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更新日:2010年10月4日

知事定例記者会見(2010年10月4日(月))

【発表項目】
1 政策会議議題
(1)「食の安全安心」及び「食育」の推進計画に基づく取組状況
(2)「環境率先行動計画(ステップ3)」(平成21年度)の取組結果 
(3)平成22年度ふれあいの祭典“きらっと☆北摂フェスティバル”の開催
(4)山陰海岸ジオパークの世界ジオパークネットワーク(GGN)加盟認定
(5)県立舞子公園グランドオープン記念式典および関連イベントの開催

動画(録画配信)

・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 中貝市長から正式に世界ジオパークの加盟認定を受けたという報告を電話でもらいました。本番の時には具体的な質疑がなかったそうですが、本番の前に関係者にロビー活動をきちっとして、理解を深めてもらったことが加盟認定の段取りになったのではないかという報告をいただいています。来年の2月ぐらいにはジオパーク加盟認定を記念した国際シンポジウムを是非開催したいということ、また、ジオパークに関連する事業として110kmウォークとかフェスティバルをやろうと考えていますのでよろしくお願いします。項目の4番目にジオパークの資料があるので、それからお話しました。

 

 項目の1番目は「『食の安全安心』及び『食育』の推進計画に基づく取組状況」についてです。

 まず、「安全安心な農産物の生産の推進」では、農薬販売者等に対して平成21年度に212件の立入検査をしました。それから安心ブランドの認証件数は176産地589食品を認証しました。土づくりの推進では11か所で実証ほの設置をしました。それからGAPいわゆる農業生産工程管理手法についても指導員の養成を12名しました。それから環境創造型農業は前にも発表しましたが、モデル地区・大規模実践地区として10か所100haを設置しました。「安全安心な畜産物の生産の推進」では、抗菌性物質の残留検査を136検体実施しました。こういう地道な調査が口蹄疫対策などいわゆるウイルス対策に非常に重要だと思っています。また家畜伝染病の予防対策でも定期検査を実施しました。水産物については、養殖場の巡回指導や貝毒の検査を行いました。農林水産物の生産に資する調査研究については、技術開発のために「兵庫県農林水産技術連携推進協議会」を設けて、そこで化学農薬に依存しない病害虫防除技術の開発等に取り組んでいますが、22課題に引き続き取り組みました。それから食品衛生監視指導計画に基づく監視・指導については、57,925施設の監視を行いました。食品検査についても2,153検体行いました。それから、食肉衛生検査については、そこにあるように処理される獣畜・食鳥の全数を検査しました。それから兵庫県版HACCPは、累計で22件の実績で、計画に対して1/3程度に止まっています。しかし点線の枠内に書いてあるように、HACCPリーダー養成セミナーを実施しているので、このリーダーを養成し終わったところから順次県版HACCPの認定件数が増えてくるのではないかと期待しています。それから自主衛生管理の促進については、食品衛生責任者養成講習や卸売市場の衛生対策、それから残留農薬等検査法の調査研究も行いました。

 それから食中毒の未然防止・拡大防止については、平成21年度は100人以上の事例が2件でした。平成22年度は100人以上の事例は1件ですが、県の関係施設ですのでお詫びを申し上げます。それから健康危機ホットラインの実績については、食中毒関係では50件の受付がありました。

 それと適正表示についてはJAS法と食品衛生法の関係で109施設の監視をしました。また食品表示ウォッチャーの登録は640名です。ひょうご食品認証制度の認証食品は1,542食品になりました。昨年度ガイドラインを定めた食品トレーサビリティの取組については、16会場で883名に説明会を実施して取組を促進しました。なかなか業界挙げてという段階になっていくのが数の多さもあるし、プロジェクトリーダーの養成の問題もあるので、これからさらに推進を図ります。相談体制の強化では、食に対する相談や安全性に対する研修会、リスクコミュニケーションとして関係者の意見交換会なども開催しました。

 食育については朝ご飯を食べようキャンペーンとかビギナーズ親子料理教室などの面白いことをやっています。あわせて、地産地消の推進や都市農村交流バスで現場を知っていただくことにしています。それから幼稚園や保育所の地産地消給食も今年度実施します。

