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更新日:2009年3月17日

知事定例記者会見(2009年3月17日(火))

【発表項目】
1 姫路港開港50周年記念事業の開幕
2 県内市町における定額給付金の給付開始時期
3 都賀川における「河川利用者のための増水警報システム」の運用開始と啓発活動
4 一般県道 平荘大久保線「神野バイパス」の供用開始
5 平成21年度多自然居住推進各事業の実施団体の募集
6 特別展「唐津・鍋島・柿右衛門 九州古陶磁の精華 田中丸コレクションのすべて」の開催

知事会見内容

知事:

 項目の1番目は「姫路港開港50周年記念事業の開幕」についてです。

 特定重要港湾・姫路港は、昭和34年に関税法による開港指定を受けてから本年4月で50周年を迎えます。現在、4月から8月にかけて、姫路港周辺を舞台に、「姫路港開港50周年記念事業」として、多彩なリレーイベントを繰り広げようとしています。既に開催中のプレイベントに続いて、3月28日(土)に実施するオープニングイベントを皮切りにして、記念事業を本格的にスタートすることになります。

 テーマは「みなとがひらく播磨の未来」で、先人の業績への感謝と賞賛、港が培ってきた歴史や文化の再確認、港の重要性と魅力の発信、港・海とのふれあいを通じた交流を事業展開の柱にしています。

 この事業については、姫路港開港50周年記念事業実行委員会が主催しており、構成団体は兵庫県、姫路市、姫路商工会議所、姫路港関係機関・団体・企業です。

 3月14日(土)にはデスティネーションキャンペーンと連携して、私もJR姫路駅から姫路城まで歩き、開港50周年のPRをしてきました。それから、開港50周年記念ウォーキングということで、3月20日(金)に姫路駅南から飾万津臨港公園まで銀の馬車道の名所旧跡等を巡るウォーキングを実施します。

 そして、オープニングイベントが行われる3月28日(土)には、生野から姫路港までの銀の馬車道を自転車で辿るサイクリングツアーを実施します。私も55kmを走りたかったのですが、前の日程が入っていますので、午後から途中で参加することにしています。また、開港50周年記念事業オープニングセレモニーでは、「祝姫路港開港50周年」プレートの除幕式及び幅広い港関係者等の参加のもと交流会を実施することにしています。

 資料の2ページにありますように、正式な開港50周年記念式典は5月1日(金)に行いますが、4月19日(日)には、各種の集客イベントとして、開港50周年記念「港と船のミュージアム」を姫路ポートセンターでオープンしますし、開港50周年記念ヨットレースを誘致し、姫路港沖で「第34回舵杯ヨットレース」を日本セーリング連盟加盟団体と共同で開催することにしています。姫路港沖をスタートし、家島北部の鞍掛島を周回するコースで開催します。また、その他のイベントとして飾万津臨港公園での記念植樹を行います。あわせて、写生大会や体験クルーズ等も実施します。

 それから、5月5日(火)にはみなとスプリングフェスタということで、子供も大人も楽しめる集客イベントとして、姫路港周辺で播磨の海の幸、山の幸満載のご当地グルメが大集合した「姫路港うまいもん波止場」や大道芸人によるパフォーマンスなどの「ふれあいポートステージ」、海洋環境船「Dr.海洋」の一般公開、親子クルーズやポートウォッチングクルーズ等を行います。5月から7月も行事が目白押しになっていますので、お楽しみいただきたいと思います。

 添付のパンフレットは、姫路港開港50周年を記念して海王丸がやってくるということにちなんでいます。その裏面には3月から8月にかけての現在決まっているイベントカレンダーが掲載されていますので、ご参照いただきたいと思います。なお、7月20日(月)の海の日には、海の日の記念式典やフェスティバルに併せて、盛大にイベントを開催することになっています。

 

 2番目は「県内市町における定額給付金の給付開始時期」についてです。

 定額給付金の給付の状況ですが、既に給付を開始している、3月6日(金)のたつの市、3月11日(水)の小野市を含めた約4割の16市町が年度内に給付開始の予定です。そして、尼崎市、明石市、西宮市、赤穂市、高砂市の5団体を除く県内の36団体が3月中に申請書を発送します。

 それぞれの状況は資料の2ページ目に掲載していますが、決まった以上はできるだけ早く給付事務を実施し、効果の発生を期すべきだということもありますので、早期給付に向け、県からも各市町に働きかけていきます。

