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更新日:2010年2月8日

知事定例記者会見(2010年2月8日(月))

【発表項目】
1 小規模集落元気作戦「第2回 元気交流会」の開催
2 県立舞子公園「旧武藤山治邸-旧鐘紡舞子倶楽部-」現場見学会と公開講座の開催
3 平成21年度「ひょうご あそびの伝承師」の認定
4 淡路花博2010「花みどりフェア」の開催

知事会見内容

知事:

 項目の1番目は「小規模集落元気作戦『第2回 元気交流会』の開催」についてです。

 小規模集落と都市部のNPO法人や自治体との交流を促進しているわけですが、その第一段階として都市部の団体とモデル集落とのいわば顔合わせをするという会を開催させていただいています。そのきっかけ作りの会を3月14日(日)に兵庫県公館大会議室で行う予定です。併せて、合同意見交換会も実施します。

 昨年度も行ったのですが、それぞれの地域の実情に即した意見交換や、交流の方法等が出てきまして、翌年度につなげていけたという成果がありましたので、今年も実施させていただこうとするものです。

 あと、パネル展示等で活動ぶりを紹介させていただくのと、農産物や特産品等の展示・販売等も行う予定です。来年度は少し箇所数を増やしたいと考えています。

 

 2番目は「県立舞子公園『旧武藤山治邸-旧鐘紡舞子倶楽部-』現場見学会と公開講座の開催」についてです。

 3月14日(日)に実施します。旧武藤山治邸は元々舞子にあったわけですが、本四道路の整備に伴い、狐塚古墳の隣に移築されていました。カネボウ(株)の清算に伴い、県に寄贈するということになり、県は寄贈いただいた上で、県立舞子公園に再建築をすることにしました。今の孫中山記念館とほぼ並んで建っていたというような経過もありますので、一体的に活用させていただこうと考えています。ぜひご覧いただきたいと思います。

 木造の旧木下邸は既にオープンしており、管理費を兼ねて100円をいただくのですが、ここも100円くらいいただくことを検討しています。

 

 3番目は「平成21年度「ひょうご あそびの伝承師」の認定」についてです。

 できるだけ地域の伝承あそびを今後に伝えていくということで、名人を伝承師として認定し、具体の諸活動に繋いでいただこうとしているわけですが、今回も208名の方々に伝承師としてお願いをさせていただくことにしています。

 2月21日(日)に県立こどもの館の多目的ホールで認定証交付式を行います。

 

 4番目は「淡路花博2010『花みどりフェア』の開催」についてです。

 既にいくつかの概要を説明させていただいておりますが、再度ご説明します。メイン会場は淡路夢舞台と国営明石海峡公園ですが、サテライト会場として12会場を用意し、それぞれの特色に応じた花みどりフェアの関連事業を実施していくということです。入場料無料のオープン型イベントですが、その中にもいくつか有料施設がありますので、その有料施設について約2分の1の割引を図るパスポートを前売りさせていただいているということです。

 資料の2ページをご覧ください。展示やイベント等をいくつか展開していきますが、特に、資料の3ページにありますように、ノーベル賞受賞者によるフォーラムを3回実施します。第1回は野依良治先生、第2回は益川敏英先生、第3回は小柴昌俊先生です。毎回600人の方々にハガキにより参加申し込みいただき、お聞きいただきます。また、コーディネーターとして建築家の安藤忠雄さんが講演の後、いわば2人の対話、ディスカッションをしていただくということになっています。

 先ほども触れましたが、資料の4ページにありますパスポートの発行についてご説明します。例えば淡路夢舞台の温室や国営明石海峡公園の入場料、淡路ファームパークイングランドの丘の入場料、淡路ワールドパークONOKOR0の入場料、大鳴門橋記念館・うずしお科学館の入場料、ウェルネスパーク五色・菜の花ホールの入場料、これらの合計が概ね2分の1になるような割引がついているパスポートです。ぜひ今のうちにお買い求めいただき、お越しいただくことを歓迎いたします。

 パンフレット等もついておりますので、ご参照ください。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 先週、高速道路の無料化の区間が発表されました。兵庫県も一部が入っているようです。全体として一部区間という形になりましたが、どのような印象をお持ちでしょうか。

 

知事:

 高速道路の無料化については、どれだけの効果があるのかという、効果の問題と、高速道路は受益者負担を前提に整備してきていましたので、受益者負担を全くなくしてしまうという、高速道路のあり方としていかがだろうかと、前から問題視していました。特に過疎地域から無料化されることになると本県でも現実に抱えていますが、JRや第3セクターの鉄軌道や過疎地域を走っているバスやフェリーへの影響などの点についても均衡を失することになるのではないかという課題があります。もっと大きな目でいうと、車をどの程度走らせるのがいいのかどうか。つまり、これからの地球温暖化対策を考えた時に何らかの調和が図られる必要があるのではないかというように、かなり問題点がある施策だということが言えると思います。問題点や課題に対して見極めをつけようという意味での社会実験ということであるならば、実験してみる価値は否定できないと思っています。ただ、今、言ったような課題は基本的な課題ですので、広げることの是非はさらに十分に議論や検討をしていく必要があると思います。

 一方で、即地的に兵庫県知事からの立場からいうと舞鶴若狭自動車道は対象になりましたが、本州四国連絡道路がなっていません。四国との関係からすると明石海峡大橋を含めた本州四国連絡道路は、四国との入り口になるような道路ですので、社会実験の対象にしてみることも一つの考え方なのではないかと思っています。