 伝統的な食文化の継承では、地域や家庭の伝統行事などの普及や、子育て応援協定に基づいて食文化の講習会なども行いました。

 10月は食育月間なので、食育を進めていきます。関連イベントや講習会を実施します。去年は約11万5千人の参加がありました。それから、ひょうご“食の健康”運動にかかる取り組みについては、リーダーの登録や調理実習体験を実施し、協力登録店数も約6千弱になっています。学校での食育の推進も実施しています。

 市町における食育推進計画の策定状況はまだ22市町なので、さらに策定を促進します。

 以上のような状況です。A3の資料なども参考にしていただければと思います。

 

 項目の2番目は「『環境率先行動計画(ステップ3)』(平成21年度)の取組結果」についてです。

 これは県が事業体として大きな発生源なので、県として独自の取組を3期計画として取り組んだものです。平成22年度までの計画になっているので、今年度末にはステップ4(仮称)をとりまとめる予定です。

 温室効果ガスの排出量については、平成21年度で平成15年度比も、平成2年度比も達成しました。県施設と病院、警察でも同様なのでご参照下さい。それから廃棄物の減量化・リサイクルについてはもう少しがんばらなくてはいけない状況ですが、計画より若干下回る程度で推移しています。コピー用紙の使用量の削減は十分に達成できていません。印刷物等は相当減らしてきたのですが、インターネット等を使った情報収集とそれに伴うコピーの印刷量が増えたという実態があるようなので、無駄なコピーをしていないかどうか点検をして努力していきたいと考えています。水についてはほぼ順調に節水をしています。

 今後は今申し上げたような実績を踏まえて、省エネ総点検や知識の普及、省エネ診断等を実施します。特に省エネ診断では、西宮庁舎等の診断を実施したところ設備の省エネ運転などで数百万円の費用が軽減出来るとの試算がありましたので、さらに徹底を図りたいと考えています。

 

 項目の3番目は「平成22年度ふれあいの祭典“きらっと☆北摂フェスティバル”の開催」についてです。

 ふれあいの祭典が10月16日、17日に行われます。今回は有馬富士公園・休養ゾーンで実施します。5年前に育樹祭を行った公園です。都市近郊の自然里山を舞台に実施します。多くの関係者に参加していただきます。交通の便が若干悪いので拠点からシャトルバスを運行します。全県ふれあいステージでは、お手元のパンフレットの中にあるようなステージを展開して、盛り上げていただくことにしているのでご理解とご参加をよろしくお願いします。

 

 項目の4番目は「山陰海岸ジオパークの世界ジオパークネットワーク(GGN)加盟認定」についてです。

 正式な加盟認定書の写真が載っています。先ほども触れましたが、加盟イベントの実施について裏面に記載しているのでご承知おきください。

 

 項目の5番目は「県立舞子公園グランドオープン記念式典および関連イベントの開催」についてです。

 舞子公園に移築整備を進めていた旧武藤山治邸が10月末に完成するので、11月7日に記念式典を行います。孫文記念館になっている呉錦堂(ごきんどう)さんの移情閣と旧木下家住宅、それとこの旧武藤山治邸の3つの復元整備が終わるので、グランドオープン記念式典をするものです。プレイベントや記念フェスティバルも行うので、是非お楽しみいただきたいと思います。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 3点お聞きします。1点目は、名古屋市議会で河村市長が進めていた議会解散を目指す署名が46万人を超えて提出されたという活動が地方議会あるいは与える影響についてのご所見をお聞かせ願います。

 2点目は会計検査院が今年度の検査結果で全都道府県、政令市で不正な経理処理が見つかったことです。この中で兵庫県、神戸市が入っていますが、それについて兵庫県として全庁的に経理の処理についての調査をするお考えがあるのかお聞かせ願います。

 3点目は先ほど発表でもありましたが、ジオパークの加盟認定について、コメントもいただいていますが、改めてご感想とこれからの見通し、展開について期待されるところをお聞かせ願います。

 

知事:

