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ホーム > 県政情報 > 知事のページ > 記者会見 > 知事定例記者会見(2015年7月21日(火曜日))

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知事のページ

更新日:2015年7月21日

知事定例記者会見(2015年7月21日(火曜日))

【発表項目】

 1 台風第11号による被害等
 2 知事の海外出張(イタリア共和国・フランス共和国)の概要
 3 東日本大震災に係る支援
 4 「あにあん倶楽部」イベントの実施 ~阪神南再発見モニターツアー及びフォトコンテストの実施~
 5 姫路城プラスαキャンペーン ~クーポン付観光ガイドブック「ココロときめき中はりま」の発行~ 
 6 国道175号「八日市橋」の架替完了と供用開始 

 

動画(録画配信)記者会見を動画で見る(約40分)(外部サイトへリンク)

会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

 1番目は「台風第11号による被害等」です。

 人的被害は死者が1名、重傷が7名、軽傷が7名になっています。死者が4名という報道もありましたが、赤穂の方は、台風が来ている時に外に出ておられて行方不明になり遺体で発見されたため直接被害者としています。後の3名の方は、準備の段階で事故に遭われたり、直接の災害関連ではないと整理しています。重傷7名、軽傷7名ですが、自転車に乗っていて風で倒れられたケースが多いと承知しています。
 住家被害ですが、全壊1棟、半壊2棟、床下浸水23棟、床上浸水4棟で、この台風の規模としては、この程度の被害で済んだということだと思います。
 県管理道路では、全面通行止めが富島久留麻線等、片側通行規制が神戸加東線等です。8頁をご覧下さい。1から4までが全面通行止めですが、対応状況に記載のとおり迂回路がそれぞれ確保されています。特に3と4は沿道利用がない状況です。5から9までは、片側通行で通行は確保している状況です。それから県公社管理道路の播但連絡道路や西宮北道路はすべて解除済みです。高速道路も同様です。 
 鉄道も復旧済みですが、山陽本線が長らく運行見合わせになり、大変多くの不便が起きました。
 河川・砂防関係施設ですが、草谷川で護岸が若干崩壊しました。また、神戸市長田区の上池田地区では急傾斜地が崩壊しましたが、河川の溢水被害はほとんどありません。砂防関係もいくつかの箇所に限られました。
 農業関係施設の被害は、9頁に記載していますが、淡路市を中心に農地被害がいくつか出ています。大きな被害を受けたところは少なかったということです。林地等の斜面崩壊が起きています。斜面崩壊の場合に難しいのは、純粋民有地で保安林にもなっていないところは、民有地の所有者が基本的に対応しないといけません。規模によっては公共が乗り出さざるを得ないところがあり、その辺の協議をきちっとして仕分けを行っていますので時間がかかっています。あるいは、作業するにも、ケーブルを引かないと作業ができない等、山奥の被害もあるため、時間がかかる要因になっています。今後、そのような点も含めて復旧復興についての検討を行います。農政環境部の関連施設の被害状況も整理をしています。
 ライフラインについては、停電がありましたが復旧しています。
 避難勧告等ですが、事前の気象情報で大きな被害が起こるかもしれないこともあったので、避難指示、避難勧告、避難準備情報が出ました。特に避難指示が21人に、避難勧告が183,979人に出ましたが、避難者は917名になりました。空振りもいとわずに、できるだけ避難することに努めていますが、余りにも空振りの規模が大きすぎるのではないかというような面もないわけではないので、少し点検をして精度をあげる対応があり得るのかどうか、これからの検討課題にしたいと思っています。
 それから、6頁の降雨等の状況ですが、16日から18日未明まで雨が降り、3日間で400ミリを超えたところが阪神間に集中しています。時間雨量は西播磨地域が多く、風の状況については、姫路、洲本が強かった状況です。
 河川水位の状況は、はん濫危険水位を超えた河川が3つありますが、はん濫危険水位を超えたとしても、天端高まで、まだ1mから1.5mほどの高さがある状況のため、基本的にはん濫の心配はありませんでした。
 これから台風シーズンが続きますので、十分に注意をしていきたいと考えています。

 

 2番目は「知事の海外出張(イタリア共和国・フランス共和国)の概要」です。

 ミラノ市内で、ひょうごの「食」などのプロモーションを「パラッツォ・ピイレッリ」で実施しました。会場の定員が250人で、「250人を超えてはいけない」と定員管理を厳しくいわれていたため、中身は良かったのですが、暑い中で待たされたということで不評をかこちました。とはいうものの、それだけたくさんの方にお見えいただいたということです。参加者が410名となっていますが、入れ替わりで410名です。私の挨拶に合わせて、ロンバルディア州議会のカッタネオ議長から、「今回の一連のイベントにより、関西とロンバルディアのこれまでの友好関係に兵庫という新しい関係が加わることを期待する。」と挨拶もあり、ロンバルディア政府との交流の契機とすることができるのではないかと考えています。
 それから、木下真理子さんによる公開揮毫で、写真がありますが「ひょうご めぐみ きわみ たくみ うまみ なごみ の食」と書いて、皆の関心をもらいました。
 料理については、中西さんが和食、アルポルトの片岡さんが神戸ビーフを使った食材提供、そして、ミラノの有名シェフのマティオさんによる丹波の黒豆、玉ねぎを使ったイタリア料理が振る舞われました。
 また、人形浄瑠璃の上演と商談会も行いました。特に、この商談会のセミナーで、エスコヤマの小山さんによるチョコレートづくりの講演を実施しましたが、大変多くの人たちに参加いただいて、イタリアでチョコレートでは有名な招待してもなかなか来ていただけないエルンスト・クナム氏まで来ていただけました。また、元サッカーイタリア代表・元ACミランのバレージ氏、もう勇退されていますが、イタリア人なら誰でも知っている有名なサッカー選手にも来ていただいていました。それから、杉山さんのお寿司を披露してもらいました。
 国際博覧会でのプロモーションは、木下さんの公開揮毫、淡路人形浄瑠璃、それから、中西さんの包丁料理などを実施していただきました。問題は、イベント広場と称しながら、イベント広場がものすごく狭かったことと、屋上にあって大変暑かったことです。
 博覧会会場では、イタリア館を視察させていただきました。イタリア21州の魅力を紹介する展示、各地の特産品を紹介する、ローマ、フィレンツェ、パレルモの青果市場を再現したコーナー、それから、未来を担う子どもたちが「食」に関する体験学習の3つのテーマに即した展示を行っていました。
 日本館では、映像が主体ですが、一つは、日本の農産物の産地と食文化の多様性、地球的課題への日本の創造的な解決策、日本食が世界をつなぐ「未来食」、「いただきます」や「ごちそうさま」といったような考え方が未来の食を作っていくという3つのテーマで、「共存する多様性」を館全体のテーマとして、コウノトリが案内をする構成となっていました。左側の写真は、コシノジュンコさんが展示にアドバイスをした日本中のお酒の各県ごとのこも樽です。右側の写真の真ん中はコウノトリが案内しています。その下の写真は、廊下にお寿司や丼、あるいは和食料理など、日本食の料理のサンプルや材料が飾ってある展示です。
 友好交流県の訪問では、アヴェロン県を訪問し、共同声明を結ばせていただきました。また、ブランケ前副議長に県功労者表彰を差し上げて参りました。
 ユニークなのは、ベルキャステル村で、「アヴェロン・ひょうご友好の橋」のプレート除幕式を行いました。小さな橋なのですが、7ページの写真にあるように、地元の村長さんと一緒に除幕式を行いました。ベルキャステル城が名物になっていますが、その下のハイキングコースに、この小さな「友好の橋」が作られました。
