:2008年9月22日

知事定例記者会見(2008年9月22日(月))

【発表項目】
1 政策会議議題
(1)あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン 秋のプレキャンペーンの開始
(2)環境率先行動計画(ステップ3) 平成19年度の取組結果 
(3)県民モニター「第2回アンケート調査」結果概要
(4)平成20年度神戸大学農学部との連携講義の実施
2 その他の資料
麻生自民党新総裁の選出についての知事コメント

知事会見内容

知事:

 政策会議議題の1番目は「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン 秋のプレキャンペーンの開始」についてです。

 来年4月から6月までの3か月間、JRグループとタイアップし、兵庫を目がけた大型観光交流キャンペーン「あなたに会いたい兵庫がいます。」というキャンペーンを行います。デスティネーションというのは目的地という意味で、JTBをはじめとする旅行社にとっては常識となっているそうです。ただデスティネーションキャンペーンだけでは何かわかりませんので、「あいたい兵庫デスティネーションキャンペーン」とさせていただきます。

 来年4月から6月が本番ですが、秋のプレキャンペーンを開始させていただこうとするものです。全般的には、兵庫県大型観光交流キャンペーン推進協議会で行うのですが、主な特別イベントとして、各地域でいくつかの特色のあるイベントを展開します。

 神戸ですと、六甲・まやの1,000万ドルの夜景鑑賞バスツアー。阪神ですと、清荒神清澄寺の「史料館」のオープン。東播磨ですと、鶴林寺から始まる国宝巡りバスということで、鶴林寺、法華山一乗寺、朝光寺、浄土寺等を回ります。西播磨は姫路城。但馬は城崎温泉。丹波は恐竜の里と食材。淡路は国生み神話ツアーとなっています。これらもそれぞれの地域を生かした非常にユニークな試みですし、まち歩きコースとしても、ガイド付きでそれぞれを案内していこうとしています。

 それから、アクセス向上の取り組みとして、駅から観タクン兵庫ということで、兵庫県タクシー協会と連携して、県内JR主要駅から事前予約なしで、2時間4,900円で観光地を回るタクシーを整備しました。また、レンタカーについても特別企画を行います。「余部鉄橋」を走る快速「あまるべマリン号」を国鉄色の気動車で運転したり、特急「はまかぜ」の増便も行います。

 プレイベントのスタートを切り、九州と東京で観光PRを行いますが、その出発式を新神戸駅のホームで10月3日に行い、4日と5日に博多駅と東京駅で観光PRを実施することとしています。私や足立協議会会長はともかくとして、観光協会や観光キャンペーンレディの参加をいただくことになっています。これも奮って応援いただきたいと思います。

 資料として、プレキャンペーンのガイドブックがあります。これは、なかなか情報が豊富なガイドブックになっていますので、是非ご活用いただきたいと思います。例えば、有馬、丹波、城崎、書写山、国宝に出会う旅、みなとまち神戸、六甲山エコツアー等、各地域の特色を生かしたユニークな紹介をしているものです。

 

 2番目は「環境率先行動計画(ステップ3) 平成19年度の取組結果」についてです。

 環境率先行動計画は、大きな事業体である県庁が取り組んでいるものです。

 1つ目は温室効果ガス排出量の削減ですが、目標としては、基準年次である平成15年度に対し、22年度までに5.4%以上削減しようというものです。19年度実績では15年度比で総排出量4%の削減、2年度に対しては8.7%の削減となっています。その中でまず県施設については、夏季の残暑が厳しく、冬季の積雪が平年より多かったのですが、基準値、すなわち15年度値に対し、3.5%の削減と年度目標を達成しています。省エネ推進の効果が出てきているのではないかと考えています。例えば、施設(本庁舎)についても順次改良を行いました。15年度は照明の高効率化、16年度はエレベーターの更新、18年度は空調などの整備を行ったことが大きいと思います。それから、病院や警察も同様の効果を上げています。警察の削減では信号機についてもLEDに転換を図っていますので、消費電力量も減ってきていると言えるのではないかと考えています。

 また、2つ目の廃棄物の減量化、リサイクルの徹底についてですが、目標は22年度までに15年度比で25%以上削減しようというものです。年次割りで19年度目標は15%の削減にしていましたが、残念ながら県施設では12.2%の削減と年度目標に至りませんでした。その理由は、学校の耐震化改修に伴う不要物品の処分が増えたということです。また、病院や警察は年度目標を達成しています。

