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更新日:2011年1月18日

知事定例記者会見(2011年1月18日(火))

【発表項目】
1 関西広域連合議会臨時会の結果
2 ひょうご安全の日のつどい実施結果
3 平成22年度 第2回「兵庫みらいフォーラム」の開催
4 県立淡路病院起工式の開催
5 近日中に開催される芸術文化事業

動画(録画配信)

・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 昨日はお疲れ様でした。おかげさまで16回目の阪神・淡路大震災の追悼式典を無事挙行できました。雪が降って、どうなるかと心配していました。朝は寒かったですが、快晴のもとで実施することができて喜んでいます。私はその後、夜に竹下景子さんの1.17メモリアルコンサートに出席して、竹下さんと一緒に写真を撮りました。ともあれ、本当にご協力ありがとうございました。

 

 お手元に関連資料をお配りしています。

 項目の1番目は「関西広域連合議会臨時会の結果」についてです。

 関西広域連合の初めての議会が開催されました。既にご案内はしていましたが、資料のとおりご報告します。なお、公平で利用しやすい高速道路料金体系の実現を求める意見書が、関西広域連合議会第1号の意見書としてとりまとめられました。特にこの14日に国土交通省において関係10府県政令市と池口副大臣との間でこの取扱いを巡る協議が始まったばかりでしたから、適切な時期に意見書をとりまとめていただいたと思います。あわせて、関西広域連合の活動指針についても議会にご報告申し上げ、この活動指針に基づいて、当面の活動を展開していく旨を確認したところです。

 

 項目の2番目は「平成22年度 『ひょうご安全の日のつどい』の実施結果」についてです。

 昨日の報告です。総括としては、メモリアルウォークと1.17のつどいを合わせた参加者が5,200人というのは、15周年だった昨年を下回りましたが、月曜日ということで平日開催年と比較すると、やや多かったという結果でした。

 メモリアルウォークには、3,200人の参加をいただきました。東西とも15km、10km、西5km、東2kmのコースを歩いていただきました。年々、被災地の年中行事として盛んになり、定着してきていると考えています。私も今回は西15kmコースの須磨海浜公園からHAT神戸までを歩きました。

 それから、1.17のつどいには、2,000人が参加しました。雪のために防災担当大臣の到着が遅れて、挨拶が代読になってしまいましたが、防災担当大臣にも献花はしていただきました。大臣はその後、人と防災未来センターなどを視察されて帰られました。もともと松本龍大臣は、当時の村山内閣で与党の震災復興プロジェクトの座長で、とりまとめ役として活躍していただいた方で、震災直後の3月上旬には約50本の法令を震災特例として改正、制定していただきました。私も直にお礼を言う機会も得られたので、おいでいただいたことに感謝しているところです。

 交流ひろばには、ご案内のように「室内安全横丁」を設けました。ご覧いただいた方も多かったと思います。最近、阪神・淡路大震災のように直下型で短周波の地震ではなく、東南海・南海地震のような長周波の地震対策では、室内の家具や病院などの医療器具、色々なお店の店頭に飾っているテーブルや台が動き回るということがはっきりしています。それをどういう形で固定化するかということが課題になっていますが、特に最近は粘着テープの性能のいいものがたくさんあるので、それらを活用した新しい方法が提案されていました。

 それから、交流ステージは、被災者に元気を与え続けている高石ともやさんの出演など、1.17にふさわしいステージを実施することができました。また、防災訓練としては、タンカ搬送、車いすによる災害時の要援護者の誘導等の災害時の助け合いを体験する参加型の訓練も実施しましたし、渚中学校全校生徒約260人が来場して訓練状況などを視察してくれました。皆様方のご協力にも感謝します。

 

 項目の3番目は「平成22年度 第2回『兵庫みらいフォーラム』の開催」についてです。

 来月13日に、「兵庫を元気にする『つながリ・デザイン ~高校生の夢をカタチにする!』」をテーマに、県公館大会議室でフォーラムを開催します。高校生による夢提案やグループ討議、全体意見交換をして、将来の兵庫に対する期待を語っていただくことにしていますので、どうぞよろしくお願いします。2月4日までに電子メール又はFAX、郵送で申込をお願いします。

