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更新日:2012年1月31日

知事定例記者会見(2012年1月31日(火曜日))

【発表項目】
1 平成23年度ひょうご地域安全まちづくり活動賞表彰式及び地域安全まちづくりセミナーの開催
2 平成23年度ひょうごの農とくらし研究発表大会の開催
3 県立美術館特別展「チェコ、アール・ブリュットの巨匠 解剖と変容:プルニー&ゼマーンコーヴァー」の開催

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(外部サイトへリンク)(約20分)
・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:
 今日は、雪の降る大変寒い日ですが、午前中は笹山前神戸市長のお別れ会に、さきほどは第77代兵庫県議会議長をされた大野榮美夫先生の告別式に行ってきました。今年になってから亡くなられる方も多いので寒さも影響しているのではないかと思います。今はちょうど予算査定一色でして、予算の内容が決まれば発表させていただきます。

 まずは「平成23年度ひょうご地域安全まちづくり活動賞表彰式及び地域安全まちづくりセミナーの開催」についてです。平成23年度ひょうご地域安全まちづくり活動賞表彰式において、2月10日に個人の部6件、団体の部12件を表彰します。個人は少年補導員連絡協議会や高年クラブ連合会などの役員で中核となって地域安全活動をされている方々です。団体はそれぞれの地域の特性に応じて防犯パトロールなどを展開されておられるグループです。このような自ら地域の安全を確保していく活動が県下で取り組まれており、代表的な方々を表彰するものです。
 また、平成23年度地域安全まちづくりセミナーを2月10日に併せて実施します。ポスターコンクールの表彰を最初にしますが、防犯講演として、関西国際大学の桐生正幸教授に「生活安全マップ作成リーダー養成講座」を実施していただきます。

 2番目は「平成23年度ひょうごの農とくらし研究発表大会の開催」についてです。先導的な活動を実践している農漁業者が集まり元気な農山漁村づくりを進めることを目的とした大会で、県と兵庫県生活研究グループ連絡協議会が主催しています。500名ほどの参加があり、ひょうごの農とくらし研究活動コンクール表彰、生活研究活動についての優良事例発表、農作業着ファッションショー、三条杜夫アナウンサーによる講演「話し方、伝え方~研究の成果をより効果的に~」といった内容で開催します。2月14日に神戸国際会議場で開催します。

 3番目は「県立美術館特別展『チェコ、アール・ブリュットの巨匠 解剖と変容:プルニー&ゼマーンコーヴァー』の開催」についてです。アール・ブリュットは、最近ヨーロッパを中心に非常に話題になっています。去年2月に全国の大会が滋賀県で行われ、その大会には私も参加させていただきました。障害のある方々がその感性に基づいて作品を書かれているものです。アール・ブリュットは、生の芸術や素材のままの芸術というような意味で訳されていますが、チェコのプルニー&ゼマーンコーヴァーは大変細かくてクリアなタッチの絵として評価されています。

 私からは以上です。

質疑応答

記者:
 東日本大震災後の政府の重要な会議の議事録の多くが作成されていないという問題が明らかになりました。大災害時の初動体制がどうだったかを検証することが減災にとって非常に重要だということは言うまでもありません。阪神・淡路大震災の経験の継承をずっと提唱している兵庫県の知事として、この問題に対するご意見をお聞かせください。

知事:
 翻って、例えば2年前の佐用町の災害対策本部の議事録があるのかと考えてみると、議事録はおそらく作成していませんが、「何を決めたか、どんな資料で検討したか」ということは整理をして残していると思います。あのような災害直後の緊急を要する時に議事録の作成に努力をするよりは、「何の資料で、何を相談して、何を決めて、実行に移していったか」がわかれば、それは十分議事録の機能を果たすのではないかと思います。従って、私はそのような資料がないはずはないという気はしますが、その場にいた人間ではありませんから憶測に過ぎません。ただ、私達の場合は、「何の資料で、何を相談して、その時点で何を決めたか」はわかるようにしているはずです。

記者:
 そうすると、現在の政府の状況をそれほど問題視する必要はないというお考えですか。

知事:
 どの程度の資料が整理されているのかによって異なってくるのではないでしょうか。『「Aさんが何をしゃべった」「Bさんが何をしゃべった」というやりとりが十分に表されていないから議事録ではない』と言われたら、そんな議事録を作る暇があるのでしょうかと逆に思います。きっと、そういう議事録を要求しているのではないのではないでしょうか。そうすると、要求の度合いに応じた対応をきちっとすることができるのかどうか、ここが問われているのではないかという気がします。

記者:
 神鉄粟生線の問題について伺います。先月の粟生線存続戦略会議の最終会合では存廃についての結論がでなかったのですが、会議の場では1月末までに結論を出すことになっていました。今日は1月末です。その戦略会議は非公開で会議後に記者会見があり、その会見では兵庫県主導で支援を検討するということでした。知事は今の段階で粟生線についてどのように考えていますか。

