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更新日:2015年3月9日

知事定例記者会見(2015年3月9日(月曜日))

【発表項目】

 1 知事コメント「東日本大震災から4年を迎えて」
 2 ひょうご障害者福祉計画(現・ひょうご障害者福祉プラン等)の改定
 3 「小児筋電義手バンク」からの訓練用筋電義手の貸与者の決定及び貸与式の実施
 4 平成27年度県立文化施設の主なラインアップ
 5 夢但馬 2014 閉幕イベント 第1回「夢但馬ファンファンフェスタ」の開催
 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約30分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 1番目は「知事コメント『東日本大震災から4年を迎えて』」です。

 東日本大震災から明後日で4年を迎えます。私なりのコメントをまとめました。
 改めて犠牲者のご冥福をお祈りしますとともに、被災した皆様に激励をさせていただきます。昨年の宮城県の訪問で現地の復旧状況を確認しましたが、進んでいる部分と、まだほとんど被災直後と変わらない地域が見受けられます。これからが正念場ということではないかと思います。あわせて、我々は、阪神・淡路大震災から20年を迎えました。これからも我々の経験や教訓を生かす必要があります。そのような意味で、県や市町の職員をはじめ専門家の皆さんやボランティアの皆さんの派遣を継続し、本格化していく生活再建やまちづくりを支援し続けていきます。仙台で開かれる国連防災世界会議では、復旧復興にあたっての目標設定の重要性と自治体間の国際協力を強く発信していきたいと考えています。また、政府主催の「東日本大震災四周年追悼式」が開催されますが、本県としても黙祷と弔旗掲揚を行うことにしたいと考えていますので、県民の皆様には午後2時46分に合わせて黙祷をささげていただきますよう、また、関係機関では弔旗を掲揚していただきますようご協力をお願いします。以上、私からのコメントとさせていただきます。
 次に資料1ですが、4年を迎えての兵庫県の対応として、黙祷、半旗の掲揚、市町・団体等への要請についてまとめています。
 資料2-1は、県内実施の東日本大震災関連事業です。ひょうご安全の日推進助成、阪神淡路20年事業としての対応、県内避難者への支援事業を実施します。
 資料2-2では、被災地で実施する事業の一覧を掲げています。復興サポート事業や、県立大学、親和女子大学、いなみ野学園のボランティアの派遣等があります。それから、まちづくりの専門家の派遣、第3回国連防災世界会議パブリックフォーラム、あわせて、大学や高校等を中心に励ましボランティア、芸術の面では、がんばろう東日本!アート支援事業、そして、園芸療法プログラムの研修会等も行います。
 資料3ですが、平成27年度の東日本に対する支援です。職員の派遣ですが、従来のように継続させていただきます。特に任期付職員を多く派遣することになります。復興サポート事業や専門家派遣の事業は継続します。また、まちの保健室や園芸療法、音楽療法、こころのケア等の事業も継続して実施します。ボランティアの活動も支援します。高等学校等による支援も行います。県内避難者に対する生活復興対策は、従来と同様です。あわせて、今年で3回目になりますが、新任職員の被災地への派遣も続けさせていただきます。
 次に資料4ですが、石巻市へチーム派遣をします。従来の派遣は、人手を出して向こうの体制に組み込まれて支援をしていく、いわば派遣先の職員としての仕事をしていくことでしたが、このチーム派遣は、目的を持ってチームひとかたまりとして派遣し、その目的の実現をこのチームで図っていくという形態です。復旧が少し遅れているところがありますので、もちろん現地の職員とも協力するわけですが、課題解決チームを送って解決を図ろうとするものです。この3人のチームを送り込み、計画チームとして機能させようというものです。もう一つは、漁港集落整備に派遣しようとするものです。このチームは4名のチームですが、被害を受けた漁業集落の避難路整備等の防災機能の強化、地盤のかさ上げ、砂浜の再生、公共施設の集約整備等の沿岸部における業務を地区ごとに支援します。どう受け入れるかについては石巻市で調整をしています。こういうチームで派遣をするというのも、派遣された職員が協働して対応できるということで、効率的な対応ができるのではないかと期待しています。すでに平成26年度は、南三陸町に3名のチームを派遣して成果を上げていますので、今回、さらに2つのチームを追加しようとするものです。
 以上が東日本大震災4年を迎えるにあたっての兵庫県の対応をご紹介させていただきました。

 

 2番目は「ひょうご障害者福祉計画(現・ひょうご障害者福祉プラン等)の改定」です。

 ひょうご障害者福祉計画と名前を改めます。21世紀兵庫長期ビジョン、少子高齢社会福祉ビジョン、ひょうごユニバーサル社会づくり総合指針の下位計画として、また、障害者基本法に基づく障害者基本計画、障害者総合支援法に基づく障害福祉計画に当たるものです。2040年に障害が1つの個性として浸透する社会を築くことを長期的な目標として自己決定と共生をキーワードに置きます。障害のある人が必要に応じて支援を受けつつ、自分の生き方を自分で決め、その生き方が尊重される社会を実現しようとするのが「自己決定」、「共生」は障害のある人が地域の一員として生涯安心して当たり前に暮らし、誰もが共に支え合う社会の実現です。この二つの基本理念の実現を目指して計画をつくります。生活基盤づくり、教育・社会参加、しごと支援、くらし支援、安全安心といった取組分野を設定します。資料1にこの計画の位置付けを記載しています。21世紀兵庫長期ビジョンをもとにつくった少子高齢社会福祉ビジョン、ひょうごユニバーサル社会づくり総合指針の下位計画です。実施計画に近いものになり兵庫県地域福祉支援計画や兵庫県老人福祉計画・介護保険事業支援計画と同じ並びの計画になります。そのような意味で、ひょうご障害者福祉プランを改定して定めようとしています。今はひょうご障害者福祉プランと兵庫県障害福祉計画と二つありますがこれを一本化します。3年後に障害福祉計画部分については見込量の更新を行います。資料2をご覧ください。障害者福祉が直面する9つの課題を整理しています。意思決定と意思決定支援の促進、相談支援・権利擁護の推進、多様化・重度化する障害への対応、障害のある子どもへの支援、高齢化への備え、障害のある女性への支援、就労支援の強化、すまいの選択、ユニバーサルデザインの推進です。これらに対して施策分野を五つの分野に分けて、それぞれめざすべき理想像とそれをやるための主な取組施策例を整理しています。説明は省略します。資料3には政策目標を定めています。例えば、在宅で生活している人の割合が、身体では平成25年度実績で94.8%ですが、平成32年度には96%に、知的では93.5%を95%に、精神では91.1%を93%にしたいと考えています。このように具体の数値目標を定めています。成果指標としては、一つ目は福祉施設入所者の地域生活への移行です。特にグループホーム等の推進を図ろうとしています。施設入所者数は平成25年度末時点の実績が5,463人でしたが、平成29年度末には5,192人とする目標を達成したいと思います。二つ目は入院中の精神障害者の地域生活への移行です。長期在院者数を約1割減らします。三つ目は福祉施設から一般就労への移行等です。一般就労への移行者数を、ほぼ倍増させようとしています。移行率3割以上の就労移行支援事業所の割合を半分以上にする目標を掲げました。それぞれの障害福祉サービス等の見込も整理していますのでご参照ください。

 

 3番目は「『小児筋電義手バンク』からの訓練用筋電義手の貸与者の決定及び貸与式の実施」です。

 最初に5歳の女の子と1歳の女の子に貸与することが決まりました。竹田さんは匿名でなくてもいいということですので、県立リハビリテーション中央病院の陳先生にも立ち会ってもらい、3月12日に貸与式を行います。

 

 4番目は「平成27年度県立文化施設の主なラインアップ」です。

 平成27年度は県立芸術文化センターと兵庫陶芸美術館が開館10周年です。平成27年度のラインアップをご紹介します。芸文センターでは、7月14日から10公演を行う「椿姫」や新シーズンの定期演奏会を9月11日からスタートします。年末には開館のときに演奏した「第9」を演奏します。兵庫県立ピッコロ劇団は昨年創立20周年を迎え、この4月から21年目に入ります。さらに充実した演目を進めていくことにしています。別役先生のファミリー劇場や公演では東男迷都路があります。オフシアターでは、ピッコロ劇団員による短編を5公演行います。なかなかユニークな演目を揃えています。陶芸美術館は、現在、開館10周年記念で「青磁のいま」を開催していますが、あわせて、丹波焼にこだわろうということで夏季、秋季、冬季の3回丹波焼シリーズを展開します。テーマ展として、「TANBA NOW+」ということで丹波焼の80人の作家の作品を3回に分けて展示をします。今はちょうど長老グループの展示で今後、中堅、若手作家の展示を行います。その後は、市野雅彦さんの特集展をします。特別事業としてシンポジウムや開館記念対談を予定しています。特筆すべきは、全長 47メーターでこの型式では日本で一番大きいといわれている登り窯の修復を行っています。修復を終えた最古の登り窯の初焼成を11月中旬から12月初め頃に行います。県立美術館は、パウル・クレー展を行います。横尾忠則現代美術館はY字路の続編を行うのと瀬戸内寂聴さんの時代小説「幻花」のための挿絵展を特集します。県立歴史博物館は、ミニチュアコレクションの展示、姫路今むかしPART2.、北前船の新潟・兵庫連携企画展を実施します。考古博物館は災害復興の3万年史、王墓の埴輪展、来年の1月には千石コレクションの古代中国鏡の至宝Ⅱ展も行います。人と自然の博物館は、学んで魅せる標本展、山陰海岸の植物展などを中心に展開します。

 

 5番目は「夢但馬 2014 閉幕イベント 第1回『夢但馬ファンファンフェスタ』の開催」です。

 3月15日に養父市立ビバーホール等において、「但馬のグルメが集合!」、「但馬のエンタテイメントが集結!」、「キッズコーナーも充実!」、「複数イベントが同時開催」などの特徴で「夢但馬2014」の閉幕に関連して大いに盛り上げようとするものです。

 

 私からは以上です。

 

質疑応答

記者:

 今朝、淡路島で5人の方が亡くなる痛ましい事件がありました。兵庫県内では11年前に加古川で7人の方が亡くなる事件もありましたが、知事の感想をお聞かせください。

 

知事:

 尼崎でも非常に想像がつかないような事件が起こりました。兵庫でどうしてこういう事件が起こり続けるのかということがありますが、私はいつも、良いことも悪いことも日本の縮図だから兵庫で起こりえるといっています。ただ、いずれにしても今回の事件は今調査中ですので、具体の事件についてコメントできませんが、本当に亡くなられた方々について心からお悔やみを申し上げたいと思います。
 特に被害者の1人が県の土木嘱託員でしたので、我々の仲間が1人犠牲になってしまったことから本当に心からのお悔やみを申し上げたいと思っています。
 関係機関が事情を調査しているので、その事情を踏まえて必要ならばこのようなことが二度と繰り返さないような対応について検討していきたいと思っています。

 

記者:

 先週、奈良県の荒井知事が関西広域連合の加盟を表明されましたが、改めて期待や課題など所感があればお聞かせください。

 

知事:

 2月28日に荒井知事の後援会の幹部会に出席をしました。荒井知事には、関西広域連合の加盟を争点にするのはやめた方がいいと申し上げましたが、質問を受けたようにまさしく争点になっていたので正式な発言としては「コメント控えさせていただきます」ということで通しました。いずれにしても、関西広域連合は関西の集まりですので、もともと奈良が入ってないことが一つの大きな弱みになっていたこともあり、我々としては、是非、奈良に入って欲しい、全部加入でなくても奈良に関係の深い部門で加入を検討して頂きたいということをずっと述べてきました。最近、新しい動きとしては、ワールドマスターズゲームズを一緒にやっていかないといけないのではないか、あるいは、インバウンド観光などについて連携を強化していく必要があるのではないか、3年前の紀伊半島の水害時の防災支援とあわせて、その後の南海トラフ対策等についての連携をきちんとしていく必要があるのではないかなど、新たな課題も以前よりも強くなってきていたので、そういうことを勘案されて荒井知事も部分加入という形で加入することを決断されたのではないかと思っています。
 関西が一丸となって課題に対処できる、関西としての対応力と体制ができることになるので我々としては歓迎しているところです。

 

記者

 淡路島の事件に関係して、県警から精神疾患がある方だという発表がありました。知事も先ほども関係機関があるならば検証をといわれていましたが、県の関係でこれまでに被疑者に対して対応した経緯があれば教えてください。

 

知事:

 私は詳細を承知しておりません。先ほど言いましたように関係機関の方で調べている最中だと思います。何が一番問題かというと、もしそういう精神的な疾患のある方だった場合、見守りや例えば保護の必要性の有無などの点が十分だったのかどうかがポイントになるので、そのような点も含めてしっかり調査した上で対応していかなくてはならないと思っています。ただ、いずれにしても非常に大きな事件ですので、大きな事件を適切に評価しながら対応していく、大きな事件であるからこそきちんとした対応が望まれることになると思っています。

 

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