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更新日:2014年10月20日

知事定例記者会見(2014年10月20日(月曜日))

【発表項目】

 1 政策会議項目
 (1) 景観形成等基本方針の改定
(2)「阪神淡路20年-1.17は忘れない-」の展開
(3)東日本大震災に係る支援    
(4)(株)香寺ハーブ・ガーデンと姫路市夢前町山之内地区連合自治会による連携活動の開始 
(5)「淡路花博2015花みどりフェア」における宝塚歌劇及びコシノヒロコ氏の企画の決定
(6)ミュージアムロード関連イベントの開催 
(7)「蓼(たで)川堰(かわぜき)」の竣工 
(8)ふれあいの祭典 コウノトリ翔る但馬まるごと感動市の開催
(9)「淡路島産食材こだわり宣言店」の開始 
(10)オリジナルフレーム切手「淡路島百景」(第二編)の販売開始

 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約35分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 どうも雨が降ると大丈夫かなと心配になりますが、大したことがなければいいなと願っています。というのも10年前の今日、台風23号が襲来して、兵庫県内を含めて大変大きな被害に遭いました。円山川、洲本川の氾濫がありました。兵庫県の場合は、その後の河川対策が進んできましたし、山の管理についても県民緑税を県民の理解を得て創設して、災害に強い森づくりも進めてきました。また、森林の間伐促進も展開しています。災害の安全度はかなり上がっているはずですが、まだまだ土砂災害警戒区域に砂防ダム等の整備がかなりの数量必要です。これらに対する対応や阪神・淡路大震災から20年を迎える今だからこそ、南海トラフ地震対策や津波対策に努力していく必要があると、10年を迎えた今日、考えています。

 

 1番目は「景観形成等基本方針の改定」です。

 既に景観づくりについては、平成25年度に景観条例を改正していますが、ふるさと兵庫の景観づくりを持続的、効果的に展開するため、景観形成等基本方針を改定しました。改定のポイントは、従来の基本方針の内容が条例に基づく各種制度の説明になっていましたので、今回、全面的に見直して、県としての景観のすばらしさや景観づくりの基本方針を明らかにしようとするものです。

 枠の中に書いているように、景観の具体的な魅力を記述し、写真を用いて具体的に概説しています。また、景観づくりの方針の共有ということで、全県・地域別の景観づくりの基本方向を明示しています。取組方策の提示ということでは、具体的な取組方策を例示しました。名前も「ふるさと兵庫景観づくり基本方針」と改めました。今後は、この基本方針について、景観形成等推進員等の力もお借りして、啓発活動、学校や地域への出前講座、団体等フォーラムで周知徹底を図らせていただきます。

 基本方針の第2章では、ふるさと兵庫の景観ということで、豊かな自然景観、自然・緑あふれる農山漁村景観、表情豊かな市街地景観・受け継がれる歴史的景観、地域固有の文化的景観という四つのジャンルで再整理をして、兵庫の景観の宝を示そうとしています。

 景観づくりの方針としては、地域特性別に、多自然地域、地方都市、郊外住宅地、都市中心部というのは、まちづくり基本方針の地域割ですが、それに歴史的なまちと幹線道路沿道というのを加えて、この六つの区分でそれぞれの景観の課題を整理して、景観づくりの基本的な考え方を打ち出しています。多自然地域は自然あふれる生活空間を守る、地方都市は地域の核としての賑わいを演出する、郊外住宅地はゆとりある緑豊かな住環境を管理する、都市中心部は都市のブランド力を高める、歴史的なまちでは地域の歴史・文化を守り、活かす、幹線道路沿道は、もてなしの沿道空間をつくると整理をしています。沿道空間の中では街路樹の整備等についても意を用いてまいります。

 取り組み方策としては、担い手として行政と県民・事業者という形で分けて、それぞれの役割を期待しています。取り組みにあたって期待される姿勢として、自ら「行動する」、「もてなす」心をもつ、人や地域と「つながる」、楽しんで「続ける」、このように基本姿勢を整理しました。県民・事業者の取組方策として八つ、県・市町の取り組み方策としても八つあります。普通ですと演繹的に考えますが、今回は県民・事業者の取り組みについては帰納的に考えていこうとしていますので、身の周りから始めて広がりを持たせていくようにしました。

 県の景観づくりについても、施策制度を体系化して六つに分けており、基本方針の中に全部を盛り込むわけにはいきませんので、別冊を用意して、事業体系や事業内容は別冊で参考資料として見ていただくように取りまとめました。景観形成のバイブルができたということになりますので、ご活用いただきたいと思います。

 

 2番目は「「阪神淡路20年-1.17は忘れない-」の展開」です。

 資料1ですが、「1.17防災未来賞『ぼうさい甲子園』10周年記念フォーラム」の開催です。「ぼうさい甲子園」創設から10年を迎えますので、11月3日に、神戸学院大学の協力も得て、記念フォーラムを開催します。内容ですが、「ぼうさい甲子園から未来を考える」ということで、歴代受賞校4校に防災教育の取り組みを発表していただき、そして、平野啓子さんに「稲むらの火」を朗読していただきます。また、「防災教育のこれまでとこれから」ということで、パネルディスカッションを行い、そして、室崎先生からメッセージを発していただこうとしています。最後に子どもたちが“ぼうさい未来”宣言をします。また、フォーラムへは、ぼうさい甲子園歴代受賞校を招待します。

 資料2は、「『伝える・繋げる/in兵庫』阪神・淡路大震災と東日本大震災の復興まちづくりフォーラム」の開催です。これはまちづくりの観点からフォーラムを開催するものです。11月23日に県民会館のパルテホールで行います。神戸復興塾塾長の小森先生に「復興まちづくり支援の役割」と題して、基調講演を行っていただきます。その後、東日本復興まちづくりの報告を5カ所のまちづくり協議会等の皆さんからしていただき、それを受けた形で、現に東日本でまちづくり活動のお手伝いをされている野崎さんにコーディネーターになっていただき、パネルディスカッションを行っていただくことにしています。これもまた、ユニークなフォーラムになると期待しています。

 資料3は、県立美術館「阪神・淡路大地震から20年」展の開催です。阪神・淡路大震災から20年という節目ですので、11月22日から3月8日まで、震災をテーマにした展覧会を開催することにしています。第1部は、火山、台風、地震等をテーマとした絵を展示します。第2部のパート1は「今、振りかえる-1.17から」という形で、所蔵品やドキュメントでたどることにしています。それから、パート2は「文化財レスキュー」、パート3では、美術館が修復しました北村四海のブロンズ大作「橘媛」を披露します。第3部は、震災10年目の被災地を取材したシリーズを制作、発表した米田知子さんの写真展を行うことにしています。

 資料4は、ひょうご安全の日推進県民大会です。11月17日に実施します。1月17日の運びなどについて決めてもらおうと考えています。

 資料5です。毎月17日に減災活動の日としていろんな形で取り組んでいただいていますが、その減災活動の日の取り組みの実例を紹介しています。「阪神淡路20年」特集の放映、生協大会での防災講演会、ラジオ関西まつりでの啓発、住宅再建共済制度推進大会、神戸大学附属図書館の資料展、その他の活動が裏面に書いています。

 資料6は防災ワークショップで、防災士会と地域とが連携しているワークショップ・防災訓練です。それぞれの地域での活動状況を整理しました。

 資料7は、登録事業の状況ですが、11月は96件で、大変多くの活動が展開されることになっています。5頁ですが、登録事業の月別件数を整理していますが、11月が96件、12月はちょっと減りますが、1月は192件というように県民挙げての事業展開となっています。

 

 3番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 「新」とつけているのが追加になった事業です。兵庫県婦人手工芸協会、アンサンブル神戸、音楽療法士会の事業が追加になっています。

 

 4番目は「(株)香寺ハーブ・ガーデンと姫路市夢前町山之内地区連合自治会による連携活動の開始」です。

 3ヘクタールばかりの耕作放棄地を活用してハーブの栽培をします。それと関連して、ハーブ収穫ボランティアの募集、収穫作業の現地指導、地域の伝統の維持に香寺ハーブ・ガーデンも協力をするということです。

 

