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更新日:2009年2月23日

知事定例記者会見(2009年2月23日(月))

【発表項目】
1 政策会議議題
(1)「ひょうご家庭応援プログラム2009」の作成  
(2)兵庫県立芸術文化センター(中ホール)のネーミングライツスポンサーの決定
(3)平成20年度2月補正予算(案)及び平成21年度補正予算(案)
(4)全国技能グランプリ・兵庫(第25回技能グランプリ)の開催
(5)一般県道塩田一宮線「よいたいトンネル」の供用開始

知事会見内容

知事:

 政策会議議題の説明の前に、職員の詐欺事件についてお詫びを申し上げたいと思います。

 県職員が詐欺容疑で逮捕されました。預金口座を不正に使用し高齢者など社会的弱者を狙った卑劣な詐欺行為に県の職員が加担したことについては誠に残念です。事実関係を確認の上、今後厳正に対処いたします。

 なお、不祥事の再発防止に向けた具体的な取り扱いの通知を出し、改めてこのような事件を起こすことがないよう綱紀粛正の徹底を図ってまいります。本当に残念なことが起きてしまいました。心からお詫びを申し上げたいと思います。

 昨年来、金融業者から当該職員あてにいろいろな接触があったため、指導をしていたのですが、このような残念なことまで引き起こしていたということが、十分つまびらかにならなかったということですので、職員の日頃の生活態度を含め、厳正に対処できるよう再発防止に向けた対応をさせていただきたいと考えています。

 

 政策会議議題の1番目は「『ひょうご家庭応援プログラム2009』の作成」についてです。

 今回のプログラム2009は、体系の中に「学校・家庭・地域の連携を深める」という項目を追加しています。特色として、1つ目は家族のきずなを深め、家族の力を増進するということで「家族の日」運動の一層の展開などを図ります。2つ目は地域・学校・職場との連携を推進するということで、この点が特に強化した部分です。地域子育て支援拠点事業の拡充やひょうご仕事と生活センター(仮称)事業を新たに推進することになります。3つ目は家族が安心して暮らせる基盤を強化するということで、児童虐待防止に向けた児童相談体制強化事業や児童家庭支援センターの増設、乳児家庭セーフティネット事業の推進などを図ります。

 プログラムの体系表を添付していますので、ご参照ください。

 

 2番目は「兵庫県立芸術文化センター(中ホール)のネーミングライツスポンサーの決定」についてです。

 兵庫県立芸術文化センターが募集したところ、阪急電鉄株式会社にネーミングライツを取得していただくことになりました。愛称は「阪急中ホール」です。今年の3月から使用いただくことになります。 

 

 3番目は「平成20年度2月補正予算(案)及び平成21年度補正予算(案)」についてです。

 資料の3ページをご覧ください。平成20年度財源対策ですが、県税が当初見込みより278億円落ち込むことになりましたので、それに伴い、当初予算ベースで見込んでいた要対策額が156億円増加してしまい、それに対する対応を追加的に講じざるを得ない状況になったということです。減収補てん債が結果として251億円発行が認められることになりましたので、これを活用します。退職手当債も退職手当の増額の範囲内で発行が認められますので、それをフルに活用することとして、156億円を埋めながら、さらに県債管理基金の取崩額を125億円減少させたものです。これにより、20年度の最終補正予算を組ませていただきました。

 平成20年度補正予算案の概要として、1つ目の菓子博の剰余金については、ひょうご産業活性化センターに基金を作っていただき、菓子職人人材育成事業や兵庫の菓子ブランド化事業に充てさせていただきます。2つ目の高病原性鳥インフルエンザについては緊急防疫対策を実施しました。3つ目の難病その他特定疾患医療費(うち一般特定疾患)についてですが、都道府県が行った治療費助成の2分の1について国庫補助が行われることとされているにもかかわらず、実際の国負担は3分の1程度に止まっており、都道府県に超過負担が生じています。平成20年度においても、国庫補助の歳入不足が約7億円発生します。

 資料4ページの下の表をご覧ください。現計予算額では約37億8,000万円の総額ですが、平成20年度見込みは約3億円増えて約40億5,100万円、そのうち国庫の見込みが約13億2,700万円となっており、国庫の当初予算の計上額約18億9,000万円から約5億6,300万円の減額となるため、その分を埋めた上で一般財源を約8億3,300万円増額補正したということです。このうち超過負担額としては、約6億9,800万円生じてしまうということです。率では3分の1くらいになります。これは、19年度決算で見ると29.1%、18年度は31.2%、17年度は31.4%でしたので、常に国庫の歳入不足が続いており、結果として都道府県が難病対策に地方負担率以上の負担を強いられてきているという問題です。私もいつも問題視しているわけですが、改善の努力があまりなされていない代表例の1つです。

 資料の5ページをご覧ください。県有環境林等特別会計の設置及び県有環境林の取得です。既存の県行造林事業特別会計を全面改編して県有環境林等特別会計を設置することにしました。今年度中に公社債の償還期限を迎えるたつの市菖蒲谷用地をこの会計で取得し、環境林として管理しようとするものです。県有環境林等特別会計の設置に関連し、県有環境林管理費と枠設定としての1億円の県有環境林取得費を21年度補正予算として提案しました。

 

