ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事定例記者会見(平成27年) > 知事定例記者会見(2015年4月6日(月曜日))

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2015年4月6日

知事定例記者会見(2015年4月6日(月曜日))

【発表項目】

 1 地域創生の推進
 2 平成27年度本庁部局・県民局・県民センターの重点目標 
 3 平成26年8月豪雨災害の復旧・復興計画の策定
 4 「安全元気ふるさとひょうご実現プログラム」の改定
 5 東日本大震災に係る支援
 6 「ひょうごの『農』2015」の発行
 7 知事の海外出張(大韓民国)
 8 「西播磨フロンティア祭2015」の開催

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約30分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

  1番目は「地域創生の推進」です。

 兵庫県地域創生条例が4月1日から施行されましたが、本日、第1回目の地域創生推進本部会議を開催しました。
 本部会議のもとに、総括担当を含めて、少子対策、しごと創出、地域活力向上の3つの部会を設置します。各県民局・県民センターには、地域部会を作って推進を図ります。あわせて、この創生戦略を策定するにあたって、産官学金労言の有識者からなる戦略会議をつくり、特に地域の声をできるだけ反映させた戦略にしたいと思っています。その下部に推進本部の部会に対応したワーキングチームを置きますし、あわせて、各県民局・県民センターにも、この戦略会議を設置し、ブロック別の戦略を検討することにしています。
 次に、主なスケジュールをご覧ください。まず4月には推進本部会議や戦略会議を行い市町等に説明し、市町等の取り組み状況を踏まえて、さらに6月に戦略会議を開いて、パブリックコメント案を作ります。7月にパブリックコメントをもらい、8月には戦略本文を取りまとめまして、9月議会に議案を上程し、議決をいただいたら策定を公表する、という運びになります。
 それから、市町長との意見交換会を4月16日に行いますが、骨子案のようなものを出して意見を聞きたいと思っていますし、4月の最初の説明会でも骨子案を出して意見交換の材料にしたいと考えています。

 

 2番目は「平成27年度本庁部局・県民局・県民センターの重点目標」です。

 資料のとおり整理をしましたのでご覧下さい。

 