 無料化を批判しておいて、本州四国連絡道路が入っていないのは残念だというのは矛盾していますが、即地的にいう限りではそういう感想を述べさせていただかないといけないのではないかと思います。

 

記者:

 5日の国土交通省の成長戦略会議で3空港の問題について提言がまとめられましたが、評価をお聞かせ願います。今まで知事がおっしゃっていたことと同じ方向性と思いますが、一方で、大阪国際空港について地元の騒音などに理解を得られなければ廃港という話もありました。地元の理解を得るために何か考えられていることなどありますでしょうか。

 また、3空港の一元管理について、会議が終わった後の座長会見の中で、責任の所在が不明になってしまうので、あまり望ましいことではないという否定的なお話しをされていたようです。それについての感想をお聞かせ願います。

 

知事:               

 座長は、武田薬品の社長さんだったと思いますが、飛行場や空港の運用についてお詳しいのでしょうか。

 環境対策費については、国費で40億円くらい掛かっているといわれていますが、4、5年前に特別に料金改定をして、ジェット機利用客1人あたり片道300円を料金に上乗せされています。従って、仮に1600万人に300円を上乗せすれば48億円ですから、環境対策費を目の敵にしないといけない理由はほとんどありません。内陸空港ですので、利便性が高ければ環境対策費が必要です。その必要性についてどう負担するかという負担のあり方を考えればいいのであって、地元の協力の問題とは異なるのではないかと思います。ただ、さらに大阪国際空港についていうと、例えばジェット枠とプロペラ枠に分かれていますが、ジェット枠が200でプロペラ枠が170で合計370という1日あたりの離発着制限をされています。これをもっと弾力化できないかということや離発着回数を有効利用しようとした場合には、騒音には注意をしながら増やすことができないかという、今後の利用のあり方についても、弾力的に協議に応じてほしいという意味での発言をされたのではないかと思っています。だからといって、どうして廃港なのか全く理解できませんが、1600万人が利用して13万回飛んでいる空港を今のような問題との関係で廃港が天秤に掛かるような話ではないと思います。

 一元管理の問題は、究極的な形をいっているわけではありません。大阪国際空港は空整特会の管理空港、関西国際空港は関西国際空港株式会社の運用空港、神戸空港は神戸市の地方管理空港という設置主体や運営主体が分かれているから、当面この3つの空港の潜在的なポテンシャルをフルに生かす形態として一元管理が提案されています。どのように経営責任を持っていくかというと、一つの空港として運用することが望ましいと言っているのは、一つの運営主体がすべてを管理運営するような究極の姿になれば責任もきっちりしますし、運営の弾力化も図れることになると思っています。当面は、一元管理の運営をしたいということが懇話会でのまとめだったと思っています。

 

記者:

 今回の成長戦略会議のまとめの方向性についてはいかがでしょうか。

 

知事:

 関西3空港問題の一番の問題点は、関西国際空港の構造問題です。関西国際空港を株式会社で造って、外部資金で造成をして、その償還を全て利用者からの負担で償還しようという基本構造で整備をしたところに一番の問題点があります。ようやくその有利子負債の軽減等について、方法論が議論されていることは歓迎したいと思っています。ただ、残念なことに国土交通省の枠組みの範囲内の議論になってしまっています。成田空港の上場益を関西国際空港の負債軽減に充てられないかということも、一つの方法だと思いますが、抜本対策にはなりにくいのではないかと思います。国としてのこのような方式で関西国際空港株式会社に空港を整備させて運用させているというのは、国が選んだ方式です。そこが破綻していますので、国が責任を持ってどのように対処したら望ましいのか、もっと抜本議論をしてほしいと期待しています。ようやく、本丸に手が届きつつあるというところなのではないでしょうか。本丸をきちんと構成してほしいと思っています。

 

記者:

 空港の話の中で、今朝、大阪府の橋下知事が既存の空港を民営化するという話が会議の中で出ていたことと、大阪国際空港を当面存続という話があったことで、それが関西国際空港と競わせるための大阪国際空港の民営化なら命を懸けても大反対といわれていたようですが、これに対してどうでしょうか。

 

知事:    

 民営化の議論については、関西国際空港と競わせるという発想だったら、私も橋下知事と同じで、ベクトルがずれているのではないかと思います。我々が言っているのは、関西国際空港をベースにして、大阪国際空港、神戸空港を連携させて一つの空港のように運営していこうじゃないかということです。民営化するということは、関西国際空港株式会社が持つということであって、民営化ですから、国の空整特会の設置のままだと弾力的な対応ができないので、それを空整特会から離して民営化させることになれば弾力的な対応がしやすくなるというようにも評価できます。そこは今後の論議、検討を待たないといけないのではないかと思っています。橋下知事が言われているように、関西国際空港と競わせるという意味だったら少し我々の言っている一元管理の方向とも違うと思います。そういうことではないとは思います。

 名神西宮から湾岸線まで2kmしかありません。これを延長すれば、関西国際空港と大阪国際空港は1時間です。ベイシャトルで関西国際空港と神戸空港は30分です。国際線から国内線、国内線から国際線への乗り継ぎを考えたら1時間以内だったら同じ空港でも十分それくらいの時間が掛かるのは当たり前です。十分一つの空港として管理運用できます。この3つの空港はそういう条件下にあるということを認識しておく必要があると思います。

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