 

 3番目は「都賀川における『河川利用者のための増水警報システム』の運用開始と啓発活動」についてです。

 昨年、都市のゲリラ豪雨に伴い、都賀川で非常に不幸な事故が発生しました。それを契機に増水警報システムを整備し、4月1日(水)から14箇所で運用を開始します。

 これは、(株)ラジオ関西の放送電波を利用し、大雨・洪水注意報及び警報の発表と連動して回転灯を作動させ、河川利用者に注意喚起するというものです。

 4月4日(土)に都賀川公園で「なだ桜まつり」が行われますので、回転灯のデモを実施することにしています。

 そのほか、都賀川以外で親水施設があり急激に水位上昇する危険性のある18河川についても、順次整備を進めており、7月末には概ね完了ということになります。

 都賀川の図面を添付しています。都賀川の回転灯の設置場所は、それぞれ見やすいところを選びました。

 

 4番目は「一般県道 平荘大久保線『神野バイパス』の供用開始」についてです。

 4月24日(金)の10時から開通式典を行い、供用開始は開通式典終了後の12時からを予定しています。

 

 5番目は「平成21年度多自然居住推進各事業の実施団体の募集」についてです。

 1つは多自然居住についてですが、交流拠点整備支援事業あるいは広域活動団体助成事業等の対象者を募集しているものです。

 内容については資料の2ページをご参照ください。また、3ページに平成20年度の事業実施状況について整理しています。

 

 6番目は「特別展『唐津・鍋島・柿右衛門九州古陶磁の精華 田中丸コレクションのすべて』の開催」についてです。

 3月21日(土)からの開催になります。これは、福岡玉屋百貨店の経営者であった田中丸善八(たなかまるぜんぱち)氏が収集した、世界屈指の九州古陶磁コレクションです。元々、玉屋は佐賀を発祥の地とするデパートで、九州陶磁の本家の展覧会が兵庫陶芸美術館で見られるということになります。唐津・伊万里・鍋島・柿右衛門等を売りにしており、なかなか楽しみなコレクションではないかと思います。是非お越しいただきたいと思います。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 放鳥したコウノトリについてです。新潟県が放鳥したトキが、13日に本州に飛来しましたが、繁殖環境が整っているからという理由で佐渡島に連れ戻すように環境省に要望しています。兵庫放鳥したコウノトリのつがいから生まれた子どもが長崎県に飛んでいくということもありました。コウノトリの郷公園では、全国にコウノトリの生息地が広がることはプラスだと話されていますが、知事のお考えも同じでしょうか。

 また、新潟県がトキを連れ戻してほしいという要望をされたことについて、どのようにお思いになるかお聞かせください。

 

知事:

 今年も2羽のコウノトリの雛が誕生しました。3年経過しますが、27羽が自然の中で生息し、さらにプラス2羽になりました。順調に自然馴化が進んでいることを表していると思っています。国内のみならず、朝鮮半島やハバロフスクなどの北東アジアにも飛んでいってくれたら、ようやく従来コウノトリの生息していたところを飛び回ることになり、自然の回復にふさわしい実証になると思います。

先日、島根県で交通事故にあって1羽亡くなりました。コウノトリが飛んできていると思ってもいない地域の方々がびっくりされてもいけませんので、我々から飛来することがあるべしというような情報発信をしていかなければならないと思っています。ただ、順調に自然馴化が進んでいることについては喜んでいます。

 トキの場合は、子どもが生まれることを期待されていたと思いますが、そのような環境に至っているペアが今のところ生じていないという実情があるがゆえに、新潟県としてはペアリングして、卵を産んで雛をかえすという環境が整っている佐渡島で集中的に生活をしてほしいという意味で環境省に依頼されていると思います。それも一つのやり方ではないかと思います。

 このような事業は焦りすぎてもいけません。自然に任せなければならないところもありますので、十分見守っていく態度も必要だと思います。現にコウノトリを放鳥した直後に、1羽のコウノトリが大阪や赤穂まで行ったとか、福井まで行ったということもありました。結果として戻ってきましたが、赤穂に住み着いたらまずいのかというと、見守っていましたので、どちらが良いとは言えない問題ではないかと思います。自然に帰したならば自然界の動きを息長く見守る姿勢も必要ではないかというのが率直な感想です。専門家ではありませんので、どちらが良いというコメントをする能力はありませんが、自然馴化を図る過程の中では、息長く見守る姿勢も大切だと思っています。