 

 項目の4番目は「県立淡路病院建築工事の起工式等の開催」についてです。

 今度の日曜日、23日に、県立淡路病院建築工事の起工式を行います。それに先だって建設事業者が安全祈願祭を行います。安全祈願祭はつきものなので、私も参加したいと思っています。淡路病院は8階建てですが、最近免震装置は長周波の地震に対して横揺れをより拡大してしまうという懸念も示されているので、この点はよく留意していきたいと考えています。

 

 項目の5番目は「近日中に始まる県立施設における芸術文化事業」についてです。

 芸術文化センターでは、管弦楽団の定期演奏会が1月と2月にあります。ただ、1月の3日間分はもう完売しています。2月の分は席がまだ残っているので、どうぞよろしくお願いします。また、ピッコロ劇団が、井上ひさしさんの音楽劇「天保十二年のシェイクスピア」を2月24日から27日まで開催します。あわせて、2月15日には県議会定例会が開かれますが、例年のように議場コンサートを実施します。今年の指揮は神奈川フィルハーモニー管弦楽団副指揮者の伊藤さんです。例年とそれほど大きな変化はないと思いますが、お楽しみいただければと思います。

 陶芸美術館では、「現代陶芸の地平を拓く-富本憲吉から八木一夫へ-」を開催します。

 県立美術館では、「森村泰昌 なにものかへのレクイエム-戦場の頂上の芸術」を開催します。この方のユニークさは、自分がモデルになって写真を撮るという芸術の作り方です。大変面白い、ユニークな作品になっています。

 考古博物館では、「“ひょうごの遺跡”Vol.3」を開催して、最近の成果を紹介します。

 歴史博物館では、「姫路 今むかし」を開催します。姫路の今昔の生活風景を紹介・再現するものです。

 人と自然の博物館では、「化石大集合2010 過去に起こった生物大量絶滅事件」を開催します。過去に起こった生物大量絶滅事件をテーマに取り上げて、それを化石で物語っていこうという企画です。

 詳細はそれぞれチラシをご参照ください。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 2点お聞きします。1点目は阿久根市長選の結果についてどう受けとめられているかお願いします。

 2点目は広島市の秋葉市長が自らの進退について記者会見ではなく、動画投稿サイトに映像を投稿するというかたちをとられて、その後、記者会見を開かれていないようですが、このような手法についてどうお考えかお聞かせ願います。

 

知事:

 阿久根市長選については、順当な結果になったのではないかと思います。地方団体は二元代表制をとっていますので市長が全て何でもできる構造になっていないにもかかわらず、議会の存在を全く無視するような市政運営が常に批判されてきました。それが今回の選挙で確認されたのではないかと思います。地方自治体の運営が二元代表制をとっている意義をもう一度考えてみる必要があるのではないかと思います。

 秋葉市長については、どういう信念で行われたかはともかく、両方されたらよかったと思います。片方だけで良かったということはなかったのではないかと思いますが、この話を聞いて何となく、佐藤内閣総理大臣の退陣の時の光景を思い浮かべました。記者会見をして、必要であればその状況をインターネット中継されたら良かったのではないかと感じました。

 

記者:

 先日、新しい内閣が決まりましたがご感想をお願いします。

 

知事:

 新内閣の布陣を見て、国が税財政改革に対する取り組みをせざるを得ない状況になっていることをどう打開していくかという筋道を菅総理としてつけていきたいという思いがあの布陣になったのではないかと思います。特に、色々批判があるにもかかわらず、また、身内からも非難を受けるかもしれないことを覚悟の上で与謝野さんを経済財政担当大臣にされたとか、その関連で超ベテランの藤井さんを官房副長官にされたというところに意欲が現れているのではないかと感じているところです。

