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更新日:2008年10月6日

知事定例記者会見(2008年10月6日(月))

【発表項目】
1 新行財政構造改革推進方策の議決について
2 個室ビデオ店の消防法に基づく緊急査察実施結果
3 政策会議議題
(1)家畜飼料(エコフィード)製造と霜降り豚肉生産
(2)知事の海外出張
(3)EAROPH(イアロフ)(東方地域都市計画住宅機構)姫路・兵庫世界大会2008の開催
(4)平成20年度ふれあいの祭典-淡路ふれあいフェスティバルの開催
(5)森林管理道「中辻(なかつじ)・肥前(ひぜん)畑(ばた)線」全線開通
(6)モンゴル国政府から井戸知事への「自然環境貢献者称号」の授与
(7)環境大臣会合の開催協力にかかる内閣総理大臣からの感謝状授与
(8)阪神南地域ループバス運行事業の実施
(9)北摂里山検定・講座の実施、里山まつりの開催
(10)砥峰高原ススキ祭りの開催
(11)一般国道429号とりがたわ道路の供用開始

知事会見内容

知事:

 まず、「新行財政構造改革推進方策の議決」についてです。

 条例を先に議決いただいていましたが、その条例に基づいて推進方策を本日議決いただいたところです。行財政構造改革は阪神・淡路大震災からの復旧・復興の過程で悪化した財政の改善を図りながら、今後の兵庫づくりを進めていくための枠組みを確立するものになりますので、この議決に基づき、また条例を制定いただいたことに伴い、具体化と着実な推進、そしてフォローアップを図っていこうとするものです。

 改革の本番はまさしくこれからですので、県民の皆さんとともに、そして県議会とも連携を取りながら、また県内の市町とも協力しながら推進を図りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 次に「個室ビデオ店の消防法に基づく緊急査察実施結果」についてです。

 緊急査察は、神戸・姫路・尼崎・西宮という個室ビデオ店が多く所在しているであろう消防本部において実施されました。

 今後は、消防法に基づく調査としては、個室ビデオ店、カラオケボックス、インターネットカフェ、マンガ喫茶、テレクラについて、消防法上の設備や防火体制、点検状況等を調査し、今月中にまとめて報告することになっていますので、まとまり次第ご報告します。

 もう一つは、建築基準法上の問題で、建築物の防火構造について、同じ対象について調査をし、来月5日までに取りまとめ、国土交通省に報告することになっていますので、ともに調査中ということをご報告いたします。

 この査察結果についてですが、個室ビデオ店は24施設ありましたが、非常に軽微なものを入れまして21施設で問題があったとのことです。だからといってものすごい問題があったかどうかということとは異なりますが、消防法上の何らかの問題があったということです。どういう問題があったかについて、消防用設備等ですと、例えば消火器は設置済不備有りが1か所、屋内消火栓は問題なし、問題になりました自動火災報知設備は設置済不備有りが3か所、未設置が3か所ありました。誘導灯は設置済不備有りが10か所ありました。防火管理者等ですと、防火管理者が未設置だったり、消防計画を作成してなかったり、消防訓練をしてなかったりというようなものがありました。また、消防用設備等の点検報告がなされていなかったり、使用開始届の届出がされていなかった等がありました。

 今後の対応についてですが、設備の不備は、消火器の標識未設置、自動火災報知設備の設置場所、誘導灯の玉切れ等、軽微なものがほとんどであり、即時是正させるとともに、その他のものについても直ちに指導し、早期に是正させることにしています。また、消防訓練の未実施等ソフト面での違反が顕著であったことから、指導の徹底を図っていくということです。

 

 それでは政策会議の議題に入ります。 

 政策会議議題の1番目は「家畜飼料(エコフィード)製造と霜降り豚肉生産」についてです。

 これは、県立農林水産技術総合センターが開発した技術が実証実験を経て供用されることになったというものです。食品バイオマスを利用した家畜飼料(エコフィード)を飼料として豚の飼育に活用することによって霜降り豚肉の生産を強化しようとするものです。高品質豚肉の生産にこのエコフィードを用いて取り組もうとするもので、県内で初の取り組みです。

