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更新日:2013年12月13日

知事定例記者会見(2013年12月11日(水曜日))

【発表項目】

1 平成25年県政10大ニュースの選定
2 平成25年度関西広域応援訓練の実施概要
3 チリ大地震兵庫県義援金プロジェクトの完了
4 兵庫県立美術館 特別展 ポンピドゥー・コレクション フルーツ・オブ・パッション展

 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(外部サイトへリンク)(約30分)
・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 

知事:

 1番目は「平成25年県政10大ニュースの選定」です。

 まず1番目は、デフレ脱却の兆しが見えつつあるのではないかということで、それを象徴する金融、財政、円高の動きを取り上げました。また、iPS再生医療に関する世界初の臨床研究が始まったということも取り上げています。次は、4月13日の淡路島地震です。これはまだ南海トラフが動くには早いと言われているような中で、一つの警鐘を我々に鳴らしてくれたのではないか、そして、地震、津波、ゲリラ豪雨等の対策をさらに進めよと言っているのではないかということで2番目にしました。3番目は行革プランの総点検と第3次行革プランに向けての取り組みをあげています。4番目は、ワシントン州との50周年、トルコ共和国でのエメックス10、トルコとの地震防災対策プロジェクト等を掲げています。それから、5番目は県民の安心という意味で、ドクターヘリの全県カバーや、ひょうご地域安全SOSキャッチ電話相談の開設等をあげました。6番目は、子育て環境の整備です。7番目は観光対策ですが、特に今年は海外プロモーションが多かった年でもありますので、それも含めて取り上げています。8番目ですが、企業庁が初めて太陽光発電の運転を開始しましたが、それに象徴されているような再生エネルギーの導入をあげています。9番目はスポーツを取り巻く話題ですが、ひょうご西宮アイスアリーナがオープンしましたし、ワールドマスターズゲームズ2021の招致が決まりました。第3回神戸マラソンも大変成功裏に終わりました。10番目ですが、知事選もありましたので10大ニュースの一端に入れさせていただきました。不要ならば消していただいて、9大ニュースにしていただいたら結構だと思います。皆様方から見ると、また別の要素が入ってくるかもしれませんが、これを選定しましたので公表させていただきました。

 

 2番目は「平成25年度関西広域応援訓練の実施概要」です。

 昨年は、2月13日にグリーンアリーナ神戸で図上訓練を行いましたが、今年は、12月25日に滋賀県庁をベースにして訓練をすることにしています。参加機関は、30機関、約300名が訓練に参加していただきます。特徴としては、当たり前だと言われるかもしれませんが、WEB会議システムを使って関西広域連合全体としての意思統一を図ります。それから、被災市に現地連絡事務所を設置します。また、カウンターパート方式で応援を構成します。滋賀県は兵庫、神戸、三重、和歌山、福井、鳥取、京都府は大阪府、大阪市、堺市、奈良県、徳島県というような対応にします。それから、第1フェーズと第2フェーズを前提にした訓練を行うことになっています。訓練スケジュールを整理していますのでご参照ください。外部検証員を招きますが、1人は、人と防災未来センターの研究主幹の宇田川さん、もう1人は、物流の問題もありますので、全国物流ネットワーク協会の専務理事の松永さんにお願いしています。内部検証員は兵庫県と滋賀県から1人ずつ、検証員としてコメントをすることになっています。

 

 3番目は「チリ大地震兵庫県義援金プロジェクトの完了」です。

 平成22年2月に発生しましたチリ大地震に際して、兵庫県民から寄せられた義援金を活用して、被災小学校の改修に取り組んでいましたが、事業が完了しましたのでお知らせします。

 今年の7月まで義援金プロジェクトを進めていましたが、1228万2896円を活用して、3つの小学校と1つのコミュニティーセンターを補修したということです。各市と駐日チリ大使館にお世話になりました。兵庫県としては別途100万円の見舞金も贈呈しています。

 当初、この報告は、チリの大使がお見えになって竣工報告会を行うということになっていましたが、台風26号の影響で中止しましたので、今回の発表で事業の完了報告をさせていただこうとするものです。