 3つ目のコピー用紙の使用量の削減についてですが、15年度比で25%以上削減しようということでしたが、県施設では、特に県立学校での使用量が増えたため1.6%削減と年度目標に至りませんでした。また、病院ではインフォームドコンセントに伴う患者・家族向け説明文書作成や電子情報の印刷が増加したため、33%増加となり年度目標に至りませんでした。警察についても、平成18年度の国体の地域安全対策資料作成等により使用量が増加したため、22.3%増加となり年度目標に至りませんでした。文書の電子化等がある程度進み、さらに工夫する必要が出てきたという実態なのではないかと思います。

 4つ目の水使用量については、目標を達成しています。

 5つ目のグリーン調達の推進についてですが、公用車については原則として全て低公害車等を購入しています。また、環境配慮型製品を購入しました。偽装表示の問題が生じたコピー用紙については、「森林認証紙」に切り替えて対応しています。

 6つ目の今年度の対策についてですが、夏の省エネ総点検の実施、「グリーンエネルギー学校・ひょうご」の開催、省エネ診断を行ってきていますが、今後の対策として、冬に向けて「『知っている』から『している』へ」ということで、電気製品の使用削減や、昼休みのパソコンの主電源オフ等、これまで実施してきた省エネ手法を周知徹底することとしています。

 

 3番目は「県民モニター『第2回アンケート調査』結果概要」についてです。

 今回は兵庫県住宅再建共済制度の認知度等について行ったものです。フェニックス共済については「内容を含め知っている」というのが4割強あるわけです。持ち家の方々については「加入している」や「今後、加入しようと思う」という方々がかなりおられるのですが、賃貸住宅等の方々についてはまだ弱く、さらに普及を図る必要があると考えています。

 具体の数字として、資料をごらんいただきますと、フェニックス共済について、「内容を含め知っている」が42.7%、同共済を知った手段では、「県の広報紙」が78%となっています。これをどう見るかということですが、県の広報紙の機能が非常に高いと見るのか、あるいは県の広報紙からしか知らされておらず、ほかの広報媒体の活用を図らないのでなかなか浸透しないと見るのか、両方あるのではないかと思っています。

 それから、持ち家で一戸建ての方にはかなり理解をいただいています。その一方で、加入しようと思わない理由の中に、「地震保険等に加入済で保障は十分だから」というのがあり、そう思われればそれはそれで仕方がないと思いますが、他に「給付額の600万円が保障として少ないから」というのがあります。年間5,000円の負担ですので、給付と負担との関係を見比べていただくと、十分ご理解いただけると思うのですが、そういう発想になられてないのかなと感じました。

 次に、フェニックス共済への加入についての賃貸住宅等の方の回答ですが、「加入することが望ましい」という方が47.4%いらっしゃいますが、住宅所有者が入ればいい、自分は入らなくてもいいという消極的賛成なのかどうかが問われることになるのかと思います。

 以下これらの回答結果を十分分析し、フェニックス共済への浸透を図りたいと思っています。

 

 4番目は「平成20年度神戸大学農学部との連携講義の実施」についてです。

 今年10月から、計15回本県農業の実態を神戸大学農学部2年生の学生に講義します。単位としては2単位認定されます。神戸大学の加古教授が担当教員で、あと県の農政環境部の関係職員が協力して実施することになります。

 こういう形で授業を展開している講座はいくつかありますが、実践的であるという意味で評価を受けているところです。

 

 麻生自民党総裁が圧倒的多数の得票で誕生したわけですが、麻生自民党総裁誕生についてコメントを出していますので、資料をご参照ください。

 

 金曜日にも発表しましたが、非食用事故米穀の不正流通にかかる14検体の食品についての検査を実施したところ、メタミドホスやアセタミプリドはいずれも検出されなかったと発表しましたが、よろしくご理解をいただきたいと思います。

 それから、丸大食品からの関係先に対する商品の撤去、回収についても既にご報告しておりますので、私からは説明を省略させていただきたいと思います。

 また、学校給食については、教育委員会で調査をしており、24日中には取りまとめて公表する予定となっていますので、ご理解いただきたいと思います。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 自民党の新総裁について、知事コメントの中にも地域間格差の是正ということがありますが、都道府県連に割り当てられている地方票の95%程度が麻生さんを支持するという結果になっているようです。地域のどのような思いが積極的な財政出動を掲げられている麻生さんにという声になったと考えられていますでしょうか。

