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更新日:2014年1月23日

知事定例記者会見(2014年1月20日(月曜日))

【発表項目】

1 政策会議議題
 (1) 総合事業等審査会における審査対象事業の指定
 (2) 第2期「ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画)」の策定
 (3) 新渋滞交差点解消プログラム(平成26~30年度) 
 (4) 踏切すっきり安心プラン(平成26~30年度)
 (5) 東日本大震災に係る支援
 (6) 外国人観光客向け テーマ別・観光カ゛イト゛フ゛ック 「神戸(KOBE)&兵庫(HYOGO)」の発刊
 (7) 森づくりフォーラム「いきものいっぱいの森をつくろう」の開催
 (8) 「丹波すぐれもの大賞」の決定

2 その他
 
(1) 臨時県議会の開催

 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(外部サイトへリンク)(約30分)
・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

知事:

 1番目は「総合事業等審査会における審査対象事業の指定」です。

 総合事業等審査会に3件をお諮りすることにしています。数字等は予算査定等を経た上で動く可能性がありますが、現時点で取りまとめた状況をベースに、審査会で項目審議をしていただきます。

 一つは、兵庫県立大学姫路工学キャンパスですが、整備してから40年以上を経過しようとしていますので、順次校舎の建て替えをしていく必要があります。10年ほどかけて、順番に新校舎の整備をしていきますので、お諮りしようとしているものです。2つ目は、小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備事業ですが、こども病院の附属施設でもありますが、粒子線医療センターの附属施設でもあります。粒子線医療は粒子線の専門家が行う治療ですので、メインは粒子線医療センターの附属施設として設置しますが、こども病院の南側に整備することにより、小児がんに対する対応を積極的にしていこうとするものです。3つ目は、神戸の西部地区における新設高等特別支援学校ですが、神戸市に押部谷の農業公園の一角の土地を貸与していただき整備しようとするものです。

 まず、県立大学姫路工学キャンパス整備事業ですが、本館と、1号館は電気系、2号館は機械・物質系、3号館は先端研究、4号館は実験・実習、そして新学生サークル会館を整備しようとするものです。既存の建物がその真ん中に入っていますので、山沿いの古くなっている施設を置き換えながら、整備をしていこうとするものです。主な機能として、教育研究機能、先端研究・産学連携機能、そして管理機能、地域交流、学生支援機能が中心になります。整備内容ですが、昭和40年代前半に建設した10施設を取り壊して、6施設を整備しようとするもので、施設の統廃合を行います。

 それから、小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備事業ですが、陽子線の方が扱いやすく、今後、小児がんに対する粒子線治療の保険対象になりうる可能性がありますので、陽子線の小児がん向けの粒子線治療施設を整備しようとするものです。ただ、子どもだけというと施設が遊休化する可能性もありますので、空いている場合には、大人も対応するということも考えています。そのような意味で、粒子線医療センターの附属施設でもあるという位置付けを考えています。

 3つ目は高等特別支援学校の整備です。農業公園の敷地の一角を無償貸与していただき、そこに整備をしようとするものですが、普通教室を18教室、特別教室、体育館、プールも設けまして、規模は144人、8人×6クラス×3学年ということで対応するものです。来年度中に実施設計まで仕上げ、2年かけて工事を行い、平成29年4月には開校したいと考えています。7頁の斜線部分のところに、今は多目的広場と駐車場がありますが、これを活用して新設の高等特別支援学校を整備することにしています。

 総合審査会は、1月28日に開催する予定です。

 

 2番目は「第2期『ひょうご教育創造プラン(兵庫県教育基本計画)』の策定」です。

 パブリックコメントも終え、教育委員会での審議もすでに終えていますので、定例県議会に基本計画条例に基づき提案をしようとするものです。すでに5年前に「ひょうご教育創造プラン」を策定していますので、これの改定という形になります。

