ホーム > 県政情報・統計(県政情報) > 知事のページ > 知事定例記者会見(平成27年) > 知事定例記者会見(2015年10月20日(火曜日))

ここから本文です。

知事のページ

更新日:2015年10月20日

知事定例記者会見(2015年10月20日(火曜日))

【発表項目】

 1 兵庫県公館開館30周年記念事業の実施
 2 ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ
  第4回兵庫公演名手たちの交響楽団 ニューイヤーコンサート
 3 東日本大震災に係る支援
 4 「北摂SATOYAMA国際ワークショップ」の開催
 5 「~播磨国風土記編纂1300年記念~ 白鷺城フェスティバル2015北播磨伝統芸能の宴」の開催
 6 三上公也・林真一郎と巡る「ハートにぐっと北播磨」バスツアーの実施
 7 宍粟市における森林セラピー開始に向けた取り組み
 8 県道香住村岡線「大乗寺バイパス」の供用開始
 9 「旅丹(たびたん)~旅人が見たありのままの丹波路~」 (写真素材無料タ゛ウンロート゛サイト)の開設
10 丹(まごころ)の里・丹波市「秋の味覚フェア」の開催
11 ふれあいの祭典 淡路ふれあいフェスティバルの開催
12 ラッピングバス等によるあわじの農畜水産物のPR 

動画(録画配信)

記者会見を動画で見る(約25分(外部サイトへリンク))

・会見中の知事及び記者の発言内容は、議事録でご確認ください。

知事会見内容

  1番目は「兵庫県公館開館30周年記念事業の実施」です。

 公館を改装し、今のような形で開館をしてから30年を迎えます。改装30年ということもあり雨漏り等の影響で大修理をします。公館は、明治35年、1902年に4代目の県庁舎として、山口半六氏の設計によって建築された歴史的な文化遺産です。
 当時は、それぞれの県でほとんど同じような県庁舎を順次整備していっており、京都府の庁舎も本県の公館とよく似ています。私が勤めていました宮城県庁も一回り小さい同じような形でしたが、今は壊して造り替えています。それぞれいろんな保存の仕方をしていますが、本県の場合は、大改装をして迎賓館と県政資料館としての現在の姿になっています。
 30周年なので記念するいくつかの事業を実施します。開催日程は、来月の13日から26日までの2週間ですが、一つは、ナイトミュージアムということで、18日から23日、午後8時まで開館しライトアップを行います。
 それから収蔵品展を行います。通常は入れ替えたりして58点を展示していますが、今回は、文化賞受賞者から贈呈を受けている全120作品を展示させていただきます。大変貴重な作品もあります。小磯良平さんの「KOBE,THE AMERICAN HARBOUR」、白髪さんの「瑠璃変」、東山魁夷さんの「フィヨルド」、彫刻では淀井さんの「脚をのばした幼いキリン」、陶芸では永澤永信さんの「湖愁」、工芸では「淡路人形 深雪・関助」などが一堂に会します。
 また、記念講演会や記念コンサートを行います。記念講演会は、「兵庫の美術力」で、大谷記念美術館の越智さんに講演をしていただきます。11月20日のハープDAYでは、摩寿意さんにハープを弾いていただきます。21日はジャズDAY、22日は浄瑠璃と西洋古楽、23日はクラシックDAYで、順次いろいろな公館に関わる特別イベントを実施します。ぜひ奮ってご来場ください。

 

 2番目は「ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラ 第4回兵庫公演 名手たちの交響楽団 ニューイヤーコンサート」です。

 ジャパン・ヴィルトゥオーゾ・シンフォニー・オーケストラは、実を言うとこの時しか基本的に編成されません。メンバーがほとんど各オーケストラのコンサートマスターですので、1月5日になると各オーケストラが自分の活動を展開し始めます。そのため、その前日だけ皆が集まって名手の演奏を聞かせようという試みです。1991年(試演)から始まって、1992年より公演を重ね、ずっと大阪で行っていましたが、2013年より兵庫の芸文センターで開催をしていただいており、来年の1月4日で4回目になります。阪神・淡路大震災から10年の間は、この人たちが大阪で演奏した後の1月5日に、残っているメンバーで追悼の記念音楽会をやってきていただいていました。今年の1月5日も追悼を込めた特別演奏会を実施しました。
 主催は、三枝成彰さん、指揮は大友直人さん、フレッシュな若いヴァイオリニストとチェロが入り、オーケストラはヴィルトゥオーゾがつとめるということです。
 曲目は、シュトラウスの「こうもり」、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザークのチェロ協奏曲、ブラームスの「大学祝典序曲」などポピュラーな曲が多いので楽しめるのではないかと思います。ぜひお聞きいただくとありがたいと思います。

 

 3番目は「東日本大震災に係る支援」です。

 神戸マラソン行事で塩釜市の高校生を招聘します。スタート時点での合唱の一員として歌ってくれます。それから、がんばろう東日本!アート支援助成事業を「國際現代」水墨画協会に名取市で実施していただきます。

 

 4番目は「『北摂SATOYAMA国際ワークショップ』の開催」です。

 昨年から始めた国際シンポジウムですが、北摂をそのまま博物館に見立てて、発信をしています。APN(アジア太平洋地球変動研究ネットワーク)とかIGES(地球環境戦略研究機関)等と連携して、里山についての国際的なシンポジウムを開催させていただいています。
 今年のテーマは、「里山を誰が守るのか?里山に求める豊かさとは何か?」で、国際ワークショップと国際セミナーをします。ワークショップの会場は県立宝塚西谷の森公園、国際セミナーは伊丹市立産業・情報センターのマルチメディアホールで実施します。基調講演は「里山資本主義」で有名な藻谷浩介さんにお願いをいたします。あわせまして、コウノトリ放鳥10周年をしたばかりですが、朱鷺・自然再生学研究センターの豊田光世さんに朱鷺の舞う水辺の再生状況をお話ししていただきます。そして事例発表として、スリランカ、台湾、ベトナム、それから三田、ひょうごの森づくりセンター等の方々から事例発表していただくことになっています。
 里山の人と自然との交流が、今や、瀬戸内海をはじめとして里海という形で、単に自然を保護するだけではなくて、人と自然との営みの中で環境が保全されていくことの重要性を訴えています。

 

 5番目は「『~播磨国風土記編纂1300年記念~白鷺城フェスティバル2015北播磨伝統芸能の宴』の開催」です。

 北播磨芸能の宴ということで、10月の24日、25日の土、日曜日に県立フラワーセンターの芝生広場の特設能舞台で、日本の伝統音楽の三味線や大正琴、あるいは長唄、「根日女物語」、イタリアの歌手によるソプラノコンサートを行います。また、翌日は、歌舞伎、唄と琴・笙のライブ、あるいは、世界は友達DAYということで、和洋織り交ぜたイベントを行います。能舞台を特設して、その能舞台を中心に展開されるため、本格的な伝統芸能文化の発信になると考えています。
 このグループは、尾上菊博司さんと福寿さんが中心になって、催しを続けていただいています。今年の3月末には、白鷺城フェスティバルで、姫路城の平成の大修理の完成に関連して、このグループが発信してくれています。そして今回は、フラワーセンターで播磨国風土記1300年記念ということで実施をすることになりました。

 

 6番目は「三上公也・林真一郎と巡る『ハートにぐっと北播磨』バスツアーの実施」です。

 ラジオ関西のパーソナリティの三上さんと林さんとで北播磨のバスツアーを行うことになっており、バスツアーの参加者を募集します。

 

 7番目は「宍粟市における森林セラピー開始に向けた取り組み」です。

 今井通子先生が提唱されて、全国で60箇所、本県ではこの宍粟市の森林がセラピー基地として初めて認定を受けました。その主宰者である今井通子先生に11月2日(月)に来ていただいて、この森林セラピーのご紹介をいただくことになっております。併せて、セラピーのモニターツアーを順次、実施することになります。
 森林セラピーは波賀の赤西渓谷と国見の森、この2つで実施しますが、今回は赤西渓谷を探訪していただこうとするものです。

 

 8番目は「県道香住村岡線『大乗寺バイパス』の供用開始」です。

 11月23日(月・祝)から供用開始されます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、大乗寺、円山応挙の「応挙寺」ですが、その前の道はすごく狭くなっています。従って、その大乗寺の前の香住村岡線をバイパスで通しました。

 

 9番目は「『旅丹(たびたん)~旅人が見たありのままの丹波路~』(写真素材無料タ゛ウンロート゛サイト)の開設」です。

 丹波では、プロのカメラマンが撮影した写真を「旅丹」というホームページにアップして、自由にダウンロードできるようにしようとするものです。

 

 10番目は「丹(まごころ)の里・丹波市『秋の味覚フェア』の開催」です。

 スイーツコンテスト等を実施いたします。

 

