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更新日:2014年9月22日

知事定例記者会見(2014年9月22日(月曜日))

【発表項目】

1 平成26年8月豪雨災害復興に係る丹波地域災害復興室の体制強化
2 21世紀兵庫長期ビジョン推進状況報告書(平成25年度)
3 香港向け県産農林水産物・加工食品の輸出促進に係る秋の重点プロモーション
4 「ひょうごdeスポーツ推進月間」の展開
5 宮崎カーフェリーの就航に伴う「あいたい兵庫・宮崎キャラバン」の実施
6 県立考古博物館 大阪~神戸鉄道開通140年記念特別展「鉄道がきた! -舟運・海運・馬車道・鉄道-」
7 県立歴史博物館 特別展 「播磨と本願寺-親鸞・蓮如と念仏の世界-」

 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約30分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 

 1番目は「平成26年8月豪雨災害復興に係る丹波地域災害復興室の体制強化」です。

 丹波地域災害復興室を設置して横断的な対応をしていますが、新たに次長を置いて総合的・本格的な復興室体制を推進することにしました。そして、土木と農林にそれぞれの専門部署を束ねる復興事業課を設置しました。このような体制は、佐用の復旧・復興の時も同様の体制で、現在の用地課、道路1課、河川課、公園砂防課を復興用地課、復興道路課、復興河川課、復興公園砂防課と2枚看板で対応させていただきます。農林の方も同じで復興森林林業課、復興治山課、復興農村計画課、復興整備課、それからまちづくりも復興まちづくり建築課という形で組織としては地域災害復興室長の下にそれぞれの復興課が所属することにします。それぞれの総合的な事業推進にあたる復興事業課を設置しました。復旧・復興事業のピッチを上げて行きたいと考えています。

 

 2番目は「21世紀兵庫長期ビジョン推進状況報告書(平成25年度)」です。

 本日、兵庫長期ビジョンの推進状況について議会にも提出しています。全県ビジョンの推進状況を整理しました。推進状況の評価は「兵庫のゆたかさ指標」でいうと120満点で73.4点となり昨年度から3.7ポイント上昇しました。それから、客観指標ではいずれも概ね1%から10%想定到達割合を上回っており、ビジョン実現に向けた取組が推進されてきています。全体としては4.2%想定到達割合よりも実績が上回った状況になっています。

  細かくは、26ページの資料にまとめていますので後ほどご覧ください。

 

 3番目は「香港向け県産農林水産物・加工食品の輸出促進に係る秋の重点プロモーション」です。

 去年も香港の高級料理店で「ひょうご食材フェア」を実施しましたが、今年は日本料理店「銀座いわ」において、神戸ビーフと兵庫県食材のフェアを行うことにしています。和食が文化遺産にも指定されたこともあり、日本料理店において行うことに意義があると考えています。「美食倶楽部吉田」において開催しますが、江戸前寿司と炭火肉料理コーナーを併設する香港最高級の日本料理店と言われています。

 2番目は、試飲試食の商談会を開催します。去年も行っていますが、10月17日に香港日本人倶楽部で開催します。1部~3部で開催し、香港のニュース業者やメディア関係者、日本料理会の会員等に来ていただきます。

 3番目は、香港現地料理学校での兵庫県産イチジクやかきの食べ方提案やセミナーです。香港の料理学校で、兵庫県産のイチジクとかきについて料理の仕方や特色、おいしさを披露します。

 

 4番目は「『ひょうごdeスポーツ推進月間』の展開」です。

 10月と11月の2カ月間はスポーツ推進月間ですので、キャンペーンやフォーラム等を実施します。「ふれあいの祭典コウノトリ翔る但馬まるごと感動市」でも出展します。また、この期間中、関西マスターズスポーツフェスティバル、「スポーツクラブ21ひょうご」全県スポーツ大会、第4回の神戸マラソン、生涯スポーツ県民ふれあい大会、六甲縦走等も行います。

 関西マスターズスポーツフェスティバルでは、13種目について大会を開いています。関西マスターズスポーツフェスティバル2014開催状況は、別紙に添付していますのでご参照ください。

 

 5番目は「宮崎カーフェリーの就航に伴う『あいたい兵庫・宮崎キャラバン』の実施」です。

 宮崎カーフェリーの就航が開始することから、宮崎に兵庫県とひょうごツーリズム協会が主催して街頭キャラバンを行い兵庫の魅力を発信します。

 