 内容については、「兵庫が育む、こころ豊かで自立した人づくり」、自立という言葉を基本理念の中に入れて、主体的に行動できる子どもたちの育成ということを盛り込んでいます。基本方針として、自立して未来に挑戦する態度の育成、「生きる力」を育む教育の推進、子どもたちの学びを支える仕組みの確立、すべての県民が学ぶ生涯学習社会の形成という形でまとめています。

 

 3番目は「新渋滞交差点解消プログラム(平成26~30年度)」です。

 26年から30年の5カ年にかけて新渋滞交差点70カ所の対応をしていこうとするものです。すでに平成14年度に平成14年度から20年度のプログラムをつくり、渋滞交差点223カ所のうち112カ所、約半分を解消してきましたが、そのあと平成21年度に5カ年計画をつくり、渋滞交差点126カ所のうち、約半分の63カ所を解消してきました。今回は、70カ所の渋滞交差点の解消を目指しています。

 渋滞交差点の定義ですが、信号がある交差点で、交差点を通過するのに信号待ちを3回以上要する箇所、信号がない交差点で、交差点を通過するのに2分以上要する箇所、渋滞に関して改善要望が強い箇所ということになっています。

 渋滞交差点の70カ所を5年間で半減させたいということで対応を考えています。特に右折だまりを重点的に整備してきました。右折だまりが整備されることによって、交差点のスムーズな通過が期待できるところが多かったのではないかと思います。

 

 4番目は「踏切すっきり安心プラン(平成26~30年度)」です。

 平成19年に1 0カ年計画をつくり、開かずの踏切や歩道が狭くて危険な踏切等の問題踏切106カ所を対象に、これを半減することに取り組んでいまして、平成25年度末までに37カ所の対策を完了しています。今回、さらに見直し、80カ所を選定して、これの半減を目指そうとするものです。

 対策の手法としては、鉄道の高架化、道路の立体交差化、踏切歩道部の拡幅や新設というようなことが中心になります。

 

 5番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 被災者の招へい事業として、ボランタリープラザが名取市内の被災者を安全の日の集いに招待させていただきました。専門家の派遣ということで、まちづくり技術センターが、気仙沼市や石巻市に専門家を派遣します。それから、アート支援助成事業ですが、兵庫県洋画団体協議会や川西音楽家協会等が実施されます。看護協会は、まちの保健室の運営方法に係る意見交換を行います。また、県内に避難されている方々の相談や交流事業も実施します。

 

 6番目は「臨時県議会の開催」です。

 臨時県議会を2月7日に招集します。24日に国の補正予算が通常国会の冒頭に提出される予定とされていますし、補正予算の審議をまず急いで、その後、26年度予算の審議に入られると聞いていますので、できるだけ事業の準備ができるようにということもありまして、2月7日に臨時議会を開催して、この緊急経済対策に伴う県としての補正予算をお諮りしたいと考えています。

 内容は、社会基盤整備の推進、緊急防災・減災対策の実施、有床診療所のスプリンクラーの整備等の安心確保、ウメ輪紋病緊急防除対策等です。

 

 参考資料としてお手元に配布していますが、外国人観光客向けの観光ガイドブックを作成しました。2つのパターンがあり、パターンAは英語、韓国語、中国の繁体字、パターンBは、英語、タイ語、中国語の簡体字です。英語と韓国語とタイ語と中国語との繁体字と簡体字の5つの言語のガイドブックを作成しようとするものです。観光ガイドブックの主な掲載内容ですが、神戸一日街歩き、神戸食べ歩き、自然ツーリズム、健康ツーリズム、兵庫の名所8選、温泉、映画のロケ地、お土産等が掲載されています。また、フリーペーパーにも転載していただいて、兵庫をPRしていこうとするものです。

 次に、尼崎21世紀プロジェクトの一環として、尼崎信用金庫本店の大会議場をお借りして、子どもたちに人気のあるさかなクンを中心に、トークセッションを行います。小学校3年生以上の子どもたちを集めまして、「いきものいっぱいの森をつくろう」ということで呼びかけをしようとするものです。