 11番目は「ふれあいの祭典 淡路ふれあいフェスティバルの開催」です。

 11月の14日(土)、15日(日)に行われますが、テーマはやっぱり淡路の食、それから淡路の環境、そして淡路の若者ということで、テーマを組んで展開します。

 

 12番目は「ラッピングバス等によるあわじの農畜水産物のPR」です。

 淡路をPRするため、1つは資料の裏にあるラッピングバスです。野菜・果樹と畜産・花、それから水産、この淡路の産物の3つのラッピングバスを走らせようということで、神戸と大阪の市バス車両に約6ヶ月間展開します。
 併せて、神姫バスでは、車内及び待合所等のモニターを活用して淡路のPRをしていこうとしています。表示としては15秒ぐらいの短い画像を繰り返して売り込もうとしています。

 

 私からは以上です。 

 

質疑応答

記者:

 TPPの関係でお伺いします。今日、大筋合意の詳細が公表され、関税撤廃率で95%、農産品で81%ということで、政府は重要5項目を中心に守れたという主張をしていますが、野党や農業団体から不満や懸念の声も聞かれています。

 一度コメントを出していただきましたが、改めて今回の全体のTPP合意の評価をどう見られるか。また、兵庫県としても、競争力強化も含めて様々な課題も出てくると思いますが、県としてどういった取り組みを進めていきたいか、この2点についてお聞かせください。

 

知事:

 よく言われているのは農産物ですが、主要5品目といわれている米や麦については、関税は守って、例えば米では7万トン程度を別枠輸入する、ただこれは市場に直接には出てきませんので、今の米の市場価格には影響を与えない、そういう配慮をされた上での対応です。
 果樹や野菜等についても、関税率はすでにすごく低く、10%を切るような率になっています。逆に今回のミラノ博へ兵庫の食材を持ち込んだ時の評価等を考えても輸出競争力がないわけではない。そういう取り組みをしてこなかったことではないかということもあるので、十分対応力があるのではないかと思います。ただ、努力はいる、ということなのではないかと思います。肉や乳製品についても、肉については少し警戒感がありますが、ブランド力は日本の和牛の方がありますし、それから牛乳についても、生乳は近くでないと飲めません。加工乳をどうするかということは前から議論がありましたが、今現実にはバターの原材料が足りないような状況が続いているので、総じて言うと、TPP交渉はもともとブラックボックスでやっていたため、蓋を開けてみるとこんなところまでというような意味での意外性があり、びっくりされた向きもあるのかもしません。総じて言う限りは、日本政府としてはTPPの枠組みの中で、それなりに努力をされたのではないかと思います。だからこそ今度は、生産者や国民に対して、TPPの枠組みを活用してどうメリットを出していくのかという意味での指導なり、支援措置を十分に行って欲しいと思っています。
 兵庫としての課題は、例えば野菜等については、逆にこれから大都市近郊農業の大きな柱として更なる振興を図っていかなければなりませんし、ブランド化していかなければならないということを考えると、良い刺激になるように思います。また、畜産については、少し見極めなければいけないところがありますが、牛乳にしても、それから肉にしても、兵庫の畜産については対応力がありますし、あるような対応をしていきたいと考えています。ともあれ、TPPの枠組みをうまく、先ほどメリットを追求すると言いましたが、どのように活用していくのが望ましいのかという見地で、さらなる検討を積極的に進めていきたいと思います。

 

記者:

 西宮市の今村市長の報道対応が報じられています。今後、西宮の今村市長は論議を呼ぶような内容については、市の見解をHPなど文書の形で示す方針を明らかにされています。
 知事におかれては、週に一度、どのような質問もお受けいただいていますが、自治体の広報と報道対応について、今村市長の見解をどのように受け止められていますか。

 

知事:

 どのような広報対応をするかは、それぞれの自治体が決めればいいことだと思います。基本的には出来るだけオープンな対応をされればいいと思います。今回の件もオープンでないわけではなく、ウェブでしか見解を明らかにしないという意味だと思います。記者会見はしないけれども意見はちゃんと応対しますとのことなので、それはそれで一つの方針だと思います。
 私からするとそんなにかたくなになる必要はないのではないかと思います。
 今村市長の方針なので、今村市長の方針として受け止めたいと思います。
 やっぱり、記者会見をしても質疑は許しませんとかありますよね。それとどれだけ違うかいう風な面もないわけではない。いささか、かたくなになりすぎているのではないかという気がしています。 

 

Adobe Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

部署名:企画県民部 広報課

電話:078-362-3020

FAX:078-362-3903

Eメール:kouhouka1@pref.hyogo.lg.jp