 どういう製造施設かと言いますと、エコフィード循環事業協同組合を加西南産業団地内に設置するわけですが、食品残さ約15,000トンを活用し、エコフィードをその約3分の1の4,800トン製造し、これを供用しようというものです。平成14年度の実験で、高デンプン質のパン屑を給与すると「さし」の入った柔らかい「霜降り豚肉」を生産できることを確認しており、高デンプン質を飼料に混ぜて給与すると「霜降り豚肉」ができやすいということが技術確立したということで、パン屑や麺屑等を原料としたエコフィードを配合飼料に40%以上混ぜ、肥育後期に給与することにより「霜降り豚肉」を生産する技術を開発し、18年度から実証展示実験を行い、その結果実用化のメドがついたので、このようなことを行おうとするものです。

 実証実験のため平成18年度は37頭、19年度は36頭だったのですが、22年度には霜降り豚肉2,000頭を目標に頑張ろうということになっています。生産者として、山端養豚、定岡養豚、木村養豚が取り組まれているということです。

 

 2番目は「知事の海外出張」についてです。

 10月27日(月)から30日(木)まで、上海市で第8回世界閉鎖性海域環境保全会議(EMECS8)が開催されます。同会議は兵庫県が提唱し、開催してきたものですので、26日(日)から29日(水)まで出張いたします。

 今回は「河川集水域と河口域の調和」というテーマで、議論が行われるということになっています。

 また、4回目になりますが、関西3府県の中国におけるトッププロモーションを実施します。関西観光セミナーを実施することにしており、10月28日の午前中に開催します。概要については別添の資料をご参照ください。

 

 3番目は「EAROPH(イアロフ)(東方地域都市計画住宅機構)姫路・兵庫世界大会2008の開催」についてです。

 EAROPH(イアロフ)とは、太平洋地域の都市政策や住宅政策の研究をしているNGO団体です。今回、「住宅・都市文化の継承と持続性」をテーマに姫路と淡路の国際会議場で議論を展開することになっています。10月21日(火)から24日(金)までの4日間開催されます。

 4日目は淡路夢舞台国際会議場で都市防災に関連したテーマで会議を実施します。そのなかで、中国四川省の行政幹部等の皆さんから復旧・復興に対する取り組みについて話をしていただくことになっています。現地の情報報告としては最新の状況報告をいただけるのではないかと期待しています。

 

 4番目は「平成20年度ふれあいの祭典-淡路ふれあいフェスティバルの開催」についてです。

 今年度から、全県大会とブロック別大会を共同して行う新しいスタイルのふれあいの祭典を始めることにしました。従来は2日間にわたっていましたが、1日で行うということに変更しています。イベントとしては、9つのフェアと、ステージイベントとしては宝塚音楽学校の生徒さんの舞台を含めた全県ふれあいステージ、淡路島民俗芸能フェスティバルや島っこステージ2008が開催されます。

 詳細は別添資料をご参照ください。

 

 5番目の「森林管理道『中辻・肥前畑線』全線開通」については別添資料をご参照ください。

 

 6番目は「モンゴル国政府から井戸知事への『自然環境貢献者称号』の授与」についてです。

 1996年及び1997年に大規模な森林火災が発生した際に、森林再生について、モンゴルからの支援要請がありました。1999年から森林再生プロジェクトをスタートさせています。そして、毎年のように夏に調査団の派遣や体験植林ツアーを実施し、モンゴルで植林を続けてきたことが評価されたということです。

 私の名前でいただいておりますが、代表していただいたということで、私一人が貢献したということではなく、その活動に対して評価を受けたということです。さらに草の根レベルでの環境技術協力の一環として海外協力も進めさせていただくという意味で励ましを受けたものだと理解しています。

 

 7番目は「環境大臣会合の開催協力にかかる内閣総理大臣からの感謝状授与」についてです。

 9月16日付けでいただきました。環境大臣会合では、兵庫県知事、神戸市長と環境大臣会合等兵庫県推進協力委員会代表会長の3者に贈られています。これもまさしく県、市及び地元協力推進委員会の活動に対して代表して感謝状を受けたということでして、それだけ多くの方々が環境大臣会合に協力いただいた証だろうと思います。

 モンゴル国政府からの「自然環境貢献者称号」とともに環境に関連するということからご披露させていただきました。

 