 

知事:

 東京一人勝ち現象に対する地方側からの懸念が、実態的に地方に暮らしている者からすると感じられるということがあります。また、地方行財政全体が非常に緊縮化してきていますが、その理由として、国からの地方に対する財政的な抑制が背景にあります。この2つの点で、麻生さんは従前と異なる対策を講じて地域間格差是正や地域振興を進めてくれるのではないかという期待が、今回の結果につながったと思っています。麻生さんの財政政策の積極性、経済対策に対する積極性に期待されたのではないかと思います。

 

記者:

 麻生新総裁が後期高齢者医療制度の見直しについて言及されているようです。75歳の年齢の区分や年金からの天引きを見直すようなことをおっしゃっているということですが、それについてどのように受け止められていますか。

 

知事:

 麻生新総裁がおっしゃっているのでしょうか。

 

記者:

 総裁になってからではありませんが、昨日の段階で表明されたようです。

 

知事:

 本人が表明されたのでしょうか。

 

記者:

 本人がされたと報道されています。

 

知事:

 舛添大臣がそのような趣旨の発言をされたのは承知しています。それは麻生さんと相談済みだとの報道はされていましたが。

 

記者:

 少し言い方を変えますが、後期高齢者医療制度の見直しについてはどう思われますでしょうか。

 

知事:

 後期高齢者医療制度は、現在の国民健康保険医療制度をどう補完していくか、立て直していくかという一環で提案され、制度化されてスタートしたばかりの制度です。スタートにあたり、制度設計等で若干の問題点があり、ほとんどの人の保険料が軽減されるだろうと説明をされていたにもかかわらず、4分の1位の方々の保険料が増加するというようなこともあって、負担を強いる制度ではないかという批判も起きました。また、年齢で後期高齢者を区切るのは平等ではないという批判もありました。全体として、高齢者の健康保険制度の課題を何らかの形で解決しようという流れの中で出てきた制度ですので、単純に止めてしまえば済むということではないと認識しています。

ただ、見直しがいらないかどうかという点については、例えば、サラリーマンの扶養家族だった方が自前で負担をしなければならないということが出てきたり、国民健康保険で資産割があったような市町では、所得割だけで1本化しますので、負担がかなり強化されることになってしまったというような課題があります。このような課題をどのように改善していくかについて検討していくことは、これからも持続可能な制度として運用するために必要だと思っています。年齢で区分けをしないとか、年金からの天引きを強制しないとかというような点については、全体の制度設計と重ね合わせて議論を進めないといけないと思っています。

この制度自身は、負担能力に応じて高齢者の皆さんに負担していただいて、若い世代の負担能力が限度を超えないようにしていこうという趣旨ですので、これを踏まえた上で、どのように持続可能なものにしていくかというところが、全体制度として考えておかなければならないポイントになると思います。

 

記者:

 麻生新総裁が誕生したことのご感想とどういうことを期待するかを改めてお願いします。

 

知事:

 今、経済的に非常に厳しい懸念が生じている矢先ですので、緊急の対策としては経済対策について、すぐに実施していただきたいと思います。併せて社会不安です。食の安全安心もそうですが、年金をはじめとする医療制度も含めて、将来に対する不安の解消をどのように進めていくかという点についても、国民の期待に応えるようにしていただきたいと思います。

何よりも、安定した政権運営を是非行っていただきたいと思います。途中で投げ出すようなことは、絶対に繰り返さないでほしいと思っています。先ほどもご質問がありましたが、地方に焦点を当てる、地方に目を向ける、力のない地域を支援していくような対策を地方分権を進める中でとっていただきたいと期待しています。

 

記者:

 麻生新総裁には安定した政権運営を行っていただきたいということになりますと、昨今、早期解散ということがいわれていますが、知事としては補正予算は通した上で、逆に言うとそれまでは解散は望ましくないのではというご意見なのでしょうか。

 

知事:

 私は解散をどうこうするというようなコメントをするような立場にはありません。今一番緊急に対応しなければならない事柄は、経済の問題と食の安全、燃料高などを含めた生活の安定の問題でしょうから、それに一定の方向付けをしていただく必要があると思います。ただ、法律や予算が通らなければ、そのようなことができるのかどうかは別の次元としても考え得る余地はあると思います。明確に方向性を出すことが大事だと思います。

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