 

記者:

 予算審議について二点お聞きします。

 一点目は、新行革プランの財政フレームの見直しについてです。昨日、予算の審議が終わって、来年度予算とともにフレームの見直しも可決されました。議員からはフレームの見直しの前提としている経済成長率が甘すぎるのではないかとか、要調整額の具体策が示されていないのは釈然としないなど、可決されたとはいえ、注釈付きというような印象をうけました。そのような声が相次いだことをどのように受け止められているかお聞かせください。

 二点目は、新行革プラン全体の3年ごとの見直しについて、一部前倒ししてという質問も出ていたように思います。今後具体的にどのような日程で、考えられているかお聞かせください。

知事:

 すでに昨日の予算特別委員会の総括質疑でも二点についてお答えをしております。

一点目について、今回のフレームの改定は、どちらかというと兵庫県側の事情というよりは世界経済が同時不況になって、日本経済も不況になって、兵庫県も不況になって、税収の見通しが相当ずれてしまったことによるものです。特に1300億円発射台が落ちました。どう伸ばすか、どう見込むかというときに、極端見込みをするのではなくて中庸見込みを採用しました。財政フレームは、毎年予算編成を通じて、その時々のスタートラインが変わることに伴う推計見直しがついて回ります。その上に大きな追加的な収支不足が生じました。それを要調整額といっています。これは、震災復興のために大きな収支ギャップが生じる構造になってしまっている体質を改善するための兵庫県独自の財政枠組みをどうしていくかということにプラスされてきた事情です。プラスされてきた事情は全国的な対応を見定めた上で、個別の対応を考えるべきだというのが私の基本スタンスです。要調整額に対して、22年度以降の国の対策が出ていません。そのような状況なのに県独自の対応策を考えるのは難しい、主客が転倒している議論になってしまうのではないかということで、毎年度の予算編成過程を通じて、対処を検討していくと申し上げています。

 前倒し見直しについては、何を前倒すのかにかかわります。大きな制度改正や前提としている仕掛け、仕組みが見直される、例えば消費税が導入されるといったことが決定されて、大きな前提とした地方財政制度や行財政システムが変わることがあれば、前倒ししなければならないと思います。今は基本的な枠組みは変更されていません。そういう状況の中で、前倒し見直しといっても、何をどういう形で検討俎上にあげていくのか、行財政構造改革は不断の見直しが必要だろうという意味の見直しは通常の見直しですので、前倒し見直しとは異なると思います。前倒し見直しの必要性があるかどうかを含めて検討を進めていくべきだと思っています。今、直ちに前倒し見直しをすべき状況にあるとは認識していません。

 

記者:

 確認の意味を含めて、通常の場合の3年ごとの見直しは、いつされることになるのでしょうか。

 

知事:

 それは3年目に見直すのが通例です。

 

記者:

 具体的に3年目とはいつでしょうか。

 

知事:

 平成22年度でしょう。

 

記者:

 平成22年度の間に見直し作業を進められるのでしょうか。

 

知事:

 検討をして、見直さない場合もあります。

 

記者:

 検討するのは22年度中ということでしょうか。

 

知事:

 フレームや方策全体について検討します。

 

記者:

 都賀川の増水警報システムの運用開始について、やっと14か所で運用開始されるということで、改めて都賀川の安全面について、どういう思いで、どういうことを伝えていきたいとお考えですか。

 

知事:

 特に六甲山から急傾斜で流れ出る都市河川は、一時に増水する危険な河川でした。それに対する私たちの警戒心が徐々に日常の中で流されてきてしまっていたことを背景に、一方で以前では考えられないようなゲリラ的な降雨が都賀川の場合には起こりました。このようなことが最近の解析でも出てきていますので、その両面から都市河川の安全、事前の安全システムを準備しておく必要性を、このような供用開始が行われる状況になったればこそ、再確認、再認識したということだと思っています。

 この増水システムは、あのような不幸な事故を二度と起こしたくない願いからのものです。もしかすると注意報や警報で回転等が回ってもあまり増水をしなくて、何だという思いをされるケースが多々あると思いますが、万が一のことを思っての警報システムだということで理解していただいて、都市河川の安全をみんなで確保していくことに協力していただきたいと思っています。

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