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更新日:2010年5月13日

ひょうご・神戸マラソン(仮称)の開催に係る知事及び神戸市長記者会見(2010年5月13日(木))

【発表項目】
ひょうご・神戸マラソン(仮称)の開催

会見内容

知事:

 それでは、概略を私から説明させていただいた後、矢田市長から神戸マラソンにかける趣旨や思いを述べていただくということで進めさせていただきたいと思います。今日は兵庫県と神戸市との共同でひょうご・神戸マラソン(仮称)開催に向けて開催準備委員会を設立して、第1回の委員会を開催させていただきました。この準備委員会では、ランニングを核とした県民・市民スポーツの振興を図るとともに、震災復興やあるいは兵庫・神戸の魅力を国内外に発信しようという趣旨でマラソンを行おうということを確認しております。3月にマラソン実施についてのアンケート調査を実施いたしましたが、そのアンケート調査でも大会の目的、基本理念、コンセプトやコース設定等について提言もいただいておりますので、それらも踏まえてコース設定なども準備委員会で検討させていただき、東コース案ではなくて西コース案を基本とした大会概要をベースにさらに検討を深めていこうということになりました。

 お手元の資料にもありますが、大会名称はとりあえず「ひょうご・神戸マラソン」で、開催時期は来年の11月を目指そうということにしました。市民マラソンでありますので、制限時間を何時間にするかということが非常に課題になるわけですが、これは東京マラソンと同じように7時間としようということにしました。それから、開催規模の目標ですが、2万人を目指そうということにしております。従来やっておりましたハーフマラソンについては、フルマラソンを実施しますので、発展的に解消させようということでございます。ただ、短距離を走る方もいらっしゃいますので、10キロとか5キロのコースも検討していくことになりました。それから、西コースということを申し上げましたけれども、神戸市役所前がスタートになりまして、県立舞子公園・明石海峡大橋のたもとを折り返しまして、フィニッシュはポートアイランドの市民広場ということを基本においてコースどりをしていくことになろうと考えております。コースどりの詳細はこれから詰めますけれども、お手元の資料の「検討委員会からの提言コース」に書いております、西コース案がやはり基本になると考えております。あと、出来るだけ経費等について税の負担は極力抑制して、参加者や後押しをしていただきますスポンサーの協力を得ながら、また、沿道警備等について出来るだけ多くのボランティアの皆さんのご協力を得て、まさしく神戸マラソンらしい、市民あげてのマラソンにしていきたい、このように考えております。

 復興15周年を期に復興がここまで進んだ神戸というのを、参加する方々に走るということを通じて自ら体感していただけるという意味でのマラソンになるということも非常に意義があるのではないか、このように考えております。

 私からは以上です。

 

矢田市長:

 それでは、私のほうから少しこの大会の特色といいますか、イメージというものに触れさせて頂きたいと思います。まず今、知事がおっしゃいましたように復興から次の時代に向けての躍進というところがあろうと思いますが、そういう中でやはり神戸は21世紀の都市として国際性をこれから相当打ち出していかなければというようなイメージを持っておりますが、なんといってもここまで全力で駆け抜けてきた県民・市民の皆さんの元気で明るい思いというものをこの大会に反映させていくことが、大変意義があるというように思っております。また、健康というテーマで兵庫県も神戸市も施策的にそのような方向を目指しているということですので、この大会が全国から集まってこられる多くのランナーに快適な汗をかいていただけるような大会でありたいと思います。その中で、国際性豊かな街ということを背景にし、たとえば在日の外国人の方もずいぶんいらっしゃるわけですから、そういう人たちも参加していただけるような大会であったらいいなと思います。そして、さらにスポーツを愛する方々が神戸の地で走ってみて、神戸ならではの特色を味わっていただけたらいいのではないか、そのためにはおもてなしの心も大変重要なことであろうと思っております。