 資料として、チリ大地震の被害状況等の写真がありますが、大変ひどい状況であったことをご確認いただくとともに、それぞれのプロジェクトで、例えば、図書室、校舎や保育室について完了した状況が写真で出されていますのでご参照ください。

 

 4番目は「兵庫県立美術館 特別展 ポンピドゥー・コレクション フルーツ・オブ・パッション展」です。

 3年前にポンピドゥー美術館を私自身も訪ねて、県立美術館の10周年にあたって、ポンピドゥー美術展をして欲しいという要請をしました。それから蓑館長が現地を訪ねて、具体の交渉をされていますし、フランス大使自身も美術館を訪ねていただいたりしながら積み重ねてきたものです。

 来年の1月18日からです。本展のみどころですが、神戸だけで見ることができる特別な展覧会、ポンピドゥー・センターと友の会による「情熱の果実」と言われるべき作品が選ばれている、最先端の現代作家の作品がずらりと並んでいる、現代美術の巨匠の作品も入っているということです。

 この展覧会にあわせて、国際シンポジウム「あさっての美術館」というシンポジウムを行います。ポンピドゥー・センターのパックマン館長、サンフランシスコ近代美術館長のベネズラさん、香港のニッティブさん、そして、蓑館長で国際シンポジウムを実施します。1月19日に実施する予定です。これも非常に大きな話題になるのではないかと考えています。

 

 私からは以上です。


 

質疑応答

 

 

記者:

 国会で特定秘密保護法が成立しました。この法律の対象は、外交、安保、テロなどの情報ということで、地方公務員にも一部関わってくる場合があると思います。この法律に関して、知事の考えをお聞かせください。

また、国会で政府・与党が強行採決したことについて批判が上がっていますが、この点についてはどうお考えでしょうか。

 

知事:

 秘匿すべき事項は国としてあるはずです。それをきちんと秘匿するための仕組みを作ろうとしたのが、今回の法律だと思いますので、仕組みを作ることは、国として当然のことだと思います。問題は、その範囲、年限、秘密指定の仕方、解除の仕方について、もう少し議論があるべきだったと思います。

 もう一つは参議院の審議で、いろんな第三者機関的仕組みを総理自身からも提案をされました。第三者機関的な運用をきちんとしていただくことは、望ましい運用に近づくと思いますが、そうであれば、どうして法律で位置づけなかったのかなと思います。もし修正するとなると、また衆議院で審議しなければならないという事情があったので、あのような取り扱いをされたと推測しています。

 強行採決をしたことについては、国会の審議の中で、国会自らが判断する話ですので、私からのコメントは差し控えたいと思います。ただ、運用についての心配も随分されていますので、政府として法律の枠組みをより厳密に運用するという見地で、理解を求めていく努力を今後も続けていただくことが必要だと思います。

 

記者:

 国会で国家戦略特区法案が通りました。兵庫県も神戸市と一緒に共同で提出されている特区があります。今回、この法案に対して知事が期待されていることをお聞かせください。

 

知事:

 国家戦略特区法案が成立しましたが、政省令に委ねられている部分が非常に多いので、その政省令がどのように整理されていくかによって、国家戦略特区の真価が問われると思います。

 例えば、税制上の措置では、法人税の減税がなされるかという議論もありますし、規制緩和についてもどこまで本当にされるのか、ということもあります。どんな有利な助成措置がセットになるのかも、実を言うと、政省令に委ねられています。地域限定型の特区なのか、医療機器や先端医療機器といった機能的な視点の特区なのかも政省令に委ねられています。

 私たちは、政省令の具体化に向けて、関西全体としてのかなり大きな連携も一方で進めながら、神戸と兵庫が一緒に取り組もうとしている医療やライフサイエンスを中心とする国家戦略特区についても提言していきたいと思っています。いずれにしても、医療を中心とする戦略特区と関西全体で取り組むライフサイエンス、国際的なビジネス特区というようなプロジェクトについては、ぜひ取り上げていただくように努力をしていきたいと思っています。

 先日、西村副大臣へ関西全体でつくる成長戦略の地方協議会の提言をした際に、特区は法律が成立すれば、1月中には方向が見えてくるとおっしゃっていましたので、そんなスケジュール感を前提に働きかけていきたいと考えています。

