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更新日:2009年8月24日

知事定例記者会見(2009年8月24日(月))

【発表項目】
 1 新型インフルエンザ対策に係る体制整備
  2 台風9号災害復興に係る体制整備
  3 平成21年台風第9号災害に対する対応
  4 平成21年度合同防災訓練の実施
  5 Visual Deception だまし絵 アルチンボルドからマグリット、ダリ、エッシャーへ

知事会見内容

 項目の1番目は「新型インフルエンザ対策に係る体制整備」についてです。

 健康福祉部に医療担当の参事を設置します。今は、医監兼健康局長で太田医監がいますが、健康局長としての仕事と医監としての仕事とインフルエンザの実質的な責任者として仕事が集中していますので、医療担当の参事を太田医監の助っ人として設置します。

 また、疾病対策室は、今までの新型インフルエンザ対策係を計画係と業務係の2係に拡充して、新型インフルエンザ対策担当の体制を整えることにしました。その関係もあって、責任を明確にするために、疾病対策室を疾病対策課に改め、9月1日から設置します。

 

 2番目は「台風9号災害復興に係る体制整備」についてです。

 特に、西播磨については、佐用川の流域における復旧事業を早急に行う必要があります。千種川とか佐用川の抜本対策の検討を行う必要がありますので、西播磨地域災害復興室に専任の体制として、新たに河川担当の副室長を設置するとともに、河川復興事業課を設置し、旧佐用土木事務所庁舎に配置します。ここが中心になって、他の関係各課との連携をとりながら、災害の復旧復興に全力で対応していきます。

 まだ見えていませんが、農地農業災害関係について、もしも河川のような対策部門が必要ならば、追加して整理することも考えています。


 3番目は「平成21年台風第9号災害に対する対応」についてです。

 前回以降の変化を下線により整理しておきましたので、ご参照いただきたいと思います。

 まず安否確認・捜索活動についてです。自衛隊については、23日のお昼をもってひとまず撤退していただいています。県からの要請に基づきと書いていますが、自衛隊の出動・撤退については、形式上、県が要請をすることになっています。実質的に、緊急的な状況が一定のめどがついたという自衛隊自身の判断もあって、このような対応を取らせていただきました。警察にパトロールと捜索を継続していただいているところです。

 次に応急・復旧対策です。県土整備部としては、8月26日までに1箇所、大屋関宮線の全面通行止めを解除することになります。一宮生野線の福知地区の復旧予定として、孤立住宅が3軒ありますが、木橋による仮復旧によって26日には歩行での通行を確保します。また、市道橋の津羅橋は落橋部分の車両通行用仮復旧が完成し、23日にはライフラインも確保できることになります。それに伴い、ヒューム管の上に土を盛った河川内の仮設道路は撤去することにしました。あと、5割以上埋塞していた9箇所の堆積土砂等については、既に23日に撤去、あるいは、8月末を目途に撤去完了の予定になっています。3割から5割が埋塞している8箇所についても、事業に着手して、8月末には完了する予定です。それから、佐用川の抜本的改修ですが、国土交通省とも協議、また国土交通省本省の防災課や河川環境課が現地に入っていただき、現地でも協議をしているところです。改良復旧事業として千種川の本川から佐用川について、国交省と協議して、できるだけ早く採択してもらうように進めているところです。それから、砂防については、現在、詳細の調査を実施しているところです。対策箇所等については9月中旬までに完了して、10月上旬には事業採択をし、工事にかかってきたいと考えています。それから、公共土木施設災害の把握等については、現在急いでいるところですが、とりあえずは県と市町合わせて133億円くらいになっています。それから、鉄道復旧について、ご承知のように、JR姫新線は佐用駅と播磨新宮駅との間は再開されましたが、佐用駅から美作江見駅までが不通になっていますので、代替バスで輸送中です。復旧は10月上旬頃になる予定です。また智頭線は8月30日の始発より正常運行の見込みになっています。それから、電力については、停電の件数が宍粟市で21戸、佐用町で12戸あります。土砂や倒木の除去後、応急送電をこれから1週間以内に実施させていただく予定になっています。それから、NTTはまがりなりにもつながることになりました。

 それから、心のケアを含めて、支援が必要な住民への継続的な相談に乗らせていただいております。それから、精神科医師の派遣については、当面8月31日まで精神科救護所を開設します。

 次に被災者への生活支援についてです。仮設住宅の整備等については、私も上月と久崎の現場を確認してきましたが、新潟とか東北の地震の際と同じ仕様の仮設住宅にしていますので、寒さ対策も十分にできる堅固な仮設住宅が整備されつつあるということです。それから、ゴミの分別作業はこれから時間をかけてやっていくということになろうかと考えています。もう処理能力をオーバーしますので、処理の応援として、神戸市や姫路市、尼崎市、西宮市、揖龍保健衛生施設事業組合等が佐用町の応援をすると申し出ていただいています。また、宍粟市についても、明石市や芦屋市、宝塚市、加西市、播磨町、篠山市、小野・加東環境施設事務組合等に応援をしていただくということになります。処理の方法としては、可燃物は焼却、不燃物は埋立、粗大ゴミは破砕後に焼却・埋立、畳は切断後焼却、家電はリサイクルに回すということになります。それから、水道については、8月20日で応急給水を終了することになりました。それから、断水解消をできるだけ早く図らせていただくようにします。23日現在の断水被害は宍粟市で31世帯、佐用町で5世帯がまだ残っています。それから、消毒対策等について、泥の洗い出しが十分できていない一部の家屋を除いて実施をしています。宍粟市一宮では同じような状況の中で、一部できていない世帯があります。それから土砂搬出が終わっていない朝来の神子畑の一部も残っているという状況です。それから、住家の被害認定については、資料にありますように、佐用町、宍粟市、朝来市、それぞれ体制を組み実施をしているところです。できるだけ早く被害認定結果を取りまとめて、生活再建支援法の適用について、事務を実施するように心がけていく予定です。