 最後に、「丹波すぐれもの大賞」が決まりました。きらめき部分では、金型の温度を調節する装置、従来にない包装紙として注目を集めている「teshio paper」、独自開発の噴射原理を利用した超微細な霧を噴射する技術というこの3つが選ばれています。

 わくわく部門では、ドライパックの丹波黒、黒豆きなこを使ったバームクーヘンが選ばれたということです。新しい開発を評価することは非常に意義があると考えています。

 

 私からは以上です。

質疑応答

記者:

 来年度予算に向けての査定が本格的に始まると思います。臨時議会での補正予算案も含めて、来年度に向けて特に強調されたい施策をお聞かせください。

 

知事:

 兵庫はやはり安全ということから出発する必要があります。特に来年度は、阪神・淡路大震災から20年を迎えますので、その節目の20年で今までの我々の経験や教訓を県民と一緒に発信していきたいと思います。あわせて地震対策、津波対策、いざというときには逃げるソフト対策の3つに重点的に取り組むのが、まず第1だと思っています。

 2番目は、安心の分野になると思いますが、税と社会保障の一体改革で、子ども子育て環境の整備など、新しい国の事業が提案されています。それに積極的に取り組んでいこうと思います。

 3番目は、産業です。中小企業の金融規模をどれくらいにするかですが、後向き資金はある程度の目途をつけて、前向き資金をある程度確保したいと思います。新しい分野へ進出する際の異業種交流については、ものづくりだけではなくて、ソフト関連の方々にも入ったいただき、マーケットインの視点で進めていきたいと思います。本来持っている技術をもっと生かせるような方向で検討してもらいたいと思っています。

 教育の分野では、土曜日の活用が新しく打ち出されています。地域ぐるみでどう進めていくかということが大きな柱になっていくと思います。次に学力の向上です。一般的な底上げ対策を検討していく必要があります。

 公共事業は、国の補助事業をできるだけ計上したいと思っています。単独事業も緊急防災・減災事業債を活用します。こうすることで、例えば津波防災5箇年計画等の進捗度を上げるようにして、消費税増税後の景気対策にも寄与するような公共事業の適正な規模の計上と、4月から早めに事業化できるような積極的な対応を進めていきたいと思います。そのためにも、臨時県議会の開催をお願いしています。

 

記者:

 中国製ギョーザの中毒事件が、今日、中国で無期懲役との判決がありました。当時は、食の安全がクローズアップされ、兵庫県でも被害がありました。判決についてどう受け止められますか。

 

知事:

 浜松でもノロウイルスで大変大きな被害が生じています。食の安全が確保されて初めて健康な状況を保ち得るわけですので、食の安全対策については、きちんと万全の体制を組んでいく必要があると思っています。

 ただ、この餃子事件は、人為的な事件だっただけに、ちょっとした状況からでも直ちに2次被害を起こさないような対策を取れるような対応を速やかにすることが非常に重要だと考えています。端緒があれば、直ちに連絡をしていただくことを、6年前の餃子事件以来、県民に呼びかけてきました。

 浜松の給食事件が起きていますので、もう一度、県民に対する呼びかけや食品監視の再構築について、点検してみたいと思っています。

 

記者:

 深刻化するいじめに対して、県では先月からいじめ防止基本方針の検討委員会が設置されています。今後、県として力を入れていくべき施策について教えてください。

 

知事:

 いじめの問題は非常に難しいです。どこからがいじめで、どこまでが子供達同士の自由な行動なのか難しいのですが、少なくともアンケート調査を行っても、表には出てこないいじめもあります。それらに対して、どう対応していくかを議論していくわけですが、学校側が常日頃から、例えば、頻度はわかりませんが、子供たちや家庭に定期的に確認行為をすることも一つの対策だと思います。

 そのような意味で、検討委員会では幅広く議論していただこうと思います。また、いじめ防止対策推進法に基づいて、検討委員会を常設の審議会に格上げして、いじめ事件が起こったら、直ちに第三者機関として機能してもらう仕組みについても議論していただくことになっています。可視化をどのようにしていくかということも大きなポイントになると考えています。 

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