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更新日:2009年10月26日

知事定例記者会見(2009年10月26日(月))

【発表項目】
1 平成21年度兵庫県文化賞等四賞の受賞者の決定
2 児童虐待防止普及啓発「オレンジリボンキャンペーン」の実施
3 天皇陛下御即位20年記念「皇室とともに歩んだ復興への道のり・震災15周年写真展」の開催

知事会見内容

知事:

 項目の1番目は「平成21年度兵庫県文化賞等四賞の受賞者の決定」についてです。

 従来から兵庫県におきましては、文化活動、科学、スポーツ、社会の4つについては、県の最高の栄誉と位置づけさせていただいて、その栄誉を県民と共に祝うことにさせていただいています。

 今回、文化賞6名、科学賞4名、スポーツ賞4名及び社会賞2名・1団体について、選考委員会から決定の旨、私のところに報告がありましたので、それを了とさせていただいたものです。

 資料の受賞者一覧をご覧ください。業績等が記載されています。文化賞では、牛尾啓三さんは石の彫刻家であり、この近くでは明石海峡大橋のすそ野の舞子公園にメガネ状のモニュメントが置いてあります。小曾根眞さんは言うまでもありませんが、ジャズピアニストとして世界を舞台に活躍されております。喜志哲雄さんは県立尼崎青少年創造劇場やピッコロ劇団の指導助言を随分いただいております。四方恭子さんは兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスターとして楽団の魅力の発信に貢献するとともに、若手演奏家の指導育成に努めておられます。以前はドイツのケルン放送交響楽団の第一コンサートミストレスをされておられて、それから兵庫芸術文化センター管弦楽団のコンサートマスターとしてご指導いただいているのですが、それと併せて東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターとしてもご活躍されることになりました。永田萠さんは絵本作家ですが、県教育委員会委員及び教育委員長を歴任していただきました。板東慧さんは生活文化研究所代表理事ですが、労働経済の研究で著名です。

 それから、科学賞ですが、4人の方を対象にさせていただいています。その中でそれぞれ大きな活躍をされているわけですが、特に吉良爽さんについては、JASRI(高輝度光科学研究センター)の理事、副理事長、理事長としてスプリング8の利活用の促進に努められて、産業界の利用にも指導いただいたということで選ばれております。あと、片岡徹さんや宮野雅司さん、村上惇さんはそれぞれの業績です。

 スポーツ賞については、狩野幸介さん、神吉賢一さん及び安川太一さんがハンドボール、スポーツ社会学及び軟式野球の分野での長年のご指導により受賞されました。また崎本浩成さんは兵庫県のご出身ですが、第25回ユニバーシアード競技大会では金メダルを獲得されたということでスポーツ賞特別選手賞を差し上げることになりました。

 社会賞ですが、社会福祉法人プロップ・ステーション理事長の竹中ナミさんは、障害者をチャレンジドというふうに位置づけ、障害者の自立と社会参加を促進するための活動をライフワークとされています。鳥越皓之さんは県民生活審議会会長として本県の生活創造活動あるいは県民運動活動について、長くご指導をいただいています。三ツ星ベルト株式会社はご承知のように、震災後ハーバーランドに本社を移していたのを、真野地区に戻されて、地域における企業としての地域貢献活動をなさるとともに、学校ビオトープ池の設置に無償で協力いただいきました。そのようなユニークな企業活動についてもお礼を贈らせていただこうとするものです。

 

 2番目は「児童虐待防止普及啓発『オレンジリボンキャンペーン』」の開催」についてです。

 児童虐待防止推進月間が11月になっています。そのような意味で、その月間の象徴としてオレンジリボンを着けるとともに、ヴィッセル神戸やその他の団体の協力を得まして、推進を図ろうとするものです。

 

 3番目は「天皇陛下御即位20年記念『皇室とともに歩んだ復興への道のり・震災15周年写真展』の開催」についてです。

 今年は天皇陛下御即位20年です。天皇陛下・皇后陛下には、震災直後から被災地に対して、非常に多くのご関心と励ましをいただいてきたわけですが、来年1月17日で震災15周年を迎えるということもありますので、両陛下や皇室の方々が被災地の復旧・復興に対してご激励をいただいた様子を11月2日(月)から来年の1月30日(土)まで県公館において写真展として開催させていただこうとするものです。

 

 私からは以上です

質疑応答

記者:

 昨日の神戸市長選挙についてお聞きします。僅差で矢田市長が3選を果たされました。この選挙結果についてどのようにご覧になっているのかということと、3選を果たされた矢田市長と今後様々な施策をどのように進められるかお聞かせください。

 

知事:    

 選挙結果については、8000票の差になるとは予想外でした。ただ、矢田市長は従来から自民党、公明党、民主党から支援を受けて、市政において最大公約数的な支援のもとで市政を推進されてこられました。今回、3選目の選挙にあたって、民主党だけの推薦という形で臨まれたことが、市民にとっては理解しにくかったのではないか、その結果がこのよう状況になったのではないかとみています。私流に言うと基本的に地方行政は党派的な対立を持ち込むような場ではありません。市民の利益をどのように実現していくかという所に基本をおいて、党派性を乗り越えるところに地方自治の現場の行政推進の基本姿勢があると思います。そのような意味からして、いささか戸惑いが生じた結果なのではないかと思います。

 今後は、市長自らも神戸市政の推進にあたっては県と共通項が多いといわれているようですので、そのような基本姿勢のもとに市民の利益を基本に推進を図られることを期待したいと思っています。デザイン都市の推進など、既に県として水上警察署の移転についても協力しようと意思表示しています。デザイン都市の推進は力を入れていただきたいですし、県としてできることを協力したいと思っています。まだ、十分に用地の確保ができていませんが、例えば、兵庫運河の周辺に整備しようとしています初代県庁復元のプロジェクトなどについても中央市場跡地の整備とあわせて、順次時期が来れば推進を図っていくべき事業になるのではないかと思っています。

 

記者:

 先週22日の関西経済同友会の記者会見で、山中代表幹事が個人的見解であるという前提で、関西国際空港をハブ空港化し、神戸空港を廃止すべきだと意見を述べられたという話があるようです。これについて、どのようなご意見をお持ちかお聞かせください。

 

知事:

 人の足を引っ張ったら自分の利益につながるという発想が、いかがなものかと思います。神戸空港をやめたからといって、神戸空港に乗り入れている路線が関西国際空港にいく保証は全くないです。強制的に関西国際空港に路線を張り直させたとしても、大阪国際(伊丹)空港から関西国際空港に持って行った路線は半分以上が止められてしまいました。このような実例が実際にあるのに、全く学んでいません。そのような意味からすると、コップの中の話をするのではなくて、関西全体としての航空旅客数をどのように増やしていったらいいのかを考えないといけないのに、関西国際空港だけの議論を中心に展開することが適当なのかどうかということを考えることが必要なのではないかと思います。個人的なご見解なので、まず個人的に考えていただく必要があると思います。

 

記者:

 国土交通省の政務官が、阪神港を含めて3カ所あるスーパー中枢港を2つか1つに絞り込んで予算を重点的に配分していく方針を示されました。これについてどう受け止められているのかということと、今後、神戸市などと連携して訴えていくようなことをお考えかお聞かせください。

 

知事:               

 どういう意味で絞り込むことがいいのかというところの説明が全くありませんので、コメントのしようがないというのが実感です。京浜港、伊勢湾(名古屋港・四日市港)、阪神港(大阪港・神戸港)はそれぞれのバックグラウンドや扱うものが違うはずです。それを単純に投資の重点化という観点からだけで絞り込めば効率化するということだとすると、もう少しいろいろな検討が必要になるという感じがします。十分情報を持ち合わせていませんので、コメントは差し控えさせていただきたいと思います。

 

記者:

 昨日の神戸市長選挙に関連してお聞きします。知事選挙でも共産党の候補者がこれまでの最多の得票をとられたり、その後の衆院選で政権交代があったり、昨日の矢田市長の苦戦もあって、有権者の意識の変化という部分で何かお感じになるところがあればお聞かせください。

 

知事:

 有権者の意識の変化というのは、衆院選によって鮮明に出てきていると思います。つまり、一度変わってみたらどうかという感覚があるのかもしれないという感じがします。しかし、変えたらいいのではなくて、変化にはどのように柔軟に対応していくか、あるいは変化を見定めて自らを変えていく姿勢が必要で、変えればいいというものではないと考えています。何でも変わったら、何か新しい地平が開けるのではないかというふうに思われている向きがあるというのは一つの見方だと思います。ただ、それだけで済むかどうかは別問題だと思います。

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