 

記者:

 滋賀県造林公社の債権放棄についてお聞きします。今日の午前中の常任委員会でも、10.9億円のうち9億円を放棄するという趣旨の説明がありました。放棄については県議の方も言われていましたが、県民からの税金という考え方もあります。県として放棄に至った経緯とそれについてどうお考えで、どうご説明されるのかお聞かせ願います。

 

知事:

 琵琶湖の下流府県、利水地域が水源地域の水源管理のために植林をして、伐採価格が一定以上であれば十分償還ができる前提のプログラムを作って貸付を下流の利水地域がしたという経過でした。結果として、その枠組みが機能しなくなってしまって、今の予測だとご指摘のような大部分が償還しきれないという見通しになってしまいました。その中で償還の期限が次々発生してきます。そうすると造林公社自身の運営が成り立たなくなってしまっているというところから始まった話です。現実的に償還見込みが立たない部分についての取扱いは債権放棄をすることによって決着をつけようということにしました。これは既に特定調停にかかっていました。特定調停の裁判官から造林公社の取扱いについての基本方針を受けて、その方向でやるしかないのではないかという意見書を受けた上で、裁判上の和解的な位置づけで処理をせざるを得ない状況になったということです。

 滋賀県と兵庫県だけは元金の一部を引き続き造林公社に対して貸付し続けますが、これは今後の造林公社がもっている木材、植林後の売却価値がまだ先の話ですが実現する可能性がありますので、今完全に清算するのではなくて、植林した森林が残っていますし、その森林を有効活用していくことも必要だということも前提にしながら下流県、水を活用させていただいている県としての責務を全く清算してしまうのではなくて清算せざるを得ない部分は清算するが、将来に対する可能性が残っている部分については、下流県としての責務をそのような形で残していくという選択をさせていただきました。滋賀県は水源県としての責任を残すという形で選択されたのではないかと思います。本来、特定調停で清算のような形をこのような上下流の共同事業についてとることはいかがかなというように思っていますが、現時点で上下流の関係で形作ったしくみを一度は清算してしまって、ゼロからやり直した方が良いのではないかという意見が大半を占めてしまったという結果ですので、それらの選択をされる方の意思までとやかく言う立場ではありませんので、認めざるを得ません。しかし、兵庫県としては下流県としての責務を一部の貸付元金を残すことで示し続けていきたいと考えたというところです。

 

記者:

 広域連合の関係でお聞きします。この前の議会の時も話題になっていたようですが、奈良県と大阪府のドクターヘリの運用の問題があると思います。広域連合に入るよりも現状維持をした方が安いという奈良県知事の発言に対して、大阪府の橋下知事もそれならもっと高くするという、ある種のペナルティをかけるような発言もあります。奈良県の問題はいずれ広域連合への権限移譲等が進めば自然に入ってくる形になって、いずれ問題として解決するだろうと言われていましたが。そのような現状でいくのか、橋下知事のように安くやろうとするのであれば、お金を高くして契約し直すというような強行的に奈良県との関係を解消していくのか、難しい部分とは思いますが、方向性についてはどちらの方向性でしょうか。

 

知事:

 基本的に、広域連合でやるから高くなって、広域連合でやらないで今のままだったら安くなるという話ではないです。つまり、今は大阪府が共通経費を自前で負担しています。奈良県は出動回数ごとに負担して精算しているという仕組みを基本にしています。その仕組みをそのままずっと続けていけるのかが問題ですので、大阪府と奈良県が話し合って、これからも大阪府が共通経費を持つのか、一部は奈良県も負担せざるを得ないということになるのか、それを十分話し合っていただく必要があるのではないか、それが一定の方向付けが見えた段階で広域連合と奈良県との取扱いに変えていくということも考えられます。我々は奈良県に入っていただいてそういう課題を解消するのがいいのですが、奈良県が入っていただけない間は、実質的な基本方向が定まった後に広域連合で引き受けていくということが望ましいのではないかと思っています。

