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更新日:2009年5月25日

知事定例記者会見(2009年5月25日(月))

【発表項目】
1 政策会議議題
(1)県立病院改革プランの策定
(2)ひょうご仕事と生活センターの開設
(3)海外移住と文化の交流センターのリニューアルオープン
(4)兵庫県スポーツ振興行動プログラムの推進状況
(5)県民モニター「第4回アンケート調査」結果概要 
(6)「神戸ビーフ」「但馬牛」認定牛肉に係る牛個体情報の提供開始
(7)平成21年度「夏のエコスタイル」の実施
(8)平成21年度兵庫県職員上級採用試験の実施 

知事会見内容

知事:

 政策協議事項の1番目は「県立病院改革プランの策定」についてです。

 「公立病院改革ガイドライン」で策定が要請されていたものです。すでに新行革プランで「病院構造改革推進方策」を定めているわけですが、これに基づいて、公立病院改革の視点を踏まえながら定めた中期的な計画として定めたものです。プランの計画期間は、21年度から25年度ということになっています。

 プランの内容は、添付していますA3版の資料をご覧いただきたいと思います。県立病院の役割としては、基本的には高度専門・特殊医療を中心とした政策医療の担当です。また、二次医療圏の中核病院として地域医療を確保するという2つにあります。

 県立病院が提供する診療機能の方向として、まず、診療機能の高度化ということです。がん医療、循環器疾患医療、糖尿病医療、救急医療、成育医療、精神医療、感染症医療、その他の政策医療を挙げさせていただいています。それから、診療機能の効率化という点では、高度専門・特殊医療をさらに充実するという意味での統合再編、例えば、塚口と尼崎病院の統合再編が課題になると思います。また、診療機能の重複の解消や必要な機能の充実など、他の医療機関との相互に適切な機能分担を図ることとしています。また、ネットワーク化ということで、例えば、これからの課題ではありますが、県立西宮と市立西宮と市立芦屋などはその典型だと思います。今申し上げましたことらも関連します。建替えですが、加古川病院がこの11月に加古川市の神野へ移転整備されます。併せて、第3次の救命救急センターが加古川病院に併設されることになります。尼崎病院と塚口病院は統合再編整備を行います。内容については、この9月までには方向付けをしたいと考えています。淡路病院については、市街地へ整備をするということで、旧カネボウ電子跡に整備をいたします。

 それから経営指標ですが、平成28年度に事業全体で黒字化するというのが行革の目標です。25年度には、括弧書きを見ていただいた方がいいと思いますが、5億8,100万円くらいの赤字幅にとどめながら運営を行っていくということになります。数字が大きくなっているのは、加古川だとかの初期投資に伴う資産減耗減価償却費が加算するからです。それから、経営指標による数値目標ですが、病床利用率は現在80.6%でありますが、28年度には7%のプラスに、25年度でも86.3%にしようと考えています。それから経常収支比率については、25年度でほぼ99.4%、28年度には100%を達成しようとしているところです。

 医師の確保、あるいは、女性医師への対応も、書いています。

 あと、病院事業の経営形態のあり方検討と書かせていただいていますが、現在、地方公営企業法の全部適用ということで、すでに知事部局から独立した企業体としての運営をしているわけですが、さらに独立性を高めるという意味で、地方独立行政法人化が考えられます。これについては、メリットとデメリットの両面がありますので、現時点では、直ちに移行するということではなく、法人化した病院の効果などの実績を検証しながら検討を加えていこうということにしております。現在、すでに11病院が独立行政法人化していますが、他府県の改革プランにおいて25年度までには、あわせて45の地方団体立の病院が独立行政法人になると計画されています。神戸市の中央市民病院も今年度から地方独立行政法人になっていくという状況です。

 それから、点検・評価・公表についても毎年度進めてまいることにしています。あと、各病院の課題や今後の方向付けをしていますが、説明は省略させていただきます。

 

 2番目は「ひょうご仕事と生活センターの開設」についてです。

 仕事と生活のバランス推進のための全県的な拠点として開設をすることにしています。この6月3日(水)にオープンします。運営は兵庫県勤労福祉協会にお願いしており、中央労働センターの2階にセンターをオープンします。