 ロデーズ市はアヴェロン県の県都ですが、そこにスーラージュというフランスの現代作家の美術館ができています。出来れば、今後、スーラージュ展を実施したいこともあり、案内をしていただきました。日本の書道にも影響をされた、「黒の作家」といわれています。右側の写真の後ろの方にあるのがスーラージュの作品です。びっくりしたのは、月曜日の午後であるにも関わらず、多くの来館者がいたことです。開館から1年間で30万人の来館があったことには驚かされました。
 セーヌ・エ・マルヌ県では、約10年ぶりにバルボー議長と再会しました。大変有意義な協定の締結と交流意見交換会が行われたと思っています。
 ノール県では、議長が所用で不在だったため、副議長を中心とする会合を行いました。それから蓑県立美術館長もいらっしゃったこともあって、ルーブル・ランス美術館の状況を見学しました。まだまだ整備中ではありますが、紀元前3500年から1900年代にわたる6,000年近い人類の美術の歴史と今を、短い時間で順番に歩いていくと、その6000年を歩いていける大変ユニークな構成になっています。炭鉱の街・ランスの炭坑跡の再開発として、しかもフランスで2番目に貧しいとまでいわれた街にあえてルーブルの分館を作って、地域おこしをされたというところでした。それから、ラ・ピシーヌ産業美術館、あるいは欧州繊維技術研究センターを視察するとともに、ノール県との文化・美術館交流協議を行いました。
 モンマルトル観光協会の関係者との協議では、モンマルトル地区と北野・山本地区が友好協定を結ばれており事務所を訪問しました。写真にあるように、大変暑い中でしたが、大歓迎を受けながらブドウ畑を視察いたしました。パリ市内にある唯一のブドウ畑で、パリ市が管理をしており、出来たブドウから地区の人たちが800本ぐらいのワインを作っているそうです。希少価値があるということなのだと思います。
 併せて、パトリック・カネール都市・青少年・スポーツ大臣と面談しました。特に、オリンピックの事前合宿などでぜひ兵庫に着目して欲しいということと、2021年にワールドマスターズゲームズに、ぜひ、フランスからも多くの方が訪ねていただくように協力をして欲しいことを申し上げました。また、去年まで駐日フランス大使でおられた、マセ外務省次官にも同じようにお願いをするとともに、サミットの保健大臣会合が神戸で行われるため、協力依頼を行いました。それから、7月14日は独立記念日ですが、写真にあるように、シャンゼリゼ通りでいろんな騎馬隊を含めた軍隊行進が行われ、正式に視察させていただきました。
 パリでの兵庫県プロモーション等では、外交官のガーデンパーティーに淡路人形浄瑠璃を上演して関心を持ってもらいました。また、パリの外国人記者協会における観光PRを行っています。私のみならず、豊岡の中貝市長も含めて兵庫のよさをPRしました。
 ルイ・ヴィトン美術館を視察しました。フランク・ゲーリーが設計した美術館で大変ユニークな美術館でした。メリケンパークにあります『フィッシュダンス』を作ったのがフランク・ゲーリーで、日本では、彼の作品はあそこだけです。今は世界中の寵児になっています。そのような意味で、フランク・ゲーリーの作品である美術館を見に行ったことです。大変ユニークでした。しかも、大きな展示場に現代作家の作品が空間を非常にうまく使いながら、展示されていました。
 ミラノでは、ミラノの博覧会の関連事業として、王宮「ダヴィンチ展」が開催されています。ダヴィンチに関連する絵画だけではなく、いろんな分野で活躍したダヴィンチの活躍舞台をすべて展示する展示会が開かれていました。図録はたいへん分厚く39ユーロで、県立美術館に買っていってもらいました。また、1900年代美術館というものがあり、ここではイタリアの現代作家のモランディなどの作品が展示されていました。