 5番目は「『淡路花博2015花みどりフェア』における宝塚歌劇及びコシノヒロコ氏の企画の決定」です。

 来年の3月21日から5月31日までの72日間、「淡路花博2015花みどりフェア」を開催しますが、2つの大きな芸術イベントを展開します。1つは、淡路夢舞台国際会議場において、宝塚歌劇展を開催します。また、国営明石海峡公園内においては、宝塚歌劇の舞台装置デザイナー等の協力により、タカラヅカの5つの組や世界観等をモチーフにした造形花壇の制作を企画しています。それからもう1つは、コシノヒロコさんのご協力で、コシノヒロコさんの多彩な作品を国際会議場において紹介するものです。

 

 6番目は「ミュージアムロード関連イベントの開催」です。

 11月3日には、アート・ワークショップ「アートがまちにやって来る!」を開催します。オブジェ「ピースクラッカー」を子供たちに見てもらい、子供たちを触発して、その後、美術館の1階のアトリエで、子供たちに未来の都市を作り上げてもらうという試みをすることにしています。また、11月15日には、ジャズイベントを実施します。

 

 7番目は「「蓼(たで)川堰(かわぜき)」の竣工」です。

 珍しい井堰で、全面を階段状に施工し、魚道も備えた井堰になっています。構造的には、3メーターぐらいの水を貯める堰をつくって、取水ができるようにするということですが、大きな魚道と小さな魚道をつくって、上下流に産卵できるような構造にしたということです。すでに、サケの遡上が見られるようになったという効果があがっています。

 

 8番目は「ふれあいの祭典コウノトリ翔る但馬まるごと感動市の開催」です。

 今年の特色は、開催規模が出展228団体で前年のまるごと感動市の倍以上の規模になっています。また、但馬牛の丸焼きは従来から実施していますが、明石の玉子焼きや佐用のホルモン焼きうどん等の各地域のご当地グルメが一堂に大集合します。その他にも2日間にわたって感動ステージや出会いステージ等、大変楽しめる機会になりますのでどうぞお出かけください。

 

 9番目は「『淡路島産食材こだわり宣言店』の開始」です。

 7月7日から8月31日まで募集した結果、島内の57店舗から応募がありました。内容確認の結果、全店舗で要件を満たすため登録しました。10月29日に宣言店等授与式を行い、11月1日から宣言店を開始します。使用割合別宣言店数は、3つ星マークが34店舗、2つ星マークが23店舗です。

 

 10番目は「オリジナルフレーム切手『淡路島百景(第二編)の販売開始」です。

 第1編は8月6日から1000シートを販売しましたが、すぐに売れてしまいました。第2編も10月24日から販売を開始します。第3編についても検討しています。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 エボラ出血熱の感染がアメリカでも確認されました。県内に入って来た場合の対策についてどのようにお考えですか。

 

知事:

 まず、日本に入ってこないような基本的な対応をする必要があります。検疫できちんと防御することが第一だと思います。そこを抜けてきた場合には、感染症対策を徹底的にやるということですから、隔離病棟をもっている病院に収容して経過観察を含めた治療を行います。隔離病棟には閉鎖病室がありますので、そこで二次感染を起こさない完全な治療をしていくことが基本だと思います。繰り返すようですが、水際作戦で中に入れないことが一番重要だと思います。

 

記者:

 カジノ誘致について大阪の橋下市長は、パチンコはどうするのかと反論されました。それに対してどうお考えですか。

 

知事:

 パチンコは兵庫県だけではなくて、全国津々浦々で行われています。それと一緒にはできません。これから認めるか認めないかということですので、カジノとパチンコは一緒にはできないということに尽きるのではないでしょうか。

 

記者:

 小渕経済産業大臣と松島法務大臣が辞任されました。安倍政権では女性の登用が目玉人事の一つでしたが、今回の動きについてどのようにお考えでしょうか。また、今後の国の政策への影響についてもお聞かせください。

 

知事:

 非常に残念ですね、まさしく2人とも、特に小渕大臣は政治家としても未来のホープと言われていましたので、こういう形で辞任されざるを得なくなったのは非常に残念です。ただ、お2人とも実力のある方々ですので、それなりにけじめをきちんとつけられた上で、さらに政治家として大成されることを期待したいと思います。女性閣僚を5人入れて、女性の輝く時代の象徴にしようとされましたが、いささか残念な滑り出しなってしまいました。女性の社会参加については、これで後退するようなことではありませんので、このような事件にめげず、政府としては女性の社会参加の促進に今後とも、ご尽力をいただくのが基本だと考えています。

 

記者:

 自転車の保険への加入を義務付ける条例化を検討していると報道されました。県としてのねらいや意義、条例案の提出時期についてお聞かせください。

 

知事:

 自転車の安全運行をどうやって確保していくかについて委員会を設置して、そこで検討してもらっています。例えば、自転車のマナーをどう守るかということも含めて検討してもらっています。自転車事故が起きたときに相手方に大きな被害を与えて、裁判で1億円近い損害賠償を支払う判例も出てきていますので、それに対する備えが大きなテーマの一つになっています。自動車には強制保険の制度がありますが、自転車の場合にどのような対応が考えられるのか特別の部会をつくって検討してもらっています。自転車保険にはいろんな形態があって、自動車保険の付加保険として自転車保険に入ることもあるし、自転車の車体についている保険もあるし、学校保険のような保険もあります。販売店の協力を得て、保険に入っているかどうか確認をしてもらって、入っていなければ保険に入っていただくことを検討したらどうかと考えています。また、1,500円とか2,000円くらいの低廉な保険料で入っていただけるような保険をつくれないかということも検討している状況です。

 最初は、自転車を販売したときには、必ずその自転車に一種の強制保険的な保険を付加することができないかという観点で検討してきました。今申しましたようにいろんな保険が自転車に既に導入されていますので、さらに負担をかけるのはいかがかということもあり、加入してない人の場合に、何億という補償は難しいか知りませんが、低廉な保険料で保護されるような保険を検討していただいているという状況です。その際には罰則はありませんが条例上の義務付けをさせていただいて、加入の促進を図り、販売店にはその協力をいただくようなお願いをしていくことが基本になると思っています。

 条例化については、2月議会が望ましいですが、まだその保険の加入義務化の骨格等も議論していただいているところですので、提案できるようにまとめられるかどうか、それができないと6月議会ということになりますが、6月議会は組織議会ですので、立ち入った議論がしにくいということになると、来年9月議会には遅くともまとめたいと思います。できれば2月議会に間に合うようにしたいと考えています。

 

記者:

 自転車保険について、知事ご自身としては、既に保険に入っている人以外の人に県がつくる独自の保険制度に入ってもらうということでよろしいでしょうか。

 

知事:

 そういう方向で検討してもらっています。

 

記者:

 義務付けについては、罰則を付けるのは最終的には無理だろうというご意見だったと思いますが、これは努力義務ということでしょうか。

 

知事:

 罰則がなくても義務であることは間違いありません。加入義務はあります。しかし、罰則はありませんので運用上は強制ができません。

 

記者:

 努力義務になっているけど、義務化と銘打つということでしょうか。

 

知事:

 そうです。

 

記者:

 義務を誰にかけるのでしょうか。

 

知事:

 自転車乗る人、購入しようとする人、販売店に協力をお願いするということと、既に自転車を持っている人には、努力義務で保険に入るようお願いします。

 

記者:

 基本的にはこれから買う人について、徐々に加入者を増やしていこうというねらいでしょうか。

 

知事:

 これから買う人には、必ず保険に加入するということにしていきたい、漏れがないようにしていきたいと思います。販売店の協力も得るようにしたいと思っていますが、ただ自転車は非常に購入の回転が早く、放置自転車も出てきますから、既存の未加入者に入っていただくような努力も積み重ねていく必要があると思っています。

 

記者:

 自転車によく乗る地域とあまりお持ちでない地域の人とで差がでるような議論についてはいかがでしょうか。

 

知事:

 よく乗るところの方が事故の確率が高いだけのことで、事故による被災の程度に差があるわけでありません。地域別の差を設けるのはこれからの議論ではあると思いますが、あまり大きな差はないのではないかと思います。

 

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