 

記者:

 中播磨県民局の統合めぐって、昨日、地元選出の9人の県議が連名で、県民局の所在地を姫路市にするように、知事に申し入れされました。歴史的な背景や災害時の対応を理由に挙げられていますが、知事はどうお考えですか。

 

知事:

 どうしましょうね。これから首長連合も要望にお見えになるらしいです。一方で、今の西播磨県民局の所在の人達は、テクノに設置するように要請書を出されるようです。それぞれの地域がそれぞれ主張されておられます。防災上の心配はあまりないと思っています。特に中播磨、西播磨の場合は姫路市のガバナビリティが非常に高いですから、そういう事情を背景におっしゃることも理解しないわけではありません。一方で、私のふるさとに近いのはテクノで、西播磨への思い入れもありますので、少し冷静な検討をしてみたいと思います。今、簡単に結論が出る話ではありません。

 

記者:

 要望を端的に言うと、県民局長を姫路において欲しいということに尽きると思いますが、それは、現段階で可能なことでしょうか。選択肢の一つとしてありますか。

 

知事:

 有り得なくはありません。県民局長の人質論のようになっていますので、県民局の機能として、いいかどうかを考えたほうがいいと思っています。一方で自民党の意見では、なぜ神戸県民局を置くのかという話があります。それについては若干、誤解があって、阪神南も西播磨も県民局がなくなるわけでなくて、管轄区域が大きくなるということです。つまり、神戸県民局は、くっつける県民局がなく、本庁でその機能を果たして、廃止するかどうかだけの話になります。代表質問の際にも、それはどうなのかと、お答えしたところです。これまでの県民局に対する神戸市民との関係から見ると、神戸県民局をなくしてしまうのは、どうなのかなと感じています。ただ、そうすると政令市と中核市には、県の機能を代行する部分が相当ありますので、それに関連する業務をもっと政令市や中核市に委ねて、スリム化すべきとおっしゃっているとも受け取れます。その観点では十分議論をしておかないといけないと思っています。特に神戸県民局については、スリム化、効率化ということは考えておく必要があると思います。

 

記者:

 みんなの党の江田議員を含め14人が離党し、それに伴って野党再編の動きが出ています。一連の動きについて、国政の話ではありますが、知事はどのようにお考えですか。

 

知事:

 非常に難しいですが、大体、12月になるといつも各党の再編問題が出てきます。これははっきり言って政党助成金との関連があるからだと思います。しかし、今回の議論は、反自公でいくのか、中立的な是々非々でいくのかという路線の差と見受けられます。政党や政治家の皆さんにとっては、それぞれの立場で議論をされたらいいのではないかと思います。どちらがいい、悪いという事柄ではないと思います。

 ただ、選挙民との関係でどう考えるかという問題点はあると思います。特に比例代表選出の方は、選挙民が選んだ枠組みとは異なる枠組みを選択しようとされているわけですので、それとの関連は、それぞれの政治家の皆さんが主体的に一つの答えを出さねばならないと思います。ただ、法律でそのような行動をしても失職しないと法律で認められていますので、そういうことはあり得るということです。非難できませんが、選挙民への理解を得る努力が必要になると思います。

 

 

記者:

 チリ地震の義援金についてですが、同じ大震災に被災している県として、地震に遭った国をこういう形で支援できたことについて、どう受けとめられて、今後どのように復興して欲しいと考えていますか。

 

知事:

 これは兵庫県民の同じ被災を受けた地域に対する思い入れと、自分たちが支援を受けた感謝の裏返しの行動でしたので、そういう意味では、このような形で、一部かもしれませんが、チリの復興に寄与できたことを大変誇りに思っていますし、県民の皆さんに報告することによって、チリの方々の感謝の気持ちを代行して伝えさせていただいたと思っているところです。本当にありがとうございました。

 今、フィリピンでも大変大きな台風被害を受けられています。レイテ島では、東日本大震災の三陸地域が津波被害を受けことと同じような状況にあるわけですので、原因が台風と地震という差はありますが、兵庫県の皆さんに義援金の募集を呼びかけていますので、またご協力をいただければありがたいと思っています。

 

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