 

 3番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 音楽療法士や学生ボランティアの派遣などを新規事業として記載しています。淡路景観園芸学校が緑化支援事業を行います。また、県立男女共同参画センターが「兵庫と東北つながっ展」ということで、震災の記憶の風化を食い止める展示を巡回することとしています。
 それから、8月7日の午後に派遣職員の活動報告会を開催します。

 

 4番目は「「あにあん倶楽部」イベントの実施~阪神南再発見モニターツアー及びフォトコンテストの実施~」です。

 地域情報総合ポータルサイト「あにあん倶楽部」の事業として、モニターツアーとフォトコンテストの募集を行います。

 

 5番目は「姫路城プラスαキャンペーン~クーポン付観光ガイドブック「ココロときめき中はりま」の発行~」です。

 「ココロときめき中はりま」という観光ガイドブックを作成しました。

 

 6番目は「国道175号「八日市橋」の架替完了と供用開始」です。

 昨年の豪雨災害により落橋していた「八日市橋」の掛替ですが、8月12日に開通式を行います。お盆に間に合わすことができました。

 

 私からは以上です。

  

 

質疑応答

記者:

 一週間に渡る知事の海外出張における成果についてお聞かせ下さい。

 

知事: 

 ミラノ博では、1日目は豊岡、2日目は播磨、3日目は兵庫県全体、4日目は姫路を中心に、役割分担決めて発信事業を展開してきました。兵庫の特色をよく理解していただくことが出来たと考えています。今後、訪日観光につないでいきたいと思っています。それから、会場外で実施した食のイベントや、パリで実施した外人記者協会での説明では多くの関心をいただきました。特に外国人記者協会では、会長から来年には仲間を募って兵庫を訪れたいと言っていただき、関心を呼び起こし兵庫県の知名度を上げることができたと思っています。 
 また、ミラノ万博日本館のイベント会場で尋ねてみましたが、兵庫県を知っている人は2人程度、神戸を知っている人は7人程度でした。神戸のある所が兵庫県だと説明し、ミラノとロンバルディア州との関係と同じと説明したので、最後は理解いただけたと思っています。短期的には、よく知っていただけたと思っています。これをきっかけに長期的な交流が行えるような仕掛けを作って行きたいと考えています。ロンバルディア州の議長も会場外のプロモーションに訪ねていただきました。資料には、記載していませんが、イタリア館を訪ねたときに、事務局長から歓迎の挨拶を頂きましたが、併せて、ブラッコ・グループの会長でもあるブラッコ イタリア政府代表がおられました。同席をベネチアがあるベネト州議会のチャンベッティ議長も同席されていましたので、ベネト州とロンバディア州とのそれぞれの交流のきっかけも出来たと思っています。

 

記者:

 先週、衆院を安全保障関連法案が通過しましたが、知事のご所感をお聞かせください。

 

知事:

 衆議院における審議を踏まえての採決なので、衆議院として責任を取られるべきものですが、参議院での審議が始まるので、十分に国民の懸念や国民の課題に応えていってほしいと思います。
 衆議院の論議では、憲法9条に違反するのかしないのかという入口論だけで終始していました。時々、安倍総理が図面を使ったり、模型を使ったりして話をされていますが、それで十分理解が進んでいる感じがありませんので、現実的なフォーメーションや具体的な事態に即した危機に対する対応など、さらに、国民に国会審議を通じて深めていただくことを期待したいと思っています。

 

記者:

 週末の各社の安全保障関連法案世論調査でも支持率には差はありますが、今回の国会での強行採決について反対の声が比較的多かったと思います。今回の国会審議のあり方について知事の考えをお聞かせください。

 

知事:

 どこかの時点で衆議院なら衆議院の意思を確定する行為が必要ですが、今のような国民の理解度の中で採決することの是非はやはり問われるべきではないかと感じます。
 そういう意味で、国民としては十分な審議がまだなされていないとの受けとめがあるため、採決に対して批判的な意見が多かった結果になっているのではないか思います。

 

記者:

 台風第11号に関する知事の発言の中に、避難勧告20万人出したことについて、今後、精度を上げる必要がある趣旨の発言がありました。これは、避難勧告そのものがあまりにも広く出されすぎたという趣旨でしょうか。それとも早く出し過ぎではないかとの趣旨でしょうか。

 

知事:

 私は現場にいませんでしたが、後から状況を伺っていると、どこまでが避難の対象になっていて、どうすればいいのかが、明確に市民に伝わったとはいえないと思っています。
 勧告を出した方からすると土砂災害警戒区域の中にいる人たちは避難してくださいといっていますが、自分の居場所が土砂災害警戒区域内か区域外かが十分に承知されてない方々もたくさんいることも明らかになったと思います。危険情報について、市民にわかりやすく理解を求めるような対応が必要だということと、正確な情報を前提にした避難勧告等を行っていく必要がある。この2点が課題になったのではないかと思っています。

 

記者:

 確認ですが、具体的に気になられた点は、土砂災害警戒区域の周知がしっかりできているのかということでしょうか。

 

知事:

 何の避難勧告かが十分に伝わったかどうかだと思います。それから、避難勧告を受けた方が、ハザードマップ等で十分に自分の持っている危険を理解されていたかどうか。それと併せて、正確な避難勧告内容だったのかが課題のポイントではないかと思っています。

 

記者

 避難勧告や避難指示を出すのは市町村ですが、実際の運用にあたって検討することになれば、県としてイニシアティブを取ったり、検討会を開いたりするということでしょうか。

 

知事:

 避難勧告ガイドラインを県が作成しています。そのガイドラインの運用上、課題がないかどうかを点検することが県としての役割ではないかと思っています。
 例えば、気象台の情報とハザードマップと予測情報などを基にして、避難勧告しなさいと記載しているのであれば、どのように配慮したり、どのように踏まえたりすればいいのか、非常に抽象的な前提を述べている可能性もあります。難しいですが、その辺りをもう一度きちっと点検してみる必要があるかもしれません。

 

記者:

 国内や海外でTPPの問題が、24日から首席交渉、閣僚会合と行われますが、知事の見通しと、反論があればお聞かせください。

 

知事:

 私には、まったく情報が入っていませんので、見通しに関するコメントをする資格はありません。
 農業の分野では、米のアクセス量をいくらにするのかがもめているといわれていますが、最近の状況を見ると、アメリカ米の価格がかなり上がっていて、内外価格差が大変小さくなってきている状況もあるようなので、ある意味で、最大のネック、競争力そのものがそんなに減退していないのかもしれません。それからその他の分野でも、方向性がかなり煮詰まってきたと報道されているので、是非、まとまることを期待したいと思っています。

 

記者:

 以前にTPPの影響額を、県や21世紀研究機構でまとめられていますが、改めて対策や被害額について検討をされる予定はありますか。

 

知事:

 内容の検討がつくような段階になれば、もう一度、作業をしてみる価値があると思います。ただ、前回のまとめは、どちらかと言うと、農林水産省が影響額3兆円のベースを基に推計しているので、過大になっているのではないかと思っています。農業産出額が8兆5千億程度なので3兆円も影響を受けるのは「本当か」と誰もが思いますが、非常に影響がダイレクトにあるとの前提となった数字だったので、内容がある程度見えてきた時点で再評価する必要があると思っています。

 

記者:

 広域連合と関西経済連合会が、関西健康・医療創生会議(仮称)を創られますが、連合長の立場として、設立の意義等をお聞かせください。

 

知事:

 これまで健康・医療分野における産官学のプラットホームありませんでした。
 この3月に日本医学会総会が京都を中心に展開されましたが、神戸では、医療機器の大展示会、大阪では、産学官の医療に関連するシンポジウムを開催しました。せっかく、産学官が医療に関する同一テーマで集まったことから、これを契機に、特にバイオや生命科学、それから、医療技術や医療機械などの医療分野は、関西が得意としている分野なので、このような分野を産学官で盛り上げていくためにどのようなことを進めていけばいいのか、話し合う機会を作ろうというのが発端です。
 関西全体として取り組む必要があるので、関西広域連合と関西財界、横断的な大学と一緒に取り組むことにし、事務局を広域連合で引き受けることになりました。
 テーマを三つぐらいに絞って、分科会方式で進めていくことが、今の検討状況です。井村先生にご指導いただきながら進めていこうと考えています。

 

記者:

 新国立競技場の計画について、白紙にすることが表明されましたが、これまでの一連の流れをご覧になって知事の所感をお聞かせください。

 

知事:

 コンペは、1300億円の建設費を前提に行われましたが、2520億円で1000億円もオーバーすることになり、これはコンペではなくなっています。コンペらしくきちんとしない所に問題があったのではないかと思います。
 1300億円の枠組みの中で、どんなに立派な物を作るのかがコンペですが、金額に関係なくいい物を提案してほしいといった訳ではなかったはずです。現実的な対応が少しかけており、それが既成事実化して積み重ねて今日まで来てしまったってところに課題があったと思います。
 安藤さんの責任にされていましたが、私から言わせれば、安藤さんには建設費を積算されるようなお立場の人ではないので、当然、安藤さん流にいうと枠の中で一番いいものを選んだとおっしゃるのではないかと思います。
 そういう意味では、やっぱり枠組みをどの程度まで、維持するかをベースにして議論進めないといけなかったのではないかと思います。
 誘致をする時に、随分あの絵を使ったこともあって、関係者としては、できれば何とかしたいなという思いが、こういう結果になってしまったのではないかと思います。
 結局、善意で一生懸命したことが、善意にならなくなってしまった経緯ではないかと思います。
 出来れば、あのモチーフが生きれば一番よかったわけですが、もうちょっと早く結論を出した方がよかったのかもしれません。

 

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