 6番目は「県立考古博物館 大阪~神戸鉄道開通140年記念特別展『鉄道がきた! -舟運・海運・馬車道・鉄道-』」です。

 考古博物館で大変貴重な記念特別展を行います。当時の舟運、海運、馬車道・鉄道等の展覧会を開催します。大変ユニークな企画になっていますので、取り上げていただけると幸いです。

 

 7番目は「県立歴史博物館 特別展 『播磨と本願寺-親鸞・蓮如と念仏の世界-』」です。

 播磨は、浄土真宗が広く信仰されている地域です。本願寺派が多いのですが、大谷派も本願寺派の3分の1ぐらいはある非常に真宗の強い地域ですので、ユニークな展示になると思っております。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 日本維新の会と結いの党が合流して、新党として維新の党が旗揚げしました。自治体からの感想をお聞かせください。また、来年の統一地方選や今後の関西広域連合の運営等についても影響が出てくることが考えられますが、どのように思われますか。

 

知事:

 純粋に国政政党として、従来の維新の会と結いの党が合併されて新しい維新の会が誕生しました。直接に地方の行財政運営に大きく影響を与えるという意味での合体ではないと思います。健全な野党としての活動を展開し、特に野党勢力の結集を図ることが一つのねらいだと言われていますので、そういう動きとして評価させていただいたらいいと思っています。

 大阪維新の会という地方政党そのものは別個存在しますので、それとの関係をどういう形で進めていかれるのか、注視をしておく必要があると思っています。いずれにしても、統一地方選挙には、維新の党としてそれぞれ立候補される可能性は非常に高いと思われます。そこは最初の選挙の洗礼ということになるでしょうから、最近は安倍政権自身も地方創生ということを言われていますので、そのような意味で人口減少対策や少子高齢対策にどういう新機軸を打ち立てて戦われることになるのか、これは注目したいと思っています。

 

記者:

 香港に向けて県産農林水産物等のPRをされるということですが、世界に対して、ひょうごブランドのPRをどんな意図で進めようとされているか、また、ねらいやこれからどんなことをしようとしているか教えて下さい。

 

知事:

 兵庫県の食材ですが、神戸ビーフは世界的なブランドになっていますが、それ以外の食材はまだまだブランド化されているという状況ではありません。香港でこういう形で展開すると、中国本土に対しても東南アジアに対しても影響力がかなりありますので、そのような香港でブランドを定着させることによって、中国本土や東南アジアに対しても、銘柄として売り込める素地ができることを期待して、香港で兵庫フェアを開催しています、また、ブローカーに集まっていただいて商談会を推進しています。結局、これからの農産物についても、世界戦略を持たないと押されていくばかりになりかねませんので、我々としては、世界に打って出られるものをできるだけ多く用意して、理解を求めていくことが非常に重要だと考えています。

 特に和食が世界文化遺産に指定されたことが示しているように、世界的に見ても和食ブームです。そうすると、その和食の原材料はどこのものかということが問われてきますし、また、お酒も最近非常に需要が高まってきていますから、それらの動きにマッチさせていきたい、こういうねらいでいます。

 

記者:

 阪神・淡路大震災以降、ボランティアで被災者の見守り活動を行ってこられた黒田裕子さんがご病気ということで、知事もお見舞いに行かれたと聞いています。その際に黒田さんから、直接、知事にお願いをされたということですが、どういうことを言われたか教えて下さい。

 

知事:

 黒田さんは、阪神・淡路大震災の仮設住宅に入っておられる方々の生活の安定のために、ボランティア活動を始められて、それ以降ずっと、東日本大震災の仮設生活の充実にまでボランティア活動を続けられてこられたまさに第一人者です。その黒田さんが、少し体調がおかしいが疲れが出ているだけでいずれ直ると思われたらしいですが、8月末に診断を受けたら、もうかなり厳しい状況にまで至っていたということでした。結果として、外科的な治療は難しいという状況でもあるので、自分のふるさとの島根大学附属病院の緩和ケア病棟に転院されました。

 黒田さんは20年間ずっとそういう活動を続けられ、阪神・淡路大震災から被災者によりそって、見守り、励ましをしていただいてきたことと、東日本の人たちに対しても継続してそのような活動を展開されたということに対して感謝状を差し上げました。その後、黒田さん自身から、阪神・淡路大震災の時もできなかった、東日本も十分にできなかった問題として、福祉避難所を十分に用意されていないという実情、例えば、糖尿病の人やがん患者、認知症の人等、いろんな要援護者のタイプがあるので、1つは福祉避難所を、災害を受ける前からきちんと整備してくださいということと、もう1つは、そういう要援護者のタイプに応じたケアができるような体制を前もって作って下さい、ということを言われました。