 1点目の名古屋市当局と名古屋市議会との対応ですが、どういう事情なのかよくわかりませんが、私も6月に新聞に意見を投稿しましたが、お金があるから住民税をまけて負担の軽減を図るというような政策については、他の地方公共団体から見ていかがだろうかと強く主張しました。しかも、今年度名古屋市は地方交付税の交付団体です。地方交付税をもらいながら住民税を軽減するというような政策が受け入れられるようだとすると、地方自治は勝手な主張をしてもいいんだというようなメッセージを送りかねないということで私自身はその政策については大変懸念を持っています。どうして議会解散のリコールの署名運動を河村市長側がされたのかは承知していませんからコメントをする力はありません。ただ、力があるから減税をするという政策についてはいかがだろうか、地方分権を進めている矢先に独りよがりのことをやっているという印象を与えてしまうのではないかという意味でも懸念をしています。

 2点目の会計検査の話は今年に会計検査院の検査を受けていて、不正経理といわれていますが、どういう意味での不正か良く議論をしないといけないと思っています。今、ある意味で経理手続きを取れば不正でないことが、結果として経理手続きをとらずに例えば、物品の引き渡しの年度を越してしまったというようなことも行われてしまったということのようです。そのような単年度収支の経理の問題点が不正だという形で指摘を受けているということですので、それは甘んじて受けざるを得ないのかもしれませんが、単に指摘をすればいいということではなくて、事務手続き的な事柄が不正になってしまうような仕掛けの改善についても、きちんと状況を踏まえた上で改善していく必要があるのではないかと思っています。ただ、具体的な詳細は検査をされた検査院が公表、発表をされることになると思いますので、詳細はそれを待ちたいと思います。検査院の方でいかがかと言われている規模は、事業規模で1億円を少し超えるくらい、補助金ベースでは事業規模の概ね2分の1ですので5000万円というような規模になるのではないかと承知しています。現在、計数的には会計検査院が詰めている状況です。

 他の事務について調査をしないのかということについては、既に現在調査をしています。まとまり次第、皆さま方を含めて県民の皆さんに公表させていただき、問題があれば改善対策をきちんと進めさせていただきます。

 3点目の世界ジオパークの加盟認定は、8月初めの現地調査のメンバーの方々の講評や私自身が兵庫の取り組み状況を申し上げたときの反応などでかなり有望だと信じていましたが、確定をしてみないとぬか喜びの危険がありました。資料でもお配りしましたが加盟認定を受けられたということで大変喜んでいます。山陰海岸の地質学的な特色があるということ、特に日本列島が大陸から分かれて日本海がつくられて、その時の地質構造が残っているという山陰海岸の特性に併せて、山陰海岸の自然とマッチした但馬、鳥取、奥丹後の人々の生活が営まれてきています。生活文化ということだけではなくて、コウノトリの自然復帰が象徴しますように、人々がコウノトリの復帰と併せて環境保全農法を始めるとか、例えば植林などをすることによって地域の再生に努めるという一つの自然と人との共生の空間づくりが進んでいるということ、また、玄武洞のような地質学的に貴重な資源があるということが総合評価されたものだと思います。ジオパークは単に地質の特異性を評価するだけではなくて、その上に営まれる生活や文化、人々の活動が一体的に評価されると承知しています。これから4年の間にジオパークの自然の上で営まれる人々の生活や自然再生が象徴するような人々の環境に対する活動などをさらに強化していきたいと考えています。

 

記者:

 ジオパークについてですが、県議会の質問でもありましたが、レスヴォス島との姉妹提携や国際会議の開催なども打ち出されていますが、その詳細についてお話ししていただけないでしょうか。

 

知事:

 ジオパークに指定されているギリシャのレスヴォス島と姉妹提携を結べればなということで、事務的な協議を開始させていただこうと思っています。レスヴォス島はトルコ側に近いです。そのレスヴォス島と具体的な姉妹提携の協議をこれから進めさせていただくことになると思います。写真に出ている認定証の左から2番目にサインをしているゾウロスさんが現地審査をされた方でギリシャのジオパークの専門家です。レスヴォス島のジオパークとの姉妹提携もこの方が仲介に入っていただいていることもありますので、国際会議の際にはゾウロスさんをお呼びして、パネラーや基調講演をしていただこうと計画をしていて、今、お願いをしているところです。ゾウロスさんにお見えいただいて、国際会議の時に姉妹提携の調印ができればと思っています。来年のことをいうと鬼が笑いますので公言できないかもしれませんが、そのような運びになればさらに盛り上がるのではないかという意味で十分に詰めさせていただきたいと考えています。ちなみにゾウロスさんは上の写真の右から2人目の方です。

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