 それから、あとは資料をご覧いただければと思います。そのうち、ボランティア対策についてですが、現地災害ボランティアセンターの支所を佐用町の社会福祉協議会が14日に2箇所設置しました。24日からは1箇所に整理をすることになります。それから、宍粟市については、市外ボランティアの募集を、とりあえず一旦休ませていただき、社会福祉協議会の中で対応しています。それから、朝来市についても、状況を見た上で、お願いするかどうかという段階になっているというところです。多くの県民・市民、あるいは関係団体の皆様方が、ボランティア活動で協力をしていただいております。また、今日も明日も明後日もボランティアバスが運行され、対応していただいておりますので、心から感謝を申し上げたいと思います。

 また、職員応援の状況ですが、今後も佐用町に選挙事務のために、応援に行かせていただいていますのと、家屋被害調査についての応援、それから、被災者生活再建支援法等の相談・助言等の要員も派遣をしているというところです。宍粟市についても、被災者生活再建支援法に関する、相談・助言業務で8月19日から1名を派遣させていただいております。災害調査についても応援職員を県庁から派遣しておりますし、防災エキスパートを活用するということで、県土木事務所のOBの皆さんにも応援をいただいているというところです。

 それから、仮設住宅については、佐用町で建設が始まりました。雇用促進住宅や職員住宅等についても提供させていただいているところです。

 それから、兵庫県住宅再建共済制度についても、担当職員への説明等を実施させていただいたところです。

 それから、中小企業者等への支援対策ですが、これは現在、鋭意、どんな事業を展開するかについて、台風23号の際のいろいろな対策を基本にしながら、現状にふさわしい対応を検討しているところです。できるだけ早く取りまとめて、復旧・復興に資したいと思っています。それから、災害の復旧・復興の手続きについても急がせていただく予定です。

 それから、林地とか林道については、神河町や多可町が台風9号の前の7月31日、8月1日の大雨で相当傷んでいますので、それについても対応していく必要があると考えています。

 以上、その後の概略についてのご説明をさせていただきました。

 

 4番目は「平成21年度合同防災訓練の実施」についてです。

 9月5日(土)に淡路島で開催をさせていただくべく準備を進めているところです。メイン会場は旧カネボウ工場跡地です。南あわじ市では広田中学校及び市内全域、淡路市では志筑小学校を予定しています。

 想定する災害は地震災害ですが、津波に対する迅速な避難対策、災害時要援護者の安否確認及び避難訓練、孤立集落対策、淡路広域防災拠点の機能の検証、防災関係機関の連携体制の強化等を中心に実施する予定です。

 

 5番目は「Visual Deception だまし絵 アルチンボルドからマグリット、ダリ、エッシャーへ」についてです。

 8月26日(水)から11月3日(火)まで、だまし絵をテーマに美術展を展開することにしています。非常にユニークな展示・展覧会になるのではないかと考えています。関連行事としてもいくつかの解説等を含めて実施をすることにしていますので、ぜひお楽しみいただきたいと思います。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 新型インフルエンザについてお聞きします。夏休みが明けて学校が始まると、爆発的に感染する人が増えるのではないかという懸念があります。休校の基準を県で設定されていますが、今の時点で見直す方針やお考えはありますでしょうか。

 

知事:    

 今の時点では、例えば、クラスで複数が罹患したら学級閉鎖とか、学年内で複数クラスが学級閉鎖になったら学年閉鎖と、2つの学年が閉鎖状況になれば学校閉鎖というような一定の基準を設けていますが、現にそれの十分な運用がなされているわけではありませんので、この基準を前提に当面は運用していくつもりです。もしも、この基準の運用で問題が生ずるようであれば、できるだけ早く見直すということも俎上に上がってくると思います。今の段階では、十分にこの基準が運用されていませんので、この基準の具体的な適用を見たうえで検討すべきではないかと思っています。

 

記者:

 衆議院選挙についてお聞きします。各社の世論調査で、民主党が300議席を超えるという結果が出ていて、民主党に勢いがあることが数字として出てきています。これをどのように受け止めておられるかお聞かせください。

 また、当初、知事が今回の衆議院選挙で争点の一つだと言われていた地方分権について、今、選挙戦を見られて議論が深まっているのかどうかなど、思うところがあればお聞かせください。

 

知事:

 各社の世論調査結果では、与党対野党で特に民主党が非常に勢いがあると報ぜられています。8月30日の結果が報道されているような状況に落ち着くのかどうか十分に見守りたいと思っています。

 地方分権は各党とも推進をするという政権公約をされていますが、それ以上の議論がそれぞれの地域で展開されているとはうかがえませんので、現実には選挙が終わった後、知事会等とも一緒になって、きちんとした働きかけなどをしていく必要があるのではないかと感じています。

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部署名:企画県民部知事室広報課
電話:078-362-3020