 私からは、ちょうど今、阪神・淡路大震災でできなかったが、東日本でできていること、東日本でもできていないことを整理して提言しようとしていますので、その提言の中に、今の2つの視点は、黒田さんの思いとしてきちんと入れるようにしますよとお答えしました。ほっとされたような顔をされていました。

 

記者:

 危険ドラッグに関する条例の制定について、どのような点に注目されていますか。

 

知事:

 結局、危険ドラッグの成分指定を続けている限り後追いになってしまいます。我々としては、危険ドラッグを販売している店に着目して、店の売り方について、例えば、必ず製造者の氏名と住所を書かなければ売ってはいけないとか、当初の用途通りにきちっと使うことを説明して買う人から誓約書を取って売らなければいけないという店規制を始めたことが第1の特色です。

 店だけの規制では、県外で買ったり、インターネットで買ったりすることがありますので、みんなに危険ドラッグを危険な形で使用してはいけない義務を一律に課しました。何人も危険ドラッグを人体に使用してはいけないという義務を課して、その義務を履行している証として、県外の店での購入やインターネットで買った場合には、その用途通りに使う誓約書を出してもらい、一種の禁止規制をかけました。それはなかなか担保できないので、それを担保するために通報制度を設けました。ご家族が大変心配されているはずなので、家族や知人、その他関係者からの通報制度を設けて、通報があれば直ちに立入検査に行ける体制にしています。この二つが大きな特色ではないかと思っています。

 

記者:

 今後どのような効果を期待されていますか。

 

知事:

 お店がやっていけなくなるでしょうね。そうするとインターネットと県外で購入することになるので、対応策を用意しています。どこまで徹底できるかは、通報にご協力いただけるかにかかっているとは思いますが、今のような野放しからは相当前進すると期待しています。そういう期待がなかったら、わざわざ条例化して、ご審議をいただくことにはなりません。大いに期待したいと思います。

 

記者:

 政務活動費の改正について条例案が可決されましたが、どう評価されますか。

 

知事:

 精算払い方式は、大変、画期的な方法になると思います。政務活動費としての適切な使途でない限り交付しません。今までは、県議会議員個人が判断していたものが、会派に交付することとあわせて、第1次的には県議会議員の判断、第2次的には会派が精算払いという形での判断、第3次的には透明度を高めるために報告書や会計帳簿、領収書を必ず添付するようにしています。インターネットで公表して透明度、公開度も高め、県民の意見を仰ぐ3段階のチェックをする仕組みが用意されたことは大きな意味があると思います。

 

記者:

 会派のチェックと議会事務局の二段階のチェックにしていますが、身内なので、果たして本当に機能するのかという意見もありますが。

 

知事:

 第三者委員会にかかりますので、スクリーンを通ることになるのではないでしょうか。議長の調査権限を担保するために、第三者委員会がいろんな形でアドバイスをされる仕組みになっています。また、事務局が審査するのは議長の代わりに審査することですので、相当に透明度、公開度、真実性が担保され、適切な使途での使用という意味で、効果が上がる仕掛けに直されたと思っています。

 やはり精算方式というのは非常に画期的な対応で、よく踏み込またと評価したいと思っています。

 

記者:

 チェック体制はある程度評価されているという認識ですか。

 

知事:

 チェック体制というよりは、まず精算方式という交付の方式がおのずとチェックの仕組みに組み込まれています。不適切な用途に、なかなか使用できない仕組みが導入されたと思います。

 例えば今問題にされているようないろんな事例で請求しても、交付を受けられないということでしょうから、起こりえません。

 

記者:

 ただそこをチェックするのが議会事務局というのであれば。

 

知事:

 現在の調査はすることができるという規定だけでは、議長はどういう視点でどういう形で調査をするのか何も書かれていません。制度化されていませんでした。今回は議長の調査権限を強めて、しかも、第3者委員会までつくって、第三者の意見を確認した上で、是正命令までできます。そういう意味では、全体として不適正支出ができない仕掛けを工夫されたと思います。

 そういう意味では、ここまで仕掛けとして徹底することが適切なのかどうかと、政務活動費のような議員活動を議員が自ら判断して、それに活用されるための活動助成だとすると、県民の代表者にそこまで細かい規制をかけていることの是非というのは、本来、議論になってよかったと思ってはいますが、出来事が出来事ですから、そこまで徹底することになったのではないかと思います。

 それで思い切って、そこまで徹底されたことを評価すべきではないかと思います。

 

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