 その他、地域情報として「阪神南地域ループバス運行事業の実施」、「北摂里山検定・講座の実施、里山まつりの開催」、「砥峰高原ススキ祭りの開催」、「一般国道429号とりがたわ道路の供用開始」など資料を添付していますので、詳細についてはご参照願います。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 本日、10月2日の条例案に続いて、新行革プランの最終案が議決されました。コメントを出していただいていますが、改めてご感想をお聞かせください。また、議決前の討論で3度目の失敗は許されないと指摘されている議員もいらっしゃいました。先週から急に株価が下落するなど先行き不透明な中で、新行革プランを進めるうえでの決意をお聞かせください。

 

知事:

 新行財政構造改革推進方策は、条例に基づいて同時提案をさせていただいていました。議会の議決をいただいて、改革本番のスタートを切ったということになりますが、2つの意味で意義があると思います。

 1つは、議決をいただいたということは、この枠組みに盛り込まれている内容を具体化して推進を図っていくことによって、行財政構造を持続可能なものにしていく責任を負ったということです。

 もう一つは、責任ある推進にあたって、単に枠組みを守ればいいということではなく、「元気で安全安心な兵庫」という新しい兵庫づくりの基盤や枠組みを作るという改革の真のねらいを実現するために、刻々と変化する情勢の中で、変化に対して柔軟、適切に対応していくという役割を命ぜられたのではないかと思っています。

 新しい兵庫づくりに対して、議会の指導や県民の理解と協力を得ながら全庁をあげて推進を図っていくことを改めて決意したところです。予断を許さない経済環境等にあると思いますが、予断を許さないからこそ、いかにして知恵を出し対応で工夫するのかという点で、県民から期待されていると思いますので、その期待に応えて、兵庫県政に対する信頼を確立していかなければならないと思っています。

 

記者:

 個室ビデオ店の緊急査察実施結果について、軽微なものも含まれているということではありますが、違反率が87.5%という率の高さについてどう思われるかお聞かせください。また、個室ビデオ店では宿泊する人が多くなっているのが現状と聞きますが、ホテルのような厳しい規制ではない中で事件が起こりました。例えば、条例などで規制を考えられているかお聞かせください。

 

知事:

 軽微なものがあったとしても、これだけ違反事実が多いということは、この施設の設置者のみなさんに自覚を促したいと思います。多くの人が利用する施設だからこそ安全な運営管理が基本だということを徹底する必要があると思います。

 2番目に、今調査中の4カ所の状況について、早めに知らせることの重要性という意味で公表させていただきました。県内の状況を更に確認した上で、消防法に上乗せをすることが良いのか、消防法自身の規制強化をしてもらうのが良いのかを含めて、県と県下の消防関係者と消防庁との間でよく検討していきたいと思います。県独自でやるよりも、このような実態は全国的に広がっていると思います。そうだとすると、全国的な対応をしていただいて、更に兵庫としての対応が残るのかどうかが、一つのアプローチではないかと思います。

 3番目に宿泊施設のような利用、本来の目的と異なる利用が中心になっていた実態があったようです。もしも、そのようなことがあったとすると、それに応じた規制等の対応の仕方を加味していく必要があるのかどうかという点についても、今ご説明したような見地から検討を進めたいと思います。

 

記者:

 先日、中山国土交通大臣が辞任されて、次の選挙には出ないと明言されました。これに関連して、宮崎県の東国原知事の出馬がとりざたされています。ご本人は県民の方が望むのであればと言われています。今のところ含みを残して出馬するとは言われていませんが、大阪府の橋下知事は県民のためになるのであれば、がんばってもいいのではないかと記者団に語られているようです。知事として、東国原知事の出馬についての見解、賛否をお聞かせください。また、都道府県知事が任期途中に国政に転出することについて、見解、賛否も併せてお聞かせください。

 

知事:

 東国原知事のケースは、東国原知事のキャラクターが大きく政治的に影響していると思いますので、ご自身か宮崎県民にお任せしておくのが望ましいと思います。端からとやかく言うことではないと思っています。知事が任期途中で国政に出ることについては、任期は最後まで務めて、選挙で選ばれた知事としての職責を果たすのが基本だと思います。ただ、知事を選んだ人達が知事の活動よりも広い活動や期待される活動を望まれるかどうかということで判断されたらいいと思っています。一概に絶対だめと言うことではないと思います。しかし、任期いっぱい務めることが基本だと思います。それ以上に活躍が期待されると知事を選んだ母体の県民の皆さんが判断されるなら、それは一つの選択だと思います。

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