 4番目は「全国技能グランプリ・兵庫(第25回技能グランプリ)の開催」についてです。

 この3月20日(金)から23日(月)に開催されます。競技と開催イベントそのものは21日(土)と22日(日)ですが、20日(金)に開会式、23日(月)に成績発表と閉会式を開催します。したがって、4日間の日程で開催されるものです。

 競技職種数は31職種で過去最多です。参加者数も選手が554名で過去最多です。大会運営・競技委員なども約400名の参加を見込んでいますので、約1,000名の皆さんが、この4日間、中心会場である神戸国際展示場等に集まることになります。

 理念として、「ものづくり」の大切さを見つめ直し、優れた熟練技能を称え、伝える。そして、次代を担う子どもたちや若者、その親等に「ものづくり」への興味を呼び起こし、職業観の形成につなげていく、ということを目的としています。また、経済雇用情勢が厳しさを増している中で開催される大会だけに、ものづくりを支える「技術力」や現場で技術を発揮する「人材確保」の重要性を再認識し、次の飛躍に向けた取り組みの契機にしていきたいと思いますし、ものづくり立県・兵庫の技と強みと元気を、大会を通して全国に向けアピールする予定です。

 資料の2ページをご覧ください。競技の会場・日程を整理しています。基本的には、神戸国際展示場、ワールド記念ホール、港湾職業能力開発短期大学校神戸校、神戸ポートピアホテル等で実施するわけですが、設備の関係で、日本料理については西宮市の兵庫栄養調理製菓専門学校、写真については大阪市の日本写真映像専門学校で実施しますので、この点よろしくご理解いただきたいと思います。

 また、併催事業として、例年は秋に実施していましたが、せっかく技能グランプリが開催されますので、ものづくり体験フェアを同時開催することにしました。技能グランプリ&フェスタでは、ステージイベントや技能体験教室、作品展示・販売、ものづくり子供絵画展を行います。また、兵庫ジュニア技能グランプリを小・中学生を対象に実施します。「ひょうごの匠」などで、ものづくりのすばらしさに触れた子どもたちが積極的に参加してくれるのではないかと期待しています。予定職種としては、印章や表具、塗装、クリーニング等6職種です。また、第13回産業企画展(ひょうごじばさん広場)では、兵庫の地場産業の実演・体験、物販・展示等も行います。それから、工芸菓子の展示ですが、新作中心に12点を展示する予定です。洋菓子の方は「世界パティスリー2009」が3月14日(土)、15日(日)に東京ドームシティで開催されますので、その展示作品を持ち込むことになろうかと思います。それから、ロボット操作体験や兵庫の技能振興の取組みの紹介、観光PRも行います。ロボットの操作体験は非常に人気があり、キット製作教室などは既に満員になっているという状況です。また、兵庫の技能振興の取組みの紹介の中では、三菱重工業(株)高砂製作所には技能グランプリや技能五輪大会で入賞された方々、あるいは住友林業ホームエンジニアリング(株)には技能五輪国際大会で第2位となった池田さん等優れた方々がいらっしゃいますが、両社の保有する課題作品なども展示されます。ぜひ技能グランプリにおいでいただきたいと思います。

 なお、資料5ページの下に、技能グランプリと技能五輪全国大会の対比をしていますが、技能五輪は23歳以下の技能者の競技です。したがって、本物の実力を持った人たちの競技はこの技能グランプリであると言えるのではないかと思います。したがって、ものづくり県兵庫としては、大いに兵庫のものづくりの力をこの大会を契機に示したいと考えています。

 

 5番目は「一般県道塩田一宮線『よいたいトンネル』の供用開始」についてです。

 供用開始は、3月21日の15時からです。それに先立ち、開通式典を実施します。

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 2点お聞きします。1点目は職員が逮捕された件についてです。先ほど、知事の説明の中で昨年来、金融業者から当該職員にいろいろな接触があったということですが、接触の内容がどういったものかお聞かせください。また、今後、厳正に対処するということですが、起訴が一つのタイミングになると思いますが、今後の対処の考え方をお聞かせください。

 2点目は、宝塚市長が2代続けて逮捕されるという異常な事態が起こっていることについて、どのように捉えられているかご所見をお聞かせください。

 

知事:

 1点目について、当該職員は八鹿土木事務所の朝来事業所に勤務していた土木技術員です。昨年の春以来、金融業者と名乗る者から何度も接触したいという電話があったので、当該職員に説明を求めたところ、ヤミ金業者からお金を借りて、取り立てにあっている状況が判明しました。その時は、友人が自分の名前で借りたので、などどこまでどういう話をされたかわかりませんが、いずれにしても弁護士を立てるなどして借金整理を進めていましたので、そこまでの状況になっているという現状把握に欠けていたうらみがあったと思います。今後、このような事件が起こらないように再発防止を考える際には、現在進行中だから大丈夫、あるいは処理中だからいいんだ、というような形だけで良いのかどうかも含めて、十分検討したいと思っています。その上で、通知をきちんと出し、指導したいと考えています。

 2点目の、宝塚市長が2代続けて不詳事件を起こされたことについては、地方自治体の首長の立場から見て、大変残念なことは間違いないと思います。宝塚市政運営の構造の問題というよりは、それぞれの方々の資質の問題だと思います。宝塚市自身は粛々と市民福祉の向上を目指して、職員一同努力をしていただきたいと思っています。市長の対応についてのコメントは、まだ調査中ですので差し支えさせていただいた方が良いと思います。

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