 事業内容としては、ワーク・ライフ・バランスを推進していこうということですが、ワーク・ライフ・バランスといっても、企業の取り組みや企業の状況によって、まちまちですので、その実態に応じた対応をしていきたいというものです。

 まずは、啓発・情報発信ということで、相談事例や統計等を一元化して提供する、情報誌の発行を検討する、調査研究を進める。次に、相談・実践支援活動でワンストップ相談を行ったり、相談員を派遣したり、研修を行ったり、ここが大きな中心になると思います。次に、企業助成としては、女性の離職者の再雇用の支援事業、あるいは中小企業の育児休業代替要員を雇った場合にその賃金助成をすることにしていますが、この具体的な事務を担ってもらおうとしています。現に兵庫県内の企業でも、育児休業制度などの弾力的な活用により、効率的な職員の働き方を確保して企業業績の向上につないでいる企業もありますので、そのような成功事例を紹介しながら、仕事と生活のバランスについてのいろいろな展開をしていただこうとするものです。

 参考にありますように、兵庫県においては、平成18年3月末ですが、政労使の三者合意を行い、18年7月にはアクション・プログラムを策定し、20年には相談員派遣による実践活動事業をモデル的に展開し、昨年の秋には労働局にも入っていただいた共同宣言を採択しました。こういう積み重ねの上に立ち、センターを整備していこうとするものです。

 

 3番目は「『海外移住と文化の交流センター』のリニューアルオープン」についてです。

 この6月3日(水)にリニューアルオープンします。ちょっと名前は長いですが、「海外移住と文化の交流センター」としてオープンします。

 1・2階は海外移住ミュージアムスペース、2・3階は在住外国人支援スペース、あるいはNPO等の活動拠点、3・4階は国際芸術交流のスペース、5階が多目的会議室などのコモンスペースです。指定管理者としては、カワサキライフコーポレーション、(財)日伯協会、関西ブラジル人コミュニティCBK、特定非営利活動法人芸術と計画会議から構成される「海外移住と文化の交流センター共同事業体」に展開をしていただきます。特に関西ブラジル人コミュニティCBKがこの事業体の中に入っていますので、在住ブラジル人の方々を中心とする活用についても広がりを持つことができるのではないかと期待しています。

 

 4番目は「『兵庫県スポーツ振興行動プログラム』の進捗状況」についてです。

 「のじぎく国体」「のじぎく兵庫大会」の開催を契機としてスポーツへの関心を引き続き県民の皆さんにもってもらうということと、国体で盛り上ったスポーツ力をできるだけ維持しようという意味で、この振興行動プログラムを作りました。これについて、20年度の取り組みを評価したものです。

 資料にもありますように、目標値に対し、新体力テストでは、高校生がほんのちょっと下回っているという状況です。それから、成人はさらに下回っているという状況ですので、課題はこの辺にあるかもしれません。それから競技スポーツについては、継続的に8位以内に入賞でしたが、秋田の場合は5位、大分の7位でしたので、この新潟大会では、今年も8位以内を目指して頑張ろうとしているところです。障害者スポーツですが、兵庫県の平成21年度の障害者スポーツ大会を昨日予定していたのですが、金曜日の社会活動制限措置の解除を受けても、土曜日だけでは準備ができませんので、やむなく中止をせざるを得ませんでした。しかし、障害者のスポーツは、集まって参加してスポーツ大会を開くというところに意義がありますので、同じような形ができるかどうかはともかくとして、何らかのスポーツ大会を開催できるようにしたいと考えています。

 21年度の取り組みとしては、それぞれの分野について資料3ページの右側に書いていますように、目標を定めてこの実現を図っていくようにしたいと考えています。

 

 5番目は「県民モニター『第4回アンケート調査』結果概要」についてです。

 県民のリスク認識については、この新型インフルエンザが始まる前ですから、一般的な自然災害との関連でお答えいただいているのがほとんどだと思います。それから、自助・共助・防災力県民運動等についても、問い合わせをしているものです。例えば、資料3ページのQ7-2で「耐震診断又は補強している」という割合は2割くらいでして、後は、「していないが、できればしたい」あるいは、「していない」が大部分を占めているというのをお気づきいただけると思います。家具等の固定についても、「している」が4分の1くらいありますが、「していない」がその残りを占めているという状況ですので、まだまだこれから県民に対する意識啓発や県民運動としての災害被害対策が必要になるのではないかと考えています。 