 両者の間だけでは解決の糸口もつかめないということであれば、広域連合の広域医療を担当している徳島県が事務局として調整する余地はないわけではありません。しかし、まずは両府県で一定方向付けをしていただきたいと思います。従って、広域連合に入るから高くなるという話ではありません。それは現状の協定では大阪府が共通経費を持たれていることを前提に負担関係が決められています。それをこれからも続けるのか続けないのかという課題ですので、そこを広域連合に移管する前に一定の方向付けをしていただいた上で、広域連合への移管を考えていきたいという問題だと理解しています。

 

記者:

 1.17も終わりまして、4月10日の県議選まで3カ月を切りました。これから選挙戦も本格化してくると思いますが、知事のスタンスですが、参院選の時は現職優先、お世話になった方を優先すると言われていました。まだ、3カ月あるので難しいかもしれませんが、統一地方選に対するスタンスをどうお考えになっているかお願いします。

 

知事:

 私の支持をしていただいた政党に所属されている方々にエールを送らせていただくのが基本です。現職の方の方が個人的に関係もありますので、できる限り私なりの基本姿勢を貫きたいと思います。ただ、非常に難しいのが複数区です。例えば、自公民の候補がいらっしゃると公平に応援せざるを得ません。そうすると体は一つしかないので物理的な時間や機会が公平に作り得ないということになります。例えばAさんに行って、Bさんには行かないというわけにはいきませんので、それぞれに中立にならざるをえないというようなことを前提として、支持を受けられている政党所属の候補の皆さんにはエールを送らせていただくことが基本です。それは新人の方においても同じということになると思います。後継者含みで出られている方もいらっしゃいますがそれは同じです。今言いましたように非常に難しいのが、競合してしまった場合の対応です。そうすると、いずれにも等距離というような対応をせざるを得ないケースも多々あると考えています。

 

記者:

 広島市長の動画サイトの件ですが、できれば両方やったら良かったというお話しがありましたが、結果として、自分の意見などを一方的に伝える形、その方法を選ばれたことについてはどうお考えですか。

 

知事:

 両方されれば良かったというが私の意見です。

 

記者:

 自分の意見だけを伝える形で終わってしまった、今後は両方やるべきだということはあると思いますが、それに止まってしまったことについてはどう思われますか。

 

知事:

 両方すべきだったのに片方しかされなかったわけですから、もう片方もされたら良かったのにというのが感想です。

 

記者:

 造林公社について元金は残しますということですが、債権放棄率をどのくらいにするかは公表すべき段階ではないとお考えでしょうか。

 

知事:

 今、数字をもっていませんが、委員会で説明した資料をお配りします。

 

記者:

 ドクターヘリについてですが、ドクターヘリは救急車というようなもので、いわゆる広域防災は消防署のような関係だと思います。このあたりとのすり合わせはこれから何らかの形でお考えはありますでしょうか。

 

知事:

 豊岡をベースにした3府県共同運航のヘリを導入するに際し、今非常にドクターヘリが予想以上に活用されている理由は、ドクターヘリのチームと各消防暑の救急チームの連携が非常にスムーズにいっているところによります。それは地理的な要因、つまり病院へのアクセスが遠い、救急車で搬送するよりもドクターヘリで搬送した方がアクセス時間が短くて済む、また、ドクターヘリだと医師も乗っていますので現地に到着した段階で治療行為ができます。そのような医療へのアクセス時間で非常に利用回数が増えていると思いますので、その判断が現場の救急車で行くか、ドクターヘリを呼ぶかの判断に関わります。現地の消防の救急隊とドクターヘリとの関係、意思疎通が十分なされていない限り、円滑な運航がされないということを示しているということではないかと思います。従って、これから未利用区域なのか、さらに濃密な利用区域を設定するかというような検討にあたっては、その辺りを前提として両者の連携が図れるようなことが実現されるということを前提に導入の検討がなされていくと思っています。

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