知事:
 平成24年度の予算査定の検討の中で最終結論を出すことが基本です。その会議の時には査定が1月中には終わるという前提で、そのような認識になっていたのだと思います。いずれにしても今週一杯ぐらいには固めないと予算がまとまらないということになりかねないので、近いうちにきちんとした対策を取りまとめたいと考えています。ついでに触れると、自動列車停止装置の改良や踏切保安施設の更新、レールの交換などには鉄道軌道安全輸送設備等整備事業という国の補助事業があります。負担割合は国1/3、地方1/3、事業者1/3で、このフレームを使って神鉄が安全対策を実施していくことについては、きちんとお付き合いをしていくことは決めています。ただ、さらに営業を維持していく、あるいは赤字対策をどうしていくかということまでになると、これがいわば一番の課題になっていますので、これについては予算査定の知事査定最終段階で決着を付けたいと考えているところです。

記者:
 知事査定が決着することによって決まると思いますが、数十億円の無利子貸付をするという支援については、白紙の状態なのでしょうか。それとも前向きに検討しているのでしょうか。

知事:
 無利子貸付という仕掛けは利子補給と同じです。ただ、対外的な効果や印象がかなり違うこともありますので、利子補給方式でいくのか、貸付方式でいくのか、それともさらに別の新たな手法があるのかは大詰めの検討の場面だとご理解いただければと思います。

記者:
 神鉄粟生線は十億円以上赤字になっています。県にとってみれば沿線に県立高校が5校あるなどしますが、抜本的に経常黒字にもっていける今後の要素がなかなか厳しい状況の中で、一時的に支援をしても長期的に見て黒字に持っていけるかどうかは非常に厳しいと思います。

知事:
 一定期間内にいろいろな対策や努力をしていくということではないでしょうか。沿線は沿線として利用者数を増やす努力をしていく。神鉄は神鉄として懸命のコストカットなどの努力をしていく。我々はその一定期間支援をしていく。こういうことを組み合わせることで、今おっしゃった構造問題を解決していく努力をするということではないでしょうか。いずれの対策を県が中心となって取ることになっても、まずは一定期間内の対策で、その一定期間経過前にはさらにまた相談をすることになりますから、それは成果をきちっと上げて相談ができるように3者がそれぞれ一定期間内に努力をしていくということではないかと思います。

記者:
 先ほどの議事録の話の続きです。確かに混乱をきたしている時に議事録を作ること自体は他の作業の足手まといになってしまうと思いますが、今の時代ICレコーダー等があるので、落ち着いてから議事録を作成することは可能だと思います。3.11後の3月13日の関西広域連合の委員会等は非公開だったと思いますが、当時の議事録は作っていますか。

知事:
 わかりません。確認していません。

記者:
 4月頃に私が確認した時の記憶では「作っていない」という説明だったのですが。

知事:
 事務局の説明ですか。このように議事録を作りましたという報告は受けていません。

記者:
 時間が経過して落ち着いてからであれば、作るべきだとお考えですか。

知事:
 緊急事態の時には、「このような形で決めて実施していきます」という事の方が大事で、やりとりが大事なのではありません。従ってやりとりが大事な議事録の制度と、決定した事の趣旨などが明瞭になるような資料の取りまとめとは、自ずと差があるのではないかという気がします。ただ、会議次第と会議概要はまとめているはずですので、それと会議資料や決定事項を整理した資料で議事録と言えば議事録と言えないこともないのではないかと現時点では思っています。私は何回も危機管理の対策本部を経験してきましたが、心がけていたのは何かというと、やりとりの重要性よりは結論を早く導き出して、その結論に基づいていかに早く行動に移すかということです。緊急事態ではそれが一番だと思っています。ただ、今、国レベルで議論になっているのはきっと福島の原発の問題で、特にあれは事故対策ではあっても非常に深刻な事故対策だったので、「それを検証できないのはいかがだろうか」ということではないかと思います。東日本大震災の津波対策の方はどちらかというと「早く救助しよう」「早く避難所を設置して適切な水や食料品などを配送できるようにしよう」というように課題が非常に明瞭でしたから、それをどう進めていくかという進め方をいくら議論しているよりも進めた方がいいのです。従って、自ずと検証にあたっても質の差があるのではないかという感じを受けています。

記者:
 議事録化することは置いておいても、録音というのは常にどの会議でもしているものでしょうか。

知事:
 しているのでしょうか。私も十分承知していません。

記者:
 先ほどの話からすると、実行に移すことが大事だとは思いますが、記録に残すのか残さないのかの線引きをどこでするのかも難しいと思います。福島の時のように記録を求められた時に、対応できるような態勢を取っておくべきだと思いますか。

知事:
 それはそうだと思います。ですから、先ほど申し上げたとおり、やりとりが一字一句再現されているわけではありませんが、議事にかけた資料とその結論はきちっと整理しているはずです。ですから、どんなやりとりがあったかまでは難しくても、「何が決まったか、それに基づいてどういう行動を取ったか」ということを教えて欲しいという話であれば、十分説明ができるのではないかと思います。

 

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