 3番目は「平成26年8月豪雨災害の復旧・復興計画の策定」です。

 昨年の8月豪雨災害の復旧・復興計画をとりまとめました。2頁に、昨年の土砂災害の原因となった雨がいかにひどかったかのデータでありますが、この北岡本雨量局における最大24時間雨量が414mm、最大時間雨量が91mmでした。ちなみに21年の台風9号、佐用周辺に降った雨、あちらが24時間で320mm前後だったと思いますので、それより100mmも多かった、それだけ厳しい雨でした。この北岡本だけでなく、森というところや、市島の雨量局でも最大24時間雨量が392mmとか339mm、最大時間雨量でも75mmとか43mmでしたので、これは大変な雨量であった、ということができるかと思います。
 それから3頁の土砂災害の状況ですが、前山(さきやま)川の流域を中心に104箇所の土砂災害が発生しました。流出土砂量は50万立方メートル、10tダンプで10万台分になります。この写真で谷筋ごとに茶色くなっているところが土砂災害の跡です。
 ただ、土砂災害による犠牲者の出た全国5市町の中で丹波市のみが被害発生前の午前2時に避難勧告を発令し、建物内の2階などへの垂直避難を呼びかけました。つまり、真夜中ですので、避難所に避難してください、と言いますと、2次被害を受けかねませんので、このような垂直避難を呼びかけた、ということです。この市の判断には、県が提供している[地域別の土砂災害危険度]の1kmメッシュ予測データが活用されました。5kmメッシュのデータは県のホーム頁に掲載しているのですが、1kmメッシュになりますと、この5kmメッシュに1/25のマスが入りますので、かなり細かいデータになります。そして今年、土砂災害危険区域内の3時間予測結果を提供することとしておりますので、さらに細かい対応ができることになろうかと思っています。
 それから、被害の概要が4頁です。応急被害の取組み等については、基本的に全部完了しています。残っているのは、例えば道路ですと、落橋した国道175号の八日市橋の架け替えは、この夏までに終わります。宅地等への堆積土砂撤去につきましても、ボランティアの方々の協力も得て、基本的に終了している、という状況です。
 そして7頁に復旧・復興の全体概要がありますが、今回の災害の特徴は、大量の土砂・流木が流出して山裾の住宅が被災したということ、その土砂が河川に堆積して、埋塞させたために、溢水により下流部の家屋や農地等が広範囲にわたって被災した、ということです。そして、河川の流下能力不足、と言いましてもこれだけの雨が降りますと、流下能力不足にならざるを得ないわけですが、それにより河岸が侵食されて、道路や周辺農地等も大きく被災した、ということです。
 復旧の全体像としては、道路については29箇所を今年度一杯で完了しますし、落橋した八日市橋はこの夏に架け替えを終えます。河川については、原形復旧は27年度までに完了し、改良復旧については、市管理の水上川を除き、2年間で完了します。水上川については30年度までに完了する予定です。また、治山・砂防については、11箇所の堆積土砂や流木の撤去は終わっていますが、原形復旧工事28箇所は27年度中、治山ダムなど68箇所と砂防えん堤など36箇所の整備を来年度まで、そして土砂災害警戒区域の総点検をこの6月までに終える予定にしています。農地については、原形復旧等をこの2年のうちにやってしまいます。森林については、危険木の伐採や搬出は26年度中に完了しており、集落周辺の13箇所について、災害緩衝林の造成を27年度中に行います。林道は2カ年で完了させます。住宅に対しては、被災者の方々の希望等もありますので、順次、伺いながら支援をしていく、ということにしています。結局、「山裾だと危険だ」と考えられたり、「きちんとした工事が行われたのか」と不安になったり、無理はないと思われますが、少し迷われている方がいらっしゃる状況がまだ続いている、ということです。
 9頁に復旧・復興に向けた重点対策、先にご説明した内容とほとんど同じですが、土砂・流木の流出防止を行う、それから、危険木処理の対策と災害緩衝林を造成していく、住宅の復旧・復興を急ぐ、そして、市による山裾の新たな住まい方の検討としていますのは、例えば、住民と共にまちづくりのルール作りなどをして、山裾から少し住宅を移すことができないか、というような検討をされている、ということです。ただ、道路と山裾の間隔が狭いですから、どのような対応があり得るのか、これはこれからの検討課題でもあります。また、農地の復旧・復興も併せて行う、甚大な被害のあった4地区は、一体的な復旧・復興を行っていく、ということになります。
 11頁に治山ダムや砂防えん堤などの整備箇所、あるいは12頁には災害緩衝林の造成の整備例、それから、13頁には住まいについての意向調査、今年の2月ですが、再建に当たって気になる問題としては、お金の問題と、裏山に対策が行われても現在の場所に住むのは不安、というような回答です。しかしやっぱり住みたい、というご意向も非常に強くあるので、よく相談をしながら進めていきたい、と考えています。
 それから15頁に丹波市で検討されている、山裾の住まい方のルールづくりの記載がありますが、山裾の家を少し山から離して空間を作ってはどうか、という発想です。具体的な手法や対応については、これから検討する、ということです。16頁は災害に強い森づくりで、危険木を伐採して、広葉樹を植えるのと併せて、木柵を設置したり、間伐材を利用した土留工を行ったりしています。これらの、災害に強い森づくり事業を行ったところは、表土の流出が0.15%見られますが、後はほとんど大きな被害がなく、このような大きな雨が降った場所でも、効果を発揮しています。また、農地についても復旧・復興していきますが、土砂処分についても70万m3の受け入れメドが立っています。
 18頁に記載の重点地区としては、前山(さきやま)地区、竹田地区、美和地区、幸世(さちよ)地区があり、それぞれの地区ごとの対策を行っています。それぞれの地区の対策については、会見後に別途説明をします。

 

 4番目は「『安全元気ふるさとひょうご実現プログラム』の改定」です。

 当プログラムは、平成25年12月に具体の様々な諸計画の年次別進捗状況等を取りまとめたものです。平成27年度の当初予算を踏まえて進捗度合い等を見直しました。 
 例えば5頁の「山崩れ・土石流防止プログラム」ですが、目標は、平成30年度までに、緊急性の高い渓流に治山ダムを1300基以上、それから、砂防えん堤を560カ所で整備しようとするものです。大変強化をしているものです。なお、平成30年度に100%になっていますが、5カ年計画の目標に対して100%であって、要対策箇所に対してではありません。このように進捗度合いを整理した実現プログラムです。これにより現在の状況を一目瞭然に把握できます。