 また、震災で多くの支援を頂いておりますので、もてなしというものの裏に感謝という気持ちが込められた、そういう大会であればよいと思っております。また、神戸はデザイン都市を目指そうとも言っておりますけれども、今までこの街そのものがお洒落な街だというように標榜していただいており、街そのものの魅力というものも発信していきたい。また、そういった発信していただく方がお泊まりになって、神戸の街の魅力やグルメを味わっていただくというようなことにつながっていけばよいのではないかと思っています。とにかくランナーとして約2万人の方が参加される大会というのは相当大きな規模の大会ですから、兵庫・神戸に来てよいもてなしを受けたと言っていただけるようなそういう大会でありたいと思っています。

 私からは以上です

質疑応答

記者:

 同時期に京都と大阪で同じような市民マラソンが計画されていますが、それに対してどのようにお考えかということと、どう差異化を図っていくかお聞かせください。

 

知事:

 大阪・京都・神戸は3都といわれている中心地です。神戸マラソンがなかったら神戸だけ見劣りする事になりますので、それぞれ個性を発揮しながらマラソンも競い合うということがいいのではないかと思っています。やはり、神戸らしさをどのように出していくかということで違いが出てくると思います。例えば、京都は都大路を走る、大阪は御堂筋を走るということだとすれば、神戸は、例えば須磨海岸線を走る、被災地を走るというようにそれぞれの都市の特色が出てくると思います。私は、鉄人28号の足下を走ろうと提案していますが、実現すればそれだけでも話題になるのではないかと思います。そういう意味で、それぞれの都市の特色が十分出てくるのではないか、また、出さないといけないのではないかと思っています。

 

記者:

 東コースと西コースがありましたが、西コースになった決め手をお聞かせください。

 

知事:

 決め手は都市の構造です。私は最初、東コースに固執していました。フルマラソン大会検討委員会の時に、甲子園球場をスタートしてホームズスタジアムでゴールが良いという挨拶をしたこともあります。神戸は都市構造において南北の立体交差が非常に少ないです。南北の移動が最低5時間くらいできなくなってしまうと、一種の袋小路地域が大変多くできてしまうという物理的な制約がありますので、基本的に東コースは難しいです。西コースだと例えば、国道2号線以南は工場地帯が多いです。例えば、日曜日だとお休みのところがほとんどですので、仮に一部の地域が袋小路になっても、あまり社会生活に大きな影響を与えないで済ませられることが一番の決め手になっています。

 

記者:

 先ほどスポンサーの支援やボランティアの活用などで費用をなるべく抑えるというお話しでしたが、兵庫県と神戸市で併せてどれくらいの費用を見込まれていますでしょうか。また、今年のハーフマラソンは例年どおり開催されるのでしょうか。また、招待選手は予定されていますでしょうか。

 

矢田市長:

 今年のハーフマラソンは実施します。

 

 知事:

 招待選手のこともあって開催時期は11月が適当なのではないか、これは陸上競技連盟等のアドバスを参考にしました。費用はできるだけ税金の負担が少なくて済むような工夫をしたいと考えています。派手な市民マラソンにする必要はないと思っています。神戸らしさは市民の協力等をベースに質素な中にもマラソンとしての趣旨が生かされるようなマラソンにしていきたいと思っています。費用はこれから積算していかなければいけませんが、状況によって全然違ってきますので、今のところどの程度の負担になるかは詰めていません。ただ、少なくてもハーフマラソンで負担しているくらいの負担はしていかないといけないと思っています。

 

矢田市長:

 知事からお話しがありましたボランティアの方々の協力は、沿道の整理という点に関しては大きな力を発揮していただいています。特にこのような大会、過去に神戸でユニバーシアードを開催したときも、ボランティアの皆さんに支えていただきました。ボランティアには大変重要な役割を担っていただけると思っています。実際に公募をして、手を挙げて、参加していただければと思います。また、海外の選手等が来られると外国語を使われるので、通訳のボランティアなども考えておかないといけないと思っています。スポンサーについては、費用等の問題もありますので、今後、大会の魅力を加味しながら共催していただけるような事業者に対してお願いしていくことになると思います。

 

記者:

 東京マラソンでは、かなりの経済効果が出ているという話がありますが、積算されていたら、今回のマラソンでどれくらいの効果が出るのかお聞かせください。

 

知事:

 算出していませんが、少なくとも2万人の方々に参加していただくことになると、仮に参加費用を東京マラソンと同じだとすれば2億円です。もし、仮に2万人の半分が兵庫県、神戸近隣に宿泊費1万円で宿泊すると1億円です。このように考えると相当の経済効果を期待したいですし、大勢の方々の参加が見込めるような特色のあるひょうご・神戸マラソンに仕立て上げないといけないと思っています。

 

記者:

 西コースは、42.195kmあると考えていいのでしょうか。

 

知事:

 正確にはコース設定した後に計測し直さないといけませんが、ほぼこのコースで取れるという目途を付けています。ポートアイランドなどを、ぐるぐる走らせる必要はないということです。須磨海岸は往復になりますが、長田区や兵庫区は往路と復路のコースを変えることができるなら、できるだけ変えたいと思っています。できるだけ単純往復のコースにしないような工夫をしていきたいと思っています。

 

記者:

 正式なコースと開催日が最終的に決まるのはいつ頃になるのでしょうか。

 

矢田市長:

 実行委員会を夏に開きますので、その時に陸上競技連盟の関係者とすり合わせを行いますが、その中で日程なども決めていくことになると思います。

 

知事:

 ただ、1年前には決めていないと募集などの準備がありますので、少なくとも、すべてをきちんと1年前までには決めたいと思っています。

 

記者:

 今年の秋には決まりますでしょうか。

 

知事:

 当然、秋には確定させたいと思います。

 

大西教育長:

 先ほど、矢田市長が言われましたが、準備委員会で詰めて、実行委員会を8月には立ち上げたいと考えています。その時にはコースが確定しているようにしたいと思っています。時間がありませんので、その辺りを念頭に詰めていきたいと思っています。

 

知事:

 3都マラソンを全部走りたいという方もいるかもしれませんので、そういう要望にも応えられるように準備を進めていきたいと思います。その方が相乗効果が期待できるのではないかとも思っています。

 

記者:

 新潟県や四川省など各地の被災者から参加者を募るというようなことは考えておられるでしょうか。

 

知事:

 それは実行委員会や準備委員会での議論もあると思いますが、震災復興をひとつの柱にしていますので、そのような点も十分検討課題になると思っています。是非参加について働きかけていきたいと思います。

 

記者:

 今回の開催規模を2万人と想定されていますが、2万人の根拠を他のところと比較して出されているのかというのと、招待選手の関係ですけれども、競技性をどれだけ持たせていくのかという点で今後陸連と詰めていくことになるのかどうかというあたりをぜひ伺いたいのですが。

 

知事:

 2万人というのは、東京マラソンが3万5千人、大阪が3万人というようにお聞きしていますが、神戸の地形からみて横に長いコースどりをせざるを得ませんので、道路の容量などを考えますと、2万人程度が最大限かなということで設定をさせて頂いたところです。それからコースどりは、これからきちっと詰めていかなければなりませんが、何度も実地調査をして、それでポイントポイントについて、陸連もそうですけれども、警察当局との相談もありますので、そのあたりも踏まえた上で確定させていきたいと考えています。

 それから、アンケート調査の結果で、地域の方々に概ね協力するぞと言っていただいているのですが、即地的な相談をしていないので、コースどりをある程度した上で地域の方々にご理解いただくよう説明をしていく必要があると思っています。

 

矢田市長:

 招待選手は、トップアスリートだけでやる大会もありますから、市民マラソンに参加していただくということは、大会の時期やコースなどいろんなものが絡みますので、陸連の側とすり合わせをした上で、どういう形で来ていただけるか、また、男子が多くなるのか女子が多くなるのかという点もあります。神戸に対する何らかの意欲を感じて頂けるものであれば、今のマラソンランナーの層の厚さを考えたら、招待選手の層も厚くなるのではないかという気もしています。

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