 

 6番目は「『神戸ビーフ』・『但馬牛』認定牛肉に係る牛個体情報の提供開始 ~但馬牛増頭18,000頭に向けた『神戸ビーフ』・『但馬牛』のブランド強化対策~」についてです。

 但馬牛増頭18,000頭に向けた「神戸ビーフ」・「但馬牛」のブランド強化対策として、21年4月から繁殖農家を会員に加えて、血統確認体制を構築していますし、6月1日からは個体識別番号を活用した「神戸ビーフ」・「但馬牛」の認定および個体情報確認システムの運用を開始します。

 いずれにしても、「神戸ビーフ」と「但馬牛」の認証を明確にしていくことが、銘柄確立につながっていくということだと考えています。

 

 7番目は「平成21年度『夏のエコスタイル』の実施」についてです。

 この6月1日から9月30日まで実施します。6月と9月は自主取り組み期間、7月と8月は本格実施期間と位置づけて、ノージャケット、ノーネクタイとします。6月1日の定例記者会見から始めますので、ご理解ください。

 

 8番目は「平成21年度 兵庫県職員上級採用試験の実施」についてです。

 試験職種・採用予定人員は18職種、130名程度です。6月28日に第一次試験が始まり、最終合格発表は9月1日です。従来の農業土木と土木職を一本化して、総合土木職として採用することにしました。それから、面接が形式的になっているのではないかというご指摘もありますので、できるだけ局長クラス以上の者が面接員となるよう調整します。

 いずれにしても、幅が広く、懐深く、思いやりのある、しかもファイトのある青年の県職員への応募を期待しています。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 2点お聞きします。県立病院の改革プランの中で、現在、計画的な建て替え整備の中で、統合再編の中に尼崎病院と塚口病院が上がっていますが、今後の統合再編に向けて、どちらか検討課題にあがっている、あるいは、これからあがっていくであろうという所はありますか。

 

知事:

 今の時点では、塚口病院の小児医療、周産期医療等の充実を図るために尼崎病院との統合再編を検討していますが、それ以外ということですが、あるとしても将来的には、かなり、先の話になります。ですから、今の段階で軽々にあげるのは避けさせていただきます。

 

記者:

 もう1点ですが、スポーツ振興プログラムの中で、体力テストですが、高校生の方が若干全国平均より下がってしまったというところで、これまで全国平均を下回ったことがあるかということと、これを受けて新たな対策を考えられるということはあるでしょうか。

 

知事:

 3ページにあげていますように、高校生も79.6%~81.5%、そして、23年までには90%にしたいということを目標にしていますので、これを目がけて頑張っていくということになると思います。

 

記者:

 ひょうご仕事と生活センターの開設なのですが、勤労意欲の向上とか働きがいの向上といった事業目的がありますが、特に開設することによって、企業にどういった取組みを促進させる効果があるとみられていますでしょうか。

 

知事:

 一番の効果は、よく働き過ぎといわれますが、働き方について現状を分析していただいて、どのような働き方の組み合わせをすることが、その企業にとって一番合理的なのかという視点を提供できればと思っています。例えば、残業は7時でやめましょう、というのも一つの提案になるかもしれないし、育児休業で代替職員の確保を考えたときに、そのような制度が入っていると、従業員の方も休みやすいけども、そういう制度がないと、もう少し子供をつくるのを延ばそうか、といったビヘイビアにつながりかねない。

 育児だとか、出産だとか、仕事をしながら子育てにつながるような仕掛けづくり、仕組みづくりをもっと企業の側で取り組んでいただければそれに対してアドバイスができる、相談にのれるといったセンターにしていきたいと思っています。結構、そのような見直しの中で職員のモラールが上がっています。業績を改善されている企業も出てきてますので、働く環境を整備していくことが、企業運営にもメリットをもたらすという意味での仕事と生活のバランス対策を充実していけるようにしたいと考えています。

 特にこれは、経営者協会と連合兵庫の全面的な協力も得ながら運営していきますので、いわば、労使の立場からのいろいろな課題を持ち寄って、解決につないでいける場にもなるのではないかと期待しています。

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