 

 

 5番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 県内避難者の登録状況は微減していますが、875人です。県職員等の派遣については、任期付職員64人も含めて、県が79人、神戸市が12人、その他の市町が48人、県警が7人ということで、146人の派遣になっています。関西広域連合の構成県としては220人の派遣です。広域連合としても若干増えています。

 

 6番目は「『ひょうごの『農』2015』の発行」です。

 1頁に兵庫県内の農林水産物の全国に占める状況を整理しています。兵庫県はかなりの農業県だということをこれでご理解いただけると思います。カロリーベースでの食料自給率ですが、国は39%で、兵庫は16%、生産額ベースで国は67%、兵庫が38%、前年度より少し増えています。重量ベースでは兵庫は23%です。県民局・県民センター別ですが、カロリーベースで100%を超えているところは淡路だけです。生産額ベースでは、丹波、但馬、淡路が超えています。重量ベースでも淡路がダントツです。
 国は自給率だけではなくて、自給力を指標にするというようなことを言っています。

 

 7番目は「知事の海外出張(大韓民国)」です。

 今月の14、15日に大韓民国のテグ市で開催される「第7回の世界水フォーラム」において、「瀬戸内海の環境保全」について是非話をしてほしいとのことなので1泊2日で出かけます。内海(閉鎖性海域)で過去に環境基準よりも汚染されていたが、ほとんど環境基準の達成率を上回る水質に戻った閉鎖性海域は世界で瀬戸内海ぐらいしかありません。その瀬戸内海の環境保全対策の概要や意義をきちんと説明してきたいと思います。併せて、漁獲量の激減と白砂青松の景観についての問題点についても、対策のための新しい立法の動きなどがあることを話してきたいと思います。

 

 8番目は「『西播磨フロンティア祭2015』の開催」です。

 第14回出る杭大会が開催されます。西播磨は、「出る杭は打たれる」ことが通例でしたが、出る杭は伸ばそうということで出る杭大会が開催されることになりました。

 

 私からは以上です。

 

 

質疑応答

記者:

 先日、告示された県議選において40選挙区中17選挙区で無投票という結果になりましたが、知事のご感想をお願いします。

 

知事:

 無投票選挙区については、前回に対して倍ぐらいの数になりました。どちらかというと前回シビアな選挙をされて当選された議員の方々が多かったこともあり、その選挙区が無投票当選になっていると思います。例えば、西脇・多可選挙区や洲本選挙区など、本当にシビアな戦いをされて当選されました。そのような中で4年間実績を積み重ねてこられた方々なので、その選挙区における県会議員に対する評価が非常に定着した結果として、前回の選挙から倍増した17選挙区の無投票当選となったのではないでしょうか。
 選挙区事情は色々あると思いますが、無投票当選よりは県民の声をきちんと何らかの形で反映していただく、県民の意思表示の機会が与えられるような選挙戦であってほしいと基本的には願っています。ただ、無投票当選だからといって信任がない、というわけではないと思っています。

 

 

記者:

 

 8月豪雨災害の復旧・復興計画を改めて策定されたことについて、県としての意気込みをお聞かせください。

 

知事:

 8月豪雨による土砂災害は、流出土砂量が50万m3を越えるような大規模な災害でした。この災害は複合災害になっています。山が崩れ、谷に押し寄せ、流木と土石流が人家を襲い、田んぼを埋め尽くし、川もふさぎ、ふさがれた水が洪水を起こしました。複合災害を1日も早く復興させるためには、手順を定めて復旧・復興をしていく必要があります。そのような意味で、現地と本庁にも災害対策室を作って河川や道路、砂防や治山、農地復旧、人家の復旧、山の回復対策・予防対策など、全て総合的に手順を追って行う必要があります。12月に中間報告をしましたが、3月末に災害査定が終わり査定結果を踏まえて事業化をしていく段階になりました。計画としてとりまとめて、被災した丹波市とも協力しながら目に見える形で復旧・復興事業を進めたいと思っています。

 

 

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署名:企画県民部 広報戦略課

電話:078-362-3020

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp